
オンラインショップなら機種変更がお得
今回は全キャリアのMNP予約番号の取得方法や手数料と、お得に乗り換え(MNP)する方法を解説します。
MNPはモバイルナンバーポータビリティの略で、スマホの電話番号をそのまま他社に乗り換える手続きのことです。
どのキャリアも、最新機種へ機種変更する時は、総じて機種変更よりMNPの方がお得になります。
これは各キャリアが新規利用者の増加に力を入れているためですね。
特に「おとくケータイ.net」などのWeb販売店では、MNPで高額キャッシュバックも行なっています。
ただ、MNPを行うにあたっての手続きや事務手数料が発生することには注意が必要です。
今回の記事でMNPについて詳しくなって、お得に最新機種へ機種変更してくださいね!
- オンラインショップを利用すれば頭金や手数料、必須オプションなしでお得
- ドコモは端末購入割引とスマホおかえしプログラムで実質的な機種代金を割引
- auは、au Online Shop お得割とかえトクプログラムで機種代金を割引
- ソフトバンクはおとくケータイ.netなど高額キャッシュバックがある
auなら5G対応スマートフォンがおトク!
- 最新のGalaxy、Xperiaなどが対象
- 機種代金から最大16,500円割引
- 2023年11月30日(木)まで
MNP予約番号はどんなもの?
MNP予約番号は、MNPで電話番号を変えずに乗り換えるために必要になる承認番号のようなものです。
そのため、MNPをするなら乗り換え先で契約を行う前にMNP予約番号を取得することになります。
- 今のキャリアでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先キャリアにMNP予約番号を伝えて新規契約を行う
- 乗り換え先キャリアの開通と同時に今のキャリアの解約が成立する
MNP予約番号の取得方法はキャリアにより異なりますが、キャリアに関わらず発行から15日間の有効期限があります。
その間に乗り換え先キャリアの契約を済ませないと失効し、MNP予約番号を再取得しなければいけないので注意しましょう。
裏を返せば、MNP予約番号を取得しても、乗り換え先で契約しなければ契約解除料などの費用は一切発生しません。
- MNP予約番号の有効期限は15日間
- 有効期限が過ぎるとMNP予約番号は自動的にキャンセルされる
- 契約解除料や事務手数料などの費用は乗り換え先の手続き完了時に発生
MNP予約番号の発行にお金はかかりませんが、有効期限切れには注意しましょう。
次の章から各キャリアのMNP予約番号の取得方法をお伝えします。
ドコモを利用している場合のMNP予約番号を取得する方法
手続き方法 | 受付時間 |
---|---|
My docomo | 24時間 |
iモード | 24時間 |
電話 | 9:00〜20:00 |
ドコモショップ | 営業時間内 |
ドコモではMNP予約番号の取得方法が多く、オンラインでも発行できます。
わざわざショップに行ったり電話したりする必要がないので、時間のない方でも安心できますね。
ただ、MNP予約番号の発行以外の手続きが必要な方や、ドコモのひきとめポイントを貰いたい場合は電話する必要があります。
あなたの状況に合わせて最適な手続き方法を選びましょう!
My docomoでMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:My docomo | NTTドコモ
「My docomo」では、スマホやパソコンからMNP予約番号が取得できます。
24時間いつでも手続きできますが、ファミリー割引や一括請求の代表回線は子回線がいる状態では手続きできません。
My docomoで手続きできない場合は電話やドコモショップで代表回線を変更してMNP予約番号を取得してください。
My docomoのMNP予約番号発行手順
- My docomoへアクセス
- dアカウントでログイン
- 「各種お申し込み・お手続き」に進む
- 「携帯電話番号ポータビリティ」に進む
- 「解約お手続き」へ進む
- 注意書きに目を通し、「上記注意事項を確認しました。」にチェックして「次へ」
- もう一度注意書きに目を通し、「上記注意事項を確認しました。」にチェックして「次へ」
- 「携帯電話番号ポータビリティを予約する」にチェックが入っていることを確認して「次へ」
- 「手続きを完了する」に進み、MNP予約番号をメモする
これでドコモのMNP予約番号が発行されました。
最後の画面にMNP予約番号と有効期限が表示されるので、有効期限切れになる前に乗り換え先の契約を終わらせましょう。
iモードでMNP予約番号を取得する方法
ガラケーの方はMy docomoではなくiモードでMNP予約番号が発行できます。
ただ、最近は見た目がガラケーでも中身がスマホと同等の「ガラホ」が主流です。
Webブラウザの起動ボタンが「i」ではなく地球儀マークの場合はガラホなので、My docomoや電話で手続きしてください。
iモードでのMNP予約番号発行手順
- iMenuを開く
- 「お客様サポート」→「お申し込み・お手続き」に進む
- 「各種お申し込み・お手続き」→「お手続開始」に進む
- ネットワーク暗証番号を入力して「次へ」
- 「各種手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」→「同意する」に進む
- 「予約する」にチェックして「次へ」
- 注意事項を確認して「次へ」
- 「同意する」→「申し込む」に進む
これでMNP予約番号が発行され、最後の画面に表示されます。
なお、最近はiモード対応機種が少なくなり、一部のモデルでは手続き画面にアクセスできない可能性があります。
その場合は電話でMNP予約番号を取得するといいでしょう。
電話でMNP予約番号を取得する方法
My docomoやiモードでの手続きに不安のある方や手続きできなかった方は、電話でMNP予約番号が取得できます。
電話窓口ではオペレーターと直接話して本人確認が行われるので、ネットワーク暗証番号を忘れても手続きできます。
時間帯によっては繋がりにくいこともありますが、電話が繋がれば数分で手続きが完了します。
ただ、人と話すことになるので、当然引き止められます。
MNP予約番号の発行だけなら手数料がかからないので、引き止められても「とりあえず発行だけ」と話を進めてしまいましょう。
電話でのMNP予約番号発行手順
- 151 または 0120-800-000に発信する
- ガイダンスが流れたら「4」→「2」と進む
- オペレーターと繋がったらMNP予約番号が欲しい旨を伝える
- 注意事項の説明とMNP予約番号を確認する
これで電話でMNP予約番号が取得できました。
電話番号について、151はドコモ回線からのみ利用できます。
固定電話や他キャリアの電話を利用する場合はフリーダイヤルに電話してくださいね。
なお、ドコモでは条件を満たすと引き止めポイントがもらえます。
そのため、MNPをしない方も手続きを進めるとお得に機種変更できる可能性があります。
ドコモショップでMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:ドコモショップ丸の内店 | NTTドコモ
MNP予約番号取得以外の手続きが必要になる方は、ドコモショップでMNP予約番号を発行してもらいましょう。
特に一部の契約状況の方は、My docomoやiモードではMNP予約番号が取得できません。
- ファミリー割引や一括請求の代表回線
- 名義変更が必要になる場合
その他にも契約内容の質問や不安がある方は、ショップなら細かな相談に応じてくれます。
とはいえ、ドコモショップは待ち時間が長くなるので、基本的にオンライン手続きや電話手続きがおすすめです。
auを利用している場合のMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:au
手続き方法 | 受付時間 |
---|---|
My au | 9:00〜20:00 |
電話 | 9:00〜20:00 |
auショップ | 営業時間内 |
EZweb | 9:00〜20:00 |
