キャズムを超えたChromeはスタンダード・ブラウザとなるか?

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bitWave編集部です。今回はブラウザのシェア競争がマーケティングの教科書になりそうな綺麗な統計になっていたので、キャズム理論とブラウザのデファクトスタンダードについて考察したいと思います。

スタンダードはいかにして生まれるか?その定義

まずはマーケティング理論におけるスタンダードの定義について少しおさらいしましょう。

現在のマーケティング理論においてユーザは5つのグループに分かれると言われています。
有名な「イノベーターの理論(普及学/Diffusion of Innovation)」です。商品開発に携わったり、広告を主たる業務にしている人でこの言葉を知らないとちょっと恥ずかしい思いをします。(体験談)

イノベーター:新し物好き。真っ先に飛びつく。
アーリーアダプター:流行に敏感。イノベーターに影響されやすい。
アーリーマジョリティ:主流派。比較的流行に敏感。やや保守的。
レイトマジョリティ:迎合派。周囲の反応に流されやすい。保守的。
ラガーズ:枯れたものが好き。ちょっと天邪鬼。

Diffusionofideas

アーリーマジョリティが発生した時から、その可能性が生まれます。アーリーマジョリティの層に受け入れられない商品はスタンダードになれません。

その市場占有率は16%以上を指しますが、このアーリーマジョリティに受け入れられるためには、越えなければならない溝がある。

そう論じたのがキャズム理論です。

キャズム理論

アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には「深く大きな溝」があるとし、これをキャズムと呼んだ。

http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0706/01/news142.html

特にライフサイクルの短いハイテク商品では、16%程度の普及率はサードベンダーには少数派に見え、関連商品が生まれにくい環境にあります。保守派から見れば「十分ではない」シェアです。

よって、アーリーマジョリティに受け入れられるためには相応の努力と投資が必要であると説いたのがキャズム理論です。

chasm

ではブラウザのシェアは?

2013年頃までポストIEと謳われたのが、Firefoxでした。先進的なエクステンションと開発環境でITエンジニアが好んで使うブラウザであり、市場シェアも20%近くに成長していました。

初期、Chromeが登場した時、ライバルはFirefoxとSafariでしたが、HTML5という新しい路線を提唱し先進的な機能を盛り込みました。
FirefoxがレガシーなブラウザIEとの対決に照準を合わせていたとき、独自路線でイノベーターを熱狂させたのがChromeです。

大きな変化を迎えたのは2014年。

スクリーンショット 2016-02-18 14.06.56

それまでもGoogleは大きな販促費用をかけて、自社のサービス(Gmailや検索エンジンなど)とChromeの親和性に力を注いでいましたが、初期のAndroidにはChromeを搭載していませんでした。

路線変更してAndroid OSの基本ブラウザをChromeとして成功し始めたのが2014年初期です。

そこからは見事にキャズム理論の通り、25%~30%の壁を越えスタンダードに向けて着実にIEのシェアを奪っています。本年中に、スタンダードブラウザはChromeになるでしょう。

イノベーションの連続でしかキャズムは越えられれない

IEを越えるためにFirefoxが訴えたのが速度です。その速度を最高まで高めたのがChrome。HTMLの使用や、Flashベースのリッチコンテンツが速度の壁を作っていると気づいた時、HTML5への移行を強く勧めたのもSafari(ジョブズ)であり、Webkit勢にいたChromeでした。

結局、Chromeがやったことは、イノベーションの連続であり、自動更新が示すように、素早い不具合対策と絶え間ない改良にありました。

マーケティング視点から見ても製品開発はかくあるべきと考えさせられる良き手本かなと思います。

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