割り勘文化と共に成長する韓国のモバイル簡単決済サービス

割り勘文化と共に成長する韓国のモバイル簡単決済サービス

こんにちは、ノリ子です。

うだるような暑さの中、みなさんいかがお過ごしですか?
「暑気払い」とか体のいい理由で飲み過ぎちゃったりしていませんか?

飲み会や食事会などにおいて、『割り勘』はよく出てくるワードですが、元々は日本固有の文化なんです。私の出身地である韓国にはそういった文化はありませんでした。

飲食の相手が年上(上司や先輩)たっだ場合は、ご馳走になりやすいというのは日本も韓国も変わらないのですが、韓国の同年代同士での飲み会の場合は「今回は私が。次回ご馳走になるよ」といった感じになり、最初から『割り勘』は選択肢として挙がりませんでした。

これまでは『割り勘』は双方の親近感が乏しく、ドライな間柄のような雰囲気さえ覚えていました。
しかし、ここ何年間で韓国は未曾有の不景気。その影響もあってか、韓国にも徐々に『割り勘文化』が浸透しつつあるようです。

たかが会計、されど会計。文化の違いは支払額より大きい

『割り勘』は徐々に韓国国内に浸透してはいますが、そんな『割り勘文化』の浸透に水を指すようなニュースを見ました。

なんでも、ソウルではランチタイムに「割り勘会計お断り」の案内板をかけてる食堂が増えているとのこと。飲食店の言い分としては「忙しいランチライムに一人ずつ会計するのに時間がかかり、他のお客様へのサービスが疎かになる」とのいうものです。

また、複数人で行う会計についても、日韓での文化の違いは顕著だったりします。
例えば日本では同僚と一緒にランチに行った場合、あくまでも自分の分は自分で支払おうとしますし、実際に会計の場では各々で支払いを済ませるのが普通です。

しかし、韓国では自分の分だけ会計しようとするとあからさまに嫌な顔をされます。

元々異なる国ですから、文化に違いが生じるのは当たり前の話です。
せっかく『割り勘』意識が浸透し、日本の文化も認識されつつあるところで起きたこの問題。
一体、どのようにして解決するのでしょうか。

面倒なことはIoTにおまかせ! 劇的な普及を見せるモバイル決済

このような背景で急成長を遂げているのが『モバイル簡単決済サービス』です。

日本においても『モバイル決済サービス』は存在しますが、あくまでも個人~企業・店舗間でのこと。韓国ではリアル店舗に対して一人がまとめて会計を済ませた場合、他の人はモバイルペイサービスを利用して、自分の支払額をまとめて支払いを済ませた人に送金するといった、個人間利用が増えているようなんです。

代表例を挙げるのであれば、韓国における“Google”と呼ばれているNAVER社が出した『NAVERペイ』が急先鋒に立っています。累積利用者数は1600万人、決済件数も6500万件とのこと。
また、対抗馬として挙げるのはカカオ社のカカオトーク基盤で提供される『カカオペイ』の累積利用者数は1000万人を超え、決済件数も2500万件に至るそうです。

NAVERペイ

NAVERペイ

カカオペイ

カカオペイ

モバイル決済サービスの普及で、さらに新たな文化が生まれる

韓国ではデパートやスーパーマーケットでもモバイル簡単決済ができるようになり、オンライン・オフラインでも簡単に利用できるモバイルペイが広がりを見せています。

そして、面白いのはレストランなどの会計だけの話ではありません。
直接封筒で渡した甥っ子姪っ子へのお小遣いやお年玉ですら、なんとモバイルペイで送金することも増えているようです。ちょっと驚きですね!

韓国では現金支払いを行う光景が徐々に減りつつあります。
日本~韓国間の文化の違いを冒頭でお伝えしましたが、IoTの進歩により、もはや韓国の文化すら変化を見せています。あらためて文化をも変えてしまうIoTの底力を感じざるを得ません!

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