ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞 2016

ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞 2016

毎年恒例になった、ブック大賞ですが、改めてこの大賞のコンセプトを聞き、納得がいったので紹介します。
さらに、今回ノミネートされた6冊について、プレゼンテーションを聞いた感想もメモしておきました。

ブック大賞のコンセプト

エンジニアの人はとにかく本をよく読んでいる。
しかも、技術書だけかと思ったら、ビジネス書も沢山読んでいるので、エンジニアの人が選んだ本は良書に間違いない!
というコンセプトで技術書とビジネス書という2軸で評価しています。

選出方法は、このセッションに参加した人が投票券を持っており、全てのプレゼンを聞いた後で、紙かQRコードで投票します。
そして、このセッションの最後に大賞が発表されるという、ITサミットらしい早いスピードで開示されるわけです。

1.[技術書] ネットワーク技術&設計入門

プレゼンに上がったのは著者の「みやたひろし」さんですが、ガチガチにあがっていたのがよくわかる感じでした。
ネットワークエンジニアの彼の経験を元に、ネットワークというジャンルを、開発の工程に当てはめて、設計という部分にフューチャーした内容になっているとのこと。

開発工程で最も重要とされている「設計」の部分は、少しでもミスや漏れがあると、その後の工程全てに響いてくるので、いかにしっかりした設計が必要かという事が書かれているそうです。

また、ネットワークの基礎に当たる部分がこれでもかという感じに説明されているそうなので、エンジニアとしては、知ってる人も知らない人も復習、学びの観点で一度は読んでおきたい1冊でしょう。

2.[技術書] ハッカーの学校

著者の「IPUSHIRON」さん、日本人なのかもよく分からなかったのですが、壇上に上がっていたのは中年オッサン風のコテコテの日本人でした。

この書籍は10年ほど前に一度「ハッカーの教科書」というタイトルで出版されているそうですが、今回10年の時を経てグレードアップされて出版したとのこと。

ハッカーというとどうしても日本ではネガティブな印象があるんですが、海外では、リスペクトされるぐらいの印象なので、それを一般に浸透させる意味で誰もが通る道である「学校」という事でITをもっと分かりやすくする事を目的とした内容になっているそうです。

3.[技術書] 数学パズル

増井敏克さん著ですが、非常に話し方も理屈っぽい感じが漂っている見るからにエンジニアという印象の方でした。

彼はもWEBサイトで出題し、その問題を一般ユーザーがプログラミング。それを採点するという事を毎日行なっており、年間数千というプログラム評価を行なっているそうです。

言語もそれこそ数多く見ていて、聞いたことも無い言語も含まれていました。それを評価できる彼の非凡さを目の当たりにしたプレゼンでした。

とにかく日常のふとした事が問題になり、プレゼン当日も、デブサミの日程表を見て「複数ある講演を見て回るのは何パターンあるか?」などという問題を作成したりするほど、日常とアルゴリズムが一体化していて、突き抜けている感じが秀逸でしたね。

4.[ビジネス書] HARD THINGS

投資家である「ベン・ホロウィッツ」の自伝が書かれたこの本をプレゼンしていたのは、編集担当者の中川ヒロミさん。
愛称で「ベンちゃん」と言い続け、彼の生々しい体験談を断片的に話していました。今となっては成功談だが、失敗の連続であるベンちゃんの自伝は、一度は読んでおいて損はないと思います。

5.[ビジネス書] WORK RULES

Google社の人事担当が、人事評価やら社風などを色々な角度から書かれたこの書籍。

経営陣として活動させてもらっている僕も、Googleの会社が何故従業員のモチベーションが高いのかがこの本を読むことで、理解もできるし、そこに色々なヒントがあるという魅力的な作品という印象。

とにかく日本とアメリカという違いは抜きにして、このような組織を作ることはどうすればいいのか、考えさせられた一冊です。

6.[ビジネス書] 人工知能は人間を超えるか

大学教授である松尾豊さんがビデオ出演してくれるというサプライズもあり、会場がとにかく盛り上がったプレゼンでしたが、もはや夢物語ではない人工知能は、研究も最終段階の状態という事ですが、この本では人間とは何かという哲学的な疑問を解き明かしている作品だそうです。
昨年から流行り始めているディープラーニングをテーマに、人工知能でこの先どうなるのかという視点で見ても楽しい作品でしょう。

そして大賞は?

結果が気になる大賞はというと、審査員特別賞も含めて3作品+2作品です。

審査委員特別賞

WORK RULES
ハッカーの学校
HARD THINGS

技術書大賞

プログラマ脳を鍛える数学パズル シンプルで高速なコードが書けるようになる70問

ビジネス書大賞

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの

https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award/result

感想

プレゼンが終わり、大賞発表を見終わって、とにかく全ての書籍が読みたくてたまらなくなったので、6冊とも購入しておきました。

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しまった!全部本が重たい!!
KINDLE版にすれば良かった!!!!・・・orz

コメント