auのMNP予約番号は、My auや電話、auショップで取得できます。
最も手軽なのはMy auでの手続きです。
電話やショップでは当然引き止めが入りますが、MNP予約番号は発行しただけでは解約にりません。
よって、とりあえず発行手続きを進めてもらいましょう。
My auでMNP予約番号を取得する方法
まずご紹介するのは、My auでのMNP予約番号の取得方法です。
お手持ちのスマホなどからMy auにアクセスし、下記の手順で操作を行ってください。
My auでのMNP予約番号発行手順
- My auのトップ画面上部に表示されている「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」を選択
- 「お問い合わせ/お手続き」を選択
- 「MNPご予約」を選択
- 乗り換え予定の電話番号を入力する
- 暗証番号やメールアドレスなどの必要事項を記入し、注意事項などを確認する
- 「予約番号を取得する」を選択
以上で操作は完了です。
番号取得後はSMSにメッセージが届きますので、しっかり確認して番号を保管しておきましょう。
電話でMNP予約番号を取得する方法
電話でのMNP予約番号発行手順は下記のとおりになります。
電話でのMNP予約番号発行手順
- 0077-75470に発信する
- ガイダンスが流れたら「3」→「2」を押す
- オペレーターに繋がったらMNP予約番号を発行して欲しい旨を伝える
- 注意事項や引き止め等を聞き、同意する
- MNP予約番号を確認する
これでMNP予約番号が発行されます。
なお、今までの契約状況や利用状況によってauでも引き止めポイントがもらえる可能性があります。
MNPを悩んでいる状態でも手続きを進めることで機種変更がお得になる可能性もあるということですね。
乗り換え有無にかかわらず、先ずはMNP予約番号の発行手続きを進めてから乗り換えか機種変更か決めてもいいかもしれません。
auショップでMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:auショップ・コンビニでのチャージ(入金)方法 | プリペイドカードへのチャージ(入金)方法 | au WALLET
MNP予約番号取得以外の手続きが必要な方は、auショップでMNP予約番号を発行してもらいましょう。
特に乗り換え先で他の名義にする場合など、事前に名義変更しておいた方が楽なこともあります。
その他にも何か質問や不安なことがある場合は、auショップなら事細かに相談に応じてくれます。
ただ、auショップでは免許などの本人確認が必要なことと、窓口までの待ち時間が長くなるデメリットも。
そのため、MNP予約番号の取得のみならMy auか電話で手続きしたほうが楽ですね。
EZwebでMNP予約番号を取得する方法
今ガラケーを利用している方は、EZwebで簡単にMNP予約番号が発行できます。
人と話さずに手続きできるので、わずらわしい引き止めがないので楽ですね。
EZwebでのMNP予約番号発行手順
- EZwebからトップメニュー or auポータルトップを開く
- 「My au」→「申し込む / 変更する」に進む
- au携帯電話番号ポータビリティに進む
- 暗証番号を入力する
- 注意事項を確認して画面に従って進む
これでMNP予約番号が発行されます。
注意事項が多くて読むのが面倒に感じますが、契約解除料など費用が発生する場合もあります。
しっかり注意事項を確認してMNPするようにしましょうね。
ソフトバンクを利用している場合のMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:ソフトバンク
手続き方法 | 受付時間 |
---|---|
電話 | 9:00〜20:00 |
ソフトバンクショップ | 営業時間内 |
My SoftBank | 9:00〜21:30 |
ソフトバンクのMNP予約番号は、My SoftBankか電話、ソフトバンクショップで手続きする必要があります。
以前はMy SoftBankでの発行はガラケーのみが対象でしたが、今ではスマホでも可能です。
My SoftBankでMNP予約番号を取得する方法
以前は3Gケータイ限定だったMy SoftBankによるMNP予約番号の発行は、スマホでも可能になりました。
では、具体的な手順を見ていきましょう。
My SoftBankでのMNP予約番号発行手順
- My SoftBankへアクセスしてログインする
- 「設定・申込」→「設定・変更」→「契約者情報の変更」に進む
- 「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」に進む
- 「番号ポータビリティ(MNP)予約(予約番号の発行)」に進む
- 注意事項など画面に従って進める
これでMNP予約番号が発行され、最後の画面に表示されます。
あとでSMSも送られてきますが、念のためメモを取っておきましょうね!
