
オンラインショップなら機種変更がお得
今回はソフトバンクの下取りプログラムについて対象機種・条件・価格を詳しくまとめます。
最近のスマホはかなり高性能になった分、お値段もそれなりに高額でためらう人が多いのも事実。
以前のように、乗り換え(MNP)で一括0円も規制でできなくなっています。
その代わりに、ソフトバンクでは旧機種を下取りに出すことで、大量のPayPayポイントを還元してくれます。
そのため、機種変更を検討されている人や、これからソフトバンクへ乗り換えを検討している人にピッタリのサービスです。
この記事でソフトバンクの下取り条件から下取り価格、下取りの流れをチェックして、ぜひお得に最新機種を手に入れてください!
- 機種変更・乗り換えで同じ下取り価格
- 下取りの還元方法は買い物に便利なPayPayポイントで一括還元
- 画面割れや液晶表示不良等、多少の故障は「破損品価格」で下取りOK
トップ画像引用元:下取りプログラム(機種変更) | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクの下取りプログラムとは
ソフトバンクの下取りプログラム※では、現在利用しているスマホをソフトバンクに買い取ってもらい、その買取金額をPayPayポイントとして受け取るプログラムです。
※ソフトバンクで新しい指定機種を購入することが必要。※下取りの対象機種の回収・査定完了が必要。
少し前までは利用料金の割引に充当される還元方法でしたが、2019年12月10日以降はPayPayポイントに還元方法が変わっています。
ソフトバンクの下取りは機種変更や乗り換えの手続きと同時に申込みができ、買取金額が定額であるメリットがあります。
街の中古買取店でもスマホの買取りは行っていますが、よくわからない基準で減額され、結局安く買い叩かれることが多いですよね。
ソフトバンクの下取りは購入手続きを行った時の基準額で定額下取りされ、さらに購入から一定期間中に引き渡せば下取り基準額を保証してくれます。
変に減額される心配がないので、結果的にかなりお得に下取りしてくれることになりますね!
ソフトバンクの下取り還元先になるPayPayポイントとは?
画像引用元:PayPay – QRコード・バーコードで支払うスマホ決済アプリ
ここでソフトバンクの下取りの還元方法となるPayPayポイントがどういったものかチェックしておきましょう。
PayPayポイントは、ソフトバンクが提携しているスマホ決済アプリ「PayPay」で利用できる電子マネーです。
PayPayはLINE Payやd払いといったスマホ決済アプリと同じようなものですね。
通常の方法でチャージした金額は引き出したり家族や友人に譲渡できますが、PayPayポイントでは引き出し・譲渡は非対応という違いがあります。
ただ、それ以外はPayPayにチャージしたのと同じように利用できるので、普段の買い物などでも使えて便利です。
PayPayが使えるお店
PayPayは使えるお店が増えています。
普通に生活している人は、まず間違いなくPayPayが使えるお店を利用していることでしょう。
- コンビニ:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート
- スーパー等:イトーヨーカドー、Big-A、やまや、ベイシア、ワイズマート
- ドラッグストア:ツルハドラッグ、カワチ、ウェルシア、マツモトキヨシ
- 飲食:すき屋、吉野家、牛角、ジョナサン、バーミヤン
ここに挙げたお店以外にも、かなり多くのお店がPayPay加盟店になっています。
著者も自宅近くのスーパーや実家近くのコンビニなど、ほぼ毎日PayPay加盟店を利用しています。
つまり、PayPayで還元されても使い道がないと言う心配は無用と言うことですね。
機種変更と乗り換えで下取りの価格は違うのか?
