iOS10新搭載のStickerPackでiMessage専用のスタンプを作ってみた

iOS10新搭載のStickerPackでiMessage専用のスタンプを作ってみた

2016年6月13日にApple社主催カンファレンス「WWDC2016(※注釈)」がありました。
※World Wide Developer Conference:Apple社が毎年開催するデベロッパー向けイベント

今年も気になる機能が満載でしたね!

ステーブ・ジョブズが亡くなって以降、「今年の機能は面白くないね」なんて言う人が一定割合いたりもしますが、ちゃんと調べれば面白くないことなんかありません。先入観で決めつけてしまうのは、色々ともったいないですね!
※なお、昨年時点の新機能レビューについてはコチラをご覧ください。

いくつかある今回発表の新機能で、私が注目しているのは4点です。

・SiriKit
→Siriの中に自作アプリを搭載することができるよ!

・Message Application
→iMessageアプリの画面に自作アプリの機能を入れられるよ!

・Speech Framework
→喋った内容を認識できるよ!

・ATS
→正当な理由がない限り、アプリではhttp通信はできなくなるよ!

「iMessage」って今さら言われても……、なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際、私もそうです。しかし、先ほども“先入観で決めつけるのはもったいない”と言ったばかりですので、試してみないことには判断できません。

そこで、今回はMessageExtensionとは別にiMessage上で使えるスタンプ機能『Sticker Pack Application』を試してみたいと思います。

実際にStickerPackを作ってみた

これからその手順をご紹介いたします。

手順1:まずはダウンロード

iOS10搭載済みのXcode-betaをダウンロードしてみましょう。
https://developer.apple.com/download/

なお、ダウンロードには開発用のAppleIDの登録が必要になります。
データサイズが数GBもあるのでダウンロード完了まではヤキモキしてしまいますが、近々、新しいMacが配布されるという“ありがたい”報告がありましたので、次回以降は爆速ダウンロードが期待できますね!

手順2:ダウンロードしたからには開いてみよう

無事ダウンロードが完了したら、「Create a new Xcode project」を選択します。
「Application」項目から『Sticker Pack Application』を選択してみましょう。

image30

手順3:気になる新機能の構成は…

名前などを適当に付けて [Next] ボタンをクリックすると……
以下のような画面が立ち上がります。

image33

通常、一般的なアプリを作る場合は色々なファイルで雑然として分かりづらくなってしまいがちですが、この『Sticker Pack Application』に限っては、スタンプをアップロードするフォルダとアプリアイコン用画像のアップロードエリアのみと、非常にシンプルな構成となっております。

手順4:さっそくスタンプ用画像をアップしてみよう

今回はショーケース・ティービーのマスコットでもある「ナビ子」を使って、スタンプを作ってみたいと思います。

実はこの「ナビ子」は6月いっぱいで我が社のマスコットキャラクターの役目を終えました。今回のこの記事が最後のお勤めになるかもしれませんので、その勇姿を目に焼き付けておいてくださいね!
※ちなみに新ロゴはコチラを参照ください
http://www.showcase-tv.com/service/

さて、話は戻りますが、ショーケース・ティービーの各サービスの“旧”アイコン画像をどんどんXcodeにドラッグ&ドロップしていきます。

image35image31image29
image19image18image15
image05image04

全部の画像をアップすると、以下のような感じになります。

image28

「ナビ子」の最後のお仕事ということで、涙でモニターがよく見えなくなってきました。
一体どんな働きをしてくれるのでしょうか? ワクワクしてきましたね!

手順5:アプリを実行してみよう

「▶︎」ボタンをクリックすると、どのアプリを起動するか選択する画面が表示されます。
ここは迷わず「Messages」を選択し、そのまま「Run」をクリックしてみましょう。
すると、こんな画面が表示されました!

image17

このままでは、そのスゴさがよく分かりませんね。
では、実際にメッセージのやりとりをしてみましょう。

image32

上記の画像は仕込んだ旧ロゴをドラッグして、入力エリアに追加している様子になります。
それではこのメッセージの受信相手には、どのように見えているのでしょうか?

image16

何度も同じ投稿を執拗にしているのは、私が粘着質だからというわけではありません!
本記事掲載用に何回か撮影しているため、粘着質に映ってしまっているだけです。
分かりづらくなってしまってスミマセン。。。

さて、この『Sticker』ですが、「メッセージに直接貼り付ける」こともできます。
こちらも説明が難しいため、実際に画面でご覧いただきましょう。

image27

という上記のような投稿に対して、

image34

こんな感じでスタンプを載せることができます。
相手のメッセージすら隠せてしまうほど、スタンプを押しまくれるようです。相手に喋らせる隙を与えないということでしょうか(笑)
ショーケース・ティービー全社員にこのスタンプを搭載させて、「ナビ子」の在りし日の姿に、想いを巡らせてみるのもいいかもしれませんね!

ちなみにスタンプに使える画像の拡張子は「PNG」「APNG」「GIF」「JPEG」とのこと。
「APNG」はあまり聞き慣れない拡張子ですが、アニメーションに対応した「PNG」ファイルです。GIFアニメーションに取って代わる“次世代画像形式”なんだそうです。

ちなみに「APNG」でアニメーション効果を試してみると……

image26

静止画なのでアニメーションであることが分かりませんが、実際は表示されている時計の針がクルクル回っておりました。
これならアニメーションのスタンプも簡単に作れそうですよ。

Messageサービスは流行るのか?

iOS10を以って、Messageサービスが非常に自由度が高く、使っていて楽しいサービスになることが確認されましたが、そもそも『Messages Application』と『Sticker Pack Application』は流行るのでしょうか?

私個人の感想としては、爆発的な普及を目指すのであれば、AndroidのiMessage対応が必要不可欠なのではないかと考えています。
しかし、現段階ではそのようなアナウンスはありません。

しかし、iPhoneユーザ間のメッセージのやりとりをする上では、十分すぎるほどの機能実装です。

誰でもカンタンにスタンプが作れる点や無料スタンプ配布を実施することもできるといったことを考えると、iPhoneユーザだけでも普及は十分にあり得ると思いますヨ!

コメント