
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
スマホや携帯電話が水没してしまうと、頭が真っ白になって焦ってしまう人は非常に多いのではないでしょうか。
スマホや携帯電話が水没した時には「ちゃんとスマホが起動するだろうか?」と考えますが、そこで電源をつけようとしたり、無理矢理乾燥させるのは危険です。
もちろん、電源がつくからといって水没後も普通にスマホを利用するのも良くありません。
では、スマホが水没し時に直ぐに何をするべきなのでしょうか。
- バッテリーを外す
- SIMカードやSDカードを外す
- 細かい部分までしっかりと水分を拭き取る
- しっかりと内部まで乾燥させる
今回は、スマホが水没した時にやってはいけないこと・やるべきこと、そして各キャリアやメーカーの修理の手順や補償サービスについて解説していきます。
併せて、防水・耐水性能に定評のあるスマホをいくつか紹介するので、防水スマホが欲しい人は是非参考にしてください。
スマホが水没してしまった時にやってはいけないこと
スマホが水没してしまうと、つい焦ってしまってすぐに電源をつけようとしたり、振ってスマホの内部から水を出そうとする人が多いと思います。
しかし、水没してしまったからといって焦って行動するのは良くありません。
この章では、スマホが水没してしまった時にやってはいけないことについて詳しく解説していきます。
スマホの電源を入れる
水没すると高確率でスマホの電源が消えてしまいます。
使えなくなったのかと起動したくなりますが、水没したばかりのスマホの電源を入れると、内部に侵入した水の影響でショートしてしまう危険性があります。
ショートしてしまうと内部基盤も損傷し、修理費が高額になる恐れもあります。
さらに、水没だけであればまだ復旧が期待できたデータも、ショートによって消去されてしまう可能性も高いです。
水没してもスマホが使えるケースもありますが、電源を入れず、使える場合も速やかに電源を切るようにしてください。
スマホを充電する
上記と同じ理由で、水没して内部に水が浸入している状態のスマホを充電するのも非常に危険です。
絶対に充電しないようにしてください。
充電できるタイミングは、スマホが内部までしっかりと乾いた時です。
水没したスマホ・携帯を振る
スマホは基本的にパッキンと呼ばれる、ゴム製の気密性を高める物が隙間を防いでおり、ある程度の防水耐性は期待できます。
スマホが水没してしまうと、内部に入った水を出そうと振ってしまう人もいますが、スマホを振ることでパッキンについた水が内部に侵入してしまう恐れがあり大変危険です。
絶対に水濡れしたスマホを振ることはやめましょう。
無理矢理ドライヤーなどで乾燥させる
なるべく早く乾かしたいという気持ちはわかりますが、ドライヤーなどで無理矢理乾燥させるのも危険です。
ドライヤーの風がパッキンについた水を内部へ侵入させてしまう可能性もあります。
スマホのような精密機器は熱に弱いので、ドライヤーの熱でスマホの温度も上がりさらなる故障へ繋がる恐れもあります。
スマホを乾かす上で良かれと思ってやる人がほとんどですが、リスクが非常に高いので絶対にやらないようにしましょう。
- スマホの電源を入れる
- スマホを充電する
- 水没したスマホ・携帯を振る
- 無理矢理ドライヤーなどで乾燥させる
スマホが水没してしまった時にやるべきこと
次に、水没した時にやるべきことについて解説していきます。
スマホが水没してしまった時は、さらなる被害を防ぐためにも冷静にできることをやりましょう。
スマホのバッテリーを外す
電源を切ったとしても、バッテリーの中に電気が残ってしまっています。
そのため、電源を切ってショートを防げるかと思うかもしれませんが、バッテリーの中に残った電気が原因で漏電やショートが発生する恐れがあります。
バッテリーの取り外しが可能なスマホの場合は、バッテリーをすぐに外すようにしましょう。
SIMカード・SDカードを取り出す
SIMカードやSDカードは、スマホ内部の金属端子と接続してカード内のデータを読み込むことができます。
この金属端子が水がついてしまい、さらにはバッテリーに残った電気が原因でショートして、SIMカードの故障はもちろん、SDカード内のデータが消去してしまう恐れがあります。
さらに被害を広げないためにも、SIMカードとSDカードは速やかに取り外すようにしましょう。
スピーカーの穴など細かい部分の水分をしっかりと拭き取る
細かい場所に残っている水分が内部に侵入し、ショートや内部基盤の腐食の原因になる可能性もあります。
スピーカーの穴やイヤフォンジャック、USB端子など、隙間に入っている水分もしっかりと拭き取りましょう。
綿棒やティッシュペーパーで簡単に拭き取れるので是非実践してみてください。
スマホを乾燥させる
次に、スマホを乾燥させる必要があります。
しかし、上記で述べたように、ドライヤーなどで無理矢理乾かそうとするのは逆に故障の原因にもなります。
そこで、どのような方法で乾燥させると良いのか解説していきます。