今までソフトバンクの下取り価格は、機種変更と乗り換えによって金額が多少異なりました。
しかし、PayPayポイントでの還元になった2019年12月10日からは、機種変更でも乗り換えでも下取り価格は同じになっています。
乗り換えの場合はソフトバンクが取り扱っていないモデルも含まれている点だけが違います。
- 機種変更:iPhone 12 Pro Maxの58,800円相当
- 乗り換え:iPhone 12 Pro Maxの58,800円相当
機種変更で下取りしても、「乗り換えだともっと高く下取りできるのに…」と悔しい思いをしなくていいので、価格差が無くなったのはメリットかもしれませんね。
ソフトバンクの下取りは機種変更・乗り換えの時に申込み
ソフトバンクの下取りの申込みは、機種変更や乗り換えの申込みと同時に行います。
ただ、機種自体は以下の期間までにソフトバンクへ渡せばOKです。
- 店舗での下取り:対象機種購入から30日間
- 郵送での下取り:下取りキット到着から14日間
この間に下取りを完了させれば、申込み時点での下取り価格を保証してくれます。
つまり、機種購入当日にデータ移行などが終わっていなくても、後から損することがなく安心ということですね。
それ以降も下取り自体は行ってくれますが、もし下取り価格が変動していると受領時点の下取り価格になってしまいます。
ほぼ「価格の変動=値下がり」です。
具体的な下取りの細かな条件や手続きの流れは後ほど解説しますが、下取り価格の保証期間は過ぎないように注意しましょう。
【2021年9月】最新のiPhone・Android下取り価格
続いて2021年9月時点で最新のiPhoneとAndroidの下取り価格をチェックしましょう。
先にお伝えした通り、現在のソフトバンクの下取りは機種変更も乗り換えも同じ金額です。
ソフトバンクの取り扱いがないAndroidスマホは乗り換えの方に限り下取り可能なので、別途一覧にしています。
iPhoneの下取り価格(機種変更・乗り換え共通)
iPhoneの下取り価格は下記の通りです。
下取り対象機種 | 正常品 | 破損品 |
---|---|---|
iPhone 12 Pro Max | 58,800円 | 17,640円 |
iPhone 12 Pro | 55,200円 | 16,560円 |
iPhone 12 | 44,400円 | 13,320円 |
iPhone 12 mini | 37,200円 | 11,160円 |
iPhone 11 Pro Max | 44,400円 | 13,320円 |
iPhone 11 Pro | 40,800円 | 12,240円 |
iPhone 11 | 30,000円 | 9,000円 |
iPhone XS Max | 30,000円 | 9,000円 |
iPhone XS | 22,800円 | 6,840円 |
iPhone XR | 19,200円 | 5,760円 |
iPhone X | 19,200円 | 5,760円 |
iPhone 8 Plus | 15,600円 | 4,680円 |
iPhone 8 | 8,400円 | 2,520円 |
iPhone 7 Plus | 12,000円 | 3,600円 |
iPhone 7 | 6,000円 | 1,800円 |
iPhone 6s Plus | 6,000円 | 1,800円 |
iPhone 6s | 3,600円 | 1,080円 |
iPhone 6 Plus | 3,600円 | 1,080円 |
iPhone 6 | 2,400円 | 720円 |
iPhone SE(第2世代) | 12,000円 | 3,600円 |
iPhone SE | 2,400円 | 720円 |
こちらは、機種変更・乗り換え共通の価格となっています。
最新のiPhone 12シリーズの下取りも可能となり、Androidスマホを含めて比較しても非常に高額です。
iPhoneは、Androidスマホと比べて下取り額が下がるペースが非常に遅く、多少古い機種でも比較的高額で取引することが可能です。
iPhone 7 Plus以降の機種であれば、10,000円相当以上で下取りできる可能性が高いので、是非下取りプログラムを利用してみてはいかがでしょうか。
Androidの下取り価格(機種変更・乗り換え共通)
次に、Androidスマホの下取り価格です。
下取り対象機種 | 正常品 | 破損品 |
---|---|---|
Google Pixel 4a(5G)/5 ※機種変更のみ | 19,200円 | 5,760円 |
Google Pixel 4/4 XL/4a ※機種変更のみ | 9,600円 | 2,880円 |
Google Pixel 3a/3a XL ※機種変更のみ | 4,800円 | 1,440円 |
Google Pixel 3/3 XL | 2,400円 | 720円 |
Xperia 1/5/5 Ⅱ | 19,200円 | 5,760円 |
