中国スマホ決済事情|先進的なFinTechと原始的な犯罪の手口

中国スマホ決済事情|先進的なFinTechと原始的な犯罪の手口

みなさんはどんな財布を使っていますか?

私はかなりの量の紙幣(二千円札×2枚)を絶えず持ち歩くため、小銭で財布が膨らんでしまうのか嫌で嫌で。
仕方なく、このようなコインケースも常備しています。

500円玉収納エリアが空っぽなところは見逃してください

実に機能的なコインケースなのですが、女性たちには大不評。なんでも……

 なんか、オジンくさくなぁ~い? キャハ(笑)  

だそうである。いいんです、実際オジンだから(泣)。

しかし、私の座席の近くにいる中国籍の女性社員は非常に珍しがっている模様。
「オヤジ好きなのかな……?(心の声)」

よくよく聞いてみると、このコインケースの形状に関心を持ったのではなく、そもそもコインケースという存在自体に興味を持ったようです。なんじゃそりゃ!?

最近の中国は現金を持ち歩かず、「Alipey」のような非接触型決済サービスが爆発的に普及しているんだそうです。
しかも日本とは異なり、老若男女問わずスマホで決済なんだとか。
そりゃ「なんでコイツ、今どきコインケースなんか持っているんだよ」と思うわけである。

いずれ日本でもこのムーブメントは起こるんだろうな……。
ますます「オジンくさい」と思われるんだろうな……。
しょぼくれながら、500円収納エリアに代用で入れる咳止めトローチを探していたところ、紅孔雀さんがこんな情報を紹介してくれました。
<参照:ROBOTEER『中国スマホ決済が「ハッキング被害」意外すぎる盲点とは』>

最新決済方法の盲点

QRコード「ピッ」で支払完了 ――

こんなカンタンなサービスは流行らないわけがありません。
クレジットカードの普及が遅れていた中国にとって、このオンライン決済システムの登場はまさに渡りに船。
露天商からお年玉まで、至るところでオンライン決済が使われるようになりました。

犯罪者だって目をつけるのも当然のことでしょう。
どんな手段でハッキングしたのか……と思えば、なんてことはない超アナログな方法。
店舗のQRコードの上に裏アカウントのQRコードを貼り付け、意図しない送金を可能にしていた。。。

ビックリするぐらい簡単な手口ですw
しかし笑ってもいられません。被害者には深刻な問題なのです。

爆発的な普及の弊害

便利なサービスに飛びついたユーザたち。
しかし追いついていない法律。
これは中国に限った話ではないですよね。

日本においてもドローンの普及によって起きたトラブルを対処するため、ようやく今年になってから「小型無人機等飛行禁止法」なる法律を作ったぐらいですから。
つまり、中国も早急に法整備に当たる必要が出てきたということです。

2020年。
日本にたくさんの外国人旅行者がやってきます。
当然それを見込んで、オンライン決済システムを導入するリアル店舗も増えることでしょう。

今のままでトラブルは発生しませんか?
先を見越した法整備の必要性、そしてそれを実現する政府のフットワークが重要なのではないでしょうか?

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