スマホ×農業 ITで拓く農業の未来

スマホ×農業 ITで拓く農業の未来

こんにちは。ノリ子です。

今回は韓国と日本で行われる【スマホ×農業】についてのお話です。

一見、農業とITは遠く感じますが、最近は農業にもIT技術を浸透させ、少子化と高齢化を解決していこうとする試みをよく耳にします。

スマホ×農業 韓国の試み

韓国の世宗市(セゾン市)と韓国最大通信会社であるSK Telecomがスマート農業のプロジェクトを発表しました。スマートファーム(Smart Farm)のモデルを標準化し、全国に拡大普及することが目的です。

SK Telecomは世宗市の100件農家のビニールハウスで温度、湿度を測定するセンサとカメラを設置し、スマホのアプリで遠隔で制御するシステムを構築しました。

image04

ビニールハウスに設定されたセンサが温度と湿度を測定してリアルタイムで転送してくれます。データを確認した農業従事者はスマホのアプリで給水設備と喚起設備を調整します。

家からハウスまでの移動時間短縮とより精密な給水管理ができるので、コストが軽減されます。

実際、世宗市で試験運用をした結果、生産性は22%増加し、コストは27%軽減されたそうです。

世宗市とSK Telecomのこの試みを今後畜産業界にも広げる予定です。

スマホ×農業 日本 新潟市の試み

このような試みは既に日本の新潟市でも行われています。
今年5月NTTドコモを中心に、べジタリア、ウォーターセルが「革新的稲作営農管理システム実証プロジェクト」の協定を締結したことを発表しました。

image05

新潟市および3社はこのプロジェクトを通じて、農業従事者の減少、高齢化への対応やこれまでは各農家一人の経験や勘によるところが多かった経営に対し、効率的な農業経営の実現を目指していくとのことです。

稲作農業生産者の水田に通信モジュールを搭載した「水田センサ」を設置し、湿度、温度、水位、水温などを自動で計測し、解析を行うことで、農業従事者に必要な情報を提供し、効率的な農家経営の実現を目指すそうです。

新潟市の稲作農業生産者22者(13法人、9個人)を対象に、実施期間は2015年5月14日~2016年3月31日までです。今回の試みにて「生産性向上」や「収穫量の拡大」にどれだけ寄与するのかを検証していくそうです。

将来的にはこのノウハウを日本全国に普及させていくことを考えているそうです。

韓国も日本も農業が多い地方では少子化と高齢化が課題となっており、似たような形で対応を図るところが面白いと思いました。

高齢の農業従事者は特にパソコンやスマホの操作に慣れてない方が多いのではないかと思います。これからスマホの操作をまた習わないとならない高齢の農業従事者も大変ですが、その方々を考慮し直観的で易しいUIも必要になってくるかと考えます。

<参照元>
http://www.yonhapnews.co.kr/it/2015/08/14/2401000000AKR20150814056700017.HTML
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/05/14_00.html

コメント