セミナーレポート「商品・サービスの認知、集客、CVに繋げるスマホ&SNSマーケティング活用」

セミナーレポート「商品・サービスの認知、集客、CVに繋げるスマホ&SNSマーケティング活用」

去る7月19日、アライドアーキテクツ株式会社のセミナールームにて、爆発的に増加し続けているスマートフォンユーザへの効果的なアプローチ方法に関するセミナーが開催されました。

本セミナーは三社共催セミナーとなっており、そしてその1社に我々ショーケース・ティービーも含まれています。

  • ショーケース・ティービー 「スマホサイトにおけるユーザビリティ」
  • インクルーズ社 「LINEスタンプ活用による認知拡大施策」
  • アライドアーキテクツ社 「クチコミ活用による認知拡大・信頼性向上施策」

このセミナーにご参加いただいた聴講者の方々以外にも知っていただきたい情報がたくさんありましたので、本ブログを通じてダイジェスト的にご紹介させていただきたく思います。

スマホのユーザビリティ改善によるCVアップ対策とは……

ショーケース・ティービーの講演パートは、eマーケティング事業部・事業部長の倉橋康友が講演させていただきました

まず、三部構成の本セミナー共通のテーマとして挙げられる “スマートフォンの所有率の推移” を紹介。
こちらはみなさまのご想像どおり、地域差や年齢・性別差はあるものの、昨今では爆発的な伸びをデータとして見せています。

ショーケース・ティービーで運営をしているECサイト「Basketgoal.com」においても全体の70%超がスマホユーザ、そして全体の60%がスマホで購入に至っているというのですから、かなりの割合を占めるようになっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

つまり、言えることはただ一つ。

 Webサイトにおけるスマートフォン対応・施策は超重要!  

その上でこうも伝えております。
「ユーザはスクロールしてくれるもの」という考えは間違い

弊社が提供するサービス「スマートフォン・アナリシス」による計測結果によると、画面の2000px以降は4分の1のユーザにしか閲覧されていないケースが多いとの統計データが集まっているとのこと。
2000pxとはスマホでいうところの1.5画面分ぐらいでしかなく、2000px以上ある箇所に訴求ポイントを表示させたところで、大抵のユーザはそれを閲覧する機会すらないのです。

つまり、『限られたファーストビューの中で、いかに「目的の商品」「売れ筋の商品」「検索」を見せること』が、次のアクションを円滑に行ってもらう上で重要なんですね。

ファーストビューで商品検索性を向上させるツール「スマートリンク」、そして入力支援機能だけではなくレイアウトそのものをスマホ用に最適化できる「フォームアシスト」の紹介もさせていただきました。

LINEスタンプを利用した最新マーケティングとは……

続くインクルーズ社ーの講演パートは、コンテンツ事業本部・部長の森中真氏による講演でした

インクルーズ社と言えば、これまで本bitWave上でも何度かご紹介させていただいたLINEスタンプ「めんトリ」を提供している企業になります。
<bitWave関連記事『“面倒だがとりあえず行こう”|「めんトリ」期間限定店』>
<bitWave関連記事『「めんトリ」が『コンテンツ東京2017』にやってきた!!』>

利用者が増えたことで広告効果が見込めそうなLINEスタンプですが、マーケティングに活用する方法や具体的な手順までは知られていないのが現状です。

しかしこのセミナーでは、こう断言されていました。

 まさに今、LINEスタンプを広告活用すべきである  

その根拠として、以下のような理由を挙げておられました。
拡散が見込めるLINEスタンプだからこそ、早いタイミングで配信すべき

確かに、ユーザたちが送り合うことで拡散させることができるLINEスタンプは、いかにも “広告然” とすることなく、自然な形で「製品・サービスの認知拡大」や「顧客とのコミュニケーション」に有効な手段と言えるのは納得できます。

気になる配信にかかる費用感は、「LINE公式スタンプ」はそれなりの価格帯であり、公開まで時間もかかるとのこと。「LINE公式スタンプ」の配信場所は人通りが多い場所にあるものの、その価格帯ゆえに “気軽に” とはいかないそうです。
実際に「LINE公式スタンプ」で配信されるスタンプは “王道” とされる、すでに認知度があって一定のダウンロードが見込めるようなキャラクターが揃っていますよね。

そこでオススメされていたのは「LINEクリエイターズスタンプ」です。
出稿費用は不要であるこの配信場所では、販売した分の収益がそのまま入ってくるため、企業から個人まで多くのスタンプで賑わっています。
「LINE公式スタンプ」に比べて人通りは少ないとされていますが、インクルーズ社が販売する「めんトリ」スタンプは「LINEクリエイターズスタンプ」で配信しているものの、シリーズ累計220万ダウンロードを突破し、スタンプ自体の送受信回数はなんと21億回以上と、決して馬鹿にできないものと言えるでしょう。

ただし、マーケティングに活用するのであれば、“使われる” スタンプを作らなければ意味がありません。
そのためにもLINEスタンプの本来の活用法に立ち返り、『配信したスタンプが使われ続けるために、コミュニケーションツールであることを忘れない』ことが重要なんだそうです。

従来の広告という視点ではデザインに目を奪われがちですが、企画段階で「どんなターゲット」が「どんなシチュエーション」で使うのかを熟慮した上でデザインを行うべきなんですね。

これだけハードルを下げてもらえたのですから、ますますLINEスタンプ導入へに向けて、“検討・実行” しなければモッタイナイですよね!

