第2回ハッカソン「MESHを使って何か作ろう!」

第2回ハッカソン「MESHを使って何か作ろう!」

伸び盛りの開発員を抱えているショーケース・ティービー社の開発メンバー&ラボメンバーによる、『第2回ハッカソン』が開催されました。こういうイベントって朝からテンションが上がりっぱなしですよね。

当日はあいにくの雨模様、そして休日であるにも関わらず、みんな朝早くから意気込んで参加してくれました。

普段はグッスリ寝ているであろう土曜日朝イチということもあり、集合の時点ではスイッチが入っていないメンバーもチラホラ……
「そもそもハッカソンって何?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
急に『ハッカソン』と聞いてもハッカ飴をどうしても連想してしまいがちですが(しないか…)、集中的に作業を行うイベントのことを言うそうです。
<参考:ウィキペディア「ハッカソン」>

ちなみに半年前に開催された『第1回ハッカソン(お題:LINE-BOT)』の模様は、過去のbitWave記事をご参考ください。
・チームS発表『機械的な“BOT”が血の通ったコミニュケーションを生み出す
・チームM発表『LINEにCSVデータをレスポンス-リクエストのログから広告も
・チームK発表『高モチベーションの離脱ユーザをLINE-BOTで呼び戻そう
・チームT発表『LINEでセキュリティ対策!?

今回のテーマ

今回の『第2回ハッカソン』のテーマは、巷で流行りつつある『MESH』です。
<参考:MESH公式サイト『MESH:遊び心を形にできる、アプリとつなげるブロック形状の電子タグ』>
<参考:bitWave過去記事『IoTを“手軽”に着想・実装を実現するツール6選』>

この『MESH』ガジェットを使うということが、今回の唯一のルールであり、テーマです。
シンプルだからこそ難しいテーマですね~。

チーム構成に関しては、後ほどご紹介しますが、今回はIT本部&ラボのメンバー20名弱を4チームに分けて行いました。
なお、開催日のスケジュールは以下のとおりです。
10:00 – 10:30 開会式
10:30 – 16:00 作業、プレゼン資料作成
16:00 – 18:00 発表会

お昼ごはんや飲み物は事務局で用意する「おもてなし」をさせていただきました。

大会審査員を務める副社長、IT本部長、CTOの役職者が全員がコンビニパシリ状態です。
副社長がピザのデリバリーを利用した際に、リアルタイムでデリバリーシステムの「IoT化」に感動する場面もあり、イベントを開催することで新たな発見もあるというメリットも感じました。審査員長である社長も揃ったところで開会式です。

ただ、アイデアを出して終わりではモチベーションも上がりません。今回も前回に引き続き、賞金額が発表されました。
グランプリ:チームに10万円
準グランプリ:チームに4万円(当日に1万円分アップ!)

チーム紹介

では、今回の参加4チームをご紹介します!

チーム紹介①「Independent」

<チーム構成(左から)>
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第1回優勝メンバー「岡村」くんがメインプログラマーを務めるゴールデンチーム「Independent」。
意外や意外、案出し段階で結構悩んでいたようですが、技術力にモノを言わせる作戦で挑んでいます。
しかし、シンプルなガジェットの『MESH』だからこそ、発表会直前までメンバーみんなが、「ダメだ~、ひらめかない~!!」という嘆きの声を上げていたので、相当悩みながらのハッカソンになったようです。

チーム紹介②「日緬尼(ニチメンニ)首脳会談」

<チーム構成(左から)>
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約みつる
may
M.S
riceman
ならやん(スマホ参加)

こちらも第1回優勝メンバー「may」ちゃんが所属する「日緬尼首脳会談」。

かなり怪しげなチーム名のこのチームは、日本、ミャンマー(緬甸)、ネパール(尼波羅)の多国籍チームであることがチーム名の由来であるとのこと。しかし、一人も首脳がいないので看板に偽りアリですね(笑)。プレゼンが強そうなメンバーを揃えたチームではありましたが、発表前のコメントは「なるようになる!」と、ほとんど練習をせずに発表2時間前に開場入りし、用意された食事をむさぼっていたのが印象的です。。。

チーム紹介③「チュッパチャップス」

<チーム構成(左から)>
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「アイデア数は他チームには負けない」と意気込んでいたのが「チュッパチャップス」。当日は不参加であったものの第1回優勝メンバーの「峯岸」さんが前日のアイデア出しに参加している。

前に前に出てくる我の強いキャラはいないものの、打ち合わせ段階では、なかなかの結束力があるチーム構成であるということがよく分かりました。やはりハッカソンはアイデアがモノを言うのか?