電話でMNP予約番号を取得する方法
ソフトバンクのMNP予約番号は、総合窓口に電話すると発行できます。
電話でのMNP予約番号発行手順
- *5533(ソフトバンク回線専用) または 0800-100-5533に発信
- ガイダンスが流れたら「2」→「1」→「#」を押す
- 暗証番号を入力する
- オペレーターに繋がったらMNP予約番号を発行して欲しい旨を伝える
- 注意事項を聞いて同意する
- MNP予約番号を確認する
これでMNP予約番号が発行されます。
後からSMSでもMNP予約番号が通知されますが、念のためメモを取っておきましょう。
なお、今までの利用状況や契約内容によってはソフトバンクの引き止めポイントがもらえる可能性もあります。
そのため、MNP予約番号取得を進めることでソフトバンクでお得に機種変更できるかもしれません。
ソフトバンクショップでMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:「ソフトバンク銀座」がリニューアルオープン! | ソフトバンクNOW | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
MNP予約番号の取得以外の手続きも必要な方は、ソフトバンクショップでMNP予約番号を発行してもらいましょう。
特に名義や一括請求の状況によっては、電話で手続きできないことも。
- 名義変更
- プリペイド契約のMNP予約番号発行
- フォトビジョン等のMNPできない付属品の解約
その他にも質問がある方は、ソフトバンクショップなら事細かに相談できます。
ただ、店頭では窓口に案内されるまで長時間待たされます。どうしてもショップに行かないといけない場合を除き、電話でMNP予約番号を取得した方が楽でしょう。
格安SIMでMNP予約番号を取得する方法
格安SIMでもキャリアと同じようにMNP予約番号を発行してくれます。ただ、格安SIM事業者ごとにMNP予約番号の発行手順は異なります。
ここでは主要な格安SIMのMNP予約番号の発行について紹介するので、あなたの利用している事業者をチェックしてください。
ワイモバイルを利用している場合のMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:【公式】Y!mobile(ワイモバイル)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ワイモバイルでは、ワイモバイルカスタマーセンター、ワイモバイルショップ、My Y!mobileからMNP予約番号の取得ができます。
窓口 | 受付時間 |
---|---|
My Y!mobile | 9:00 ~ 20:00 (年中無休) |
ワイモバイル カスタマーセンター | 9:00 ~ 20:00 (年中無休) |
ワイモバイルショップ | 20:00まで |
では、それぞれの取得方法を詳しく見ていきましょう。
My Y!mobileでMNP予約番号を取得する方法
My Y!mobileなら、待ち時間ゼロでMNP予約番号を取得できます。
慣れてしまえば最も手軽な方法ではあるのですが、残念ながら契約状況によっては最終的に電話での番号取得を促されるケースもあるようです。注意してください。
では、具体的な手順を見ていきましょう。
My Y!mobileでのMNP予約番号発行手順
- My Y!mobileにアクセスし、ログインする
- 「ご契約内容の確認」を選択
- 「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」を選択
- 画面の案内に従って必要事項の記入などを行う
以上でMNP予約番号の発行手順は終了です。
基本的には画面の案内に従えば良いだけなので、簡単に手続きできますよ。
ワイモバイルカスタマーセンターでの取得方法
ワイモバイルカスタマーセンターの電話番号は、下記のとおりです。
- ワイモバイルの電話から:151
- 上記以外の電話から: 0570-039-151
電話さえつながれば、あとはオペレーターにMNP予約番号を発行したい旨を告げるだけです。
ワイモバイルショップでMNP予約番号を取得する方法
ワイモバイルショップでの申請方法は非常に簡単です。
店員さんに「MNP予約番号を取得したい」と伝えれば、あとは店員さんが必要な手続きを進めてくれます。
UQ mobileを利用している場合のMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
手続き方法 | 受付時間 |
---|---|
電話 | 9:00〜21:00 |
UQ mobileのMNP予約番号の取得方法は、電話での手続きのみです。
キャリアや他の格安SIMより受付時間が長いので、夜遅くでもMNP予約番号を発行できます。
- 0120-929-818
なお、UQ mobileはプランによって契約期間が異なります。
- おしゃべりプラン:2年間自動更新
- ぴったりプラン:2年間自動更新
