
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
Apple 最新のiPhone XやiPhone 8を購入・機種変更・MNP予定の方も多いのではないでしょうか?
機種変更する時にいつも付き纏ってくる問題があります。iCloud / iTunesをはじめとして、状況に応じたデータ移行方法を纏めてみました。
それは、旧機種(iPhone,Android)から新機種(iPhone X /iPhone 8)へのデータ移行!
そんなに難しくない時代になりましたが、2年に1回ペースでau・ソフトバンク・ドコモへ機種変更する方が多い昨今、ついついやり方を忘れてしまうんですよね。
iPhone Xを購入後、まず最初に行わなければならないのは「データ移行」です。
苦手だなぁなんて方もたくさんいらっしゃることでしょう。
iPhone Xの発売直前、ここでスムーズにデータ移行する方法をご紹介します!
iPhone Xへのデータ移行は複数存在しますが、簡単なものを3つ厳選しました!
データが消えた!なんて悲劇が起こらないようにしっかりとチェックしておきましょう。
ご自分の環境やパターンに合わせてiPhone Xのデータ移行方法を選んでくださいね。
ただし、スムーズにデータ移行するためにはWi-Fiのある環境で行いましょう!
iCloudでデータのバックアップと復元をする方法
私はこの方法をいつも利用しています。
何が簡単かというと、ごちゃごちゃ操作が一切不要なんですよね。
手順を説明すると、古いiPhoneの設定からiCloudでバックアップ→新しく買ったiPhone Xで復元。
以上です。
とても簡単でしょ?
これに慣れてしまうと、PCでの復元すらバカらしくなってしまいます。
復元した後は、旧機種で遊んでいたゲームの途中からプレイできてぶったまげました。
そのくらいiCloudのバックアップは優秀なんですよね。
ただし、iCloudのバックアップには注意点があります。
・自分で取り込んだCDの曲は復元されない
・無料で復元できる容量が5GB、それ以上は有料
筆者はApple Musicを利用しているので問題ないのですが、自分でCDから取り込んだ曲は復元されません。その場合はiTunesを使った復元をしなければなりません。
また無料でバックアップできる容量が5GBと少ないので、ヘビーユーザーは容量を有料でアップグレードする必要があります。
とても安いので、筆者は50GBのプランに加入しています。
1ヶ月の料金は以下の通り。安くないですか?
50 GB:¥130
200 GB:¥400
2TB:¥1300
アップグレードはiPhone単体ですぐにできるので便利ですよ。
もちろんiPad、Mac、WindowsPCからもできます。
1-1. iCloudでバックアップする方法(古いiPhoneを操作)
手順1 まずはデバイスをWi-Fiネットワークに接続します。
ホーム画面から「設定」⇒「Wi-Fi」→Wi-FiをON にします⇒Wi-Fi一覧の中から接続するWi-Fiをタップすします⇒接続されるとWi-Fiの名前の左に「✓」が表示されます。
手順2 次にバックアップするために、iCloudを探しましょう。
「設定」⇒「ユーザー名」⇒の順に選択をし「iCloud」をタップします。
(iOSのバージョンが10.2以前であれば「設定」から下にスクロールして「iCloud」を選択します)
手順3 画面の中の「iCloudバックアップ」をタップしONになっていることを確認します。
(iOSが10.2以前の場合は「バックアップ」をタップ)
手順4 「今すぐバックアップを作成」をタップします。Wi-Fi接続はそのままです。
手順5 最後にバックアップの確認をします。
「設定」⇒「ユーザー名」⇒「iCloud」⇒「容量」⇒「ストレージ管理」を開くとバックアップの所にあるデバイスをタップします。バックアップした時間とサイズが表示され確認することができます。
次の章ではiCloudから復元する方法(新しいiPhone Xを操作)を解説します。
1-2. iCloudから復元する方法(新しいiPhone Xを操作)
手順1 復元先のデバイスの設定を行います。デバイスの電源を入れると「こんにちは」が表示されるので表示される案内に沿って設定を行います。
手順2 「Appとデータ」の画面が表示されたら「iCloudバックアップから復元」をタップします。
手順3 Apple IDでiCloudにサインインして、バックアップを選択。該当するバックアップを選択し実行します。
手順4 画面の案内に従いiTunes StoreやApp Storeで購入したコンテンツを復元していきます。
手順5 進行状況はバーで表示されるので終了するまで待ちます。設定が終了したらデバイス使用できます。実際のアプリケーションや写真、その他の情報については数時間かかりますので、気長に待ちましょう。
iCloudでバックアップが正常に終了しなかったり復元できなかった場合は「iCloudでバックアップや復元ができなかった場合」を参照してください。
Apple IDとパスワードは必須になりますので、忘れた方は早めにAppleに問い合わせておきましょう。
また機械に詳しくないご家族のApple IDとパスワードはメモしておいてあげると親切です!!