シリカゲルとスマホを入れて密封し乾燥させる
天日干しして乾燥させることも可能ですが、時間もかかり直射日光でスマホが高温になる可能性も否定できません。
なるべく早く乾燥させ、そして直射日光のダメージを防ぐためにおすすめなのが、シリカゲルを利用することです。
シリカゲルとは、お菓子や海苔などの袋に入っている乾燥剤のことです。お菓子などに付属されているものだけでなく、単品でも販売されています。
ホームセンターなどで探してみてください。
そのシリカゲルとスマホをジプロックのような食品保存袋に密封し、1日~2日ほど放置します。
水分が蒸発することによって袋内部がしばらく結露しますが、放置するとシリカゲルが水分を吸収し、スマホ内部まで乾燥していきます。
直射日光の当たらない、涼しい場所に放置しておくようにしましょう。
米の中にいれるのは?
一部では「(炊く前の)お米の中に入れるのも良い」といわれています。
たしかに、乾燥の働きはありますが、シリカゲルと違い、細かいお米の粒子がスマホ内部に入って別の故障の原因となる可能性があります。
ですので、水没したスマホを米びつのなかに入れるのはやめておきましょう。
冷蔵庫に入れるのも効果がある?
中には冷蔵庫に入れるという方法も有効だといわれています。
確かに冷蔵庫にも除湿効果があるので、除湿という点では効果が期待できますが、最近の冷蔵庫は食品の潤いを保つという目的の製品もあります。
そのような冷蔵庫では除湿効果が期待できない場合もあります。
冷蔵庫を利用するよりも、上記のシリカゲルを利用した方が無難でしょう。
液晶は一番乾きにくい
スマホを乾燥させる上で気をつけて欲しいのが、液晶が一番乾きにくいという点です。
全体的に乾いたと思っても、液晶だけ乾いていなくて故障してしまう可能性があります。
液晶が壊れた場合は修理ではなく液晶交換となります。
だいぶ乾いたな、と思っても、もうしばらく時間を置くようにしてください。
電源がついていたらまずはデータのバックアップを!
水没したスマホにまだ電源が入っている場合は、電源を切る前にまずデータのバックアップをしてください。
ただし、ショートや漏電のリスクがあるので、長時間の利用はおすすめできません。
下記にて解説しているデータのバックアップ方法を参考にして、なるべく迅速にバックアップをしましょう。
データのバックアップが既に済んでいる場合は、速やかに電源を落としてください。
- スマホを乾燥させる
- SIMカード・SDカードを取り出す
- スピーカーの穴など細かい部分の水分をしっかりと拭き取る
- スマホを乾燥させる
- 電源がついていたらデータのバックアップをする
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
水没したスマホを修理に出す時の流れと補償サービスの料金
画像引用元:Apple の修理と修理状況の確認 – Apple サポート 公式サイト
この章では、水没したスマホを修理に出す時の流れや各キャリアの補償サービスについて詳しく解説していきます。
補償サービスの内容や料金、修理の申し込み方法など、各キャリアやメーカーによって大きく異なります。
自分が利用する機種やキャリアで、どのような修理サービスを取り扱っているのか是非チェックしてください。
- ドコモの「ケータイ補償サービス」
- auの「故障安心サポート」
- ソフトバンクの「あんしん保証パックプラス」
- AppleCare+ for iPhone
- スマホ修理店
ドコモでスマホを修理する場合
まずはドコモで修理する場合から解説していきます。
ドコモで修理する場合の手順と補償サービスは下記の通りです。
店舗に持ち込む
基本的にドコモショップで修理の受付を行う人がほとんどだと思います。
各ショップによって営業時間が異なるので気を付けてください。
営業時間は10時から19時までのショップが大半です。
修理期間は大体1週間~2週間となります。
インターネット・電話で申し込む
オンラインで修理の受付をしたり、電話で申し込むことも可能です。
インターネットであれば24時間いつでも申し込みができるので、ショップや電話の営業時間内に間に合わないという人はインターネットを利用しましょう。
尚、ショップに行く暇がない人は電話して申し込むこともできます。
ドコモのスマホ・携帯からは「113」、一般電話からは「0120-800-000」で連絡することができます。
電話やインターネットの場合は、郵送にて修理対応が行われます。
ドコモの補償サービス
ドコモの「ケータイ補償サービス」は、月額料金500円~1,000円(機種によって料金は異なる)で、初回31日間は無料となります。
この補償サービスでは、故障してしまったスマホをドコモで修理する際、修理代金の全額または一部をサポートすることができます。
メーカー保証対象内の故障(画面破損や内部基盤の損傷など)であれば、修理受付終了まで無償で修理することが可能です。
