ぼくたちの失敗|ベテランエンジニア達の若き日の苦悩

ぼくたちの失敗|ベテランエンジニア達の若き日の苦悩

6月半ばを過ぎ、新人エンジニアのみなさんも仕事に慣れてきた頃合いではないでしょうか。
しかし慣れは油断を生み、油断はミスを招くものです。当然、ミスをすれば怒られることもありますよね。

世の中には理不尽なことで怒られてしまうケースもあるでしょうが、大抵の場合は怒られる理由があります。若手が怒られる場合、ミスの内容以上にミスに至るまでの経緯が重要だったりします。
しかし “怒られた” という出来事のインパクトが強すぎて、なかなか「自己反省」に繋がらないといったこともあるのではないでしょうか。
同じ過ちを繰り返さないために「自己反省」はかなり重要です。“怒られた” という事実に囚われ続けるのではなく、しっかりと冷静になった立ち返らなければならないのです。

「はぁ~、自分は怒られてばっかり。先輩のようなエンジニアになれるのだろうか……」
「自分はエンジニアに向いていないのかなぁ……。」
思い悩み込みすぎるのはちょっと待って下さい。早すぎますよ!
先輩たちはアナタたちへの “愛” がなければ怒らないハズです。
先輩たちはアナタたちに “可能性” を感じていなければ怒らないハズです。

そしてそんな先輩たちも最初からベテランだったわけではありません。
みなさんと同じような挫折を味わったからこそ、今があるということを理解しましょう。

ショーケース・ティービーにも若手エンジニアはたくさんいます。表にこそ出さないものの、色んな葛藤があることでしょう。
そしてショーケース・ティービーにもたくさんのベテランエンジニアがいます。彼らだって若い頃は葛藤していました。

今回は社内在籍のベテランエンジニアに「若かりし頃の失敗談」を聞いてみました。
若いアナタと同じような境遇のエンジニアがいるかもしれません。それでもエンジニアを続けて今に至っているわけです。
人によっては封印したい過去や、目に見えないトラウマの要因がそこにあるかもしれませんが、勇気を振り絞って過去の失敗を吐露してもらいました。
ベテランたちの「若かりし頃の失敗談」のご覧いただき、現在悩んでいるアナタの勇気に変えてもらえれば幸いです。

30歳超の社内在籍ベテランエンジニアに聞いてみた

ricemanさんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
riceman 「前職では完全な営業マンでした。当時から趣味でプログラミングをしていたのですが、そのプログラミングスキルを上げたいことを優先させてしまい、営業で安請け合いをしてしまったことがあるんです。自分の立場を考えて行動・発言することが大切ですね」
今を悩む若きエンジニアに一言!
riceman 「一言で言ってしまえば “失敗しろ”。成功体験だけでは成長は見込めませんよ!」

■エンジニアキャリア:3.5年(うちショーケース・ティービーに3.5年在籍)

y-matsubaraさんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
y-matsubara 「前職の営業マン時代の方がとんでもない “やらかし” をしていますが、エンジニアになってからで言えば、書いたコードをろくに検証をしないで案内してしまったことで、当初の目的をまったく満たしていないプログラムになってしいました。“全然できていない!” と顧客から指摘されてしまったときは相当堪えましたね。自信過剰は良くないですね」
今を悩む若きエンジニアに一言!
y-matsubara 「自分で考えるクセをつければ、不意の対応時に役立つ時が来る!」

■エンジニアキャリア:5年(うちショーケース・ティービーに5年在籍)

ナゾのネパール人さんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
ナゾのネパール人 「分からないことに直面した時に、あまりにも調査に時間をかけすぎて怒られたよ。調べもせずにレクチャーを受けるのもダメだけど、期限を切って聞きに行くといった工夫をするべきだったね」
今を悩む若きエンジニアに一言!
ナゾのネパール人 「会社や先輩たちに自分のやりたいことを伝えられる能力は身につけた方がいいね。自分のアイデアがビジネスチャンスに結びつくこともあるかもよ」

■エンジニアキャリア:8年(うちショーケース・ティービーに1年在籍)

李 在煥さんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
李 在煥 「サーバ構築後にトラブルが発生し、上司に経緯報告する必要があったのですが、いきなり詳細部分の説明に入ってしまったため、全体のディティールが掴めない報告になってしまいました。少しパニックになっていたんでしょうね。上司には “分からねぇよ” と一喝され、シュンとした思い出があります」
今を悩む若きエンジニアに一言!
李 在煥 「若いうちはどんなことにも楽しんで業務に取り組もうゼ!」

