個の時代 クラウドインフルエンサーとダークインフルエンサー

個の時代 クラウドインフルエンサーとダークインフルエンサー

2017年4月から顧客向けにマーケティングレポートとしてトレンドやノウハウのPDFを提供していますが、bitWaveで1ヶ月遅れで掲載していきます。

「仕組み化」されたインフルエンサー収益モデル予測

2017年5月末に集英社が、『ファッション誌の「専属モデル」「スタイリスト」「読者モデル」を活用したインフルエンサー・マーケティング事業に参入』するというリリースを出しました。

集英社といえば代表的ファッション雑誌「Seventeen」「non・no」「MORE」などで知られる。そのコネクションを使用したビジネスモデルであるから、そのインパクトは非常に大きいと推察されます。

このシステムを構築するにあたり採用したのがLEMONADE社の influencer One(インフルエンサー・ワン)です。

既存のインフルエンサーを使用するためにinfluencerOneを使う事例は多く公開されていますが、システム自体を販売し、相手に納める(Saas型)というのは国内では珍しい事例であるといえるでしょう。

これはインフルエンサー・マーケティングが一歩前進した兆候とも言えます。

現在の主戦場は、Instagram

インスタグラマーがインフルエンサー・マーケティングの主戦場に置かれつつある。その最大の理由は、購買力にあります。

データは少し古いのですが2015年のトレンターズ調査によるとInstagramの「ファッション」「食事」に影響を受けて購入した割合は40%を超えるという結果が出ています。
http://www.trenders.co.jp/wordpress/corporate/wp-content/uploads/2015/09/mpr20150903.pdf

加えて、プロによって加工された美麗な写真とフォロワー数の多いインスタグラマーの組み合わせは、非常に効果が高いと言われています。

Instagramの広告規模は2~3億円と推定され、まだまだ小ぶりなサイズではありますが10代後半から~30代の女性がターゲットであれば魅力的な広告メディアと言えるでしょう。

マイクロインフルエンサーが鍵


未開拓のマイクロインフルエンサーを、最近はダークサイドインフルエンサーなどと呼ぶようです。

インフルエンサーには数種あります。100万人を超えるインフルエンサーはパワーインフルエンサー。
数十万のフォロワーがいるインフレエンサーをパワーミドルインフルエンサーと呼び、1,000人以下のインフルエンサーをマイクロインフルエンサーと呼びます。

マイクロインフルエンサーの価値は濃度の高い繋がりにあります。信頼関係から生じる彼ら(彼女ら)のコンバージョンの誘引率は極めて高いです。

インフルエンサーの報酬が高騰化している現在、同額で数十から数百のマイクロインフルエンサーをクラウド化し、投資したほうがより良い結果をもたらす可能性もあります。

とは言え、的確にコントロールできる術はなく、炎上やステルスマーケティングも危惧されるため現実には効果的に活用した事例はほとんどありません。その結果、顕在化していないけど、実は効果の高いインフルエンサーが埋もれているようです。

30%しか見えてないインフルエンサーの活動


インフルエンサーで顕在化されマーケティング活動に活用可能な規模は全体の30%未満です。

多くは「月の裏側(ダークサイド)」の存在です。これをいかに動かすかが今後のソーシャルマーケティングの鍵となるでしょう。

これまで多くのジャンルでロングテールにリーチできた企業が勝者となっています。

マイクロインフルエンサー(クラウドインフルエンサー)に関しても同様のことがいえるでしょう。

弊社の取り組み

旬のインフルエンサーにフォーカスするSTROBO(ストロボ)や、女子のニュースにフォーカスするJuicy Times (ジューシータイムズ)を開発提供する株式会社アンジーに資本参加しています。

またLINEスタンプ「めんトリ」などの モバイルコンテンツ提供会社、株式会社インクルーズに資本参加するなど、インフルエンサーにリーチする事業にも積極的に参入しています。

今後の展開にご期待ください。

Hiroyuki Kawaguchi

Hiroyuki Kawaguchi

ペルソナ・マーケティングとSEOが大好きで、この道 ◯十年。(歳がバレるから秘密です。)

猫との生活に至福を見出して、地方でテレワークに励んでいるbitWaveのゴーストライター。
Hiroyuki Kawaguchi

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