ちなみに写真内にいる某クマのぬいぐるみは、メンバーの誰かが肌身離さず連れ回しているワケではない。今回の発表内容にヒントが隠れされているようだ。

チーム紹介④「バインミー」

<チーム構成(左から)>
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元島
ホセ
森美樹(テレワーク参加)
さむらいさん(テレワーク参加)

構成員の半分がテレワークという特殊な環境にあるチーム「バインミー」。

個人的に「ベトナム料理で何が好き?」と聞かれれば、必ず「バインミー」と答えるようにしているので、このチームはおのずと親近感が湧いてしまいます(笑)。

他チームが会議室を使ってアイデア出しを行っている中、テレワークメンバーが半数故にほぼビデオチャットで済ますという荒業をやってのけました。しかも、意思の疎通はどのチームにも負けていないとのこと。言ってくれるね!

作品紹介

それでは発表順に各チームのアイデアをご紹介いたします。
なお、発表時間は各チーム10分間、発表前に『MESH』のペアリング設定の時間を別で5分だけ設けています。
※予算の都合により、全チームに『MESH』のフルセットを購入できませんでした・・・orz

発表1番手:チーム「バインミー」

ツール名:『MESH通知』
様々なお知らせを、1つだけのLEDで実現する。
「気付かない」というよくあるトラブルを解消してくれるツールです。

<主な機能>
機能1:チャットが来た際にLEDでお知らせ(専用チャットツールで連動可能)
機能2:自分がアサインされたスケジュール(Googleカレンダー)が登録された際にLEDでお知らせ
機能3:サーバエラー発生時にLEDと音楽(嘉門達夫の有名曲)でお知らせ
機能4:在席確認(椅子に明るさタグを置くことで、暗くなったら在席中であることを検知)
その他にもSLACKやTRELLOなどの外部サービスとの連携も可能。技術が分からなくても、『MESH』を使えばカンタンに活用できるということをモットーに、「作りやすい」そして「誰でも扱いやすい」を実現したツールです。惜しむらくは、ハッカソンの時間内に専用チャットツールが完成しなかった・・・orz

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発表2番手:チーム「チュッパチャップス」

ツール名:「おもてなしMESH(ちょっとだけ変わる、showcase-tvの日常)」
ショーケース・ティービーのとある一日をなぞらえて、シチュエーションごとに使える『MESH』タグの有効活用法を提案しています。

<主な機能>
機能1:「一日のはじまり」…社内照明がつくと音声再生
機能2:「掃除当番の日」…ボタンを押すと、Googleスプレッドシートと連動してランダムで掃除場所が割り振られる
機能3:「休憩の時」…ペーパータオルのストックがなくなったら、自動でメール送信(光センサーで検知)
機能4:「メンバーに感謝を示したい時」…メールで「いいね」を送信すると、アプリ経由で音声再生
機能5:「外部での作業完了時」…ボタン一発で事前に作成していたメールを送信することが可能
機能6:「来客時」…某クマのぬいぐるみを使用し、傾きセンサーで音声再生(何故ぬいぐるみなのか不明)
機能7:「一日のおわりに」…照明が消えたら音声再生

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発表3番手:チーム「日緬尼(ニチメンニ)首脳会談」

ツール名:「NIPPO」
日々の工数管理の記録し忘れや、部下のタスク管理、そしてテレワークの人が何をしているのか?
これらの日常業務のちょっとした面倒をすべて解決できるソリューション。

