『Computex Taipei』に行ってみた<前編>

『Computex Taipei』に行ってみた<前編>

こんにちは、ノリ子です。
みなさんは『COMPUTEX TAIPEI』というイベントをご存知ですか?

このイベントは台湾で開催されるIT見本市で、1981年から開催される歴史あるイベントなんですね。
「なんだよ~、台湾の話かよ」と侮るなかれ。なんと日本語サイトも用意されているほどの大規模なイベントなんですよ!
<参照:『COMPUTEX TAIPEI 2017』公式サイト日本語版>

そして今年も『COMPUTEX TAIPEI』が開幕。
台北の南港にある展示場を中心に台北市内の会場など計4カ所、そして5月30日~6月3日までの5日間で行われます。
そして先日、ノリ子が『COMPUTEX TAIPEI 2017』に潜入してきましたので、今回はそのレポートをご紹介させていただこうと思います。

行列も世界最大級!?

ノリ子が行ったのはイベント初日の5月30日。
さすがに世界規模ということだけあって、英語対応が可能なインフォメーションスタッフも大勢いました。しかし、初日だからなのかみなバタバタしており、案内内容はスタッフごとにバラバラ……。入場から苦労してしまいましたが、こういったハプニングも含めてイベント初日参加の醍醐味なんだ……ということにしておきましょう。。。

当日券の購入による混雑は、IT関連のイベントに限らずよく見る光景です。そこでウェブサイトで事前登録し、当日は入場バッジだけゲットしてから入る方法を選択したのですが、いざ会場に到着してみたら、事前登録済みブースも大行列! 1時間以上並びました(涙)
最大級の展覧会という割に登録・案内デスクは少ない印象を受けました。
ここはイベントスタッフさん、過去のbitWave記事を参考に、翌年の開催時には解消しておいてくださいネ!
<bitWave関連記事『「TGS2016(東京ゲームショウ2016)」のミステリー』>

そんなこんなでついにノリ子の番になりQRコードを提示してみたところ……、な、なんと事前登録情報がないとナゾのお言葉をいただきました。。。なんでも、現場登録ブースに移動し、そこからやり直すしかないとのこと。これって一体……(涙)
ちゃんと登録完了画面とそれを証明するQRコードも提示しているのに、なぜ登録情報がないのでしょうか……。私が登録した情報はどこに行ったのでしょうか……OTL
さすがにこれだけ時間をかけたのに引き返すというわけにもいかなく、渋々スタッフ言うとおり、現場登録デスクに移動し、また1時間以上並びました。合計2時間強……。
このままでは入場までのレポートで終わってしまいますね。。。

ちなみに初日はメディア関連、そしてIT関連会社所属の外国ゲストのみ入場が可能という日でした。それを確認するために、入場バッジをもらうときには名刺と交換することになります。台湾の企業やIT業種外の会社、そもそも会社の名刺がない人は入場を禁じているほど。

そしてノリ子は「Showcase-Tv」の名刺を渡すことで、ようやく入場バッジをゲットすることに成功。しかしその社名内にある「Tv」の記載のせいか、プレスやメディア関係者なのかと何度も聞かれてました(笑)。

VR体験ブース|ノリ子はリングに上がるのか!?

ノリ子はメイン展示場である南港エリアの「Exhibition Center」とイノベーション&スタートアップ展覧会の「InnoVEX会場(コチラの会期は6月1日まで)」を回ってきました。
「Exhibition Center」はホール1とホール4に別れており、また「InnoVex会場」は台北市内にあるため、無料シャトルバスで移動することになります。移動時間は約15分ほどかかりますが、2時間強も並ばされたノリ子にとっては、なんてことないスケジュールですw

個人的にはAIとIoTを取り扱った展示ブースを期待して行ったのですが、来場者の関心は少し異なり、ゲーミングデバイスやハードウェア、VRゲームが盛り上がっている様子。目当てだったIoTも関心を集めていましたよ。

まずは人気のVRゲームを取り扱うブースへ。


なにやらポーズを決めてゲームをしてますね。なかなかの腕前とお見受けします

元々VRブースは目的としてはいませんでしたが、つい最近NYのSONYディスプレイショップにてVRを初体験し、かなり楽しい印象を持っていました。
「それなら台湾でもVR体験を!」とも思ったところなのですが、なんとVRゲーム体験ブースがリング上に設置されているではありませんか!
リングに上がれば四方から集まるであろう入場客たちの視線……。それなりの腕前ならまだしも、さすがに初体験のゲームの腕前を聴衆と披露する勇気もなかったので、泣く泣くやめときましたw


リングに上がるオペレーターの女性とショーガールのモデルさん。この場にノリ子が参入するとなると…… ((((;゚Д゚))))
あぁ、リング外の隅にいる男性の眼差しが怖い

VR体験こそキャンセルしてしまいましたが、ここからはノリ子が体験して「面白い」と思ったものをいくつかご紹介したいと思います。

ネタ探しのために移動しているととんでもない群衆が一つのブースに!
ブース中央にはナゾの球体が展示されています。これって……プラネタリウムのVR?
いやいや、手法こそ異なりますが、元来のプラネタリウムだって仮想現実的なものですよねぇ……。


コチラは何だと思います?
なんとゲームに特化させたPCを格納したPCケースなんですね。しかも、ただのPCケースにはあらず。「ケース+ロボット」なんだとか。
ロボットというのはケース自体に顔認識機能を持たせ、かつ自動追尾もしてくれるんだとか。す、スゴい。。。

コチラの進化型PCケースについては、ノリ子がレポートする以上に細かく情報が記載されたブログを発見しましたので、詳しくは下記URLをご参照ください!
<参照:エルミタージュ秋葉原『【COMPUTEX】ロボットとケースを融合。驚きのギミックの球体ケースIn Win「Winbot」は年内登場予』>

では気を取り直して「これはっ」と思ったものをご紹介していきます!