- その他通話プラン:1年間
おしゃべりプランとぴったりプランはキャリアと同じ2年自動更新ですが、その他のプランは1年未満の解約で契約解除料9,500円が必要です。
手続きのタイミングを間違えないようにしましょう。
なお、現在の主流プランであるスマホプランは契約期間がないため、契約解除料は発生しません。
楽天モバイルを利用している場合のMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT(料金プラン) | 楽天モバイル
手続き方法 | 受付時間 |
---|---|
my楽天モバイル | 24時間 |
楽天モバイルのMNP予約番号は、my楽天モバイルで取得できます。
詳しい手順は下記のとおりです。
楽天モバイルのMNP予約番号発行手順
- my楽天モバイルにアクセスし、ログインする
- 画面右上の三本線メニューを開き、「my楽天モバイル」を選択
- 「契約プラン」を選択
- 「各種手続き」を選択
- 「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」を選択
あとは画面の案内に従って必要事項を記入すれば、MNP予約番号を発行できます。
mineoを利用している場合のMNP予約番号を取得する方法
手続き方法 | 受付時間 |
---|---|
マイページ | ドコモ・au:9:00〜21:00 ソフトバンク:10:00〜19:00 |
mineoのMNP予約番号は、マイページからオンラインで発行できます。
ただ、利用する回線の種類によって受付時間が異なることに注意しましょう。
mineoのMNP予約番号発行手順
- mineoのマイページにログインする
- 「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)予約番号取得」に進む
- 注意書きを確認して「同意する」に進む
- 任意でアンケートに答え「予約番号取得」に進む
これでMNP予約番号が発行されます。
あなたにピッタリなMNP予約番号を取得する4つの方法
ここからは状況別にぴったりなMNP予約番号取得方法を解説します。
とにかく早く手続きを終わらせたい方
少しでも手続き時間を短くするなら、ネット手続きと電話手続きを利用しましょう。
一昔前だと一握りのキャリアでしかできなかったネット手続きですが、2020年9月現在では下記のキャリアや格安SIMで利用できます。
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- ワイモバイル
- mineo
- 楽天モバイル
電話での手続きの場合、オペレーターに繋がってからMNP予約番号が発行されるまでにかかる時間は、5〜10分ほどです。
できるだけ短時間で手続きを済ませたい方は、ぜひネット手続きや電話手続きを利用してくださいね!
MNPをするか迷っている方
MNPをするか機種変更をするか迷っている方は、電話でMNP予約番号を取得しましょう。
先にお伝えした通り、MNP予約番号は発行しただけでは効果はなく、特に費用は発生しません。
その反面、>各キャリアは利用状況に応じて「引き止めポイント」がもらえる可能性があります。
10,000円分のポイントになることが多いのですが、状況によっては30,000円分ももらえることも。
引き止めポイントの対象になっていれば、電話手続きなら確実に案内されます。
- 引き止めポイントが貰えるか?
- いくら分もらえるか?
この2点を確認してからMNPと機種変更どちらにするか決めても良さそうですよね!
MNPについて質問や疑問のある方
MNPの手続き内容に質問や疑問のある方は、電話手続きがおすすめです。
- 契約解除料金がかかるか?
- 機種代金の残りはいくらか?
- MNP転出料はいくらか?
各キャリアのショップでも同じことも聞けますが、ショップでは待ち時間が長くなります。
また、いざMNP予約番号を発行する運びになっても、対面で引き止めにあうと断りにくいですよね。
MNPや契約内容について質問や疑問がある方は、電話で聞きながらMNP予約番号を発行しましょうね!
他の手続きも一緒に行いたい方
MNP予約番号の発行以外にも手続きが必要な方は、基本的に電話でMNP予約番号を発行しましょう。
特にMNP予約番号の発行が月末で、乗り換え先の開通が翌月となる場合は事前にプラン調整が必要です。
- 各キャリアのデータ定額プラン
- 映像サービスなどのコンテンツ系オプション
- ケータイ払いになる外部サービス
こうした日割りのない料金が発生する場合、ネット手続きではまとめて変更できないので電話で一気に変更してもらいましょう。
ただ、一部ショップでないと手続きできない内容があります。
- 名義変更:乗り換え先で家族以外の名義にする場合
- 解約:フォトビジョンなど、MNPできずに解約する回線がある場合
- 一括請求:請求グループが残っている場合に代表回線がMNPしたい場合
こうした手続きが必要な場合はショップ、それ以外は電話の手続きを行って損しないようにしましょうね!
