小売店での手間を省くICタグ(RFID)について

  • 2016年1月8日
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小売店での手間を省くICタグ(RFID)について

こんにちは。M.Sです。

今回は、数年前から採用され始めた小売店での作業負担の軽減になるICタグについてご紹介します。

小売店での手間を省くICタグについて

10年ほど洋服の販売に携わっていたので、小売店でITを活用した取り組みが進んでいることを、店舗で直に感じていました。

例えば、

・会員カードがQRコードやアプリになる

・POSシステムによって、売れ筋商品、死に筋商品を分析でき、発注や売り場づくりに
 活用できる。
 それによって、常時必要な商品は、手作業で発注しなくても自動発注で仕入れ可能。
 また、会員カードと組み合わせれば、顧客の傾向分析も可能。

・広告宣伝(メルマガ配信、ECサイトならレコメンド商品の表示など)

ICタグは単価が1個1,000円以上していたものが、最近では1個15円ほどになり導入が
進み始めているようです。

<記事>
ビームス、全店でICタグ稼働
http://www.senken.co.jp/news/corporation/beams-ic-tag-151202/

小売店で手間がかかる作業一例

販売員が行う業務のなかで作業量が膨大なものは、棚卸し、仕入れ作業、商品出荷、検品、セール準備などが挙げられます。

■棚卸し

 <作業一例> 
 ・商品点数を数える
 ・ハンディターミナルでスキャンしやすいように商品についたバーコードを表側にしておく
 ・ハンディターミナルで1点1点商品についたバーコードを読み取る
 ・バーコードを読み取るとき、陳列している商品やストックしている商品が乱れるので
  きれいにする
 ・POSにデータ伝送 など

■仕入れ作業

 <作業一例>
 ・商品を箱から出す
 ・ハンディターミナルで1点1点商品についたバーコードをスキャンする
 ・バーコードをスキャンしながら検品
 ・POSにデータ伝送
 ・仕入れ作業が完了した商品を店頭に陳列、もしくはストックスペースに
  しまう など

■商品出荷時の作業

 ・ハンディターミナルで1点1点商品についたバーコードを読み取る
 ・商品梱包
 ・POSにデータ伝送 など

■セール時に価格を変更する

 ・商品に付いているバーコードの価格を1点1点変更

棚卸しは年に2回ほどありましたが、特に間違いが起きやすくて今売れた商品はスキャンしたか、していないかを気にしながらの作業。かなり気を使います。

スタッフのシフトも棚卸しのときは、人数を揃えておく必要があります。

また、棚ごとに区切って点数を数え、スキャンしていくのですが、数えた点数とスキャンした数が合わないとなると、またもう一度点数を数え直し、スキャンのやり直し(汗)なんてこともよくありました。

ICタグとは

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引用:http://ec-cube.ec-orange.jp/blogs/?p=5118#01

RFID(Radio Frequency Identification)とは、RFIDタグ(ICタグともいう)と呼ばれる記録媒体に登録された情報を、無線電波によって直接接触することなく読み書きする仕組みのことです。

身近な例では、JR東日本のSuicaや高速道路のETCカードなどがあります。スシローの寿司皿の裏に鮮度管理のために貼られているのもRFIDタグです。

※参考ページ
http://ec-cube.ec-orange.jp/blogs/?p=5118#01

これを小売店で活用すると、例えば棚卸しのとき、1点1点バーコードをスキャンせずとも一括で商品のICタグを読み込むことができます。
商品に付いているICタグが裏側でも読み取れる!なんて便利!!

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ICタグ活用事例

ICタグの単価が下がり始めているので、今後は普及がますます進むことでしょう。
棚卸し以外でも役立つICタグの事例を少し紹介します。

・レジで複数商品を一括読み取り
 ➝お客様のレジ待ち時間短縮、繁忙時間帯の販売員の作業軽減、接客時間の拡大

・商品入荷、出荷時の一括商品読み取り
 ➝販売員の作業負担軽減

・万引き防止
 ➝防犯タグの取り外し作業削減

・各店舗の在庫をリアルタイムに把握、照会
 ➝商品管理をする本部側は全店舗の在庫を的確に把握、店舗側の売上ロスを減らす。
 
ほか、小売店が行っている活用事例はこちらです。
http://ec-cube.ec-orange.jp/blogs/?p=5118#05

本日はここまで。

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