注目の一戦!『翻訳アプリ』三つ巴対決

注目の一戦!『翻訳アプリ』三つ巴対決

こんにちは、ノリ子です。

今年に入ってまもなく、アプリ『Google 翻訳』にカメラを使った「リアルタイム翻訳」機能が実装されるなど、翻訳・通訳アプリに注目が集まっていますね。
既存アプリの機能追加だけでなく、アプリは続々と新しいものがリリースされており、差別化がどのようにされているのかがイマイチ分かりません。

日本企業に勤め、台湾に在住する韓国人の私にとって、本来であれば翻訳・通訳アプリは重宝する存在なのでしょうが、実際には使ったことはありませんでした。

自慢話に聞こえてしまうかもしれませんが、日本で生活していた時にも日本語で困ったことはありませんし、海外旅行に行ったとしても観光地であれば大体は英語で通じてしまいます。それこそ日本人観光客が多く訪れるような場所に行ってしまえば、海外でも日本語が通じてしまいます。
こうした経緯で言語に関してコミュニケーションで困ったことはほとんどなく、だからこそ翻訳・通訳アプリのお世話になることもなかったのです。

翻訳アプリが欠かせない存在になった今

しかし、ついにノリ子も翻訳アプリを使うようになりました。
それは台湾に移住し始めた頃からです。

これまでも台湾には何度か観光目当てで訪台したことはあったのですが、やはり観光地を中心に回るので、前記のとおり日本語が喋れる台湾人も多かったし、レストランも英語メニューや日本語メニューを用意してるスポットが多かったのです。
厳密にはそういう場所ばかりに行ってたってことなんでしょうけど……w
そんな環境では翻訳アプリの出番はありません。

しかし、実際に台湾で生活するとなったら話が違います。
家の近所のスーパーやローカルな雰囲気が醸し出された食堂などは日本語はおろか、英語もほとんど通じません。しかもノリ子自信が普通の東洋人の顔をしているからか、現地の公用語である中国語で話かけられたりするんですよね。
現地人でもないのに道を聞かれたり……困ったもんです。

ノリ子は残念ながら中国語をまったく理解していないので、ここぞとばかりに翻訳アプリを試してみることにしました。
「そろそろ勉強すれば?」って話なんですが、ソレとコレとは別の話ということで……w

とにもかくにも、今では翻訳アプリの助けを借りて何とか毎日を乗り越えていますし、すでに日常生活には欠かせないツール “様” になっています。

『翻訳アプリ』三選

ちなみにノリ子が翻訳アプリに頼る頻度が高いのは、夜市など価格交渉ができる市場に行った時や、地元の食堂でメニューを見る時です。

普段は3つの翻訳アプリを使用して結果を確認し、場合によって使い分けています。ただ、急を要するシチュエーションであれやこれやと使い分けるのにも限界を感じていました。

そこで、今回はその3つのアプリをこの記事上で “公開” 比較対決を行い、どのアプリを優先的に信じるべきかを決めてみたいと思います。
それでは、今回エントリーされた3人の選手(=アプリ)をご紹介いたします。

<エントリーNo.1:『Google 翻訳』>

いきなり本命の登場ですね。翻訳アプリと言ったらこれを思い浮かべる人、そして実際に利用された方も多いのではないでしょうか。

『Google 翻訳』はGoogle社のGNMT(Google Neural Machine Translation)と言う翻訳技術を使っています。世界に存在するほとんどの言語に対応しており、使い方も極めてシンプルで使いやすいです。

単語レベルの翻訳精度はピカイチですが、会話など文章の翻訳の精度はイマイチの印象。そして特徴的なのはカメラ機能を使った「リアルタイム翻訳」機能で、メニューを解読する時には重宝しています。

なお、北欧に遊びに行った時にも大活躍しました。北欧ではフィンランド語、スウェーデン語などはアルファベットで書かれてるものの、意味が分からないものがほとんどだったので、同じくメニューや看板などの解読時に助けられました。

これまでの実績上、正解率90%。
本命候補に相応しい信頼感をノリ子から勝ち得ています。

Google 翻訳
無料
販売元:Google, Inc.

 

<エントリーNo.2:『语音翻译官(語音翻訳官)』>
このアプリは台湾人の友達が教えてくれたアプリです。
日本国内での知名度は圧倒的に低いものの、台湾の現地人がオススメしてくれているという点では、ノリ子の現在の生活においては実用性に富んでいるのではないでしょうか。

なお、このアプリの優位性を挙げるとすれば、『Google 翻訳』よりも会話文の翻訳に長けているというところ。翻訳したい文章を入れれば、翻訳された文章とともに音声による読み上げも行ってくれます。この機能は現地人と会話する時、非常に役立っています。

语音翻译官-出国必备
無料
販売元:Xinyizhan Insurance Agency Co., Ltd.