Xperia XZ3 | 9,600円 | 2,880円 |
Xperia XZ2 | 4,800円 | 1,440円 |
Xperia XZs | 2,400円 | 720円 |
AQUOS zero5G basic | 19,200円 | 5,760円 |
AQUOS R5G | 9,600円 | 2,880円 |
AQUOS zero2 | ||
AQUOS sense3 plus | 4,800円 | 1,440円 |
AQUOS R3 | ||
AQUOS zero | 2,400円 | 720円 |
AQUOS R2 Compact | ||
AQUOS sense3 basic | ||
HUAWEI Mate 20 Pro | 9,600円 | 2,880円 |
HUWEI Mate 10 Pro | 2,400円 | 720円 |
HTC U11 | ||
シンプルスマホ5 | ||
LG V60 ThinQ 5G | 9,600円 | 2,880円 |
OPPO Reno3 5G | 4,800円 | 1,440円 |
ZTE Axon 10 Pro 5G | ||
LG G8X ThinQ | ||
上記以外のスマホ | 720円 | 360円 |
ケータイ一部機種 | 1,200円 | 360円 |
上記のAndroidはソフトバンクでも取り扱いがあったモデルで、機種変更でも乗り換えでも同じ価格で下取りが可能です。
発売して3年以内の機種であっても、iPhoneと比較するとかなり下取り額が下げられている傾向があります。
この表にない機種の多くは最大720円相当と非常に安くなってしまうので、一度中古買取やネットオークションでの相場をチェックしてみることをおすすめします。
Androidスマホの下取り価格(乗り換えのみ)
次に、乗り換えのみ対象となっているAndroidスマホの機種と下取り価格です。
下取り対象機種 | 正常品 | 破損品 |
---|---|---|
Xperia 1 Ⅱ/10 Ⅱ | 19,200円 | 5,760円 |
Xperia XZ2 Premium | 4,800円 | 1,440円 |
Xperia XZ2 Compact | ||
Xperia™ XZ1 Compact | ||
Xperia™ XZ Premium | ||
AQUOS zero5G basic DX | 19,200円 | 5,760円 |
Huawei P30 Pro | 9,600円 | 2,880円 |
Huawei P20 Pro | 4,800円 | 1,440円 |
Huawei P30 lite Premium | 2,400円 | 720円 |
Rakuten BIG | 21,600円 | 6,480円 |
arrows 5G | 19,200円 | 5,760円 |
Galaxy S20+ 5G | ||
Galaxy Fold | ||
Galaxy Note 10+ | ||
Galaxy Z Flip | ||
Galaxy S20 5G | ||
Galaxy Note9 | ||
Galaxy S10/S10+ | ||
Galaxy A41 | 9,600円 | 2,880円 |
Galaxy S9/S9+ | ||
Galaxy Note8 | ||
Galaxy A30 | ||
Galaxy S8/S8+ | 4,800円 | 1,440円 |
Galaxy S7 edge | 2,400円 | 720円 |
Rakuten Hand | 4,800円 | 1,440円 |
Rakuten Mini | ||
LG style3 | ||
OPPO Reno A | ||
ZTE a1 ZTG01 | ||
OPPO Reno3 A | ||
Mi 10 Lite 5G XIG01 | ||
その他のスマホ | 720円 | 360円 |
ガラケー・PHS | 1,200円 | 360円 |
乗り換えでソフトバンクが取り扱っていないモデルを利用している方は、上記の価格で下取りになります。
型番が掲載されていないスマホ・ガラケーでも下取り基準を満たせば定額で下取りをしてくれます。
ソフトバンクの下取りプログラムの適用条件
ここからはソフトバンクの下取りプログラム適用条件を確認しましょう。
機種変更と乗り換え手続きで下取りプログラムが使えますが、それぞれ微妙に条件が異なります。
ソフトバンクの下取りプログラム:機種変更時の下取り条件
機種変更時に下取りプログラムを利用する際は、次の条件を満たす必要があります。
- 下取りプログラム対象機種を購入すること
- PayPayアカウントの登録をしていること
- 下取りに出すスマホがソフトバンクで購入したスマホであること
- 故障や改造がないこと
- 各種ロック解除済みで初期化が可能であること
- スマホデビュー割適用で購入したスマホでないこと
