社内初『アイデアソン』をやってみた

社内初『アイデアソン』をやってみた

お盆休みも真っ只中の8月15日、社内初の『アイデアソン』が開催されました。

これまでショーケース・ティービーではIT事業本部(いわゆる開発)を中心とした「ハッカソン」は実施しておりましたが、今回は「モノが作れなくても、良いアイデアが生まれればいいじゃん」という主旨の下、お盆休みにも関わらず出社した社員ほぼ全員を対象に『アイデアソン』実施に踏み切ったのです。
<参照:Build INSIDER『ハッカソン/アイデアソンとは? その類型と特徴、開催事例』>

第1回ハッカソンのテーマは「LINE-BOTを使った新サービス」。
<bitWave関連記事:第1回ハッカソン『#1/#2/#3/#4』>
そして第2回ハッカソンでは「SONY MESHを使った新サービス」でした。
<bitWave関連記事:第2回ハッカソン『#1/#2』>

それでは第1回アイデアソンのテーマは!?
今回は社内初『アイデアソン』の模様をお伝えします!

テーマは2020年開催の……

会社の赤坂見附から少し離れた神田の某所にて、ショーケース・ティービー社長含む20名ほどが招集された。

怪しげな照明、密閉された空間 ――
『アイデアソン』を実施すると聞かされたものの、本当にこんな場所で開催されるのだろうか。
そして本当にいいアイデアが生まれるのだろうか……。

社内ワークスペースとは明らかに異なる雰囲気。ヘンなパーティーでも始まってしまうのでは……

参加者は無作為に振られた4チームに分かれ、各々が席に座る。
そして参加者が揃ったところで、オーガナイザーの一人が今回の『アイデアソン』テーマを発表しました。

 今回のテーマは「東京オリンピック」です!   

あまりにも唐突なテーマ発表に、ポカーンとする参加者たち。
そう、東京オリンピックにまつわるサービス・コト・モノについて『アイデアソン』を実施することになったのだ。

続けて本イベントのカリキュラムも発表。

  1. マンダラート作成(15分)
  2. スピードストーミング(30分)
  3. 個人アイデアスケッチ(15分)
  4. チームアイデアレビュー(20分)
  5. チームアイデアスケッチ(20分)
  6. ハイライト(60分)
  7. アイデアレビュー(15分)

これだけではよく分からないカリキュラムだが、ここからは一つ一つそのフローを説明する。

セッション1:マンダラート

実はこの「マンダラート」は過去のbitWaveでも紹介しています。
<bitWave関連記事『マンダラート|世界の大谷で実証されたその有効性』>

使用するのは9マスを取り囲むように構成された、全81マスの空欄の紙。

サンプルでは「新しい傘」が中心マスに入っているが、今回の場合はテーマである「東京オリンピック」が入ることになる。

この「東京オリンピック」という主題テーマから想像されるキーワードを8つで囲み、その8つのキーワードを外周にあるマスの中心に書き込んでさらにアイデアを深掘りさせていくというやり方だ。

空白のマンダラートが各自に配布され、各々がマンダラート作成に取り組むのであった。

1.マンダラート作成

「東京オリンピック」をテーマに想像されるキーワードを埋めていく。
当然、まだそのキーワードにはサービスの輪郭はない。

書き出しは順調でも、次第にペンの勢いは衰えていく。ただし、絞り出したアイデアこそ、光るキーワードがある場合も

2.スピードストーミング

ここでは個人戦からチーム戦へ。
各々が絞り出したマンダラートをチームメイトに披露し合い、自身では思い浮かばなかったキーワードや意見から、自分のキーワードをブラッシュアップしていく。

先ほどのマンダラート作成時とは異なり、急に活気あふれる会場

ちなみに「東京オリンピック」の周りを囲むキーワードで多かったものトップ5は以下の通りでした。

  • 「競技場・会場・関連施設」……11人
  • 「スポーツ」……9人
  • 「外国人」……7人
  • 「交通・移動」……6人
  • 「言語・言葉」「観光・旅行」「宿泊施設」「観客」「テレビ・撮影」……各5人