水濡れや全損などの保証対象外の故障に関しても上限3,000円で修理することができるので、壊してしまう可能性が高いという人は是非加入しておくべきでしょう。
ちなみに、iPhoneやiPadだと、補償対象内の故障は購入から1年目は無料で2年目は上限5,000円となります。
保証対象外の修理に関しても、上限5,000円で修理できます。
また、修理できないと判断された機種でも7,500円~11,000円で新品同様のリフレッシュ品と交換することが可能です。
※上記で解説しているケータイ補償サービスは、2019年6月1日以降に加入した人向けの内容です。2019年5月31日以前に加入した人はサービス内容が若干異なります。
auでスマホを修理する場合
次に、auで修理する場合を解説していきます。
auで修理する場合の手順と補償サービスは下記の通りです。
店舗に持ち込む
auで修理をする時は、スマホを店頭に持ち込むか電話・インターネットで修理の申し込みをするかの2通りの方法があります。
ただし、電話で修理の申し込みをする場合は、下記にて解説するauの補償サービス「故障紛失サポート」に加入していないと利用できません。
補償サービス未加入の場合は、各auショップに行って手続きをする必要があります。
auの補償サービス
auの「故障安心サポート」は、月額630円(2018年9月以前に発売されたスマホは月額380円)で、同一機種のリフレッシュ品に交換することができるサービスが利用できます。
1回目は5,000円(auの契約が25ヶ月以上の場合は3,000円)、2回目は8,000円(同6,000円)で、年2回まで利用可能です。
水没の場合は10,000円でスマホをリニューアル(機械部品や外装ケース、電池パックなどの交換)することができます。
ソフトバンクでスマホを修理する場合
次に、ソフトバンクで修理する場合を解説していきます。
ソフトバンクで修理する場合の手順と補償サービスは下記の通りです。
店舗に持ち込む
店舗に直接持ち込み、修理の受付をすることができます。
ソフトバンクショップも各ショップによって営業時間が異なるので注意してください。
修理期間は1週間~2週間程度で、修理が完了したらショップに取りに行くだけでなく、指定の場所で配送することも可能です。
インターネット・電話で申し込む
「My SoftBank」を利用すれば、24時間いつでもインターネットから修理の申し込みをすることができます。
また、ソフトバンクの携帯から「113」、一般電話から「0800-919-0113」に連絡して電話申し込みで修理の手続きをすることもできます。
インターネット・電話による修理の場合は郵送にて対応します。
ソフトバンクの補償サービス
ソフトバンクには「あんしん保証パックプラス(月額650円)」があります。
※4Gスマートフォン向けの「あんしん保証パック(月額500円)」は、2018年2月28日に受付を終了しています。
水濡れ・全損の場合5,000円で修理することができ、修理ができない場合も新品同等の交換機に7,500円で交換することができます。
iPhoneであればApple Storeで修理する方法もある
画像引用元:ストア一覧 – Apple Store – Apple(日本)
iPhoneであればキャリアだけでなく、Apple Storeに直接申し込んで修理する方法もあります。
この章では、Apple Storeで修理する場合の手順と補償サービスについて解説していきます。
Apple Storeに持ち込んで修理する
自分でApple Storeや、Apple製品の修理を受け付ける正規のサービスを取り扱う店舗に故障した機種を持ち込んで修理することができます。
特にApple Storeは店舗数も少なく、常に混雑している傾向にあるので、事前に予約してから行くことをおすすめします。
Apple公式サイトから「修理サービスを申し込む」にアクセスし、故障したiPhoneの症状と一致する項目を選び、自分のApple IDでログインして予約してください。
配送で修理する
Appleが指定する配送業者が故障したiPhoneを受け取り、Appleリペアセンターに配送する配送修理も可能です。
配送の場合も、Apple公式サイトから「修理サービスを申し込む」にアクセスし、予約をする必要があります。
予約の際にはApple IDとパスワードが必要となるので、予め用意しておきましょう。
AppleCare+ for iPhone
AppleCare+とは、Appleが取り扱っている補償サービスです。
キャリアの場合は24ヶ月間の月額払いになりますが、Apple Storeで購入する場合は一括払いとなります。
料金はモデルによって一括12,800円~22,800円と大きく異なるので気を付けてください。
AppleCare+を適用して水没修理をすると、本来であれば最大64,800円の修理費がかかりますが(機種によって修理費は異なる)、一律11,800円で修理することができるようになります。
スマホのモバイル保険なら故障時も安心!
