機会損失を恐れるならFlash未対応サイトを恐れよ

機会損失を恐れるならFlash未対応サイトを恐れよ

Googleは、Flashを使用しているWebサイトに最終通告を言い渡しました。

シェアが増大しているChrome。あなたのサイトは大丈夫?

2016年8月9日Googleはこの秋 Chrome53以降Flash Playerのデフォルト表示を無効化すると発表。同年12月に予定されているChrome55では、Flashしかサポートしない動画サイト(You tubeなど)でのみ動作され、それ以外でFlashが使用されている場合はブロックされることになります。(参照:https://chrome.googleblog.com/2016/08/flash-and-chrome.html)

そうなると、トップページから全面Flashを使用しているサイトではデフォルト設定では再生されなくなります。

『うちのお客さんはChromeで見ないから大丈夫』なんて、思っているIEブラウザユーザの方、Chromeの波は押しよせています。

browsershare

Net Application(http://marketshare.hitslink.com/)から発表されている月次更新のデスクトップブラウザシェアデータによると2016年7月のChromeユーザは50.95%と、すでに半数を超えています。

世界と国内で多少の差はあっても半数のユーザにリーチすることができなくなり、大きな機会損失となります。

Flashの危険性は拡大中

Flashを掲載している危険性、デメリットについては散々報道されすでにご存知かと思いますが、改めて申し上げます。

FlashはWeb掲載しているだけでDOS攻撃、任意コードが実行される脆弱性が存在しています。

これにより

  • ウィルス感染すると不正なサイトへ誘導される
  • 個人情報漏洩
  • ハッキングにより社内機密応報流出
  • 遠隔操作れWebサイトを改ざんされる
  • アプリケーションプログラムに異常が発生

さらに今回のChromeの更新によりFlashが無効化されることになるので

  • 営業における機会損失

も、追記します。

Googleはじめ、Apple、MicrosoftではFlashの脆弱性問題について様々な対策に取り組んできたためFlashはWebサイト上から衰退し、代わってHTML5に移行してきました。

W3Techsの調査データ(https://w3techs.com/technologies/history_overview/client_side_language/all/y)では2016年8月現在、Flash利用サイトは全体の8.0%、3ヶ月前の5月に確認した時より0.6%減少、着実に減っていることがわかります。(参考:http://bitwave.showcase-tv.com/flashコンテンツをhtml5へ変換するなら今!

W3techs

残っているのは中小企業

このようにFlashは徐々に終息に向かっていますが、未だに対策できていない(したくてもできない)企業もあります。

中小企業では自社のWebサイトにかけるリソースも予算も少ないことが現状です。人材採用のエン・ジャパン株式会社が運営する「エン人事のミカタ」では「人材不足の状況」についてアンケート調査(http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3167.html) を行っています。それによると、不足している割合が高い業種トップ3は『サービス関連』『IT/情報処理・インターネット関連』『流通・小売関連』となっておりアンケート回答者の約9割(84%)が人材不足を感じているようです。

enjapan

IT部門は、業界全体でも慢性的に人材不足です。ましてや中小企業では、ITエンジニア、Web担当者の人員を充分に確保できていません。
ニフティ株式会社が行った『中小企業のWeb活用に関するアンケート調査』(http://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/detail/151204004487/1.htm)によるとなんと51%もの企業が『Web販促費用なし』というおとどろきの結果が出ています。

nifty

これではたとえFlash1本でも代替えコンテンツの用意もできないでしょう。

加えて、ここ最近Web担当者の業務は、対応するサイトやステークホルダーの多様化により業務が劇的に増加しています。メインサービスやブランドサイトの管理のほか、グローバル対応サイト運用も加わりFlashの焼き直しまでとても手が回らないことも理解できます。

未だ対応ができていない企業は、Flashがセキュリティ上危険をもたらす存在であることだけでなく、営業上の売上にも関わる重要事項になっていることを再認識してください。少ない予算を効果的な施策を行おうとしたいなら、早急に代替えコンテンツ作成、コンテンツを生かすならHTML5変換する方法もあります。

社内にWeb担当者不在ならご相談も承っております。こちらまで、お問い合わせください。

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