ブラウザシェアは好ましくない状況に陥りつつある

ブラウザシェアは好ましくない状況に陥りつつある

IEが一強時代。何もかもがIEベースとなり、IEでしか見れないページが増大し、競争者が虐げられる時代。そんな時代がありました。多くの人は好ましくない状況と思い、サイバー攻撃はIE脆弱性1点に絞って攻撃をしてきました。

あれから◯年。世紀末覇者が陥落した後の世界のお話。

さて、今のブラウザシェアは?

2017年のブラウザシェアを見てみましょう。

—引用元:http://gs.statcounter.com/

WoW。気がついたらChromeが53.72%に。かつてのIEのポジションに迫りつつあります。
IEは風前の灯です。

これはAndroid版Chromeの普及による影響が非常に多いと言えます。それを証拠に、iPhoneシェアが多い日本国内で見ると以下のようになります。

日本は比較的競争が成立している状況です。IEやFirefoxも健闘していますね。さすが、かつてのガラケーの国。

しかし、グローバルだと、このままChromeが75%を超えそうな勢いです。

75%がなぜいけない?

競争原理の一つにランチェスターのクープマンモデル*というのがあります。市場の75%を占有するといかなる競争原理も働かなくなり、1強の市場になるという理論です。
*「クープマンモデル」:http://www.jmrlsi.co.jp/knowledge/yougo/my05/my0528.html

これは多くの市場モデルで実証されており、IEが過去10年に渡り占有していたことも、こうした市場浸透の要因によるものです。

IEのようなクローズモデルと異なり、Chromeはオープンソース前提なので、多少なりとも公平性は担保されるものの、それでもGoogle寡占状態というのは好ましい状況とはいえません。

現にChrome以降、新しいブラウザはスマホ市場でもPC市場でも出てきておらず、寡占状態は当面続くと思われます。

激しい競争はあったほうがいい


ブラウザの市場は競争があったほうがいいです。
なぜならブラウザの発展=Web技術の発展に繋がっているからです。かつてChromeが登場した時もHTML5+Canvas+CSS+レスポンシブに沸きましたよね。

ということでライバルの登場を熱く期待する次第です!

Hiroyuki Kawaguchi

Hiroyuki Kawaguchi

ペルソナ・マーケティングとSEOが大好きで、この道 ◯十年。(歳がバレるから秘密です。)

猫との生活に至福を見出して、地方でテレワークに励んでいるbitWaveのゴーストライター。
Hiroyuki Kawaguchi

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