画像引用元:モバイル保険
スマホが故障したときの修理費用は保障に入っていない場合1万円以上することもあり、非常にきつい出費ですよね。
かといってキャリアやメーカーの保障は割高そう…。
そこで保険会社がやっているスマホの保障サービスがおすすめです。
さくら少額短期保険株式会社の「モバイル保険」なら、月額700円で最大3端末まで補償が受けられます。
1台あたりたったの月々234円で、しかも機種変更時の手続きも不要でカンタン・お得です!
スマホ修理店でスマホを修理する場合
画像引用元:androidのスマホ修理ならスマホソニック【全国対応】
とにかく急いでいる!という場合は、街のスマホ修理店に持ち込むのもオススメです。
非正規店でデメリットはあるものの、あらかじめ見積もりができるなど嬉しい点もたくさんあります。
中でも「スマホソニック」なら最安1,980円~で、他社よりも高い場合は相談も可能です。
バッテリーの交換なども最短10分から対応してもらえるため、急な故障でも安心です!
水没・水濡れの故障事故はなぜ起きるのか、日常生活の注意点
故意にスマホを水の中に落とす人はいないでしょう。
スマホが水没したり水濡れしてしまうのは、そのほとんどが使っている人の不注意によるものです。
では、日常生活でスマホを水没・水濡れさせないためにも、どのような点に注意するべきなのでしょうか。
- トイレやお風呂での扱いに気を付ける
- 海やプールなどでは防水ケースを使う
- 暖房や冷房の吹き出し口近くにはスマホを置かない
トイレやお風呂などに持ち込んで落としてしまう
日常生活で一番多いのは、トイレやお風呂などにスマホ持ち込んで誤って落としてしまうというケースです。
スマホで動画を観たりSNSを使っている最中にトイレやお風呂に行くとなると、つい持って行って続きを観たくなってしまいますよね。
落とさないから大丈夫、と思っていても、手を滑らせたりズボンのポケットから落ちてしまうなど、いつ何が起こるかわかりません。
トイレやお風呂の時にはなるべく使用を避けるか、より気を付けて利用するべきでしょう。
海やプールなどの水辺での利用も危険!
