ビットコインはアングラマネーか!?

ビットコインはアングラマネーか!?

フィリピンの8割は銀行口座を持たない!

Card&Paymentsというイベントがフィリピンで開催されるらしく、招待状が届きました。その招待状には

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With an unbanked population of around 80%, and a mere 5% rate of credit card penetration, the Philippines is a challenging market indeed to be a banking professional

と書いてありました。つまり、銀行口座を持ってる人がわずか20%、クレジットカードを持っている人は更に減って5%しかいないということです。

フィリピンが特別遅れているというよりは、全世界的に銀行口座を持たない人口は私たち日本人が想像するよりも、はるかに多い。しかし、逆に言えば、金融サービスはまだまだ伸びしろがあると言えるのです。

こうした銀行難民を救う1つの大きなトリガーになりそうなのが、モバイル決済です。すでに銀行インフラの進んでいないアフリカ地区では成人の10%以上がモバイルによる送金や決済を行っているといいます。(詳しくは世界銀行のGlobal Findexを参照ください。http://www.worldbank.org/en/programs/globalfindex

LINEのチャット上で「じゃ、金送るね!」

私たちの身近でいえば、LINE PAYなどが口座番号秘匿のまま、LINEユーザ同士の送金を実現しています。使ったことないですが、チャットとかの画面から「じゃ、お金送るね」といって相手に送金できるとは凄い時代になったものです。

送金だけじゃなく決済にも対応しており、ショッピングやコンビニなどでの買い物に威力を発揮しそう。

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http://line.me/ja/pay

このようなリアルな金をスマホで送金・決済するだけでなく、通貨そのものを作っちゃうというのがBitcoinやMonacoinなどの暗号通貨(クリプトコイン)ですね。(※暗号通貨に関する解説は、http://japancryptocoin.org/cryptocoin/bitcoin/ がわかりやすいです)

バーチャルマネーは、信頼もバーチャルか?

ビットコインなどは発行体が定まっていない&世界中で利用できる仮想通貨で、ある意味、インターネット革命と同じくらいのポテンシャルを持ったものと言えるでしょう。

ただ、その生成過程が複雑なのと、発行体や保証システムなどが不明瞭なのと、最近ではMt.GOXという取引所が不正操作でビットコインを大量に消失した事件などがあり、不信感を持つ人も少なくないようです。

事件について語ったTechCrunchの記事
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しかし、不信感は日本固有の金融概念での話です。日本人は多くが(世界的にも信頼性の高い)国内の銀行口座を持ち、基軸通貨としての円の信頼性もあるから暗号通貨の必要性が低いだけだと思います。

発展途上の諸外国では、自国通貨や政府を信じていない人も多く、貨幣流通も不明瞭で闇市場が横行、インフレがひどいなどの状況が存在します。偽造紙幣も多くあり、お釣りが偽札かもと疑う必要がある世界。

そんなときに、世界中どこでもかんたんに保管・売買・送金でき、手数料などがリアルにくらべものにならないくらい安い通貨があれば、誰でも利用したくなるのではないでしょうか。

最近は、日米ともに量的緩和とかいって、ジャブジャブにお金を刷っています。必要以上にマネーサプライが増えればお金の価値は下がり、ひどい場合は信用度も暴落するわけです。

中央銀行の信頼がそんなレベルなら、そうした機関に依存しない世界市場を持つ暗号通貨のほうが安定、という時代ももうすぐかもしれません。

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さて、僕自身はまだビットコイン持ってません。このブログを執筆している時点では1ビットコインは29,450円です。

チャートを見る限り、昨年末に4万円をつけたこともあるみたいですし、なかなか激しい値動きです。今は流動性が限られているので、このような動きになるのだと思いますが、安定するのはどのあたりでしょうか? 

ためしに1ビットコインだけ買ってみようかなと思います。

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