
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
今回は、これからiPhone 8を乗り換え・機種変更で購入する場合に、2年後1番お得になる契約について解説します。
最新のiPhone XSやiPhone XRが発売されていますが、ホームボタンが欲しい方にとって、iPhone 8はまだまだ現役機種です。
しかし、キャリアのプランも発売当初から変わった部分もあり、どこで契約するのがお得か分かりにくくなりました。
結論からお伝えすると、今iPhone 8を購入するならドコモが最安値です。
iPhone 8のランニングコスト比較※
項目 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
通話プラン | 980円 | 5,980円 | 1,200円 |
ネット接続 | 300円 | 300円 | |
データ定額 | 5,000円 | 5,980円 | |
機種代金 | 810円 | 2,295円 | 1,800円 |
端末補償 | 750円 | 790円 | 830円 |
月額 | 7,840円 | 9,065円 | 10,110円 |
※通話定額なし、3〜5GBで契約する場合の比較
これから詳しく解説するので、この記事を読めば、現時点でiPhone 8を最安値で契約できるようになりますよ!
- 各キャリアのiPhone 8の機種代金比較
- ドコモ・au・ソフトバンクの料金プラン
- 2年後1番お得なのはドコモ!ランニングコスト比較
- ドコモは2019年6月から機種代金の割引がなくなる!?
トップ画像引用元:iPhone 8またはiPhone 8 Plusを購入する – Apple(日本)
1 各キャリアのiPhone 8の機種代金比較
画像引用元:iPhone 8またはiPhone 8 Plusを購入する – Apple(日本)
まず各キャリアのiPhone 8の機種代金を確認しましょう。先にお伝えすると、端末購入サポートと月々サポートのあるドコモが現状最安値になります。
iPhone 8 64GBの機種代金
契約種別 | ドコモ | au※ | ソフトバンク |
---|---|---|---|
MNP | 432円 × 24回 総額10,368円 | 2,295円 × 24回 総額55,080円 | 1,800円 × 24回 総額43,200円 |
新規契約 | 810円 × 24回 総額19,440円 |
||
機種変更 | |||
購入 |
※アップグレードプログラムEX(月額390円)込み
こうして比較すると、ドコモの機種代金の安さは圧倒的ですね。
なお、auとソフトバンクはiPhone 8 256GBの取り扱いがありますが、ドコモは64GBのみとなっています。
そのため今回はiPhone 8 64GBに絞って見ていきます。
1-1 ドコモのiPhone 8は端末購入サポートで大幅割引されている
画像引用元:NTTドコモ ホーム
ドコモのiPhone 8の機種代金は、機種購入補助の割引が適用されています。
MNPでは端末購入サポート、新規・機種変更は月々サポートのことですね。
- 端末購入サポート:iPhone代金を直接値引き。12ヶ月縛り
- 月々サポート:24ヶ月間、毎月の利用料金から割引
2年使うならどちらの割引もデメリットはありませんが、途中で解約や機種変更すると損をしてしまうことに注意しましょう。
また、端末購入サポートと月々サポートは、2019年6月の新プラン開始にあわせて終了します。
この金額で購入できるのは2019年5月末までなので、iPhone 8を安く買うなら急いだ方がいいですね。
1-2 au・ソフトバンクの機種代金は割引なし?
一方、auとソフトバンクは分離プランを採用し、iPhone 8の直接的な値引きはしていません。
ただ、auはアップグレードプログラムEX(月額390円)、ソフトバンクは半額サポート for iPhoneを利用することで、条件付きで機種代金を事実上半額にしてくれます。
- 機種代金は分割48回払いで契約
- 次回機種変更時に、iPhone 8をキャリアに返却
- 2年目以降に機種変更OK
つまり、2年ぴったりに機種変更して、キャリアにiPhone 8を引き渡せば半額になるということですね。
逆に2年以上同じ機種を使い続けたい方や、2年目にMNPをする方は安くならないので気をつけましょう。
2 ドコモ・au・ソフトバンクの料金プラン
続いてドコモ・au・ソフトバンクでiPhone 8を購入する時に契約するプランをチェックしましょう。
なお、ここではドコモの料金プランはベーシックパック・ベーシックシェアパックを見ていきます。
2019年6月からは新プラン「ギガホ」「ギガライト」が開始され、月々サポートや端末購入サポート、docomo withが終了します。
今回解説するプラン比較は、2019年5月31日までのものなので注意してくださいね。
2-1 ドコモの料金プラン
画像引用元:NTTドコモ ホーム
ドコモの料金プランは、通話プラン+spモード(月額300円)+データ定額の合計で決まります。
通話プランは通話量によって3種類あります。
ドコモの通話プラン
プラン | 月額 | 無料通話 |
---|---|---|
カケホーダイ | 2,700円 | 国内通話24時間無料 |
カケホーダイライト | 1,700円 | 国内通話5分以内無料 |
シンプル | 980円 | なし |
また、データ定額は1人用のベーシックパックと家族用のベーシックシェアパックがあります。
どちらのデータ定額も利用するデータ量によって月額料金が変動するプランなので、Wi-Fiを利用して少ないデータ量を使う方ほどお得になりますね。