補足:なお、古いiPhoneと新しいiPhoneのバックアップを放置しておくとiCloudの容量がかさばります。容量を節約したい方は、時期をみて、古い方は削除して、古い機種のiCloudバックアップも停止しましょう。
iTunesでデータのバックアップと復元をする方法
こちらは復元方法として、昔から最もメジャーなPCとiTunesを使った復元方法です。
筆者はパソコンと接続するのが面倒なのでiCloudを利用していますが、音楽やデータが大量にある方はこちらが確実です。
しかも全てのデータが引き継がれますので、iCloudを利用していない方にも安心な復元方法ですね。
注意点は以下になります。
・PCが必要
・PCにiTunesをダウンロードしていないと利用できない
2-1. iTunesでバックアップする方法(古いiPhoneをPCに接続)
手順1 PCのiTunesを開きデバイス(iPhone)を接続します。
手順2 「パスコード」や確認のメッセージなどが出てきますので、案内に沿って操作し進みます。
パスコードを忘れた場合は「パスコードを忘れた場合」に対処法があります。
手順3 iTunesに接続されるとiPhone、iPadなどのデバイスが表示されます。
次にデバイスのアイコンをクリックします。(下図のiPhone型のアイコンです)
iTunes12の場合:デバイスが一つの時
iTunes12の場合:デバイスが複数の時
デバイスが表示されない場合は「iPhone、iPad、iPodが認識されない場合」を参照してください。
手順4 表示されたバックアップの蘭で「自動的にバックアップ」「手動でバックアップ」でバックアップ方法を選択します。
「自動的にバックアップ」ではiCloudか、今接続されているコンピュータにバックアップできます。手動での「今すぐバックアップ」もできます。
手順5 バックアップの確認はiTunesの「環境設定」からできます。
2-2. iTunesから復元する方法(新しいiPhone XをPCに接続)
「2-1. iTunesでバックアップする方法」の手順1から手順3までは一緒です。
手順4 バックアップの中の「手動でバックアップ/復元」の中の「バックアップを復元」をタップします。
手順5 複数のバックアップがあればそれぞれの日付とサイズを確認し選びます。
手順6 「復元」をタップします。すると復元が開始され、デバイスが再起動し、コンピュータとの同期が終われば終了です。
次の章ではAndroid機種からiPhone Xへのデータ移行について解説します。
iPhoneのバックアップを取得して復元する方法【iCloud/iTunes】Android機種からiPhone X へのデータ移行
筆者がAndroidを使用していた頃は、はっきりいってデータ移行は至難の技でした。
基本的にはグーグルのサービスを利用してアドレスや画像をクラウドにおいて、新しいiPhoneで同期して復元という感じでした。
時代は進み、今は比較的簡単にAndroidからiPhoneにデータが移行できるんですね。
AndroidからiPhone Xへのデータ移行にはアプリを利用します!
特に人気があるのは「Move to iOS」「AnyTrans」でしょうか。
3-1. 「Move to iOS」
Move to iOSはAppleがリリースしたアプリです。
Apple純正ならひとまず安心でしょう。
お手持ちのAndroid搭載機種でGoogle Playから「Move to iOS」アプリを入手しておきます。
Android端末とiPhone Xの電源をON にしてWi-Fi接続状態にします。
手順1 Android端末で「Move to iOS」アプリを開いて「iOSに移行」の画面で、「続ける」をタップします。
手順2 利用規約が表示されるので呼んだ後は「同意する」をタップすると「コードを検索」画面が表示されます。
手順3 iPhone Xで初回起動後かリセットした後の初期設定で「Appとデータ」の画面を開き「Androidからデータを移行」をタップします。
「Androidから移行」の画面が表示されるので「続ける」をタップします。
手順4 10桁のコードが表示されます。
手順5 Android端末の「コードを検索」画面右上の「次へ」をタップして、コード入力画面を表示させます。
iPhone Xの画面で表示された10桁コードをAndroid端末画面に入力します。「iPhoneに接続中…」「準備中…」など表示され、
「データを転送」の画面が表示されるのでiPhone Xにコピーしたいコンテンツにチェックを入れ「次へ」をタップします。
手順6 「データ転送」画面が表示されます。転送するコンテンツを選択したら、iPhone Xの画面で進行状況を示すバーが表示されるので終了するまで待ちます。
Android端末の画面で転送終了と出てもiPhone Xの画面の終了するまで待ちます。iPhone Xの画面で読み込み終了したら、Android端末画面の「完了」をタップ。
iPhone Xの画面で「続ける」をタップして画面の指示に従ってiPhone Xの設定を行います。
3-2.「AnyTrans」
AnyTransアプリはAndroid端末からiPhone Xへデータ移行できるソフトです。
こちらはサードパーティー製のアプリになります。
こちらも人気があるアプリになります。
とても分かりやすい操作ですが、両方の端末を同時にパソコンに接続する必要があります。
手順1 iPhone XとAndroidをUBSケーブルでパソコンに同時に接続し、AnyTransを起動します。正常に接続されたら、以下の画面が表示されます。
手順2 「iOSへ」をクリックします。
手順3 対象デバイスを確認し、次に進んでください。
手順4 iPhone Xへ移行したいデータの種類をチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。すると、データの移行が始まります。
しばらくたったら、AndroidのデータがiPhone Xに移行が完了します。
出展:【公式】AnyTrans® – iPhone・Android・クラウド向けのコンテンツマネージャー
あとがき
iPhone Xにスムーズにデータ移行できてしまえば、もう怖いものなしです!
自分にあったデータ移行のパターンを試してみてください。
キャリア別の移行方法もあるのですが、筆者はナンセンスだと思っています。
むしろキャリアのデータ移行ツールはとても複雑でむしろ難しい印象。(筆者の個人的意見です)
キャリアで必要なのはメールだと思いますが、基本は上記の方法で移行してキャリアメールだけ後で設定すれば復元されます。
アドレス帳やスケージュールもグーグルやアップルのサービスを同期すればも問題ありません。
移行の最大のポイントは「なるべく多くのサービスを使わず一元化すること!」だと思います。
あのデータはこのサービス…こっちは別のサービス…なんてやってると復元がとても大変になります。
iCloudやグーグルのクラウドサービスを利用して、スマートにバックアップ&復元を行ってください!!
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