機種変更の場合は、下取りに出すスマホもソフトバンクで購入したスマホである必要があります。
つまり、白ロムやSIMフリースマホなど、他社販売のスマホは下取りに出せません。
また、スマホデビュー割を受けて購入したスマホは、今回の機種変更では下取りプログラムに出せないことにも注意しましょう。
スマホデビュー割自体は2018年6月28日に新規受付を終了していますが、今利用しているスマホがそれ以前に購入、かつ初スマホという方は注意した方がいいですね。
ソフトバンクの下取りプログラム:乗り換えの下取り条件
一方、乗り換え(MNP)の際に下取りプログラムを利用する際は、次の条件を満たす必要があります。
- 下取りプログラム対象機種を購入すること
- PayPayアカウントの登録をしていること
- 乗り換えの翌月末までに下取りの申込みが必要
- 故障や改造がないこと
- 各種ロックが解除済みで初期化が可能であること
- スマホデビュープラン加入の手続きではないこと
大まかな下取り条件は機種変更と同様ですが、乗り換えでの下取りの場合は他キャリアやApple等の正規販売モデルが下取り対象です。
中古屋さんで購入した白ロムなど、非正規ルートでの購入モデルは下取りできないので注意しましょう。
ソフトバンクの下取り条件の詳細
ソフトバンクの各下取り条件をもう少し詳しく解説します。
下取りの条件がよくわからない方はしっかりチェックしましょう。
下取りプログラム対象機種を購入すること
ソフトバンクの下取りプログラムは、新たに購入する端末もソフトバンクが指定しているものである必要があります。
とはいえ、今はざっくりとした種類の指定だけで型番指定ではありません。
端末の種類と下取りプログラムの可否
購入する機種 | 機種変更 | 乗り換え |
---|---|---|
iPhone | ○ | ○ |
Google Pixel | ○ | ○ |
Androidスマホ | ○ | ○ |
ケータイ | × | ○ |
つまり、機種変更でも乗り換えでもスマホを購入すれば下取りOKということですね。
下取り端末に故障や改造がないこと
当然のことながら、故障しているスマホは下取りができません。
ただ、「破損品」という下取り項目があるので、次に挙げる故障内容なら破損品価格で下取り可能です。
- 筐体の破損(ガラス部分、カメラ、ボタンや筐体のヒビ割れ・破損・欠陥)
- 液晶表示異常(液晶の液漏れ、焼き付き、縦線、横線)
- タッチパネル動作不良
- 筐体の変形
上記の故障ではなく次の内容が含まれる場合は、残念ながら下取りには応じてもらえません。
- 電源が入らない・充電できない
- 浸水(水濡れシールが少しでも反応しているとNG)
- 画面浮き
この症状があると、普通に使えていても下取り査定が通りません。
もし、各キャリアの保証サービスを利用しているなら、スマホを交換してもらってから下取りに出した方がお得になるかもしれませんね。
また、改造しているスマホも下取り対象外です。
- Androidのroot化
- iPhoneの脱獄
- 非正規修理店での修理
root化や脱獄は一定以上の知識がある方がやることなので割愛しますが、画面割れなどで街中の修理屋さんに持っていった経験のある方は要注意です。
非正規の修理店で修理したスマホは、以下の理由で下取り不可と判定されてしまいます。
- 封印シールが破れている
- 非正規の部品が使われている
つまり、キャリアやメーカー以外に修理を依頼したことのあるスマホは下取りできないということです。
非正規修理をしたことがある方は、ソフトバンクの下取り査定に出すだけ時間の無駄です。
もし比較的新しいスマホなら、近くの中古買取店に買い取ってもらう方がいいでしょう。
各種ロックが解除済み、初期化可能であること
ソフトバンクの下取りでは、初期化をかけずに下取りに出しても問題ありません。
ただし、画面ロックやiPhoneを探すなど、初期化の障害になるものは全て解除する必要があります。
- 画面ロック・暗証番号
- iPhoneを探す
- iPhoneのアクティベーションロック
- Androidのデバイスプロテクション
画面ロックや端末の暗証番号は、下取りに出す前に設定から解除しておけば問題ありません。
一方、iPhoneを探すは端末の画面ロックとは別に設定されているので、うっかり見落とす方が多いですね。
また、どのスマホにも強制初期化の方法はあります。
しかし、Apple IDやGoogleアカウントでログインしたまま初期化をすると、不正利用防止機能が働いて初期化後にID・パスワードを入力しないと使えないという状態になります。
こうした状態では下取りができないので、ご自身で初期化してから下取りに出した方がいいでしょう。
下取り機種がソフトバンク購入 or 正規ルートの購入であること
ソフトバンクで下取りできるスマホは、正規ルートで購入したスマホに限られます。
- ソフトバンクで購入したスマホ
- 各キャリアの契約で購入したスマホ
- Apple Store等の正規販売店で購入したスマホ