ベーシックパックの月額料金
データ量 | 料金 |
---|---|
〜1GB | 2,900円 |
1〜3GB | 4,000円 |
3〜5GB | 5,000円 |
5〜20GB | 7,000円 |
20GB固定 | 6,000円 |
30GB固定 | 8,000円 |
ベーシックシェアパックの月額料金
データ量 | 料金 |
---|---|
〜5GB | 6,500円 |
5〜10GB | 9,000円 |
10〜15GB | 12,000円 |
15〜30GB | 15,000円 |
30GB | 13,500円 |
50GB | 16,000円 |
100GB | 25,000円 |
ベーシックシェアパックの子回線は、シェアオプション(月額500円)でデータ量を分けてもらいます。
家族の1人が使いすぎると家族全体が遅くなるリスクがありますが、1回線毎に上限を決められるので調整しやすいですね。
2-2 auの料金プラン
画像引用元:au – Google Search
auの料金プランは、段階制定額のauピタットプランとデータ量固定のauフラットプランがあります。
少ないデータ量の方はauピタットプラン、たっぷり使いたい方はauフラットプランがお得ですね。
auの料金プラン一覧
プラン名 | データ使用量 | シンプル | スーパー カケホ | カケホ |
---|---|---|---|---|
ピタットプラン | ~1GB | 3,218円 | 3,218円 | 4,298円 |
~2GB | 3,758円 | 4,298円 | 5,378円 | |
~3GB | 4,298円 | 4,838円 | 5,918円 | |
~5GB | 5,378円 | 5,918円 | 6,998円 | |
~20GB | 6,458円 | 6,998円 | 8,078円 | |
フラットプラン | 20GB | 5,400円 | 5,940円 | 7,020円 |
25GB | 6,480円 | 7,020円 | 8,100円 | |
30GB | 7,560円 | 8,100円 | 9,180円 |
どちらのプランも通話プランとネット接続料込みになっているので、複雑な料金プランに悩まず選べますね!
2-3 ソフトバンクの料金プラン
画像引用元:ソフトバンク
ソフトバンクの料金プランは、ドコモと同様に通話+ネット接続料(月額300円)+データ定額で構成されています。
通話プランは従量制プランのみドコモより少し高くなりますが、通話定額プランの料金は変わりません。
ソフトバンクの通話プラン
プラン | 月額 | 無料通話 |
---|---|---|
通話基本プラン +定額オプション | 2,700円 | 国内通話24時間無料 |
通話基本プラン +準定額オプション | 1,700円 | 国内通話5分以内無料 |
通話基本プラン | 1,200円 | なし |
データ定額は段階制定額のミニモンスターと50GB固定のウルトラギガモンスター+があります。
ただ、2GB以上利用するならウルトラギガモンスター+を選んだ方が良くなるので、ソフトバンクはたっぷりデータ通信したい方に向いていると言えます。
ソフトバンクのデータ定額料
データ量 | ミニモンスター | ウルトラギガ モンスター+ |
---|---|---|
〜1GB | 2,480円 | 5,980円 |
1〜2GB | 4,480円 | |
2〜5GB | 5,980円 | |
5〜50GB | 6,980円 |
ここまでiPhone 8の機種代金と各キャリアのプランをチェックした。
次の章からは、キャリアの利用料金と機種代金を計算し、2年間で1番お得になるのはどこか見ていきましょう。
3 2年後1番お得なのはドコモ!ランニングコスト比較
ここからはiPhone 8を購入して2年間で1番お得になるキャリアを見ていきましょう。
冒頭でもお伝えしましたが、現時点でiPhone 8を購入するならドコモが最安値です。
細かな計算はこれからお伝えしますが、数字ばかり見るのが嫌な方は上記の比較を参考にドコモでiPhone 8を購入してくださいね!
3-1 1人で使う場合のiPhone 8ランニングコスト
1人暮らしの方や家族と完全に分けて使っている方は、ドコモでiPhone 8を買うのが1番安くなります。
3〜5GB利用時の月額料金
項目 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
通話プラン | 980円 | 5,980円 | 1,200円 |
ネット接続 | 300円 | 300円 | |
データ定額 | 5,000円 | 5,980円 | |
機種代金 | 810円 | 2,295円 | 1,800円 |
端末補償 | 750円 | 790円 | 830円 |
月額 | 7,840円 | 9,065円 | 10,110円 |
利用者の多い3〜5GBで計算すると、圧倒的にドコモが安くなっています。
やはり機種代金が安いのが、かなり響いていますね。
この計算と同様に、データ量を変えて計算すると次の通りです。
データ量別の月額料金
データ量 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
1GB以下 | 5,740円 | 6,065円 | 6,610円 |
1〜2GB | 6,840円 | 7,065円 | 8,610円 |
2〜3GB | 6,840円 | 8,065円 | 10,110円 |
3〜5GB | 7,840円 | 9,065円 | |
5〜20GB | 9,840円 | 10,065円 |
月額料金を比較すると一目瞭然ですが、どのデータ量もドコモが最安値ですね!
