“運用でカバー” がもたらすもの|日本的開発現場の問題点

“運用でカバー” がもたらすもの|日本的開発現場の問題点

あ~、これは運用でカバーしましょう
このフレーズ、みなさんの会社内でも聞くことがありませんか?

恥ずかしながら、ショーケース・ティ―ビーでも定期的に聞きます。
成果物の要件が何かしらの理由で当初の想定を満たない場合、成果物の修正・改善ではなく、運用(=つまり属人的な解決手段)で対応させようとしてしまいがちです。

あまりに良く聞くフレーズだったため、もはやその言葉の意味を深く考えなくなってしまいましたが、ホントは職場環境としては “黄色信号” を発しています。

2010年と古い記事ながら、それを具体的に解説している記事を李 在煥さんが共有してくれました。
<参照:Think IT『見えない「運用」 -疲弊する運用現場』>

驚くほど言い当てられていませんか?
少なくともショーケース・ティービーの現状の課題そのものです。場合によっては開発現場に限った話ではないのかもしれませんね。

海外の開発現場で使用されているフレーズなのかは分かりませんが、「運用で~」は非常に日本的で曖昧な表現です。「よしなに~」と同じようなニュアンスですね。

「No」と言えない日本人が陥りやすい罠

断定を嫌う傾向にある日本人には使いやすいのかもしれませんが、このフレーズが増えれば増えるほど、運用には過剰な要求が頻繁に発生するでしょうし、多くの「運用で~」をすべて片付けようとすれば、通常業務にも支障をきたすでしょう。結果的に属人化は加速し、運用コストはかさむ一方です。

「No」と言えない日本人が陥りやすい罠といってもいいのではないでしょうか。
これらを打破するためにも、自分たち(またはチーム)がやっているアクションを改めて見つめ直し、「運用でカバー」することを最小限に抑えたプロジェクトにする必要があるのですね。

7年前の記事ながら、心に刻まなければならない “良記事” でした。

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