■エンジニアキャリア:10年(うちショーケース・ティービーに2.5年在籍)

HAMA-Gさんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
HAMA-G 「ドキュメンテーションではえらく絞られましたね~。例えば、仕様書の意図も理解せずに作成していたりしたことで、伝えなければいけない情報が明確でなかったり、誰に向けた資料なのかも不明瞭になってしまったりしていました。コーディングにおいても変数や条件分岐処理を使いすぎたことでキレられましたねw」
今を悩む若きエンジニアに一言!
HAMA-G 「自分が関わるプロジェクトの目標は見失わないように! 見失ってしまうと想定外の “無駄” が生じてしまうんですね」

■エンジニアキャリア:10年(うちショーケース・ティービーに3年在籍)

ただの酒好きさんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
ただの酒好き 「僕がまだエンジニアとしてキャリアも知識もない頃、とある企業の面接を受けることに。PHPに関する本を読み始めたばかりのスキルゼロの状態にも関わらず、業務委託サービス会社の方から “できますと言え” とアドバイス(?)をいただき、そのまま鵜呑みにしたら業務委託契約が成立してしまいました。努力こそしたものの大した活躍ができるわけでもなく、短期間で契約終了。“未経験” であることをごまかしてはダメでしたね」
今を悩む若きエンジニアに一言!
ただの酒好き 「情報は与えられるものではない。自分から情報を取りに行く積極性を身に着けよう。習慣化されるようであれば、自分の得意分野が明確になり、専門性に磨きをかけられるぞ!」

■エンジニアキャリア:11年(うちショーケース・ティービーに8年在籍)

岡村 公平さんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
岡村 「メモリ管理について理解せずにC言語のコーディングをしてしまったことで、バグを発生させてしまったことがあります。最悪なことにプログラムを本番反映させるまで発覚できませんでした。すぐに元の仕様に切り戻し、すぐさま当時のリーダーと一緒に謝りに行きましたね」
今を悩む若きエンジニアに一言!
岡村 「何にでも興味を持つこと。好きなことを突き詰めるのも結構だが、広く関心を持つことで気づいていなかったことに気づくことができるんですね。これはベテランになっても大切なことです」

■エンジニアキャリア:12年(うちショーケース・ティービーに2.5年在籍)

元島さんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
元島 「ステージング環境(検証用テスト環境)の存在を知らず、上司からの指示をそのままフロント環境(本番環境)に反映させてしまったことがあります。早急に元に戻す必要があったのですが、若い自分には何が起こっているのかも理解できず、先輩にリカバリーしてもらいました。何もできなくって悔しい思いをしましたね」
今を悩む若きエンジニアに一言!
元島 「失敗は確実に糧になります。若いうちは何事にも恐れず、思い切りよく仕事してみよう!」

■エンジニアキャリア:14年(うちショーケース・ティービーに1.5年在籍)

峯岸さんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
峯岸 「今では考えられない話ですが、一度だけ本番サーバをケアレスミスで消してしまったことがあります。消去後、二日がかりでリカバリーしたのですが、当時の社長からは “会社を潰す気かっ!” とこっ酷く怒られました……」
今を悩む若きエンジニアに一言!
峯岸 「イチに勉強、ニに勉強。とにかく勉強あるのみです!」

■エンジニアキャリア:18年(うちショーケース・ティービーに5年在籍)

下駄(弓削田)さんの “失敗”

新人エンジニアの頃、どんなことで怒られましたか?
下駄(弓削田) 「これまで上司や先輩エンジニアという存在がいなかったので、チーム内で叱責されたという経験はありません。ただ、僕の凡ミスでサーバを落としてしまったことがあり、顧客から注意を受けたということがあります。しかも、事象を発見したのが顧客だっただけに、相当怒られてしまいましたね」
今を悩む若きエンジニアに一言!
下駄(弓削田) 「一皮むけるには、人と違うことを始めよう」

■エンジニアキャリア:22年(うちショーケース・ティービーに10年在籍)

今から2年ほど前に当時の新人エンジニア(現在ではバッチリ中堅!)がbitWave上で「新人エンジニアとしての心構え」について寄稿しています。コチラもぜひ参考いただければと思います。
<bitWave関連記事『開発現場に1年勤めた新卒社員だから言える新入社員にやってほしいこと』>

コメント