テレマティクス保険とIoT

テレマティクス保険とIoT

アメリカ発信の多い自動車保険分野ですが、日本ではあまり理解できていない事もたくさんあるようです。

「テレマティクス保険」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

2015年から日本国内でも多くの会社がサービスを開始し始めて、聞いたことがある人もいるかもしれません。

参考:2015年上半期、自動車保険新商品を一挙紹介
「テレマティクス」「若者向け」がキーワード

もしかすると、テレマティク保険を利用した方が、おトクになる場合もあるので、自動車保険を検討している人は是非検討してみてください。

テレマティクス保険とは?

テレマティクスという単語は、辞書にはのっておらず、新語のようですが、「Telecommunication」と「Infomatics」を掛けあわせた造語だそうです。

テレマティクスのwikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/テレマティクス

テレマティクス保険は簡単に言うと、安全運転している人は保険金額を値引きするという優遇制度です。

安全運転しているという点が曖昧なように思われますが、ここがIoTと連動しているポイントで、もちろん各社によって安全運転の基準は変わる事もありますが、「スナップショットデバイス」とよばれる機器を車に搭載し、そこで取られる値を元に安全運転係数を取得して100点満点で70点以上の人が優良ドライバーという判定を行うようです。

安全運転基準について

30日〜6ヶ月という期間の間、データ取得を行い、
・走行距離
・急ブレーキを踏んだ回数
・速度違反
などの値を元に係数を出しているようです。

ここでのポイントは、こういったサービスの発祥の値であるアメリカではGPSの値は個人情報として扱われ、あえて取得していないようです。

エンジニア視点で考えるとGPSの情報はとても有意義な値なのですが、スマホカメラのEXIF情報も個人情報として扱われますからね、気持ちはわかります。

メーカーと保険の関係について

自動車業界においてもIoTへの取り組みが加速しているようで、自動車メーカーが保険サービスも行っている背景を考えると、IoTを組み合わせることによりとても良質なビジネスができるらしいです。

ちなみに、「トヨタ自動車」は「あいおい損保」と親密な関係らしく、優良ドライバーは保険会社においてもメーカーにおいても、良質なお客様という事も納得ができます。

あいおい損保のwikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%8A%E3%81%84%E6%90%8D%E5%AE%B3%E4%BF%9D%E9%99%BA

事故を起こすユーザーは、保険金額に見合わない支払いもするので保険会社は値引き対象にしないのは分かりますが、自動車メーカーは壊すと修理や再購入という風に比較的次の購買に繋がるので、不思議な点もありますが、やはりメーカーとしては、そのメーカーの車で事故が発生するという事がデメリットと考えるみたいです。

事故が発生する件数を元に事故率が算出されるとすると、事故率の低い車を買いたいと思う購入者の気持ちは理解できますよね。

IoTの役割

スナップショットデバイスは実際の所、カーナビに搭載されているケースもあったり、各社にて色々なデバイスを用いているのですが、上記の3つの安全値以外にどういう値が取れるか僕なりに考えてみました。

・自動車の積載量(道交法準拠値)
・周囲の車を追い抜きチェック
・信号を黄色で通行しているか判定
・歩行者との接近度
・車庫入れ精度
・運転時の姿勢判定

などなど、きっと本気を出せば、個人情報に当たらないこういった数値も取得が可能でしょう。
値引き対象というよりも、優良ドライバーとしての照合が得られるだけでもかなりの社会貢献に繋がる気もしますね。

スマートフォンで検証

保険会社の計測機器を使わなくてもスマートフォンでも、安全運転を計測できるアプリが無料で出ていますね。
とりあえず無料のモノを調べてみたので、これらのアプリで点数がいい人は是非テレマティクス保険を検討してみてはいかがでしょうか?

「Safety Sight」
http://www.sjnk.jp/app_pc/safetysight/

「スマ保『運転力』診断」
http://android.app-liv.jp/000976282/

「internavi LINC」
http://android.app-liv.jp/000971263/

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