「海外へのビジネス展開」を身近に感じるヒント

「海外へのビジネス展開」を身近に感じるヒント

拝啓 Webマーケターの方へ
このブログまで到達していただき、ありがとうございます。本日は、こっそり情報収集家の澤田が記事を担当します。
Season24の今回は、「海外でのビジネス展開を身近に感じるヒント」についてお話することにします。

海外はおもしろいんだって!

何カ月か、音沙汰が無かった友人Aが某紺色のSNSでつぶやき始めました。
「海外おもしれーーー!」

海外逃亡したのか。ただの海外旅行か。
そう勘ぐってしまうほど飛行機に乗っては写真をUPしたり、いちいち滞在場所を報告して、訪問先をレクチャーしてくれている。
特に訪問先はASEAN圏が多し。

かと思えば別の友人Bは、淡々と某ミドリのSNSでつぶやきます。
「今日も日帰り海外だ」と。
「でも、引く手あまただ」と。

それは北米や南米圏から日本の近隣国まで。

テンションは違えど、この二人に共通しているのは「ビジネスの活動拠点の場が国外にある」ということ。
そして、休む時間も満足には無いけれど「面白い!」と感じていること。

友人Aは何者?

友人Aは物販(主に消費財)運営全般におけるスペシャリストです。
ただサイトを運営しているわけではなく、商品の仕入れから配送までを一気通貫で携わっています。
交渉も自分でしているようです。

実作業は仕事仲間がいるので、その仲間が動かしています。
友人Aは仲間が働きやすくなるように飛び回っています。

もともとターゲットは国内消費者のみでした。
しかし時代の流れか、国内消費の飽和状態に伴い、海外で活躍するに至ったのです。

友人Bは何者?

友人Aとはちょっと異なるビジネス展開をしている友人B。
まず資材(=食材)を海外から仕入れ、日本で加工した後、海外へ再販するというビジネスを生業にしています。

友人Bが扱うのは、日本のものが高品質とされている資材です。
日本の資材は加工せずに消費(生食)するのが一般的。加工品も流通しているのですが、日本資材で加工するのは勿体ないとされるようです。

そこで友人Bは海外資材に目を向けました。
海外資材は日本の品質には及ばないものの良品もあり、加工品として使用するのであれば日本に引けを取らない品質になるようです。

この加工品は大きな市場ではないけれど、それなりの需要はある。
しかし供給があまり追いついていない。
供給が需要に追いつけば、さらにニーズが広がる可能性(花形商品になる可能性)はあるというのが小売り現場の見解。

そのニッチなニーズに乗っかってくれようとする企業が、実は海外には多いのです。
もちろん、“行けば即ビジネス!” みたいにカンタンな話ばかりではありません。

“なぜ?”を繰り返すトヨタ方式を彼らにぶつけてみました

友人二人にそれぞれ聞いてみました。
【なぜそんなに面白いの?】

トヨタ方式の「なぜを5回くりかえす」までは掘り下げませんが・・・

いろいろ聞いた上でまとめると、
1.売れるから。むしろ、「もっと欲しい」と言われるから。
2.目の前で素直にお客さまが喜んでくれるから。
ということだそうです。羨ましすぎますね。

私たちのビジネスにも彼らのノウハウが活かせないか、さらにもう少し掘り下げて聞いてみました。
【なぜそんなに売れちゃうの?】

友人Aの場合

「なんでだろうねぇ?売れちゃうんだもん。」

と友人Aは、しっぽを出さない!(くそーー!!)
そりゃそうですよね。カンタンには手の内を見せてくれません。
しかし、私の粘り腰に根負けしたのか、ちょっとずつ話をしてくれ始めました。

「やっぱりmade in JAPANなんだよ。すごく信頼ある。
それでいて他(有名メーカー)よりも安い商品があれば、すぐに飛びつく。当たり前なんだけどね。
ここら辺(ASEAN圏)は、そういうユーザ(ターゲット)が多い(ニーズ)。
永遠というわけにはいかないだろうけど、自分が生きてる間は、この市場は続くかな(笑)
あちこちいってるんだよね、意外と(マーケティング)。」

友人Bの場合

友人Bはこれまでいろいろな国へ、それこそ南北東西。
資材がある国にはどこへでも足を運んで、現地の資材を自分の目で確かめてきました。

「ここでなら、やってくれると思うんだよね。」

「あそこがね、やりたい!って言ってくれるんだよね」

「日本の小売さんが取り扱いたいから早く作れって言ってさぁ」

そう友人Bが、困り笑い顔で話してくれます。(もともと困り顔)
友人Bはいつでも親身に、いつでもクライアントからの電話に出ちゃって、元気よく話して、「わっかりましたー、すぐ行きます!」みたいなノリで、サザエさんのサブちゃん(三河屋さん)のようです。

いずれ加工技術も海外に展開して、さらにコストダウンもできるようであれば、海外の雇用拡大にも一役買えることでしょう。

そこにITはまだ、介在していなかった


二人の話、どちらもBtoCの消費財関連を販売しているビジネスです。

ここまでの話、販売チャネルは実はリアルの店頭販売のみなんです。
IT要素は一切なし!
それでいて “売れすぎて” 困っちゃってるんですね。
これでECサイトを持つようになったら、今度は供給が追い付かなくなってしまいますかね~。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この二人が商機を掴んだのは、やはり二人の「人間性」とそれが築き上げた「人脈」と「信頼」からなせる業だったのです。

ニーズを掴むのも、ターゲットを決めるのも、自社をどんなポジショニングにするかも、ITはほぼ使わず、“ひと”と“人”と“ヒト”との繋がりから手に入れてしまう、ほぼアナログ活動。

この活動はこれでとっても、とっても、とっても大事なことです。

ただ、さらにここをIT化できれば、彼らは次なる活動に時間を割くことがきっとできるでしょう。

繋がりだけでは、勿体ない。
ITだけでも、味気ない。

こういう市場は、まだまだあるって思いませんか?

★過去seasonはこちらefoナビにもあります。

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