Good On You|環境保護の観点からアパレル企業を評価する

Good On You|環境保護の観点からアパレル企業を評価する

突然ですが、H&M やNikeといった巨大アパレル帝国に△(”It’s a start”)を付ける企業を知っていますか?

正解は収益性評価の会社ではなく、”Good On You“という社会貢献ウェブサービスで、アパレル企業を環境保護などの観点から評価する会社です。

本日はmashableからGood On Youに関する記事を取り上げたいと思います。

キーワードは「エシカル」

ところで最近、エシカルファッションという言葉が使われ始めました。

エシカルというのは、「倫理的な」という意味で、「環境保全」や「社会貢献」という意味で使われるようになってきた言葉です。

イギリスでは80年代から使われているのだとか。

そして、今回主役の“Good On You”は、2013年にオーストラリアで設立したNGO(Ethical Consumer Australia)が立ち上げたウェブサービスです。

  1. 自然環境への影響
  2. 動物保護
  3. 労働環境

などの観点から、各ファッションブランドが扱う商品を五段階で評価。

評価基準は、ファッションブランド自体が受けたオーガニック認定やフェアトレード認定などの第三者機関からの認定を参考にしているとのこと。

商品が気に入れば、オンラインショップで購入も可能です。

アプリ内の画面など、このサイトがまとまっています↓
http://www.kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?content_id=367

記事によれば、今後の展開としてあらゆる商品にも進出するつもりがある、と語っています。

Ranking fashion brands is only the start, however. Good On You will be ready to look at cosmetics and personal care products in the new year, Renouf said, and then homewares and electronics. Many fashion brands have a global presence, so he believes it won’t be too much of a leap for Good On You to become an international resource. Now you can be ethical top to toe, as well as inside and out.

「ファッションブランドのランキング始まりでしかない。(共同設立者)のルノフ氏が言うには、Good On Youは来年コスメやケア商品、日用品や家電に展開する準備ができているという。ファッションブランドで世界的な存在感があるブランドはたくさんあるので、Good On Youが国際的な情報源になる日が来るというのは言い過ぎではない、とルノフ氏は考えている。今や、身体の中も外も、全身上から下までエシカルになれるのです。」

日本で流行るだろうか?

私の個人的な感覚ですが、日本では1.環境保護運動、2.動物保護運動自体あまりなじみが無い印象。

ただ、環境問題等は広く認知されており、企業もCSR活動でアピールしたりエコ商品をリリースしたりする例は多いように思います。

消費者側にも、「環境に良くてサービスが良くて値段も安ければ買いたい」というような「消極的-環境保護応援魂」があるように思います。

(例えば、ファッション大手通販会社zozotownでも、チチカカというアジアンテイスト衣料ブランドで、フェアトレード商品が少数ながら販売されていました。)

3.労働環境については、最近ではブラック企業という言葉も市民権を得てきているので、日本での関心も高まってきています。

しかし、海外で起きている事件についてはまだまだ認識されていないよう。

私の周りだけかもしれませんが、バングラディシュでの建物倒壊事件について知らない人がほとんどでした。
(知らない方は是非チェックを!)

指標としては使われ始める可能性アリ

今回のGood On Youのような「商品に社会貢献ラベルを付けるような流れ」はオンラインショップ全体で、来るかもしれません。(この商品はフェアトレードですよ、動物実験を行っていませんよ等。)

取扱商材にもよっては売りのポイントがブレる可能性がありますが、一般的にユーザが商品購入するときは「背中を後押ししてくれる事情を探してる時が多い」ので、そういった表記はCVのトリガーになりうるはず。

慈善的な指標が一般化すれば、持続可能性のある社会を消費者全体でつくっていけますね。

何よりも、アパレル企業のイメージ戦略に乗せられすぎず、自分で消費行動を選んで行けるようになりたいものです・・・

コメント