iPhone7、イヤホンジャックの運命やいかに!?

iPhone7、イヤホンジャックの運命やいかに!?

iPhone7? あぁ、持ってるよ。
家にある「3GS」と「4S」を足せば「7」にはなるよね。あ、「7GSS」か。
こんにちは、約みつるです。

まだ正式発表こそありませんが、ちまたでは「iPhone7」にまつわるウワサが飛び交っていますよね。「悪評高い背面のDライン消失」や「ホームボタンが感圧式になる」とか……。

森羅万象、進化の過程には捨てなければならないものも発生します。

生物界においても若い世代に淘汰されつつある約みつるですが、2008年7月に発売されたiPhone3Gから8年経過した今(※初代iPhoneは日本未発売)、そのiPhoneの進化のスピードを“廃止の歴史”からさかのぼってみたいと思います。

ついにイヤホンジャックにもメスが入るのか?

数あるiPhone7に関するウワサの中でも根強いもの筆頭として挙がるのは「イヤホンジャック廃止」。今後、イヤホンはLigthning接続になるというらしいのです。つまり、充電しながらの有線イヤホン利用はできなくなるということなのでしょうか。

イヤホンジャックの歴史は古く、これまでのiPhoneはおろか、80年台の“Macintosh”時代から当たり前のように存在していた端子ですので、無くなるというのはにわかに信じ難いところです。

ただし、昨年リリースされたMacBookが外部接続端子を大幅に削ってきたことを考えると、あながち嘘であると決めつけられないところだったりします。

それにしても「イヤホンジャック廃止」が世間(リンゴ信者だけ?)に与えるインパクトはそれなりに大きく、正式発表していないにも関わらず21万人もの反対署名が集まったとか。スゴいですね。。。

Apple社が情に流されない企業であることは、これまでのインターフェイス遍歴を考えれば明確ですが、歴史あるイヤホンジャックも果たして淘汰されてしまうのでしょうか?

Appleの断捨離はえげつない

ここで約みつるがあらゆるサイトで、インターフェイス(おまけでドライブも)のサイクルを調べてみました。

端子系

インターフェース名初搭載最終搭載実働年数
Phone Jack
(フォーンジャック/ヘッドフォンジャック/イヤホンジャック等)
1984年(諸説有)現役32年目
Serial端子
(RS-422含む)(シリアル)
1984年1998年14年
RCA端子
(ピンケーブル)
1985年1985年1年内
SCSI端子
(DB系/HDI系含む)
(スモール コンピュータ システム インターフェース)
1986年1997年11年
ADB端子
(アップル デスクトップ バス)
1986年1999年13年
Ethernet
( AAUI端子 / 10Base-T端子 / 100Base-T端子
/ 1000Base-T端子 含む(イーサネット)
1991年2012年20年
S-Video端子
(セパレート ビデオ)
1993年1998年5年
VGA端子
(Mini-VGA端子含む)
(ビデオ グラフィックス アレイ)
1997年2005年8年
USB端子
(Type-C含む)
(ユニバーサル シリアル バス)
1998年現役18年目
IEEE端子
(アイ トリプルイー/ファイアワイア)
1999年2012年13年
DVI端子
( Mini-DVI端子 /Dual-link DVI端子/DVI-I端子含む)
(デジタル ヴィジュアル インターフェース)
2002年2009年7年
30Pin Dock Connector
(30ピン・ドックコネクター)
2003年2012年14年
Mini Display端子
(ミニ ディスプレイ)
2008年2012年4年
HDMI端子
(ハイ ディフィニション マルチメディア
インターフェイス)
2010年現役6年目
Thunderbolt端子
(サンダーボルト)
2011年現役5年目
Lightning端子
(ライトニング)
2012年現役4年目
Smart Connector端子
(スマートコネクター)
2015年現役2年目
ドライブ系
ドライブ名初搭載最終搭載実働年数
Floppy Drive
(フロッピー・ドライブ)
1984年1998年14年
CD Drive
(コンパクトディスク・ドライブ)
1992年2003年11年
DVD Drive
(デジタルバーサタイルディスク・ドライブ)
1998年2012年14年
※上記は標準装備のみ、オプション装備品は含まず
※ACアダプタ関連は含まず
参考:Apple IO Death ChartMac InsideMac Ports, past and present

やはり、イヤホンジャックの32年という歴史は群を抜いています。

しかし、いずれも10年以上も実装されていた各ドライブ系が躊躇なく一掃されていることを考えると、「不要・代用できるのであれば切り捨てる」というMacの哲学がイヤホンジャックに発動してもおかしくないですね。

ただ、イヤホンジャック廃止で得られるメリットはどれだけあるのでしょうか。

端子分のスペースは小型化されるかもしれませんが、ごく僅かな限られたものでしょうし、Lightning化による高音質の実現が可能になるといっても、そもそもApple製品は原則的にハイレゾ音源(44.1kHz/16bit以上の音声ファイル)に対応していないため、すでにハイレゾ体験しているユーザには鼻で笑われるレベルです。

そもそもLightningイヤホンが普及していない以上、変換アダプタが必要になってきそうですね。

次の餌食はどいつだ?

つい先日、Apple社は「Thunderbolt Display」の生産中止を発表しました。現行最新規格のThunderbolt 3はUSB Type-Cとの互換性を持っていることから、そもそものThunderboltポートの存在すら危ぶまれます。

さらにはイヤホンジャックに次いで歴史のあるUSB端子も、立場が確約されたわけではありません。ますますType-Cへの移行が進むでしょうし、場合によっては独自規格の新端子や完全無線化が進むかもしれません。

ケーブルの種類が少なくなったり、そもそも廃止されることは新たに購入するユーザにはありがたいことですが、安くない値段で購入した外部機器が使い物にならなくなってしまうのは勘弁願いたいところ。

実際、自宅にはADB端子のペンタブレットが転がっています。

このままではポート種の削減により変換コネクターだらけになったり、端子数の削減により外付けHUBだらけになったりしそう。。。

何かしらの機器を購入する際には、接続端末のポートの歴史を考察し、いつまで使えるのかを予測してみるのもいいかもしれませんね。

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