
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ドコモ光を利用している間に引越ししなければならない場合、「引越し先でドコモ光を継続利用するためにはどうすればいいのか」という疑問が出るかもしれません。
そこで、この記事では引越し先でドコモ光を利用するために必要な手続きと費用、スムーズに移転手続きをするための事前準備などを紹介します。
移転手続きには時間がかかることがあり、早めに手続きしないとドコモ光を利用できない期間が長くなるかもしれません。
そのため、引越しを控えている人はこの記事をチェックして準備を整えておくことをオススメします。
トップ画像引用元:お引越し(移転) | ドコモ光 | NTTドコモ
ドコモ光の移転手続きの概要
画像引用元:お引越し(移転) | ドコモ光 | NTTドコモ
- 手続きはWeb上から行う
- 早めに手続きしないと開通まで待たされることがある
- 移転時には事務手数料と工事費がかかる
ドコモ光の利用場所を移転する場合は上記のポイントをあらかじめチェックしておく必要があります。これからそれぞれのポイントを詳しく紹介するので、しっかりみておいてください!
ドコモ光の利用場所を移転させる方法を徹底紹介!
それでは最初にドコモ光の移転手続きの詳細を紹介します。スムーズに移転させるためにも、あらかじめしっかりチェックしておきましょう!
実際の手続き手順の概要は次の通りです。
- Webサイトから移転申し込みをする
- ドコモ光 引越しWeb手続きセンターからかかってくる電話に対応する
- 必要書類を受け取る
- 工事を実施する
- 移転先でルータなどの設定をする
- 利用開始
それでは、それぞれの項目について1つずつ詳しくチェックしていきましょう!なお、移転手続きには時間がかかることがあるので、引越しが決まったらすぐに手続きしましょう!
Webサイトから移転申込みをする
画像引用元:ドコモ光 お引越し受付フォーム
引越しをする場合、あらかじめドコモ光のWebサイトにある引越し受付フォームからも移転を申し込んでください。
なお、申込み時には以下の項目を入力しなければならないのであらかじめ確認しておきましょう。
- 契約者氏名
- ペア回線の電話番号(持っている場合のみ)
- 契約ID
- 連絡先電話番号
- 電話連絡ができる時間帯
- 移転先の住所
- 移転先での工事希望日
引越しWeb手続きセンターからの確認電話に対応する
引越し受付フォームから手続きした場合、基本的に翌営業日に引越しWeb手続きセンターから電話連絡があります。
この電話で契約内容の確認や工事日の調整を行うので、しっかり対応するようにしてください。電話がつながらない状況が長く続くと申込みがキャンセルされることがあるので要注意です。
この電話確認が終わると正式に移転の受け付けが完了したことになります。
必要書類を受け取る
移転受付が完了するとドコモ側から開通案内などの必要書類が送付されてくるので、受け取って確認してください。
もし、何らかの間違いをみつけたらすぐにドコモに連絡して訂正してもらいましょう。
移転元・移転先で工事を実施する
基本的に電話連絡時に決めた通りの日程で工事が行われます。移転先で工事が必要な場合、これが完了しないと回線を利用できないので注意してください。
また、移転元での回線撤去工事が必要な場合もあるので申込時にしっかり確認しておきましょう。
移転元で工事が必要な場合、基本的にこれが完了してから実際に引越します。
なお、移転先での工事内容によっては工事費がかかります。工事費については後述するのであわせてチェックしておいてください。
ルータなどの設定を行う
移転先での工事が終了したら回線が開通するので、回線終端装置(ONU)やルータの設定を行いましょう。設定時には別途ISPの接続設定を行わなければなりません。
接続設定に必要な情報はISPから通知されているので、あらかじめしっかり確認しておきましょう。
利用開始
全ての設定が終わったらいよいよ利用開始です。無事に接続できるかどうかを確認し、問題なければこれまで通りインターネットが使えます。
ドコモ光電話なども同時に移転させた場合はそれらのサービスも問題なく使えるかを確認してください。
次の章ではドコモ光の移転手続きにかかる費用について詳しくみていきます。よりお得に移転したい人は必見です!