- 各キャリアの端末保証で交換してもらったスマホ
つまり、オークションや中古販売店で購入したスマホは下取り対象外ということです。
特に機種変更の場合は、ソフトバンクの購入履歴にある製造番号の端末である必要があります。
たまに「故障したからオークションで買った同じモデルを利用している」という方がいますが、非正規品扱いになり下取りに出せないので注意しましょう。
逆に乗り換えの下取りでは、ソフトバンクで正規ルートか確認する方法はありません。
そのため対象外のスマホでも下取りできてしまいますが、不正取得したスマホの下取りを避けるために条件として提示されているのでしょう。
ソフトバンクの下取りプログラムの2つの申し込み方法
画像引用元:店舗を探す | ソフトバンク
ソフトバンクの下取りは、店頭と郵送の2つの申込み方法があります。
それぞれの下取り方法の違いを押さえておきましょう。
店頭での下取り申込みのメリット・デメリット
ソフトバンクショップ店頭での下取りを利用する際は、機種変更もソフトバンクショップや家電量販店で行う必要があります。
また、下取りに出す際は次のものが必要になります。
- 下取りに出すスマホ
- 本人確認書類
店頭での下取りは、査定完了後に本人確認が行われます。
この時に本人確認書類が必要になるので、免許やマイナンバーカードを用意しておきましょう。
また、下取りに出すスマホは査定完了後にすぐ回収されます。
当日慌てることの無いように、事前にデータ移行など準備をしてから下取りに持っていきましょう。
店頭下取りのメリット
ソフトバンクの下取りを店頭で申込むメリットは次の3つです。
- その場で査定してくれる
- 購入日から30日間は下取り価格が保証される
- データ移行など不安があったら聞ける
- 超軽微な故障はスルーしてくれる可能性がある
ソフトバンクの店頭で下取りに出す最大のメリットは、その場で下取り査定が完了することでしょう。
先に解説した「故障箇所が無いか?」「初期化可能な状態か?」といった項目を目の前でチェックしてくれます。
もし、画面ロックやiPhoneを探すといった不備があっても、その場で対処すれば問題なく下取りしてくれます。
また、購入から30日間の下取り価格保証がありデータ移行もゆっくりできますね。
それでも初スマホの方などはデータ移行に不安があるかも知れません。
そんな方も、店頭での下取りは査定前後にデータ移行を手伝ってもらうことも可能です。
なお、郵送では「ボタンの反応が少し悪い」といった軽微な故障でも、問答無用で「破損品」扱いです。
しかし、店頭ではスタッフの裁量で「店頭での査定では問題なく反応した」ということで「通常品」として下取りしてくれることもあります。
店頭下取りのデメリット
一方、店頭での下取りには次のデメリットがあります。
- 購入するスマホも店頭で手続きする必要がある
- 通常の受付と同様に待ち時間が発生する
店頭での下取りができるのは、新しいスマホも店頭で購入した方に限られます。
ただ、機種変更でも乗り換えでも、店頭での購入の際は必ず「頭金」が発生してしまいますよね。
お店によって頭金は異なりますが、通常は5,000円~10,000円が相場のようです。
ソフトバンクオンラインショップを利用するよりコストがかかるので、お得に機種変更・乗り換えしたい方には大きなデメリットでしょう。
また、店頭の下取りはその場で査定が必要なので、機種変更やプラン変更等の通常手続きと同様に受付カウンターが空くのを待つ必要があります。
現在は混雑緩和のために、原則事前予約(かんたん来店予約)が必要となっているので予約をしていきましょう。
郵送での下取り申込みのメリット・デメリット
郵送での下取りを利用する際は、次のものが必要になります。
- 下取りに出すスマホ
- 顔写真付きの本人確認書類
- 下取りの添え状
郵送での下取りの際は、ソフトバンクから「送付キット」を受け取る必要があります。
店頭で機種変更・乗り換えをする場合はその場で下取りキットがもらえます。
一方、ソフトバンクオンラインショップで手続きした場合は、下取りキットは佐川急便の「受取人確認配達サービス」を利用して送られてきます。
この受取りに顔写真付きの本人確認書類が必要になるので、免許やパスポートを用意しておく必要がありますね。
郵送下取りのメリット
郵送での下取りには、次のの2つのメリットがあります。
- お店に行かずに下取りが完了できる
- オンラインショップでの購入もOK
郵送で下取りをする最大のメリットは、ソフトバンクショップに行くことなく下取り手続きができることでしょう。
お店に行く店頭下取りでは、混雑で待たされる可能性が高いですね。
この待ち時間が苦痛になる方は、郵送下取りの方が圧倒的に楽に手続きができます。
また、郵送下取りでは、新しいスマホをソフトバンクオンラインショップで購入した場合でも下取りOKです。
購入から下取りまで全て自宅で完結できるので、余計な時間をかけないで済むのはいいですよね!