海水浴やプール、川遊びなど、夏の楽しいレジャーを楽しんでいる写真を撮影したいという人も多いと思います。
家族や友人など、気心が知れた仲間と一緒に遊ぶのはとても楽しいですが、はしゃいでいるあまりついスマホを落としてしまうケースも少なくありません。
楽しい思い出のはずが、スマホを落として散々な思い出になってしまうこともあるでしょう。
海やプールなどの水辺でどうしても使いたい時は、浸水しても大丈夫な防水ケースを利用するのがおすすめです。
屋内外の温度差で内部が結露してしまうケースも
トイレや海に落としてしまうと、明らかにスマホが水没したとわかると思います。
しかし、自覚なくスマホに水濡れ反応が出てしまうケースもあるので注意が必要です。
夏や冬など室内と屋外の気温差が激しいと、スマホの内部が結露してしまい水濡れ反応が出てしまう可能性があります。
内部結露により基盤が腐食してしまうため、それによって故障になってしまうこともあります。
冬や夏は特に屋内外の気温差に注意し、なるべく気温差の少ない場所に置くことをおすすめします。
特にエアコンの吹き出し口近くに置くことはやめましょう。
スマホの水没に備えてデータのバックアップを準備
水没や水濡れを防ぐためにスマホの使い方を気をつけるのも大事ですが、いざスマホが水没してしまった時に備えることも大切です。
特に、連絡帳や写真など消えては困るデータがたくさんあると思います。
水没してスマホが起動しなくなった時はもちろん、修理に出すと確実にスマホ内のデータが消去されてしまうので、事前にバックアップを取っておくことに超したことはありません。
そこで、データのバックアップ方法について詳しく解説していきます。
iCloudやGoogleアカウントにデータを同期する
iCloudやGoogleアカウントに、連絡帳や写真、これまでインストールしたアプリの情報などのデータを同期することができます。
各スマホの設定画面からアカウント画面にアクセスし、自動同期の設定をしておけば、後はWi-Fi回線に接続している限り自動的に同期されるようになります。
新しいスマホに変えた時にも、前のスマホで使っていたアカウントでログインすれば自動的にデータが同期されます。
一番的確で簡単な方法といえるでしょう。
キャリアのバックアップサービスを利用する
キャリアの補償サービスに加入している場合など、キャリアのバックアップサービスやアプリを利用することができる時もあります。
キャリアのバックアップサービスであれば、iPhoneからAndroidスマホに機種変更した時や、その逆の時もスムーズにデータの移行ができるので大変便利です。
キャリアによってバックアップアプリが使えるかどうか異なるので、十分注意してください。
パソコンにデータを移す
SDカードにデータを保存している人は多いと思いますが、水没したスマホの中に入っているSDカードが100%無事だとは限りません。
SDカードが故障してしまった時に備えて、パソコンにデータを移行しておくことをおすすめします。
SDカードリーダーがあれば、パソコンにSDカードからデータを送ることもできます。
ない場合は、パソコンとUSBケーブルを接続してスマホから直接データを送ることが可能です。
キャリアのデータ復旧サービスを利用しよう
スマホを水没させてしまった後に、データを復旧させる方法がないというわけではありません。
キャリアの補償サービスには「データ復旧サービス」がある場合がほとんどで、水没や全損によってスマホが完全に動かなくなってしまった時にもデータを取り出すことが可能です。
ただし、確実に取り出せるというわけではなく、取り出せない場合もあるので注意が必要です。
データの取り出しに成功すると5,000円ほどかかりますが、完全にデータが消去するより良いですよね。
最終手段として利用できるということは知っておきましょう。
しかし、余計に5,000円払うよりは予めバックアップを取っておいた方が安心です。
- iCloudやGoogleアカウントにデータを同期
- キャリアのバックアップサービス
- パソコンに移す
- 最悪キャリアのデータ復旧サービスもある
水没させても大丈夫!おすすめ防水スマホ
画像引用元:iPhone 11 – Apple(日本)
次に、防水・耐水に定評のあるおすすめスマホを4つ紹介します。
最近のミドルレンジ以上のスマホも防水耐性が搭載されているものが多くなってきていますが、その中でも特におすすめのスマホを厳選しました。
スペックの中でも、特に防水・耐水について詳しく解説していくので、是非チェックしてください。
おすすめ防水スマホ1:iPhone 11
iPhone 11のスペック表は下記の通りです。
項目 | iPhone 11 |
---|---|
ディスプレイ | 6.1インチ |
サイズ | 150.9×75.7×8.3mm |
重量 | 194g |
OS | iOS 13 |
CPU | A13 bionicチップ |
RAM/ROM | 非公開/64GB・128GB・256GB |
バッテリー | 非公開 |
メインカメラ | 広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
生体認証 | 顔 |
耐水 | IPX8 |
iPhoneは以前まで耐水性能がなかった機種ですが、iPhone 7から耐水性能が追加され、水廻りでも安心して使えるようになりました。
現時点で発売されている中でも最新モデルであるiPhone 11もまた、水深2mで最大30分浸水した状態でも携帯電話としての機能を使えるほどの耐水性能を備えています。
※あくまで最大なので、実際はもっと耐水性能が下がる恐れもあります。