Electronic Flip Chart|遠隔会議に重宝しそう?

この『Electronic Flip Chart』は香港の企業が出品したサービスになります。
専用タッチパネルに絵を書いたり、説明をする際に、リアルタイムで筆記した内容を手持ちのタブレットやスマホ専用アプリで見ることができるといったものですね。

先ほどのVR体験ブースと比較して、一見地味に見えるサービスではありますが、ノリ子が興味を持った理由は、ノリ子の現在の課題を解決してくれそうだと感じたことです。

その課題とは、リモートワーク中のミーティングにおける共有事項が滞りがちであるということ。
これまではビデオチャットでミーティングをする際、プレゼン資料を画面シェア機能で共有してもらったりしてもらっていました。事前共有された資料を見る分にはまったく問題がないのですが、ミーティング内で初出するような情報や、資料では足りていない補足説明を受ける際には、ホワイトボードに書いた文字をカメラで写して見ることになり、ネット状況によっては画質が悪かったり、書き手によって文字が小さかったり……。必ずしも読み取ることができなかったのです。

現在では便利なブラウザツールもあるため、幾分かはストレスを感じなくなりましたが、ブラウザ上でなければ対応ができないという課題もあります。
<bitWave関連記事『距離も縮まる魔法のツール|「Realtime Board」を使ってみた』>

『Electronic Flip Chart』も専用タッチパネルを購入する必要があるため、障壁は確実にあるのですが、かつてbitWave上でご紹介した「デジタルホワイトボード」よりは安価で済むでしょうし、距離を感じることなくミーティングに参加することができるかもしれませんね。
<bitWave関連記事『オフィス環境に「IoT」! Googleが仕掛ける「デジタルホワイトボート」とは』>

おぉ、夢が広がりますね。では、早速試してみましょう!


こちらの専用タッチパネル(意外とデカい)に何かを書けば……


スマホに書いた文字がリアルタイムで同期されました! おぉ、イイね!!

しかし、驚愕の事実が発覚!
なんと『Electronic Flip Chart』を使ってリアルタイムシェアリングを行うには、同じWi-Fiに接続していることが前提のようです。つまり、リモートワークのような、そもそも異なる場所で情報を共有できないのです。
さらに、共有できるのは専用タッチパネルに書いた内容のみ。逆にスマホやタブレットから書いた内容はパネルに反映されないとのこと。相互シェアができないのでは、そもそも議論が交わせないですね。。。

初見ではときめいたサービスなのですが、残念ながら私の課題を解決してくれるようなものではないようです。
同じWi-Fi環境で個別端末に単方向シェアリング。むしろ、これをどういったケースで活用できるのか、正直イメージが湧きませんでした。。。

バーチャルフィッティング|めんどくさがりも楽チン!?

ここ最近流行っていますよね、仮想試着サービス。
日本でも便利だとよく話題に挙がっていますが、ノリ子は実際に試したことはありませんでした。こちらのサービスは中小企業を対象にローンチしたものとのことですが、これはいい機会。これは試してみましょう!

試着こそショッピングの醍醐味と語るオシャレ女子もいらっしゃるでしょうが、あいにくノリ子は試着がめんどい一人。そんなことから実際に試着をしないで購入することも多いのです。
ノリ子のように試着嫌いの人であれば、このサービスが各ショップに設置されていると助かりますね。着用イメージを見て一次選考を行い、お眼鏡にかなった洋服だけサイズ感を計るために、実際に試着をするといった使い分けができそうです。でも、ノリ子はサイズ感すら測らなくなっちゃいそうですかねw


会場に着ていた服をお見せしていないので分かりづらいかもしれませんが、ご覧の通りポーズに合わせて洋服も変形してくれるようです。
ちなみにヒジに直接袖口が開いている服ではありませんよ!

LINE MESSAGE API|トレンドもしっかりキャッチ!

ショーケース・ティービー社内でも研究が行われている『LINE MESSAGE API』の連携もイベント内でしれっと行われているようです。


「InnoVEX案内bot」を友だち登録することで、基調講演の情報がLINEで通知されたり、その参加申請もできるようになります


ちなみに「InnoVEX案内bot」自体を紹介する専用ブースも用意されていました。
友だち登録をすることで、LINEキャラクターのポストカードがプレゼントされるようです。広報活動も万全ですね!

LINEキャラクターグッズが欲しいというわけでもないのですが、せっかくなので友だち登録してみましょう。登録方法は通常の友だち登録と同じですね。


LINEチャットルームに入り、botからのいくつかの選択形式の質問に答えると、回答に見合った情報を流してくれます


「AI」といった検索キーワードを入力すると、AI関連出展企業の情報を送ってくれました。ちなみに画像はその「AI」を検索してみた時の様子です

感知デバイスで人の流れをスムーズに

こちらは感知デバイスを販売してる企業とのことですが、コインランドリーや自動販売機、入退場ゲートなどにスマホをかざすだけで、料金の支払いができたり、出入りができるとのこと。

このシステムは講演の入場にも使われていました。とくにゲートなどは人の流れの導線においてボトルネックになりやすいので(このイベントの入場でも!)、これが流通すれば混雑緩和に繋がりますね。

なお、値段は199USドルとのことですが、現在はプロモーション期間中で無料提供されているのだとか。つまりランニングコストで利益を上げていこうという作戦ですかね。


基調講演だけでなく、イベント入場口にも置いてほしかったなぁ……

実はまだまだレポートしたいブースがあるんですね。
中には私が思う課題だけでなく、日本社会における課題解決に役立ちそうなものも……

それらは後編として近日(9日)に公開しますので、お楽しみに!

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