VLOOKUP関数を使用した際に、設定したセルに#N/Aと表示されることがあります。今回はその対処法についてご説明します。まずは、どのようなときに表示されるのか確認してみましょう。下記のような表を例にします。
検索値がまだセット(入力)されていないときに表示される
単価欄にVLOOKUP関数をセットします。
式だけセットしますと「#N/A」が表示されます。
これは、まだ「名称」に何もデータが入力されていないためエラーとなります。
検索値に該当するデータが存在しないときに表示される
今度は、「商品名」に存在しないものを「名称」に入力します。
同じく「#N/A」が表示されます。
これは、「名称」に入力された値が「商品名」に存在しないときに表示されます。
「#N/Aエラー」を表示させない方法とは?
「#N/A」が表示されないようにするには、IFERROR関数を利用します。このようにIFERROR関数を設定しますと
先ほどまで表示されていたエラーが表示されなくなります。
検索値がまだセットされていない状態でも、
検索値に該当するデータが存在しない状態でも表示されなくなります。
VLOOKUPで「#N/Aエラー」のまとめ
「#N/Aエラー」自体を表示させない方法はわかりましたでしょうか?表示される理由によって対応を変えたい場合などはIF関数などを利用して対応することも可能です。ぜひ試してみてください。
参考:実際に設定した内容
今回実際にセルに設定した関数となります。宜しければコピーなどしてご利用ください。
<VLOOPKUPのセルに設定した内容>
=VLOOKUP(F8,B4:C8,2,FALSE)
<IFERROR関数をセルに設定した際の内容>
=IFERROR(VLOOKUP(F8,B4:C8,2,FALSE),””)