ドコモの料金プラン「ドコモ光 セット割」を最大限お得に乗り換える方法ドコモ光の移転手続きにかかる費用
続いてドコモ光の移転にかかる費用を詳しく紹介します。あらかじめしっかり確認しておかないと予想外の出費になることがあるので注意しましょう!
必要な費用を一覧でまとめると次の通りです。
- 移転事務手数料
- 工事費
それぞれの費用について詳しくチェックしておきましょう!
移転事務手数料
費目 | 金額 |
---|---|
移転事務手数料 | 2,160円 |
移転事務手数料は、ドコモ光を移転させると必ずかかる費用で税込2,160円です。これをかからないようにする方法はありません。
ただし、移転事務手数料分のdポイントが還元されるキャンペーンを実施しているのでうまく活用しましょう。
dポイント還元キャンペーンの内容をチェック!
移転事務手数料分のdポイントを受け取る条件は単純で、「Webから移転申込みをする」だけです。
たったこれだけでもらえるので、申込みは電話ではなくWebから行いましょう!
工事費
前述の手数料とは別に、移転先の工事内容に応じた工事費がかかります。
工事費は契約内容や移転先のエリアによって異なるので、どのパターンに該当するのかをあらかじめ確認しておきましょう。
移転先の回線タイプが戸建ての場合
まずは戸建てタイプのドコモ光が導入されている物件に移転する場合の手数料を紹介します。具体的な手数料は次の通りです。
ISP一体型(タイプA/タイプB)、単独タイプ、ドコモ光ミニ
移転先のエリア | 派遣工事あり | 派遣工事なし |
---|---|---|
同一NTT地域会社内 | 9,720円 | 2,160円 |
他のNTT地域会社のエリア (NTT東からNTT西など) | 19,440円 | 2,160円 |
基本的に、移転元と移転先が同じNTT地域会社のエリアに属しているかどうかによって工事費が異なります。
派遣工事がなく回線終端装置の設置のみで終わる場合の費用は変わりませんが、移転先で派遣工事が必要な場合はかなり異なるので注意してください。
提携CATV業者利用(タイプC)の場合
状況 | 派遣工事あり | 派遣工事なし |
---|---|---|
移転先で同じCATVを利用 | 9,720円 | 2,160円 |
他のNTT地域会社のエリア (NTT東からNTT西など) | 19,440円 | 2,160円 |
ドコモ光には提携しているCATV業者が保有している回線を利用してサービスを提供しているものがあります。
これをタイプCといい、エリアによっては利用している可能性があるのであらかじめ確認しておいてください。
こうしてみてみると、移転に関する費用として4,320~21,600円が必要になることがわかります。
いざとなってから慌てないように、あらかじめ準備しておきましょう!
移転先の回線タイプがマンションの場合
移転先で利用するドコモ光回線がマンションタイプの場合、戸建てタイプとは工事費が異なります。
2019年5月時点での工事費は以下の通りです。
ISP一体型(タイプA/タイプB)、単独タイプ、ドコモ光ミニ
移転先のエリア | 派遣工事あり | 派遣工事なし |
---|---|---|
同一NTT地域会社内 | 7,560円 | 2,160円 |
他のNTT地域会社のエリア (NTT東からNTT西など) | 16,200円 | 2,160円 |
こちらも戸建てタイプと同様にエリア内での移転は安く、エリアをまたぐ移転の場合は高く設定されています。
なお、派遣工事ありの場合の工事費は戸建てタイプより安くなっています。
提携CATV業者利用(タイプC)の場合
状況 | 派遣工事あり | 派遣工事なし |
---|---|---|
移転先で同じCATVを利用 | 7,560円 | 2,160円 |
他のNTT地域会社のエリア (NTT東からNTT西など) | 16,200円 | 2,160円 |
タイプCの場合の工事費も戸建てタイプより安くなっています。派遣工事を実施する場合はマンションタイプの方が安いと覚えておきましょう!
