項目数、少ないほうが本当に良いの?

項目数、少ないほうが本当に良いの?

春。草木が芽吹く香りが漂い、柔らかい日差しがさす。
何かが始まる予感。
ワクワクがとまらない季節。
何より外遊びがしたくなる季節!!!

そんな希望に満ちた季節に、花粉症に悩まされ休日は家から出られず悶々とした日々を過ごしております。

自然派20代OLことミヤです。

選択肢の多い項目の表示方法は悩ましい

入力させる項目の選択肢が多い場合、ラジオボタンにしても画面のスペースをかなり占めてしまうし、プルダウンにしてもスクロールしないと全ての候補が見れなかったりと、非常に表示方法に悩んでしまいます。

今回は、項目の増減に関しての改善事例を2つご紹介します。

項目を減らした改善事例

項目数とCV率のA/Bテストを行った事例をご紹介します。
米国Marketo社では、サイト訪問者が登録後、同社からのアプローチがしやすいことを目的として、最適なフォームにおけるA/Bテストを行いました。

以下のフォームサンプルをご覧ください。


<参照:marketing experiment BLOG『Lead Generation: Testing form field length reduces cost-per-lead by $10.66』>

入力フォームの項目が、5項目、7項目、9項目の時のコンバージョン率と獲得単価(この記事ではリード単価)を計測しています。

テストの結果、項目数がいちばん多い9項目よりも、5項目のコンバージョン率の方が13.4%と一番高い結果となりました。かつ、獲得単価も31.24$と一番低かったことからも項目は少ない方が良いと言えそうです。

記事では、マーケティングデータとして多くの情報をフォーム上で取得したいかもしれませんが、ユーザはたいして正確に入力をしないので、項目を多くしてコンバージョン率を下げてしまうよりは、少ない項目数でコンバージョン率を上げて、確実な情報をゲットしていくことの方が良さそうだ、と述べています。

項目を増やしたけど改善した事例

とある人材系会員登録フォームにおいて、業種・職種での離脱が高い状況が続いておりました。
その項目は、選択肢が30個ほどあるため、とても選択しづらくなっています。

そこで、業種を例にとり、30個ほどある項目を、大分類と中分類に分けて、大分類で選択した内容によって、中分類の項目を変えるようにしました。

変更前】 

  • 項目数:1個
  • 項目内の選択数:30~35個

変更後

  • 項目数:2個 (大分類と中分類に分けたもの)
  • 項目内の選択数:10~15個

変更した結果(大分類と中分類に分けたら)、離脱率が0.5%~1%低下しました。

あくまでも自社サイトが基準

「項目数はできるだけ少なくしなさい」
これは確かに正しいです。

ただし、それは項目を少なくすることによって、「ユーザの入力負荷が減る」場合に限ります。

上記事例のように、項目数を増やしても離脱率が減少する改善例もあります。

サイトの構成や、ユーザ層によって、成功パターンは無数に存在します。

大切なことは、ただ世に出ているセオリー通りに改修をするのではなく、「自社サイトにおいては」どうすればユーザが入力しやすくなるか、なのです。

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