モバイル身分証明|手持ちの身分証明用のカードもなくなる?

モバイル身分証明|手持ちの身分証明用のカードもなくなる?

アナタは身分証明をどのような方法で行いますか?

パスポートや運転免許証のような顔写真付きのものであったり、健康保険証や年金手帳などの複数の組み合わせを使ったりするかもしれません。

もしアナタが外国人であれば、在留カードや外国人登録証明書を用いるケースかもしれませんね。

IoT先進国であるアメリカではモバイル運転免許証があり、それで身分証明もできるのだとか!

李 在煥さんが日本の先を行くサービスを共有してくれました。
<参照:Morpho Trsut『Mobile Driver License(mDL)』>
<参照:SecureID News『Are states speeding toward mobile driver licenses?』>

なんでも2014年にはリリースを公開し、翌15年にはアイオワ州でテスト運用も開始し始めていました。
すでにアイオワ州含む30州以上で「デジタル自動車保険証」は導入されていましたが、「デジタル運転免許証」はアイオワ州のみ。しかし、今では全州で「デジタル運転免許証」の導入も検討しているという。

モバイル運転免許証は無料モバイルアプリを利用したサービスであり、物理的なライセンスIDカードと同レベルの効力を持ちます。

スマートフォンはコミュニケーションツールとしての役割りだけに収まらず、家の鍵や照明、最近ではクレジットカードとの連携も実現させてきました。今回のような運転免許証(=身分証明書)もスマホ連動させるというのは、いたって自然な流れなのかもしれませんね。

しかし、スキミング技術やコピー技術の発展により、物理的なカードにはセキュリティに課題があることは否めませんが、デジタル身分証明においても同じことが言えるのではないでしょうか。

身分を照会する場合――、大抵の場合は警察官を思い浮かべることになるわけですが、デジタル身分証明書はスマートフォン自体を警察官に預けることになるわけです。警察官に端末を渡している間は、スマートフォン本来のコミュニケーションツールとしての役割りも果たせず、弁護士への相談連絡などもままなりません。

そして、もしアナタがかなりの心配性なのであれば、その警察官が “身分証明” とは無関係の情報を見てしまうのではないかと考えてしまうでしょう。

今のところ、セキュリティに関する具体的な報告は挙がっておりません。
今回はアイオワ州の選民(人柱ともいう?)たちのメリット・デメリットの報告を待ち、健全な運用の担保がなされることを期待するばかりです。

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