 

<エントリーNo.3:『Naver papago 翻訳』>
韓国のNaver社が作ったアプリが『Naver papago 翻訳』です。
このアプリはNaver社のN2MT(Naver Neural Machine Translation)という翻訳技術を使用しているとのこと。韓国ではかなりの量のテレビCMが流れていたので、韓国内での知名度は相当高いものと思われます。ノリ子も気になり、早速ダウンロードしました。

ちなみにテレビCMではこんなやり取りがアプリを介して翻訳されていました。
「주문한 상품을 아직 못받았습니다.」
(注文した商品がまだ届いてません)
「선물용으로 구입한건데 언제 도착하나요?」
(プレゼント用で注文しましたが、いつ頃届きますか?)

韓国ではまだAmazonが進出していないため、アメリカや北欧のショッピングサイトで直接購入するユーザが増えています。そのため、海外オンラインショッピングによく使うような文章を翻訳し、その結果の精度をCM内で訴えていました。ターゲットを見据えた展開ですね。

CM内にあるとおり、一見翻訳機では難しそうな文章をそのまま翻訳し、すぐに精度の高い翻訳結果を表示させていました。CMを打つぐらいですから、このアプリの強みは「文章翻訳」ということなんですね。ちゃんと文脈を理解して翻訳してくれるということなんでしょう。

実際に使ってみたところ、「おお〜!」と感嘆の声がこぼれてしまうぐらいにビックリ!
機能と使い方は『Google 翻訳』とあまり変わらず、写真や音声、そして打ち込み入力のすべてに対応しています。

『Google 翻訳』にかなわないところは、対応言語の少なさでしょうか。今のところ韓国語、英語、日本語、中国語(簡体字)のみに対応しています。その分、韓国語→英語、日本語、中国語の翻訳クオリティに力を入れたということかもしれませんね。

Naver papago 翻訳
無料
販売元:NAVER Corp.

 

いざ、三つ巴のバトル!

それでは上記3つのアプリで精度の高さを賭けた三つ巴バトルを開催します!

バトル内容は同じ文章の韓国語をそれぞれ3つの翻訳アプリで日本語に変換してみようというものです。なお、課題文は以下のものにしてみました。
「많이사니까 깎아주세요.」
(たくさん買うので安くしてください)
買い物をする際、値段交渉を行う時によく使う言葉ですw

では、さっそくその結果をアプリ紹介順に発表していきます!!

<エントリーNo.1:『Google 翻訳』の結果は……>
→不正解! でも、惜しい……。

【翻訳結果】
「多くの生きているから削りください」

(正解は「たくさん買うので安くしてください」)

 

【解説】
・많이=多く
(これは問題ないですね)
・사니까=生きているから
(今回の文脈では「買うから」が正解)
・깎아주세요=削りください
(今回の文脈では「安くしてください」が正解)

単語を同音異義語に翻訳してしまうという致命的なミスを犯してしまったことで、まったく意味の異なる文章になってしまいました。
ただし、誤認識とはいえ単語レベルでの翻訳精度はバッチリ。上記紹介文にも記載したとおり、文脈として捉えなかったことがミスを招いてしまった要因なのかもしれませんね。

<エントリーNo.2:『语音翻译官(語音翻訳官)』の結果は……>
→不正解! 全然ダメ!!


【翻訳結果】
「たくさん買いましょう」

(正解は「たくさん買うので安くしてください」)

 

【解説】
解説ができないレベルの間違いっぷりです。
店先でこれを提示してしまっては、逆に高く払わされてしまいますね。。。

中国語を主体に考えられた中国製アプリだからか、「韓国語→中国語」や「日本語→中国語」で見せた精度の高さはどこへやら。「韓国語→日本語」はまったくダメですね(汗)
課題文が不利に働いたということにしておきましょう。。。

<エントリーNo.3:『Naver papago 翻訳』の結果は……>
→大正解! お見事!!


【翻訳結果】
「たくさん買うので安くしてください」

(正解は「たくさん買うので安くしてください」)

 

翻訳対象言語が少なかったことが功を奏し、「韓国語→日本語」の翻訳精度はピカイチ!

総評|三つ巴の戦いを終えて……

ということで、今回の翻訳アプリ対決は見事『Naver papago 翻訳』の勝利です!
おめでとうございます~!!

今回は「韓国語→日本語」という課題文ゆえの結果なのかもしれませんが、私にとっては使用頻度が高くなることは間違いないでしょう。

とはいえ、ニュースなど長文翻訳の場合、長文翻訳が苦手とされる『Google 翻訳』の方がが精度が高いという結果も出ています。恐らく、文脈こそは把握していないものの、固有名詞の認識が優れていたことが要因なのかもしれませんね。

『Google 翻訳』
 →難解単語やワールドワイドな活用には欠かせない
『语音翻译官(語音翻訳官)』
 →中国語を多用するシチュエーションでは欠かせない
『Naver papago 翻訳』
 →今の私のナンバーワン

結局のところ、シチュエーションに応じて優先させるアプリが異なるってことなんでしょうかね。。。

当然ながら、上記3つ以外にも翻訳アプリは山ほどあることですし、検証によって一長一短が分かるという点では、ぜひみなさんのシチュエーションにマッチした翻訳アプリを探し出してみるというのも一興ですよ!

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