郵送下取りのデメリット
一方、郵送下取りのデメリットは次の2つです。
- データ移行やロック解除等は全て自分で行う
- 送付キット受取りから14日以内と期限が少し短い
郵送で下取りに出す際は、必要なデータ移行や初期化は全て自分でやる必要があります。
そのため、ある程度スマホの操作に慣れている方でないと、下取りに出すまでが大変かも知れません。
また、送付キットを受け取ってから14日以内に送り返さないと下取り金額保証が無くなってしまいます。
下取り自体ができないわけではありませんが、タイミングが悪いと下取り金額が下がってしまいますね。
自分でデータ移行も設定もさくっと終わらせられる方なら問題ありませんが、スマホの設定が苦手な方にはデメリットになるでしょう。
ソフトバンクオンラインショップで下取りプログラムを利用する手順
続いてソフトバンクオンラインショップで機種変更や乗り換えをする際の、下取りプログラム利用手順を見てきます。
オンラインショップでは手続きの中で下取りプログラムの申込みがあるので、見落とさないように注意しましょう。
ソフトバンクオンラインショップで機種変更 or 乗り換え手続き
ソフトバンクオンラインショップでは、在庫切れ商品以外は即購入手続きができます。
機種変更と乗り換えでは表示項目が少し異なりますが、「トクするサポート」の後にある「下取りプログラム」に忘れずにチェックを入れましょう。
画像引用元:購入手続きの選択 | ソフトバンク
その後、下取りに出す端末を選ぶと下取り価格が表示されます。
査定で問題がなければ、送付キットが到着から14日以内の返送でここに表示された下取り額が保証されるということですね。
後は画面に従って機種変更・乗り換えの手続きを完了しましょう。
送付キットが届いたら本人確認をして受取る
ソフトバンクオンラインショップで機種変更・乗り換えの手続きをしてから、およそ1週間で送付キットが届きます。
受取り時に本人確認が必要なので、免許やパスポートを提示して受け取りましょう。
データのバックアップなど下取りに出す準備をする
送付キットを受け取ったら、電話帳や写真のデータ移行やアプリの引き継ぎを行います。
機種変更前後のキャリア・端末によってデータ移行方法は異なりますが、次の4項目はチェックした方がいいでしょう。
- 電話帳や写真のデータ移行は済んだか?
- LINEやTwitter等のSNSの移行は済んだか?
- ゲーム等のアプリの移行は済んだか?
- 初期化後の初期設定を行ってアクティベーションロックがないかチェックしたか?
