CRO | コンバージョン率最適化の手法(第8回)

CRO | コンバージョン率最適化の手法(第8回)

今回は「広告とのマッチング」ついてご紹介させていただきます。
<前回のおさらい『CRO | コンバージョン率最適化の手法(第7回)』>

広告とのマッチを考える

ユーザフローの最上位に当たる「広告の設計」を確認してみましょう。
まず、下記情報はすべて把握していますか?
・ターゲット設定
・集客状況
・クリエィティブの色やデザイン
・ソリューションのテーマ
・ソリューションの提示
・広告の露出と発見しやすさ(リーチ)
・反応の良い広告(クリック)
・コンバージョンに寄与している広告(CV)
・反応の良いメッセージやキーワード
・競合との比較・優位性(掲載率と順位)
・ユーザーの真剣度合い(複数回のクリック・来訪頻度)
・モチベーション(来訪頻度)
・広告との接触回数(ビュー数)

例えばGoogle Adwordsでは出稿管理画面から上記情報など、ほとんどすべてを確認することができます。
「ん~、把握してない……」というのであれば、まずはGoogle Adwordsで確認することをオススメいたします。

なぜ広告とのマッチが重要なのか?

非常によく作られた広告にも関わらず、必ずしもコンバージョンに繋がるというものでもありません。
広告によっては、作られた先入観とランディングページとの落差が大きい場合、ネガティブな要素が生まれやすいのが一つの原因です。

背伸びをせずに、ランディングページとトーン、マナー、コピーの整合性を重視した広告は、(サイト管理者から見ると)まったくひねられていない、一見手抜きのようなデザインであるように見えますが、一定のコンバージョンを安定して出してくれているというのも事実です。

このギャップを埋めつつ、高いレベルに引き上げていくのが集客の最大のポイントと言えるでしょう。

さて、とはいえ広告には、それでも圧倒的に不利(不可能)な点があります。
それはコミュニケーションです。
どうあがいても、情報開示者と閲覧ユーザ意識のギャップを完全に埋めることはできません。それを補完するためにはランディングページにコミュニケーションの要素を持ち込む必要があるのです。

「コミュニケーション!?」
そう言っても、わざわざ対話型のコミュニケーションを用意する必要はありません(あればより良いと思いますけど……)。

例えば、ランディングページの設計には古くからコミュニケートに近い状況を作り出す手法があります。
それは “選択肢” の提供とその演出です。

具体例を挙げればスライドショーやメニューですね。
「すぐに買いたいかもしれない人」
「商品を写真で楽しみたい人」
「値段を比較したかった人」
このような閲覧者のニーズに応じた “選択肢” を提供するということが、擬似的なコミュニケーションと言えるでしょう。

ここまでくれば、導線設計の意義とギミック(選択肢による分流の作成)の設定ポイントが見えてきたのではないでしょうか?

リアルなコミュニケーションではなくとも、UXを通じて「コミュニケーション」を擬似的に体験してもらう。コミュニケートを体感したユーザは、何事もなかったようにそのサイトを通り過ぎづらくなるハズですね。

次回は「ユーザを想定遷移に誘導する手段とそのいくつかの方法」について。お楽しみに!

Hiroyuki Kawaguchi

Hiroyuki Kawaguchi

ペルソナ・マーケティングとSEOが大好きで、この道 ◯十年。(歳がバレるから秘密です。)

猫との生活に至福を見出して、地方でテレワークに励んでいるbitWaveのゴーストライター。
Hiroyuki Kawaguchi

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