弊社社長も若手社員のアイデアに耳を傾け、ペンを走らせた

セッション2:アイデアスケッチ

先ほどまでは、あくまでもキーワードにとどまったアイデア出しだが、ここから商品化・サービス化に向けて練り込むことになる。

3.個人アイデアスケッチ

「セッション1」でブラッシュアップされたマンダラートをベースに、各人がそこからサービスへと昇華させていく作業を実施。


自身のアイデアは上のような専用の用紙に書き込む形で行われた。

卓上のマンダラートと照らし合わせながら、キーワードを肉付けしてサービス化を考える

4.チームアイデアレビュー

「セッション1」同様、スケッチをチームメイトにプレゼンテーションを行う。

具体化したサービス・商品のプレゼンテーションだけに、みな熱心に話を聞いているようだ

5.チームアイデアスケッチ

各人のアイデアスケッチをベースに、チームとしてプッシュするアイデアスケッチを練るチームワークがキモとなるフローに。
今回は各チーム最大3案までという制限もあり、各人のアイデアスケッチを切り貼りしながら案をブラッシュアップさせることになった。

全員のアイデアスケッチを卓上に並べてディスカッション

ここまで頭をフル回転させ続けて約90分。ここに来て意見をまとめる作業は結構過酷な作業だ

セッション3:ハイライト

無記名のアイデアスケッチを参加者全員が読み、投票することに。
なお、参加者は1人3票分保持しており、それぞれが色分けされた票となっている。
色の内訳はご覧の通り。

  • 青色:総合的に良いと思うアイデア
  • 赤色:挑戦的・エッジの効いたアイデア
  • 緑色:実現性のあるアイデア

イベント運営チームは各チームから提出されたアイデアスケッチを会場前面に貼り出している間、少しの休憩時間が参加者に与えられた。

イベント運営チームが用意した食事(少し茶色系が多め)をむさぼり食う参加者たち。エサに群がる池の鯉と同じ光景だ

アイデアスケッチを貼り終えるやいなや、すぐに投票タイムが始まった。
真剣にニラメッコをする者、唐揚げを頬張りながら熟読する者。新しいアイデアにみな興味深々だ。

自チームからは出てこなかったアイデアもたくさんあり、全員が真剣な面持ちでスケッチを読み、票(シール)を貼り付けていった

セッション4:アイデアレビュー

食事(少し茶色系が多め)が底を尽きかけた頃、イベント運営チームが集計を終えた。
各色で投票の多かったアイデアスケッチを発表し、選ばれたスケッチを提出したチームの代表が即興プレゼンテーションを実施した。

ここで各アイデアについてご紹介しよう。
※本来の趣旨がチームの意図から離れてしまう可能性があるため、提出したアイデアスケッチの掲載に留めさせていただきます。

青色:総合的に良いと思うアイデア 「レートに左右されない両替所」


(発表者:大谷

赤色:挑戦的・エッジの効いたアイデア 「人間用防水スプレー&ささなくて良い傘」


(発表者:大谷

緑色:実現性のあるアイデア 「空いている車両を教えてくれる&駅出口まで案内してくれるサービス」


(発表者:かもめ

また、単一色でのトップにはならなかったものの、得票総数が多かった2アイデア(同一得票数!)もプレゼンテーションをしてもらった。

最多得票数 「競技ルールを解説してくれる音声ガイダンス」


(発表者:M.S

最多得票数次点 「一口スポンサー」


(発表者:瀬尾)

本来であれば、第1回『アイデアソン』はここで閉幕するハズだった……。
しかし、参加者の熱い要望に応え、同一キーワード “トイレ” をテーマにした2アイデアも緊急プレゼンテーションの流れに!

類似アイデアスケッチA案 「トイレ探し隊」


(発表者:ふじこ

類似アイデアスケッチB案 「シェアリングトイレ」


(発表者:大熊)

まとめ

初めての開催 ――
よりによっての盆休み ――
そして、あいにくの雨天 ――

色んなマイナス要素が重なっての船出とはなりましたが、イベント運営チームの不安とは裏腹に終始盛り上がった『アイデアソン』、結果的にはたくさんのプラスが得られたのではないでしょうか。

今回のテーマは「東京オリンピック」でしたが、実はアイデアのすべてが、「東京オリンピック」が開催終了してからも使えるものばかりです。
つまり、遅すぎるなんてことはまったくないんですね。

たった一つの脳ミソの限界点を軽々と突破するには、やはりチームワークが必要であると再認識させられたイベントでした。

運営を取り仕切った4名(左からしみっち岡村くん、たばたくん、riceman)、お疲れ様!

コメント