フィンテックとIoTの関連性について

  • 2015年12月14日
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フィンテックとIoTの関連性について

先日、フィンテックについてのセミナーに参加してきました。

セミナー内容はコチラ↓
「フィンテックが金融業界を襲う-仮想通貨対策と活用」
http://www.bc-seminar.jp/BcSeminar/SeminarUser/SU030003.aspx?link=SU110011&scid=102120000&sid=000006604

セミナーの内容については、参加して2時間聞きっぱなしだったのですが、非常に参考になる事ばかりでとても勉強になったのですが、中でも僕が感じた事を記事にしてみました。

銀行の手数料は高い!

ビットコインのような仮想通貨やウェブマネーと言われるものは、「危ない」という印象が日本国内では大きいのではないでしょうか?

2014年にマウントゴックス社の破綻でビットコインに預けていた金が「盗られた」という風な印象を多数のユーザーが持ったと思いますが、実はビットコインは今でも運営されていて、世界中で広がってきているという事を日本国内ではあまり認識されていないという事です。

詳しく解説してくれているページがあったので、興味がある人は読んでみてください。
http://jp.techcrunch.com/2015/03/31/bitcoin-essay/

セミナーでは、「固定電話と銀行通帳」についての解説があったのですが、

NTTが固定電話の番号を取得するという権利を7万円近くも出して購入していた時代もありました。

しかし、携帯電話が普及してきた段階で、自宅に固定電話を設置する家庭が激減。

今では携帯電話があれば何も困ることが無いので、76%ほどの家庭しか固定電話を保持していないそうですね。
http://www.garbagenews.net/archives/2067587.html

既婚女性を対象にしたアンケートでは実に70%超が「固定電話がない」と回答したそうです。

世代別で率がかなり違うようですが、正直、携帯電話世代からすると固定電話に対するメリットがほとんどないといえるでしょう。(高齢世代間は、逆に固定電話で通話するケースも少なくないようですが。)

同じ理由で、銀行の通帳を持たないという時代が来ると考えたらどう思うでしょうか?

すでに携帯電話で決済して支払いまで行えるサービスはたくさんあります。

auの「じぶん銀行」などは代表的なサービスとも言えます。
http://www.jibunbank.co.jp/pc/ld/loan2/?code=JBLPCC000022

こういった銀行ではないサービスの特徴は、手数料がとても安かったり無料だったりする事が世界的なサービスの特徴のようです。

「振り込み」「送金」「入金」「コンビニ引き出し」など、細かく手数料がセットされており、あまり気にしていない人も多いと思いますが、こうした手数料を計算すると結構支払っているという人も少なくないはずです。

こうした手数料が格安で行えるベンチャー系のサービスが世界的にたくさん出てきていて、発展途上国などは、スマートフォンを所有していれば、決済から送金などが行えるため、銀行口座を保有していない人も増えてきているそうです。

そもそもアメリカでは、口座の残高に応じて手数料の額が変わってきたり、そもそも口座が作れないというルールもあるため、モバイルで行わざるをえない人も多数いるようです。

金融機関のサービスは、振り込みや送金だけでは無いものの、おそらく近い将来、金融業界の全てのサービスがモバイル上で行える事になるでしょう。

suica、pasmoなどのフェリカカードはもう古い!

金融業界と切っても切り離せないのが、キャッシュカードですが、クレジットカードやフェリカカードなど、今現在、国内でもたくさんのカードが財布の中に入っている人がほとんどだと思いますが、金融業界の脅威のもう一つがこのカードが取って代わる事だと言われています。

Appleペイが、色々な国でスタートしていますが、日本ではまだ口火が切られていません。

これは、スマートフォンがあればカードは要らないという、壮大な計画なのですが、Appleほどのブランドやユーザ数、ハード・ソフト資産がある会社なら、ユーザーからの信頼も含めて成功する確率は高いと言われています。

日本国内でも、携帯電話のフェリカ機能が便利すぎてスマートフォンに切り替えられない人が沢山いた事は記憶に新しいのですが、いよいよスマートフォンがあれば、なんでもできる時代が来そうですね。

一般のカードはICチップが埋め込まれていて、ATM端末やサーバーなどの接続で認証から各種サービスの処理を行います。これからのカードに必要なのは、「バッテリー、演算処理できる能力、通信設備」という事で、スマートフォンはATMの代わりとして、うってつけなワケです。

ATM端末がないと残高確認ができなかったり、ネットに繋がっていないとアクションが起こせないという事がなくなれば、利便性もアップする為、ユーザーとしても使わない手はないという事ですね。

個人的には、クレジットカードなど、各社のサービスがたくさん有りすぎて「リボ」やら「おまとめ」やら「なんちゃらサービス」などが訳わからなくて、請求書が郵送で届いた時にやっと把握できる事もたまにあるため、使いづらいな〜と感じている部分もありました。

こういったこともアプリを使って解消できるようになると、とても便利になると感じています。

セキュリティとの戦い

現在の銀行やクレジットカードもスキミングやらパスワード盗難などの脆弱性には未だに対応できていない事から、金融全体に求められるのはこうした信頼性とも言えるかもしれません。

幸い僕は不正請求などの被害にあったことがないのですが、友達でいきなりクレジットカード会社から連絡が入って「今月の◯日に◯万円の買い物しましたか?」などと覚えのない決済が行われていたりした経験がある人が何人もいて、きっと金融会社の人たちも頭が痛いところでしょう。

カードの仕組みそのものも含めて、今現在センサーと呼ばれるIoT機器が安くたくさんでてきているので、信頼できるセキュリティ向上の商品などが増えてくると、ユーザーも安心してカードで買い物できて、経済効果も上がるのではないでしょうか?

そういった不安からカードを作らないという若い人もたくさん知っているのですが、彼らは携帯電話(スマートフォン)は絶対に持っている事も事実です。

いっその事、カードではなくRaspberry Piにしてしまうぐらい飛び抜けてもいいかもしれませんね。

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