MNP予約番号取得を行う際の注意点
続いてMNP予約番号取得の注意点を解説します。
先に言ってしまうとMNP予約番号の取得にリスクはありません。
お金もかかりませんし、再発行も簡単にできます。
MNP予約番号には15日間の有効期限がある
MNP予約番号には、発行日を含む15日間の有効期限があります。
有効期限が切れると、そのMNP予約番号は使えなくなりますが、いつでも再取得できます。
ただ、各キャリアのオンラインショップや格安SIMなど、端末やSIMカードを配送受け取りする場合は注意が必要です。
- 契約前:自動的にキャンセル
- 契約後:自動的にMNP完了
契約後、端末やSIMカードが手元へ届くまでの間にMNP予約番号の有効期限を過ぎてしまうと、利用中の端末が使えなくなってしまうので注意してください。
ほとんどのキャリア・格安SIM事業者では、手続き完了から配送までに1〜3日を要します。
また、配送トラブルや在庫の関係で、配送が遅れる可能性もあります。
MNP予約番号の有効期限が1週間以上残っているうちに、手続きを開始した方がいいでしょう。
MNP予約番号を取得しただけでは転出手数料はかからない
キャリア・格安SIMに関わらず、MNPを行うことで発生する費用はMNPが完了した時点で発生します。
つまりMNP予約番号を取得しただけでは、MNP転出手数料や契約解除料などの費用はかからないということです。
- 契約解除料
- MNP転出料
- 乗り換え先の契約事務手数料
特に契約解除料とMNP転出料は、キャリア・格安SIM事業者によって期間や料金が異なります。
タイミングを誤ると1万円以上の差が生まれ、MNPのうまみが薄れてしまいますね。
次の章で転出手数料や契約解除料について比較するので、MNPにいくらかかるのか確認してくださいね!
キャリア別MNP転出手数料比較
ここからは各キャリア・格安SIM事業者のMNP転出料や契約解除料を比較します。
利用しているキャリアや契約状態によって費用が異なるので、手続き前にしっかり確認しましょうね!
キャリア別MNP転出料
項目 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
MNP転出料 | 3,000円※1 | 3,000円 | 3,000円 |
契約解除料 | 1,000~9,500円 | 1,000~9,500円 | 0~9,500円 |
乗り換え先の事務手数料 | 0~3,000円 | 3,000円 | 0~3,000円 |
合計 | 4,000~15,500円 | 7,000~15,500円 | 3,000~15,500円 |
※1:2019年9月30日までに提供している料金プランを契約している場合、手数料は2,000円
MNP転出料は必ず発生するものです。これは避けようがありません。
しかし、その他の費用はユーザーの行動によって金額が上下します。
節約できる出費は積極的に削りましょう。
まず、転出元は更新月に解約するのがベストです。これだけで、3キャリアとも契約解除料が0円になります。
なお、契約内容によって契約解除料は大きく変化するものです。MNPの手続きをする前に、一度ご自身の契約状況を確認してみてくださいね。
次に、事務手数料です。
ドコモとソフトバンクは、オンラインショップで乗り換えの手続きをすれば、事務手数料0円になります。
実店舗などで手続きすると3,000円がかかるので、乗り換え先の手続きはオンラインショップで行いましょう。
このように、MNPを行う時期とやり方によって、費用は大きく変わってきます。MNPは事前の準備が大事です。
格安SIMのMNP転出料
項目 | ワイモバイル | UQ mobile | 楽天モバイル | mineo |
---|---|---|---|---|
MNP転出料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
契約解除料 | 0~9,500円 | 0~9,500円 | 0~9,800円 | 0~9,500円 |
乗り換え先の事務手数料 | 0~3,000円 | 3,000円 | ||
合計 | 3,000 ~15,500円 | 6,000 ~15,500円 | 6,000 ~15,800円 | 6,000 ~15,500円 |
格安SIMのMNPでは、基本的に6,000円以上の出費が発生します。
契約解除料はプランの契約時期によって大きく異なるので、乗り換え前に確認を忘れないようにしましょう。
なお、ワイモバイルはオンラインストアで乗り換え先の手続きを行えば、事務手数料が無料になります。
合計欄の最低額が他社と異なるのはこのためです。
キャリア間のMNPはオンラインショップがおすすめ!
3キャリア間でMNPをするなら、各キャリアの公式オンラインショップがおすすめです!
