地図記号からグローバルデザインを再考する「おたくのサイトはホントにグローバル!?」

地図記号からグローバルデザインを再考する「おたくのサイトはホントにグローバル!?」

こんにちは、約みつるです。

ついにやってきますね、東京オリンピック。
実は私の父も1964年の東京オリンピックに参加していたということもあり、2020年には父親を会場に連れて行きたいなと考えている次第です。

よし、親孝行キャラの刷り込み完了!

街に溢れるグローバルデザイン。外国人を迎え入れる準備は万端!?

今では外国人を日本で見ることも少なくなく、様々な言語が町に溢れています。そして多外国・多地域に対応すべく、グローバルデザイン化されたマークも目にするようになりました。

かつての東京オリンピックでもたくさんの外国人選手団・観光客を迎えるにあたり、多くの場所にピクトグラムを配置しました。なんと、ピクトグラムは日本発祥なんだそうです。今では全世界で目にするほど普及してますよね。

そんな中、国土地理院が年始に「外国人にわかりやすい地図表現検討会報告書」を公開しました。

そもそも地図記号は十分に周知されているような気もしますが、なぜ今なんでしょうか?

そもそも日本の地図記号は特殊なのか?

たくさんある地図記号の中で「郵便局」を例に挙げて紹介します。

郵便局のマークは「〒」として有名ですが、これは逓信省(ていしんしょう、現:日本郵政)の頭文字「テ」を図式化したものとされます(諸説あり)。

「〒」マークが用いられるようになってからもマークは変更を繰り返しますが、基本的に「〒」を周到したマイナーチェンジにとどまっています。

スクリーンショット 2016-03-15 10.39.29

つまり、日本語の頭文字を図式化したところで、外国人にはさっぱり伝わらないということです。

そこで国土地理院が提案している郵便局地図記号のが以下のマーク。

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確かに理解してもらえそうな気がします。
というか、1891年のデザインに酷似してますね(笑)

ウェブサイトでも「おもてなし」潮流に乗れるか?

世界で活躍する日本企業のサイトでもグローバルサイトは当たり前の世の中です。ただ、翻訳したところで、本当にグローバルと言えるのでしょうか?

各国のネイティブの閲覧者にとって、少しでも違和感を覚えた時点で、サイト離脱は免れません。機械翻訳をそのまま使うといったことはもってのほかです。

グローバルサイト作成にはガバナンスの効かせることができる企業力と、それにあたる下準備を要してしまいます。

まずは来るべき2020年に備えて、アイコンやファビコンにグローバルデザインを取り入れることをオススメいたします。ちょっとだけかもしれませんが、来日外国人との距離感が縮まるハズです。

ときにはフルモデルチェンジの決断を!「おもてなし」の道は「違和感の解消」から

先日の国土地理院の発表はあくまでも「外国人向け記号」であって、従来の地図記号がなくなるわけではありません。つまり二種類の記号が混在することになるようです。

例えば寺院記号「卍」はハローケンクロイツに類似しているため、外国人に嫌悪感を抱かれる可能性があります。ただ、元々の寺院記号との併用であれば、外国人は従来の地図記号も目につくことになります。これでは外国人に配慮したことになりません。

日本ハムの大谷選手のような成立する二刀流ならまだしも、誤解を生むような二刀流であれば、思い切ったフルモデルチェンジも効果的です。もちろんサイトデザインでも同様ですよ!

なお、2016年末には洗濯表示も世界統一規格になります。

海外では元々使われている記号のため、慣れるまでは日本人は苦労することになるでしょう。

だからといって、似たような苦労を来日外国人にかけさせたくないですよね。少しでも違和感なく日本で過ごしてもらえるよう、「おもてなし」を意識したグローバルデザインを考慮してみてはいがかでしょうか?

以上、親孝行でお馴染みの約みつるでした。

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