2年間に換算すると、3万円以上の差が生まれるパターンが多いことがわかります。
2年間のランニングコスト比較(月額×24ヶ月で計算)
データ量 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
1GB以下 | 137,760円 | 145,560円 | 158,640円 |
1〜2GB | 164,160円 | 169,560円 | 206,640円 |
2〜3GB | 164,160円 | 193,560円 | 242,640円 |
3〜5GB | 188,160円 | 217,560円 | |
5〜20GB | 236,160円 | 241,560円 |
1人でiPhone 8を買うなら、ぜひドコモで機種変更してくださいね!
3-2 家族利用のiPhone 8ランニングコスト
家族で利用する場合の2年間のコストも、基本的にドコモが最安値になります。
一部他キャリアが安くなるパターンもありますが、1人3〜5GB前後の一般的な利用方法ならドコモを選べば間違い無いでしょう。
家族3人で1人3〜5GB利用時の月額料金
項目 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
通話プラン | 2,940円 | 17,940円 | 3,600円 |
ネット接続 | 900円 | 900円 | |
データ定額 | 13,000円 | 15,920円 | |
機種代金 | 2,430円 | 6,885円 | 5,400円 |
端末補償 | 2,250円 | 2,370円 | 2,490円 |
月額 | 21,520円 | 27,195円 | 28,310円 |
家族で利用する場合は、ドコモはシェアパックでデータ量を共有することで月額料金が抑えられます。
この計算と同様に家族全体のデータ量別に料金を比較すると次の通りです。
3人で利用する場合のデータ量別の月額料金
データ量 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
5GB以下 | 16,020円 | 21,195円 | 25,830円 |
5〜10GB | 18,520円 | 24,195円 | |
10〜15GB | 21,520円 | 27,195円 | |
15〜30GB | 24,520円 | 30,195円 |
ドコモのプランに沿ってデータ量を振り分けましたが、どのパターンでもドコモが最安値になります。
2年間に換算すると、10万円以上の差が生まれることも!
2年間のランニングコスト比較(月額×24ヶ月で計算)
データ量 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
5GB以下 | 384,480円 | 508,680円 | 619,920円 |
5〜10GB | 444,480円 | 580,680円 | |
10〜15GB | 516,480円 | 652,680円 | |
15〜30GB | 588,480円 | 724,680円 |
家族まとめてiPhone 8を購入するなら、迷わずドコモを選びましょうね!
なお、ドコモでiPhone 8を購入するなら、dカード GOLDも一緒に契約しましょう。

dカード GOLDの還元率は、ドコモ利用料の1,000円(税抜)につき10%とかなり高め。 それ以外にもdカード特約店なら最大5%...
4 ドコモは2019年6月から機種代金の割引がなくなる!?
前章のiPhone 8のコスト比較で、ドコモで契約するのが最安値とわかりましたね。
ただ、今回の計算は従来のベーシックパック・ベーシックシェアパックで計算しました。
しかし、ドコモは2019年6月から新しいプラン「ギガホ」「ギガライト」を開始し、それに伴って計算で利用した従来プランと端末購入補助の割引が終了します。
つまり、2019年6月以降はドコモが最安値になるか分からなくなるということですね。
利用料金だけで考えると「従来プランより最大4割安くなる」とドコモは言っていますが、分離プランになるために端末料金の割引が難しくなります。
2019年夏モデルが発表されれば端末料金の扱いが明確になるでしょうが、今のiPhone 8ほど安くはならず、auやソフトバンクと同等の価格帯になるはずです。
そのため、確実に安くiPhone 8を購入するなら、2019年5月末までにドコモで契約するのが1番です。
コスパ重視でiPhone 8を購入したい方は、少し急いだ方がいいですね!
5 2年後に1番得しているiPhone 8契約方法まとめ
今回はドコモ・au・ソフトバンクのiPhone 8の利用料金を比較して、2年後に1番お得になる契約を解説しました。
- iPhone 8の機種代金はドコモが最安値
- 1人の場合、データ量によっては3万円以上お得
- 家族の場合、データ量によっては10万円以上お得
現行のプランで契約するなら、基本的にドコモで契約するのが最安値になりました。
ただ、最後にお伝えした通り、2019年6月以降はどうなるかはまだ不明です。
iPhone 8を最安値で契約したい方は、急いでドコモで購入してくださいね!