ここからはオンラインショップと実店舗の特徴を比較してオンラインショップがどれほどお得か確認しましょう。
オンラインショップは頭金や事務手数料がお得になる!
キャリアでスマホを契約する場合、ショップや家電量販店などの実店舗では頭金が必要です。
多くのお店は頭金を5,000円にしていますが、地域によっては10,000円かかることも。
実店舗でしか購入したことのない方は「頭金=機種代金の一部」と考えていますよね。
しかし実際は、スマホの頭金は店舗を運営する販売代理店の利益として設定されています。
一方、キャリアのオンラインショップは、各キャリアが公式運営しているので、頭金が無料です。
また、ドコモオンラインショップは契約事務手数料も全面無料化、ソフトバンクオンラインショップも受け取り方法を自宅にすれば契約事務手数料が無料となりました。
- ドコモ:オンラインショップでできるすべての手続の手数料が0円
- ソフトバンク:受け取り方法に自宅を指定すれば、すべての手続の手数料が0円
ただし、MNP転出手数料は無料化の対象に含まれません。
勘違いしやすい点なので注意してくださいね。
オンラインショップではオプション契約が不要だからお得!
オンラインショップでは、スマホ契約時によくある「必須オプション」がありません。
必須オプションも頭金と同様に、実店舗を運営する代理店の成績のために「必須」とされています。
言われるがままに契約して解約をし忘れると、毎月1,000〜2,000円も損することに。
また、お店によってはケータイ払いの外部サービスを契約させられ、多くの方が解約を忘れていることも。
オンラインショップではオプションは任意加入なので、余計な契約をさせられることはありません。
ランニングコストが気になる方は、極力オンラインショップで契約したほうがいいでしょう。
オンラインショップは待ち時間がない!
直接的なコストではありませんが、オンラインショップでは24時間いつでも手続きできる強みがあります。
キャリアショップでは多くの場合、来店から手続き開始まで30分〜1時間の待ち時間が発生します。
さらに新型iPhoneやXperiaなど人気シリーズの最新機種発売直後は、4〜5時間待ちになることも。
また、ショップや家電量販店ではスタッフの案内が長くなりがちです。
- 法規・規制に従って口頭説明必須の内容が多い
- オプションや付随サービスの案内がある
- 操作説明やデータ移行の補助などのサービス
オンラインショップではこうした余計な案内やサービスがない代わり、待ち時間なしで手続きできます。
さらに予め購入機種やプラン、契約するオプションを決めておけば、1台10分かからず手続きが終わります。
短時間でストレスなく手続きできるので、時間を節約するなら必ずオンラインショップでMNPしましょうね!
MNPを利用することで受けられる特典
各キャリアはMNPに対して独自の特典を用意しています。上手に活用すると、MNPするだけで30,000円以上お得になることも。
ここではキャリア毎にMNPでお得になる特典を紹介するので、乗り換えの参考にしてください。
ドコモは実質価格が安くなる
ドコモへMNPをすると、一部のモデルをのぞいて実質価格または端末価格が大幅に安くなります。
さらにドコモでは上記の割引にスマホおかえしプログラムを併用できるため、機種代金を大幅に値引きできます。
(参考)iPhone SE(第2世代)の機種代金
項目 | 金額 |
---|---|
iPhone SE(第2世代) 本体価格 | 57,024円 (1,584円×36回) |
端末購入割引 | -22,000円 |
スマホおかえし プログラム | -11,664円 (-972円×12回) |
合計 | 23,360円 (972円×24回) |
上表のとおり、大人気の最新iPhoneが半額以下で購入できますよ。
auは一部の機種で機種代金が割引される
auへMNPする際にauオンラインショップを利用すると、対象機種が大幅に安くなる「au Online Shop お得割」が受けられます。
対象機種に発売直後のモデルが含まれることも多数あり、最大22,000円とかなりの割引額です。
- iPhone SE(第2世代):22,000円割引
- Xperia 1 Ⅱ:22,000円割引
- Mi 10 Lite 5G:22,000円割引
上記のとおり、最新iPhoneのほかに5G対応スマホも対象です。
さらに、auの端末割引プログラム「かえトクプログラム」も併用できるので、定価の半額以下でスマホを購入できますよ。
ソフトバンクはWeb販売店で高額キャッシュバック!