最後の初期設定に関しては、iPhoneもAndroidも初期化後のロック状態だとApple ID、Googleアカウントの入力画面が表示されます。
そうした画面が表示されずに初期設定が完了すれば一切ロックがかかっていない状態ということですね。
各種データ移行に不安のある方は次の記事も参考にしてください。
PayPayアプリとソフトバンク連携が済んでいるか確認
下取り端末のデータ移行等が終わったら、新しいスマホでPayPayアプリとソフトバンクの連携ができているかチェックしましょう。
- PayPayアプリホーム画面右下の「アカウント」をタップ
- 「外部サービス連携」をタップ
- 「ソフトバンク・ワイモバイル」が「連携済み」ならOK
もしPayPayアプリをまだ持っていない or 連携が済んでいない方は、下取りに出す前に設定を済ませておきましょう。
- PayPayアプリホーム画面右下の「アカウント」をタップ
- 「外部サービス連携」をタップ
- 「ソフトバンク・ワイモバイル」をタップ
- 規約をチェックして「上記に同意して連携する」をタップ
これでPayPayの連携は完了です。
下取りが完了すると、このPayPayアカウントにPayPayポイントが反映します。
送付キットに下取り端末と添え状を入れる
下取りに出す準備が全て整ったら、添え状を記入して下取り端末と共に送付キットに入れましょう。
佐川急便へ集荷依頼をかける
下取りキットの回収は、佐川急便に集荷依頼をかけることになります。
地域によって集荷依頼の電話番号が異なるので、佐川急便のWebサイトから近くの営業所を調べて電話をかけましょう。
集荷依頼の電話をすると数十分で集荷に来るので、そのまま渡せばOKです。
下取り査定が終わるのを待つ
郵送下取りの査定が無事に完了すると、ソフトバンクからのSMSで下取り完了連絡が来ます。
その後1週間程度でPayPayポイントが反映するので、時々PayPayアプリでチェックしておきましょう。
なお、下取りNGの場合は下取り端末が返却されるだけです。
ソフトバンクの下取りプログラムの注意点
最後にソフトバンクの下取りを利用する際の注意点をチェックしておきましょう。
- 分割払いの残債に要注意
- 下取りできない端末ではないか?
- 付属品は廃棄される
- PayPay連携忘れに注意!
分割払いの残債に要注意
ソフトバンクの下取りに出すスマホを分割払いで購入している方は、機種代金の残債にも注意しておきましょう。
スマホを下取りに出したとしても、分割払いの残債はそのまま支払い続けることになります。
また、ソフトバンクは「半額サポート」や「トクするサポート」といった端末の返却で分割払いの残債を免除する施策があります。
購入時に申込みが必要ですが、下取り価格より分割払いの残債の方が高い場合は端末返却をした方がお得という可能性もあるでしょう。
まだ機種代金が残っている、かつ上記の割引施策が適用できる方は、下取り価格と分割払いの残債を比べてお得な方を利用してくださいね。
下取りできない端末ではないか?
画像引用元:下取りプログラム(機種変更) | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
下取り条件のところでも解説しましたが、ソフトバンクの下取りに出すスマホが下取り対象かはしっかりチェックしましょう。
- ソフトバンクで購入したスマホ(機種変更)
- 他事業者の販売したスマホ(乗り換え)
- 画面ロック等されていない
- 初期化できる
- 「破損品」条件外の故障・水濡れがない
再度簡単に下取り条件をまとめると上記の通りです。
中古屋さんで買った白ロムやAmazon購入の海外モデル等、下取り対象になっていないスマホも多いということですね。
そもそも下取りできないモデルで手続きを進めても、絶対に下取りされません。
下取り手続きを進める前に、下取り予定のスマホが対象モデルかはしっかりチェックしておきましょう。
付属品は廃棄される
ソフトバンクに下取りに出すスマホと一緒に付属品を出してしまうと、スマホ本体以外は確実に廃棄処分されます。
- SIMカード
- 充電ケーブル
- micro SDカード
特にmicro SDカードを挿したまま、気づかずに下取りに出してしまう方が多いようです。
付属品は下取りNGでも基本的に処分されて返却されないので、間違えて送らないように注意しましょうね。
PayPay連携忘れに注意
下取り手順の部分でも触れていますが、ソフトバンクに下取り端末を引き渡す前に確実にPayPayの連携は行いましょう。
ソフトバンクの下取り還元はPayPayポイントで、電話番号と紐づいたPayPayアカウントに付与されます。
下取り完了時点で還元先のPayPayアカウントが無いと、下取りのPayPayポイントは約1週間保留された後に失効してしまいます。
万が一PayPayポイントが失効すると非常にもったいないので、PayPayアカウントとソフトバンクの連携は確実にしておきましょうね!
ソフトバンクの下取りプログラムは本当にお得なの?
画像引用元:iPhone XR vs iPhone XS vs iPhone 12 – Apple(日本)
ここまでソフトバンクの下取りプログラムの相場や適用条件、申し込み方法などについて解説してきました。
今まで使っていたスマホと引き換えに、PayPayポイントがもらえる非常にお得なプログラムですが、本当にソフトバンクで下取りをするべきなのでしょうか?