iPhone11レビュー|価格に見合ったスペックで3機種中コスパは最高!おすすめ防水スマホ2:Xperia 5
画像引用元:Xperia 5(エクスペリア ファイブ)SOV41 | スマートフォン(Android スマホ) | au
Xperia 5のスペック表は下記の通りです。
項目 | Xperia 5 |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 158×68×8.2mm |
重量 | 164g |
OS | Android 9 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 855 |
RAM / ROM | 6GB / 64GB |
バッテリー | 3,000mAh |
メインカメラ | 望遠:1,220万画素 標準:1,220万画素 超広角:1,220万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
生体認証 | 指紋 |
防水 | IPX5/8 |
Xperia 5もIPX5/8の防水耐性が備わっています。
IPX5は、注水ノズルを利用し約3mの距離から12.5Lの水を約3分間注水するテストで、あらゆる方向から水をかけても通信機器としても機能が使用できたことを証明する数値です。
さらに、IPX8は水深1.5mで約30分放置しても通信機器としての機能が使用できたことを証明する数値です。
水廻りでの利用はもちろん、雨が降っている時に屋外で利用する時も安心です。
Xperia 5実機レビュー|縦長ディスプレイ搭載のコンパクトモデルおすすめ防水スマホ3:AQUOS sense3
画像引用元:AQUOS sense3 SHV45のデザイン・色|AQUOS:シャープ
AQUOS sense3のスペック表は下記の通りです。
項目 | AQUOS sense3 |
---|---|
画面サイズ | 5.5インチ |
本体サイズ | 約147×70×8.9mm |
重量 | 約167g |
OS | Android 9 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 630 |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
バッテリー | 4,000mAh |
メインカメラ | 標準:1,200万画素 広角:1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
防水 | IPX5/8 |
Xperia 5と同じくIPX5/8の防水耐性を備えている機種です。
また、水濡れに強いIGZOディスプレイが搭載されているので、濡れた手でも快適に使えるというメリットもあります。
さらに、アルコール除菌シートで拭いてそのまま使うことができるので、スマホを常に綺麗な状態で使い続けることが可能です。
AQUOS sense3実機レビュー|省エネIGZO搭載のバッテリー長持ちモデルおすすめ防水スマホ4:arrows Be3
画像引用元:arrows Be3 F-02L
arrows Be3のスペック表は下記の通りです。
項目 | arrows Be3 |
---|---|
画面サイズ | 5.6インチ |
本体サイズ | 約147×70×8.9mm |
重量 | 約145g |
OS | Android 9 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 450 |
RAM/ROM | 3GB/32GB |
バッテリー | 2,780mAh |
メインカメラ | 1,220万画素 |
インカメラ | 810万画素 |
生体認証 | 指紋 |
防水 | IPX5/8 |
arrows Be3も、Xperia 5やAQUOS sense3と同じくIPX5/8の防水耐性を備えています。
さらに、泡タイプのハンドソープや液体タイプの食器用洗剤で洗えるスマホとしても定評があり、常に清潔な状態で使い続けることができます。
頻繁に使い続けるスマホは雑菌がつきやすいといわれているので、清潔さを重視したい人にもぴったりです。
arrows Be3レビュー|画面割れに強い頑丈な日本製スマホといえばコレ!- iPhone 11
最大水深2mに30分間沈めても使える高い耐水性能 - Xperia 5
最大水深1.5mに30分間沈めても使えるIPX5/8の防水 - AQUOS sense3
IPX5/8の防水耐性でアルコール除菌シートで拭いてそのまま快適に使える - arrows Be3
IPX5/8の防水耐性に泡タイプのハンドソープや液体タイプの食器用洗剤で洗える
スマホが水没しても慌てずに冷静に対応しよう!
最後に、スマホが水没した時にやるべきことをまとめます。
- バッテリーを外す
- SIMカードやSDカードを外す
- 細かい部分までしっかりと水分を拭き取る
- しっかりと内部まで乾燥させる
スマホが水没してしまうと、頭が真っ白になってとりあえずスマホが使えるかどうか確かめたくて電源を入れたくなるでしょう。
しかし、水没した直後に電源を入れたり無理矢理乾かしたりすると、ショートの恐れや内部基盤まで水が浸入するなどさらなる被害を招く可能性があります。
水没したらまずは冷静に電源を切り、SIMカードなどスマホから外せるものは外してとにかく乾燥させるようにしましょう。
いつ水没しても大丈夫なように、修理申し込みの手順や補償サービスの内容を把握しておくことはもちろん、データのバックアップを事前に行うことも大切です。
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