画像引用元:おとくケータイ2
ソフトバンクへMNPするなら、おとくケータイ.netなど高額キャッシュバックを行うWeb販売店を利用しましょう。
3キャリアでソフトバンクのみ、代理店にWeb完結の販売を認めています。
こうしたWeb販売店は、人件費やテナント料などの運営経費が少ない分、利用者へのキャッシュバックに力を入れています。
その結果、実店舗やキャリア公式オンラインショップで購入するよりはるかにお得に!
Web販売店のキャッシュバック例
- おとくケータイ.net:23,000~33,000円
- スマホ乗り換え.com:20,000円〜30,000円
※キャッシュバック額は時期・機種により変動
契約時の必須オプションが少なく初月でもオプション解約OKなので、契約のハードルが低い販売店と言えるでしょう。
さらにキャッシュバック額の問い合わせ後に契約せずにいると、自主的にキャッシュバック額を引き上げるメールをくれることもままあります。
MNPの適切なタイミングはいつ?
最後にMNPの適切なタイミングがいつなのかを確認しましょう。
MNPで高額キャッシュバック等の特典を受け取っても、タイミングを間違えて余計なコストが発生しては意味がありません。
しっかり契約タイミングを確認して、MNPのメリットを最大限受け取りましょうね!
MNPは2年ごとの更新月を狙う
MNPで他キャリアや格安SIMに乗り換えるなら、可能な限り2年ごとの更新月に手続きを行いましょう。
キャリアはもちろん、ワイモバイルやUQ mobileなどの格安SIMのメインプランは2年自動更新の契約になっています。
もし、途中でMNPを行うと、1,000~9,500円の契約解除料が発生してしまう場合もあります。
せっかくMNPでお得にしたいのに、約10,000円もかかってしまったらもったいないですよね。
キャリアなら契約月から起算して24、25、26ヶ月目が更新月となります。
【参考:更新月の例】
2018年4月に契約した場合:2020年4月、5月、6月が更新月
契約更新月は各キャリア・格安SIMのマイページで確認できるので、ぜひ更新月を狙ってお得にMNPしてくださいね。
機種代金の残債に要注意!
契約更新月を狙ってのMNPをおすすめしましたが、あわせて機種代金の残債にも注意しましょう。
というのも、今まで同じキャリアで機種変更してきた方の多くは、機種代金の支払期間と契約更新月のタイミングがずれてしまうからです。
タイミングと乗り換え先によっては機種代金の残債があってもMNPした方がお得になることもありますが、手続き前に機種代金の残債額はチェックしましょうね。
MNP予約番号を取得してお得に乗り換えしよう
今回はMNP予約番号の取得方法やお得にMNPする方法について解説しました。
- MNPとは、電話番号はそのままで他キャリア・格安SIMに乗り換えること
- MNP予約番号は15日間の有効期限があり、使わなければ自動キャンセルになる
- MNP予約番号を発行しただけでは解約扱いにならない。乗り換え先の回線が開通した時点で解約される
MNPをするにはMNP予約番号の発行が必要です。
MNP予約番号の発行には手数料もかからず、それだけでは解約もされません。
そして利用しているキャリア・格安SIMによってMNP予約番号の取得方法は異なります。
- ドコモはMy docomo、iモードでの手続きが1番楽で早い
- auやソフトバンクは、かつてスマホでのWeb手続きができなかったが、2020年9月時点では可能に。
- 格安SIMは事業者によって取得方法が異なる
また、MNPで乗り換えるならオンラインショップの利用がおすすめです。
さらにキャリアによってMNPの特典もあるので、乗り換え先を選ぶ際の参考になります。
- オンラインショップを利用すれば頭金や手数料、必須オプションなしでお得
- ドコモは端末購入割引とスマホおかえしプログラムで実質的な機種代金を割引
- auは、au Online Shop お得割とかえトクプログラムで機種代金を割引
- ソフトバンクはおとくケータイ.netなど高額キャッシュバックがある
今回の解説を参考に、ぜひMNPを最大限活用し、お得に新しいスマホをゲットしてくださいね!