<主な機能>
機能1:出席、離席の管理(工数管理)
明るさセンサーによる出席合図をトリガーに、サイコロ内に実装された傾きセンサーを使って、タスク管理をする。ログがタイムスタンプと共にスプレッドシートに溜まることで、終業時の工数入力が簡単に行える。なお、部下にサイコロを持たせることにより、上長が部下が何をやっているかを管理画面で把握することができる。
機能2:HELP機能
明るさセンサーを一時的にさえぎることにより、メールやDocsによるHELP信号を発することが可能。
なお、SLACKとも連携可能なので、社外にいても問題なくコミュニケーションが取れる。

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発表4番手:チーム「Independent」

ツール名:「showcase MESH プラットフォーム」
『MESH』を使った簡易ツール、および『MESH』をプラットフォームにしたカスタムタグの可能性について提案しています。

<主な機能>
機能1:入退室管理ツール
現在、書き忘れが非常に多い「入退室管理シート」を『MESH』が代わりにやってくれる。ボタン押下でカメラで撮影。タイムスタンプと共に記録していきます。やりようによっては顔認証を用いたDeepLearningで管理も可能。シンプルだけど、簡単に実装できる!
機能2:電車遅延での遅刻はサヨナラ
利用路線の遅延情報を判断し、アラート通知。人感センサーで起動タイミングを測り、事前登録した電車路線情報で遅延が確認されたらメールと音声を発信するシステムです。

なお、各路線情報は路線ごとにカスタムタグを使用しており、『MESH』をプラットフォームとした、カスタムタグビルダーとしてビジネス展開も可能。APIさえあれば天気情報と連動も可能か!?

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結果発表

厳正なる審査の結果、グランプリおよび準グランプリは以下チームに決まりました!

◆グランプリ
チーム:「日緬尼(ニチメンニ)首脳会談」
ツール名:「NIPPO」
<評価>
すぐに業務で実行でき、かつモックアップとしての完成度も高かった(発表での台詞回しが絶妙という意見も……)。

◆準グランプリ
チーム:「Independent」
ツール名:「showcase MESH プラットフォーム」
<評価>
入退室管理は社内でも課題になっているということもあり、目のつけどころが良かった。外部APIを使うモックアップが完成し、かつプレゼンでデモンストレーションができていれば、より評価が高くなった可能性もあった。

<総評>
賞に入らなかった2チームも非常にアイデアも良く、プレゼンも面白く、打ち合わせを見ている時もどのチームもイキイキしていて、非常に楽しそうだったのが印象的でした。
イノベーションが生まれる現場はおそらくこうした「ワクワク感」が存在しないとダメなんだということを改めて感じました。

ハッカソンを終えて・・・

今回の『第2回ハッカソン』では、ショーケース・ティービーには珍しく「IoT」がテーマだったわけですが、いつもWEBサービスを中心にアイデアを出し、開発業務に携わっているからこそ、あらためて「IoT」を発想するにはWEBサービス視点とは別角度で物事を考えるべきだと感じました。

サイトのコンバージョンをアップさせるという“B2B”の視点なのであれば比較的アイデアも出やすく、社内の得意分野でもあるのですが、少し別次元である「IoT」は、『日常生活でインターネットに繋がっていないモノをWEBに繋げて便利にする』という視点がなかなか発想に結びつかず、苦労しているチームが多かったですね。

日経テクノロジーの記事で以前見た「イノベーションは1日にして成らず」という内容を思い出しましたが、
まさに「アイデアは一日にしてならず」ということで、日々こうしたアイデアをメモに取り、自分の中でのアイデアの引き出しを作らなければ……と考えさせられました。

私は実行委員として各チームの作業場を出入りしていたのですが、どのチームも見ていたWEBページがほとんど同じという傾向が確認されました。他と違った視点で考え、他と違った情報を取得するというのも、他にはないアイデアを生み出すかもしれないとも感じました。

何はともあれ、この『ハッカソン』という活動を通じて、毎回いろいろな発見があり、非常に楽しみなイベントであることは間違いありません。

次回以降には是非、社外の人にも参加してもらえるような大きなイベントになるといいなぁ……とか考えているだけで、ワクワクしてしまいました。

というか、ほとんどの写真、ricemanの後頭部ばかりに目が行ってしまいますね。。。

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