まるで宇宙船なアップル新キャンパスのポイント

まるで宇宙船なアップル新キャンパスのポイント

こんにちは。ハンナです。

みなさんは近々竣工予定のApple社の新社屋「キャンパス2」はご存知でしょうか?
さすがはApple、新未来的な建築デザインが特徴的で、まるで宇宙船のような形をしています。

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見ているだけでワクワクするようなデザイン。ここで働く予定のエンジニア達も待ちきれないでしょうね。

このように、どうしてもルックスばかりに気を取られがちな新社屋ですが、今回はこの「キャンパス2」について、外観以外の注目ポイントをご紹介いたします。

その1:故スティーブ・ジョブズが計画に参加

スティーブ・ジョブズは生前の2009年に有名建築家であるノーマン・フォスターに新社屋の設計を依頼しました。

ジョブズはフォスターに対し、環境にやさしい建物であることを第一条件として依頼しています。その他にも建築資材選びからドアノブといった細部のデザインにもオーダーをかけたと言います。

例えば、すべての壁と天井は自然を取り込んだ“優しい設計”にしなければならない。また、特定のメープル材だけを使用し、その中でも素材のコアにあたる“なめらかな心材部分”だけをインテリアに使用することといったようにです。ジョブズの強いこだわりは自社製品に限ったわけでなかったのですね。

そんなジョブズはフォスターに対し、のちに名言となるメッセージを残しました。
“このプロジェクトにおいて私を一人のクライアントに考えず、チームの一員と考えてほしい”

その2:敷地総面積の80%は自然に覆われている

キャンパス2が完成後、敷地に計7,000本もの木が植えられる予定です。また、植樹される品種は世界各国で最も生存力が強く、様々な気温の変化に適合したものとのこと。

なかには果樹も何種類か植樹される予定です。下にあるイメージ画像はその果樹の種類を事細かく表しています。

紫色の点はスモモ、橙色はアンズ、茶色の点はオリーブ、赤は柿、ピンクの点はチェリーが配置されています。そして、黄色い点はApple社のコーポレートロゴでもあるリンゴの木がキャンパス2を見渡せる位置に陣取っています。

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その3:21万5千坪余り、50億ドルのプロジェクト。

13,000人あまりの職員を収容することができる施設のため、外周だけでも2km近くあります。

地下に設置される講堂は11,100平方メートルもの広さを誇り、それだけでも約1,000人を収容することができます。

また、建物1階部分には5,600平方メートルもある社員食堂を設置。一度に2,100人まで食事することができます。すべての席とテーブルは移動が可能なため、用途に応じたレイアウトを自由に組み替えることができるのだそうです。

この食堂の他にも曲線ガラスを開けば、外庭園のテラスに1,750人が食事できるスペースも用意するようです。どれだけのコックさんを常駐させるのでしょうか?

その4:環境に優しい

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これだけ広大な敷地のキャンパス2ですから、通常のエネルギー資源を使っていたのでは大変なことになります。そこでエネルギー供給の大半を、敷地内に設置した“低炭素中央発電所”という設備で賄うようにしています。

それにはApple社が代替エネルギーの使用率を100%に引き上げるという公約をしていることから、細心の注意を払っているのではないでしょうか。

なお、巨大なループ状建物の天面部には莫大な数の太陽熱パネルを配備し、エネルギーのバックアップを図れるようにもし、不安要素を払拭しています。

また、大量に使用されるであろう水資源も、木々への散水や施設内のクーリング・システム、そしてまた水道水として最利用するといった徹底ぶりに驚かされます。

最後に、最近キャンパス2の建設現場をドローンによる空撮動画が公開されました。
ジョブズ亡き後も、確実にその意志を受け継いだ新社屋、ぜひ実際に見てみたいところです。

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