撤去工事にかかる工事費は無料
ここで紹介した工事費はあくまでも「移転先での回線工事」にかかるものです。移転元での撤去工事は無料で行われるため、別途費用を請求されることはありません。
土日祝日に工事をすると追加の工事費がかかる
土曜日・日曜日・祝日に工事をする場合、今回紹介した工事費の他に追加工事費として3,240円がかかります。
工事費を削減するためにはなるべく平日を指定するのがオススメです。なお、無派遣工事の場合は追加工事費はかかりません。
移転する際の注意事項
続いてドコモ光を引越し先で使うときの注意事項をみていきましょう!これから移転手続きをする人は、ぜひしっかりチェックしておいてください。
移転先でドコモ光を利用できるかをあらかじめ確認しよう
画像引用元:お引越し(移転) | ドコモ光 | NTTドコモ
当然のことですが、ドコモ光を引越し先で使うためには移転先のエリアにドコモ光が提供されていなければなりません。
ドコモ光は広範囲で提供されていますが、一部提供されていないエリアがあるので注意してください。
もし、ドコモ光が利用できない場合はauひかりなどの他社FTTHやCATVサービスの利用を検討しましょう。
早めに申し込まないと予定通り利用開始できないことがある
移転先で派遣工事が必要になる場合、早めに工事を申し込まないと使いたい日にドコモ光が開通していないという状況に陥る可能性があります。
特に繁忙期で派遣工事が必要になる場合、予定通り工事できない場合があるので十分に注意してください。
これを避けるためにも引越しが確定したらすぐに移転申し込みを行いましょう。
また、新築物件はNTTに登録されていないため実際に利用するまでに時間がかかります。そのため、新しく家を立てたらすぐにNTTに連絡して登録してもらいましょう。
マンションで引き込み工事が必要な場合はあらかじめ管理組合に確認しよう
移転先がマンションで光回線の設備がなく引き込み工事を行わなければならない場合、壁に穴を開けなければならない場合があります。
しかし、壁に穴を開けると資産価値が下がるなどの理由で管理組合が穴あけを伴う引込工事を許可しないことがあるので注意しましょう。
マンションに引越して引き込み工事が必要になりそうな場合はあらかじめ管理組合に確認してください。
なお、エアコンダクトや電話の配管を利用して引き込める場合は穴あけが必要ないので問題ありません。
次の章ではこの記事でチェックしてきたポイントをまとめて振り返っていきます。
ドコモ光のプロバイダでおすすめ6社を比較!料金・速度共に優れているのはドコモ光を引越し先で利用する方法まとめ
この記事では「ドコモ光を移転する際の手続きの手順と注意点、事前準備」をテーマに紹介していきました。
ドコモ光は便利でお得なので、ドコモユーザーの中には使っている人も多いことでしょう。
引越し後もドコモ光を利用するためには移転手続きが必要不可欠なので、いざ引越しする際に慌てないようにあらかじめしっかり確認しておくことをオススメします。
今回紹介したポイントをまとめて振り返ると次の通りです。
- 引越し受付フォームから申し込む
- ドコモからの折返し電話で工事日などを決める
- 送付されてくる書類を受け取る
- 移転元で工事を行う(必要ない場合もあり)
- 移転先で工事を行う(無派遣工事の場合もあり)
- ルータなどの設定を完了させる
- 利用開始
移転手続き自体はとてもシンプルですが、工事業者の状況によっては開通までに時間がかかることがあります。
特に引越しの繁忙期は移転手続きも混み合うので、なるべく早く連絡するのがオススメです。早めに申し込めば、ドコモ光を使えない期間をできるだけ短くできるでしょう。
- 移転事務手数料(2,160円)
- 工事費(2,160~19,440円)
移転手続きに必要な費用は「移転事務手数料」と「工事費」です。
移転事務手数料は2,160円で固定ですが、工事費にはかなりの幅があるので移転する際は注意してください。
基本的にNTT東日本とNTT西日本のエリアをまたいで引越し、派遣工事が必要になると高くなります。
この条件に該当する場合は20,000円前後の費用がかかると覚えておいてください!
また、ドコモ光電話やひかりTV for docomoを契約していると追加工事費が必要になることがあるので、こちらも忘れないようにしましょう。
引越し時はいろいろ手続きすることが多く、ドコモ光の移転手続きが後回しになりがちです。
しかし、工事の状況によっては開通までに時間がかかることがあるので、引越しが決まったらまっ先に手続きすることをオススメします。
しっかり移転手続きをして、引越し先でもドコモ光を快適に使いましょう!
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