2017年は『音声アシスタント』が主戦場|もう1つのAI戦争

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人工知能・AIの話題は毎日のように新しいニュースが発信され話題が尽きません。
最近にわかに注目を浴びているのが『音声アシスタント(人工知能・人工無脳)』です。

その中でもホットなのが超新星「Amazon Alexa」、そして「Siri(Apple)」、「Google Assistant」、「Cortana(Microsoft)」の動きです。

“音声アシスタント戦争” 黎明期

当初、この『音声アシスタント』は「音声認識」や「簡単な命令の実行」を特定端末で実現可能にするために誕生したようなものでした。
代表的なのが「Siri」であり、それに対抗するために台頭してきたのが「Google Assistant」や「Cortana」です。

まず、「Siri」は音声アシスタントの先駆け(2011年10月公開)として登場。実際にスマートフォンで行うキーボード操作を省略してくれるものとして、多少は便利になりました。
しかし、日本ではあまり使われていませんね。認識率がイマイチだったり、何度も言い直すことに気恥ずかしさを感じる日本人特有の性分が影響しているからでしょう。

賛否両論あれども、「Siri」は他社を刺激するような、華々しいスタートダッシュを切ったと言えるでしょう。

対抗してAndroidとWeb検索のために開発されたのが「Google Assistant」(旧称:「Google Now」、2012年公開)。似ているけど異なる実装を始めたのが「Cortana」(2015年公開)。Windows OS全般+Xbox ONEという組み合わせで登場しています。

いずれも「いかに正確に音声を聞き分けるか」に焦点が絞られ、切磋琢磨し合ってきました。

2015年時点では三国時代よろしく、3つの音声アシスタントが凌ぎを削ると思われていました。それというのも、3社は家庭用音声アシスタントの基盤となる企業を買収したり、IoT化特許の取得を繰り返していたからです。

そんな群雄割拠の “音声アシスタント戦争” の中に飛び込んできたのが「Amazon Alexa」(2014年公開)です。
少なくとも2015年当初の段階では日本未発売ということもあり「Alexa」の存在感は薄く、「Alexa」を実装した「Amazon Echo」ですら、ちょっと頭の良いワイヤレス・スピーカー程度の認識でしかありませんでした。実際に海外の「Echo」購入者も、大半は音声アシスタント機能を有効活用していなかったようです。

しかし2016年に「Amazon Echo」がまさかの大化け。
「Amazon FirePhone」が大コケしたことがキッカケで、Amazon社が大きく軌道修正したことが起爆剤となった模様です。

当初の戦略とは異なる方向へ|キーワードは「家庭+ハンズフリー」

当初のスマートフォン戦略で失敗したのが功を奏したのか、「Amazon Echo」+「Alexa」を主軸に「家庭」にフォーカスします。
2015年は「これから主戦場になる」の認識を、「今、まさに戦場である」と気付かせてくれるほどの攻めっぷりを見せました。

この原動力となったのが、「Amazon Alexa Fund」と「Amazon Alexa Skills Kit」です。
「Alexa Fund」で出資を行うことで開発層を支援し、「Alexa Skills Kit」で「Alexa」の仕様を公開する。これにより新しい音声コマンドアプリケーションの拡大を図るという作戦です。

もともと「Alexa」はサードパーティーが開発できる現時点で唯一のエンジンということもあり、開発者はどんどん増え、現時点で8000以上ものSkill(=アプリケーション)が存在するほどになりました。(とは言うものの、キラーアプリは出ていないので「これから」です。)
<参照:MONOist『音声認識の覇権を握る「Amazon Alexa」、逆転の余地はまだある?』>
<参照:ロボスタ『米国のAI音声アシスタント、販売数・スキル数が大幅増加中、しかし…利用度合いは低い』>

そしてAlexaインターネットとAWSで培ったクラウドネットワークの融合が完成の姿を見せたのが2016年。
気が付けば、Amazonがホームオートメーションの先陣を切っていました。

現在「Amazon Alaxa」に対抗できているのは「Google Home」ぐらいでしょうか。
しかし、ハードの発表に遅れを取り、サービス自体もスタートしたばかり。出荷台数では500万台以上の大きな差を付けられてしまいました。

「Siri」により業界のトップランナーになったかのように思えたAppleに至っては、ハードすら発表されないという体たらく。
iPhoneとApple TVをベースに「Home Kit」で巻き返しを図ると思われますが、肝心のApple TVは売上に陰りを見せており、後発のAmazon Fire TVにすら苦戦と先行逃げ切りとはいかなかったようです。さらにはAmazon Fire TVに「Amazon Alexa」搭載バージョン(英・独)のリリースが発表され、弱り目に祟り目。まさに窮地に追いやられる超ピンチの状態です。
<参照:ITpro『Amazon、音声アシスタントAlexa対応の「Fire TV Stick」を英独で展開』>

一方、Microsoftは「Cortana Skills Kit」を発表。ん? 「Skills Kit」? Amazonのパクリなのか?
そう思ったらパクリ以上のものでした。
“このキットではAmazonの「Alexa」向けに開発された既存スキルのコードを再利用するという選択肢も用意される”
<参照:ZDNet Japan『MSが「Cortana Skills Kit」プレビュー版–「Alexa」向けコードの再利用も』>

「人のフンドシで相撲を取る」とはまさにこのこと。さすがは天下のMicrosoft、汚い

そしてスマートフォンへ。なんだこの流れは?

これだけ「Alexa」が加熱すると、想像もしなかった不思議な現象も起こるというものです。

スマートフォン各社が「Motorola Moto Z」や「HUAWEI Mate 9」といった主力端末に「Alexa」を搭載すると発表したのです。誰だって「勝ち馬に乗る」ことを考えてしまいますよね。
挫折したハズの “Amazonスマートフォン構想” がかなり変なところから復活しました。

Android OSなのに使われるのは「Alexa」。
これは「Google Assistant」の搭載をGoogle謹製ハードに限定していた弊害かもしれません。しかし、Amazonは思わぬところでさらに勝ち星を積み上げたことには変わりはありませんね。

固定電話に注目|誰も考えなかったブルーオーシャン?

家の中でもスマートフォンを持ち歩いてはいませんか?
携帯電話の役割はスマートフォンでしか果たせません。もはや固定電話の存在は薄く、すでに使っていない、あるいは回線すら持っていないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、ハンズフリーが前提である『音声アシスタント』が、電話の回線種別なくすべてを請け負うことになったらどうでしょう?

どこにいても声をかけるだけで、スマートフォンに登録されたアドレス帳から固定電話で通信を開始し、ハンズフリーで電話をする。あるいは、固定電話への着信をスマートフォンに転送して通話開始する、または留守番電話への切り替える、はてまた居留守を使う……。このように時間と状況、番号照会に合わせてAIが判断する。
このようにイノベーションに繋がるアイデアを刺激されそうな機能が「Amazon Echo」と「Google Home」に搭載されるそうです。
スマホが苦手というご老人や、まだまだ固定電話も多い日本においては、このようなレガシー(遺産)の再跳躍が大きなビジネスになることでしょう。

iPhone革命から10年。
スティーブ・ジョブズが生きていたら、この状況をどう感じていただろうなと、しみじみ感じるのでした。

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