中古スマホの買取価格を調べてみた
まず、中古スマホの買取サービスでお馴染みの「イオシス」で、iPhoneの買取相場を調べてみました。
- iPhone 12 Pro Max 128GB:91,000円~70,000円
- iPhone 12 Pro 128GB:78,000円~61,000円
- iPhone 12 64GB:62,000円~48,000円
- iPhone 12 mini 64GB:50,000円~38,000円
- iPhone SE(第2世代) 64GB:21,000円~16,000円
中古買取のメリットは、容量によって相場が変動するという点です。
一方でソフトバンクの下取りプログラムの場合は、本体容量にかかわらず一定の価格で下取りが行われます。
そのため、容量の大きいモデルを使っている人は、少し損してしまうかもしれません。
また、現時点ではソフトバンクの下取りプログラムよりもiPhone 12シリーズ・iPhone SE(第2世代)共に相場が高い状態です。
Androidスマホも含めて比較的高額での取引が行われているので、よりお得に今使っている機種を処分したい場合は、中古買取の方がおすすめです。
故障がある場合は買取を断られるケースも
ソフトバンクの下取りプログラムでも破損品の場合は、下取り額が大きく下がってしまいます。
しかしこれは中古買取も同様で、状態によっては買取を断られるケースもあります。
買取を断られたとしても下取りプログラムが適用できる可能性もあるので、1円でも得したいという人は下取りプログラムに出してみるのもおすすめです。
時期によって価格が変動するので両方の相場をチェックしてみるべき
今でこそ中古買取の方がお得になっている傾向がありますが、以前は完全未使用品を除くと、キャリアの下取りプログラムの方が高額である時期もありました。
その時は、筆者も「使用感があると買取額が一気に下がるので、下取りプログラムの方がおすすめ」だと紹介していた程であり、またいつ同じ状態になるかわかりません。
特に、新機種が発売される時期になると旧機種の相場が一気に下がることもあれば、買取強化で逆に高くなるケースもあります。
どちらか片方の相場だけを見ていると損してしまう可能性が高いので、両方の相場を比較し、どちらが自分にお得になるのか見極めることも大切です。
PayPayポイントか現金かで選ぶのもアリ
ソフトバンクの下取りプログラムはPayPayポイントによる還元ですが、イオシスなどの中古買取の場合は現金による取引となります。
以前までは現金の方が使い勝手も良くメリットもありましたが、今では幅広い種類のお店でスマホ決済が使えるようになっており、PayPayを日常的に活用している人も多いでしょう。
特にPayPayは使えば使う程ボーナスが還元されるキャンペーンも行っているので、下手に現金を使うよりもお得に買い物ができます。
もらった現金をそのままPayPayにチャージすれば問題ありませんが、どうせPayPayを使うなら最初からボーナスとして還元された方が楽ですよね。
そのため、どちらがより自分にとって都合の良い還元方法か考え、選ぶのもおすすめです。
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1番簡単な下取り方法は郵送下取り
今回はソフトバンクの下取り対象機種や条件・価格をまとめて解説しました。
2021年9月現在のソフトバンクの下取り内容を簡単にまとめると次のようになります。
- 機種変更・乗り換えで同じ下取り価格
- 下取りの還元方法は買い物に便利なPayPayポイントで一括還元
- 画面割れや液晶表示不良等、多少の故障は「破損品価格」で下取りOK
下取りした金額がPayPayポイントでの還元になったため、PayPayアプリの設定が必要になりますね。
しかし、以前のように月額還元×24ヶ月という方式ではなく、まとめて還元されるのでお得感は強くなったのではないでしょうか?
また、ソフトバンクの下取りは、店頭下取り・郵送下取りの2通りの方法があります。
- 店頭下取りはその場で下取り査定が完了・問題があればアドバイスがもらえるが、店頭購入が必要なため頭金がかかる
- 郵送下取りはオンラインショップOKでコスパはいいが、データ移行や初期化は自分でやる必要がある
初スマホの方や操作に不安がある方は店頭下取りが安心ですね。
逆にデータ移行や初期化が問題ない方は、郵送下取りがお得かつ簡単に下取り手続きできますね!
これからソフトバンクで新しいスマホを購入する方は、今回の解説を参考に下取りプログラムをぜひ活用して、大量のPayPayポイントをゲットしてくださいね!