Developper’s Summit 2015 Autumnレポート

Developper’s Summit 2015 Autumnレポート

2015年10月14日に「デブサミ2015秋」に参加してきました。太めの人が集まるサミットではありません。開発者の祭典のようなものです。

今回のテーマは「データを巡るテクノロジーの冒険」ということで、アドテク、DMP、レポートなどのデータに関する色々なアプローチがあり、昨年からビッグデータの運用に関して開発・研究していたため、とても参考になった1日でした。

備忘録をかねてレポートしておきます。

ちなみに、デブサミのWEBサイトは以下のURLです。
http://event.shoeisha.jp/devsumi/20151014/

各社の登壇者に感謝

今回の登壇者は総勢19名でしたが、各スピーカーの方は、会社を背負ってやっている内容のアピールとか、人材募集とか、技術的な課題などを資料にまとめて話してくれていたので、弊社でも今後起こり得る問題などを事前に聞けてとても有意義でした。

個人的には、始終ワクワクさせられるスピーカーの方が多く、プレゼンテーションに関してもとても参考になるポイントも多かったようにも思えました。

内容つまみ食い

気になったポイントも交えて、全てのプレゼンに対して僕なりのまとめです。

AWSの上手な活用

多くのクラウドサービスの中で、サービス・オプションが圧倒的に発達しているのがAWSです。

サーバーレスという構成も含めて、データ取得からレポート帳票作成まで、AWSの機能を活用することにより、開発リソースを圧縮して、サーバー側におけるIO機能の担保に工数をかけないという会社さんは、工数や機能分析に力を入れていると感じました。

現在、開発まっただ中の弊社としては、こういった見極めも必要なのかと考えさせられました。

ちなみに、国内サービスを含めて、AWS以外のクラウドサービスは、バーチャルOS、のインスタンスを立ち上げるだけの機能で精一杯なので、今のところAWSの一人勝ちという認識です。

Fluentdが結構な割り合いで使われている

弊社のサービスでも一部で使われている「Fluentd」ですが、登壇されていたスピーカーの方の会社でほとんどの構成に関わっていることがわかり、このツールの優位性を改めて感じました。

Fluentd : https://github.com/fluent/fluentd

ちなみに、Fluentdで一番いいポイントとして、「リトライができるところ」。サーバートラブルやネットワークトラブルにおける、誰もが泣いてきた所が解消されるツールなので、重宝されているんでしょうね。

ちなみに、説明の中であった「プラグインはいじらない」というのが心にささりました。
長年使うとこういう場面に出会うのですね。

Pixiv社の「クラウドは使わない」という構成が好き

画像SNSで有名なこの会社が自社で行っている内容で「実サーバーにおけるIDC運用がコスト面と安定面がいい」という内容が弊社のサービスと同じコンセプトでとても親近感がわきました。

確かにAWSクラウドは、人員削減などが行えるイメージがありますが、一方で、実サーバーが理解できていないサーバーエンジニアが増えているという事も聞いたことがあり、この傾向は今後、加速するだろうなと危惧もあります。

クラウドでもサーバーIOや負荷分散の効果的アプローチなど見えないところも作業する必要があるので、こういった見えない工数を考えると今のところどちらが効率的かは判断つけかねますね。

理論に伴うシステム構築

何社かのスピーカーの方が、色々なマーケティング・フレームワークなどを用いてデータベース運用やビジネススキームを説明されていましたが、企画から開発、運用まで行っている弊社としては、とても勉強になり、同時にエンジニアもこういった勉強が必要という事が強く理解できました。

中でも印象的だったのが、マイクロアド社の「ヤンケロビッチの価値観ヒエラルキー」というものは、わかりやすく、ユーザーの行動分析において必要なのだと思いますね。

IoTというキーワード

「Web2.0」や「ユビキタス」という過去に流行ったキーワードのように、今年の流行キーワードでもある「IoT」ですが、多くの経営者から聞く内容として、
「結局、何をどうすればいいの?」

という事に対する答えもないし、見極められるゴールもなさそうだと言うことも、いま時点で思い知らされました。

モノとインターネットをつなげるというコンセプトは「O2O」でもあり、「インドアのPCとアウトドアのスマホ」という事で、きっと来年もまだまだ活発にはなるので、「IoTとは何か?」という問いに答えられる会社が、こういう分野を握れる会社なのだと感じましたね。

個人的に気に入った内容

soracomさんのプレゼンは、他社とひと味もふた味も違っていて、とても印象に残りました。

というのも、この会社さんの事をよく知らなかった僕としては、「プログラマブルなIoTプラットフォーム」というタイトルだったので.

電子機器をタブレットでコントロールする、電子ブロックアプリの紹介のような印象だったのですが、アマゾンに5年いた社長さんが独立して、「MVNOをもっと安く、他の事業に使ってもらうために」というコンセプトがとても事業内容自体がCSRに繋がるとてもいい事業性だと思えて、かつプレゼンの旨さに、とても勉強になった時間でした。

当日販売していたSIMももちろん、研究開発の為に自腹を切って購入しました。

開発マネジメントなどのお話

いくつかの会社さんの中で、社内開発のマネジメントについて話をされていて、特に参考になった内容としては

1、開発員のモチベーションをアップさせる。
2、モチベーションがアップすることで、作業効率もアップする。
3、作業効率が上がることで、生産性もアップし、会社への貢献度も高くなる。
4、会社無いの作業効率が向上するので、売上向上に繋がる

なんという、素晴らしいサイクルでしょう。

もちろん、こんなことはわかっているマネージャーの方はたくさんいると思うのですが、従業員のモチベーションアップを本気で行っている会社は比較的少ない印象ですが、会社とはこういう事を取り組むべきと勉強させられた内容でした。

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