『Jupyter』を“他”言語活用してみる

『Jupyter』を“他”言語活用してみる

現在、ショーケース・ティービー内で私が講師として「Python」の勉強会を実施しています。
その勉強会で使用しているツールが『Jupyter』です。

その勉強会の肝心な初回にて、とある生徒(とはいっても社内メンバー)から質問を受けました。
「この『Jupyter』はPython以外でも動くのですか?」
私は「恐らくPythonだけでは?」とぼんやり返答したのですが、調査してみたところ間違っていた!

なんと、『Jupyter』は多言語利用できるツールなんです。
改めて『Jupyter』の素晴らしさを再発見できたので、改めて情報共有がてらにご報告いたします。

そもそも『Jupyter』とは?

この『Jupyter』制作者の真の意図は正直なところ分かりません。
ただ、勉強用ツールとして優れているのは確かです。『Jupyter』はWebブラウザ上で動作するプログラム学習用ノートそのもので、以下のような用途で活用が可能です。

  • 「Python」を始めとする様々言語のプログラムを動かせる
  • MarkDown記法を用いることで、ウィキペディアのような記載でメモを残せる(画像も可!)
  • 上記をセクション単位でまとめることも可能

これだけでも『Jupyter』が優れたツールであることがご理解いただけるのはないでしょうか?
では、ここからは私が今まで知らなかった「Python」以外のプログラム言語で試してみます。

弊社ちなみにショーケース・ティービーで活用するメイン言語は「PHP」と「Javascript」。まずはこの2種類で試すことにします。
なお、私が業務で使用するパソコンがMacなので、これからご紹介する手順はMacでの手順であることをあらかじめご了承ください。

実験1:『Jupyter』で「PHP」を動かしてみる

<手順1:インストールする>
何はなくともインストールをしなければ始まりません。
初めて『Jupyter』を利用される方は以下URLからダウンロードしてください。
https://litipk.github.io/Jupyter-PHP-Installer/

なお、私の場合は「php-zmq」だけ持っていなかったので、HomeBrewにてインストールを実行しました。以下のような流れですね。
上記URLサイト内の [ Download ] ボタンを押下し、「jupyter-php-installer.phar」を落とす
次に「php jupyter-php-installer.phar install」を実行する

<手順2:「Jupyter Notebook」を起動して確認>

はい、期待どおり「PHP」が表示されていますね。これでOK。

<手順3:実際に「PHP」で試す>

普通に「PHP」が動いていることが確認できましたね。まずは「PHP」の実験は完了!
ちなみに画像上部に「phpで出来るように“なったる”ので確認」とありますが、これは本検証にかける気合いの表れです。決して誤字ではありません。。。

実験2:『Jupyter』で「Javascript」を動かしてみる

<手順1:インストールする>
すでに「node」と『Jupyter』が入っているので、「npm install -g ijavascript」のみ実行しています。

<手順2:「Jupyter Notebook」を再起動して確認>

はい、新たに追加した「Javascript」も表示されていますね。これで実行可能になったハズ。

<手順3:実際に「Javascript」で試す>

「Javascript」でも問題なく動いていることが確認できましたね。
これをもって今回の検証は終了です。

“他”言語活用で気づく『Jupyter』の使いやすさ

これまで私が使用してきた「Python」だけでの活用ですら便利だと思っていたのですが、他言語でも違和感なく利用可能であることに、あらためて『Jupyter』が使えるツールであることを実感いたしました。検証が迷いもなく、そして滞りなく実行できている時点で、使いやすさを証明しています。

あとは「Python」のようにグラフなどをインライン表示できたら最高ですね。
(「多言語活用可能」と同様、ひょっとしたらすでにできちゃうかもしれませんw)

今後も勉強会で『Jupyter』をガシガシ使用していきますが、このツールは独習においても活用できますし、ちょっとした小さいプログラムのメモを残したいといったニーズにも応えてくれます。
この記事をキッカケに、まだ使っていない方はぜひ使ってみてください。
とにかくオススメです!

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