PDCA / PDSA をうまく回すコツ|今さら聞けない基礎マーケティング

PDCA  / PDSA をうまく回すコツ|今さら聞けない基礎マーケティング

今月、営業部門に配属されましたマーケ担当の川口です。

PDCAとは?新入社員に教えようとしたら、なんの略かすっかり忘れてて焦ったって事ありませんか?私はすっと出てきませんでした。記憶力が、かなり怪しい。

PDCA / PDSA とは?

PDCA とは、P(Plan:計画)→ D(Do:実行)→ C(Check:検証)→ A(Action:改善)という一連の工程の実行と改善を一貫して行う事を指します。

またCの部分をS(Study:学習)に変えたPDSAという言葉もあります。失敗・成功を含め問題点を学習する事になります。
PDCA/PDSAとは

多くのPDCAに関する書籍や解説は日本の製造工程に関する成功体験に基づくもので、大成功事例をあげています。代表例はトヨタ自動車の「カイゼン」でしょう。「kaizen」は国際的に通じる用語にもなっています。

重要なのはPDCAはスパイラルで無限に回転し続ける状態が重要です。1サイクル回して終了はPDCAとは呼べません。

なぜデジタル・マーケティングのPDCAはうまくいかない?

が、これを現在のデジタル・マーケティングに導入しようとすると失敗したり、いまひとつ計画通りにならなかったり、1サイクルしか回せない事態が発生しやすい傾向にあります。

PDCAサイクルが失敗する要因

失敗する要因は幾つかありますが変化が早いデジタル・マーケティングでは特に以下の理由が多いようです。

1.壮大すぎる計画

計画段階で色々と欲張って、計画自体が大きくなると、実行が困難になり、分析すべき項目も膨大となり、結果としてActionにいたりません。これでは意味がありません。

特にデジタル・マーケティングはIT分野の進化と変化についていく必要もあり、年単位どころか月単位の計画すら長すぎるケースもあります。

2.機能が分解されていない

「機能分解」「機能的分解」「機能分析」というアプローチがあります。これはPDCAを始める前に「必ず」必要なアプローチです。

DMM(Diamond Mandara Matrix)や構造化手法など、アプローチ手法もいろいろありますが、これを言い始めるとキリがないので(本になってしまうw)ここではシンプルに説明します。

1つのマーケティングのスタート〜ゴール(コンバージョン)までは必ず複数の動作によって成立しています。

これを分解すると
・Aページを読む→Bページへ遷移→Bページを読む→申し込みページへ遷移→申し込みページを読む→申し込みページの入力を開始する・・・・

といった具合にコンバージョンに至る工程は複数の動作に構成されていることが分かります。

この1動作ずつに分解することがPDCAの成否やスムーズなサイクルの実現には欠かせないのです。

機能が分解されていない

3.結果を数値で予測していない

PDCAもPDSAも予測した結果がないと評価できません。C(Check)なりS(Study)なりは、予測と異なった理由は何か?を検証するサイクルの一部であって、漠然とした評価では次のアクションに繋がりません。

「数値」で予測するという行為は極めて重要で、分析時も明快な答えを出しやすくなります。

数値で予測するという事は「数値化可能な部分だけを検証する」という事になるので、「1.壮大すぎる計画」にもなりませんし、「2.機能が分解されていない」という自体も起こりにくくなります。

共有不足で粗くなる指示

自分の不得意分野や、プログラムなどの専門外のジャンルでの指示が精密にならない事は仕方ありません。しかしマーケティングは複数のプレーヤーが同時並行的に作業をするので、十分に目的を共有されていないと失敗します。

全員が同じ数字を共有し、全員が正しいPDCAを繰り返せば結果がついてきます。これが、(実は)PDCAの醍醐味であったりします。

この楽しさ、達成感を知るためにも、特に最初の共有は綿密にするべきですし、適材適所を心がける事も重要です。

高速PDCAのススメ|日々チェックできる事を目標に

PDCAの教科書では「結果を急ぐな」的に書かれている場合もありますが、あえて私は「結果を急げ」と言いたいと思います。

性格にもよるでしょうが、結果がすぐに確認できる事は「軌道修正」も容易になり、「後悔」することも少なくなり、「成功体験」を沢山積み重ねられます。

この小さなPDCA に大きなPDCAを追加して、すべてのサイクルを結合させる事が重要です。

このマインドは弊社サービス群の大半に反映されています。弊社もカイゼン大好きですから!

高速PDCAのススメ

これは、チームに良い影響を与えますし、回を重ねるたびに結果が保証されていきます。
例えば毎日のノルマを達成していけば、年間のノルマは計算する事なく達成する事が明白ですよね。

なので「毎日確認可能」になるまでPDCA機能分解を行い続け、少しでも異常があれば、セカンドプランを構築するようにしています。

Hiroyuki Kawaguchi

Hiroyuki Kawaguchi

ペルソナ・マーケティングとSEOが大好きで、この道 ◯十年。(歳がバレるから秘密です。)

猫との生活に至福を見出して、地方でテレワークに励んでいるbitWaveのゴーストライター。
Hiroyuki Kawaguchi

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