マーケティング(s)はどんな花を咲かせたいのでしょう?

マーケティング(s)はどんな花を咲かせたいのでしょう?

拝啓 Webマーケターの方へ
このブログまで到達していただき、ありがとうございます。本日は、こっそり情報収集家の澤田が記事を担当します。

Season22の今回は、ある日のランチでの「マーケティング」についての会話から始まる「マーケティングの根底」についてを赤裸々にお伝えします。

飽和状態の「マーケティング」ワード、なんとかマーケティング

友人A 「気が付いたらマーケティングっていろんなワードがあるよね」

「いろんなワード?」

友人A 「なんとかマーケティングとか、なにやらマーケティングみたいな。とにかくマーケティングになんでもワードを付け足してる感じ」

「ああ、Webマーケティングとかコンテンツマーケティングとか?」

友人A 「そうそうそう。ちょっと探してみたら本当にたくさんあって。ダイレクトマーケティングとかメールマーケティング、SNSマーケティング、O2Oマーケティング、バイラルマーケティング、動画マーケティング、エリアマーケティング、デ・マーケティング、グリーンマーケティング、B2B(B2C,C2C)マーケティング、データベースマーケティング・・・・・・」

「よくもそんなに探したね」

友人A 「でもここ数年だよね、こんなになんとかマーケティングが出てきたの」

惑わされるなかれ、なんとかマーケティング。

確かに、ここ数年「なんとかマーケティング」がやたらに出回ってきています。
たくさんあるから「マーケティング(s)(複数形)」。

その都度、著名な方が「なんとかマーケティング」のセミナーを開いたり、そのマーケティング施策の費用対効果を上げるためのツールが登場したり、そしてツールの事例や有効活用事例を紹介するカンファレンスが開かれたりと。

ひとつの「なんとかマーケティング」が産声を上げるたびに、お金を生み出す流れが1本、また1本と増えてきています。

よって、世の中のマーケッターの皆さまは、

・今度はいつ新しい「なんとかマーケティング」が産まれるんだろうか?
・それは誰が詳しいのだろうか?
・情報はどこから出てくるんだろうか?
・自分は遅れをとってはいないだろうか?

などと、不安な気持ちに夜も眠れない日々をお過ごしになるのではないでしょうか?

というか、私がそんな感じです(笑)

そんなときには、あまり先ばかり考えないで立ち止まってみましょうか。

種から芽が出た、なんとかマーケティング

数多くある「なんとかマーケティング」、なぜこのようなことばが発生してきたか、「種があって、そこから芽が出てきている」と考えてみましょう。

たとえば、「バイラルマーケティング」。
口コミでウイルスのごとくその商品やサービスが広がっていくマーケティングのことです。

この「バイラルマーケティング」が芽だとすると、どんな種から生まれてきたのでしょうか?(これは私の個人的見解です)

バイラルマーケティングはどんな種?

ここに商品Qがあります。
「この商品Qってなんで知ってるの?」

という問いに対して、こんなことを言ったことはありませんか?

「誰かが言ってた」
「みんなが言ってた」
「友達が言ってた」

Aさんの言う「みんなが言ってた」×Bさんの言う「みんなが言ってた」は、「みんなが言ってた」のn乗になって、それはそれは波及的に広がることになります。この波及的に広がっている事象に誰かが目をつけましたね、確実に。

種には種類があった、なんとかマーケティング

この「バイラルマーケティング」を引き続き例にとって、考えましょう。
この種は何の種でしょうか?
この種はどんな花を咲かせたかったのでしょうか?
商品Qは口コミによって、多くの人に知れ渡ることになります。

答えは、そう「認知」という種類の種です。

マーケッターにとってはもう、寝ても答えられるマーケティング用語「AIDMA」。
AIDMAの最初のA:Attention。注意を引く。認知させるということです。

「認知してもらう」という花を咲かせるための、「バイラルマーケティング」という芽を出す種です。

(最終的な花は、「購入」などのコンバージョンになるのですが、ややこしくなるのであえてココでは触れないでおきます。。。)

では、もう一つ例題。

「デ・マーケティング」この種は何でしょうか?

デ・マーケティング(demarketing)」とは、一般的なマーケティングとは逆説的なマーケティング手法です。
一般的なマーケティングでは、とにかく買ってもらうことが最終段階にありますが、これは、その逆で「なるべく買ってもらわないようにする」マーケティング手法です。

ある商品やサービスにおいて、「供給<需要」の式が成り立った時にマーケットを調整するものです。
需要に供給が応えられないことでその商品・サービスのブランドが落ちてしまうリスクを回避する意味もあります。

ディズニーランドの入場制限もそのひとつです。

答え、出てしまってますね。

種は、過剰需要による供給のコントロールをする「ブランディング」という種類の種でありり、「ブランディング」の種は、商品・サービスのブランドを向上させるという花を咲かせます。

こんな風に「なんとかマーケティング」にはいくつかの種類の種に分けることができます。

まとめ、なんとかマーケティング

数ある「なんとかマーケティング」には、元をたどっていくと、どんな花を咲かせるための種なのか?といういわゆる「目的」が必ずあります。

その「目的」を明確にしてあげると、「なんとかマーケティング」という数に惑わされることも無くなります。

ターゲットを絞るためのマーケティングなのか、
集客のためのマーケティングなのか、
購入促進のためのマーケティングなのか、

まずは、たくさんある「なんとかマーケティング」の目的は何か?どんな花を咲かせるためのマーケティングなのか?の整理をしてみてはいかがでしょうか?

花を咲かせるためとはいえ、大きなマーケットの小さな動向の変化をキャッチアップして、多くの人が種では無いと思っているコトを、「種」にしてしまうアンテナの感度の高い人は、羨ましい限りです。

※追伸:じつはいくつかある「なんとかマーケティング」ですが、必ずしも一つのマーケティングが一つの種の意味を持っているとも限らないのです。続きは次回Season23にて。

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