クチコミを活用したSNSプロモーションとは……

第三部のアライドアーキテクツ社ーの講演パートは、AD-Tech事業部の今崎裕二氏による講演でした

ここ10年ぐらいの間でWebマーケティングにおける「クチコミ」の重要性が高まっています。
アライドアーキテクツ社ではSNSを用いたマーケティング活動支援を強みにしていることもあり、企業側から発信する情報に対してのユーザからの反応について膨大なデータとノウハウを蓄積してきました。

そもそもSNSは一般的なWebサイトとは異なり、極めてプライベートな空間であります。
そういった環境下では、これまでのWebプロモーション展開は必要以上にユーザに嫌悪感を与えてしまうことが多いとのことです。
それもそのはず、一般的なWebサイトの場合は自ら情報を求めて来訪するユーザが多いのに対し、SNSの場合は何気なく眺めにきたユーザが大多数を占めているからだそうです。

本bitWaveを閲覧されているみなさんにとっても、心当たりがあるのではないでしょうか。
この違いは非常に大きく、同じプロモーション方法を用いること自体に無理があるのは納得です。

その傾向を元に、アライドアーキテクツ社ではこういった見解を示しています。

 企業からの一方通行の発信は、SNSでは受け入れられない  

また、セミナーではSNSも含め、そもそも企業の情報が届きにくくなっている現状も考慮する必要があるとのことです。
その原因として以下の3つを挙げられていました。

  • メディアの増加  →Webメディアは増加し続けている
  • コンテンツの増加  →生活者が興味を持つ情報が日々アップロードされている
  • 仲間内の関心事の増加  →グループ間での流行に関心が集まりやすい


ただでさえ届きづらい企業からの情報、そして届いたところで内容次第では嫌悪感を抱かれかねないとなると、慎重にプロモーションの手段を選ぶ必要があるということですね。

そこで「クチコミ」がSNSでの広告展開に効果を発揮するとのこと。
ユーザ目線で発信する「クチコミ」だからこそ、閲覧者に共感や信頼を生むことができ、結果的に購買行動にまで繋がっていく可能性があるとしています。

今回のセミナーでは閲覧者の共感を生みやすい「クチコミ」に倣い、どのような方法で一般人の投稿を意識した広告展開が効果的だったかといった情報も共有いただきました。
<参照:SNS for Biz『【カゴメ様事例】50代以上のターゲット顧客の獲得拡大に成功!』>

まず驚きだったのは、“一般人” が投稿した雰囲気のクリエイティブに効果があったということ。

クリエイティブにラグジュアリー感を持たせたり、“シズル感” を意識した画像を用いたりすることが広告業界の慣例でしたが、SNSの場合ではそれがかえって強い「広告色」を醸し出すことになり、関心を持たれなくなる傾向があるというのです。
これはクリエイティブに限らずテキストにも同じことが言えるそうで、企業のアピールポイントをただ発信するのではなく、閲覧者の近いステイタスの人が発信した文脈の方が購買意欲に繋がるのだそうです。

これらを踏まえ、一般ブロガーの投稿を広告バナーに活用したところ、CTRは1.14倍、CVRは3.37倍、そしてCPAは73%もの改善効果があったとのいう驚愕の事例も報告いただいております。

Webマーケティングにおいて、ここまでSNSが普及した事実がある以上、ユーザ生成コンテンツ(UGC)を用いた広告展開は無視できなくなってきましたね。

今回、登壇した三社は、事業内容こそ違えど共通する内容があります。

 ユーザ目線を忘れないこと  

“ユーザ目線” を考慮したユーザビリティをWebに持たせること ――
“ユーザ目線” を熟慮した使用例を企画に込めること ――
“ユーザ目線” を意識した情報発信を行うこと ――

顔の見えないWebマーケティングだからこそ、“ユーザ目線” を絶対に忘れないことが重要なのではないでしょうか。
当たり前のことのようで、つい忘れてしまいがちですが、本当に大切なことですね。

株式会社ショーケース・ティービー(http://www.showcase-tv.com/
株式会社インクルーズ(https://www.increws.co.jp/
アライドアーキテクツ株式会社(http://www.aainc.co.jp/

コメント