知らずに “キャッシュレス” って不安じゃない?|多岐にわたるオンライン決済

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新社会人のみなさん、いただいた初任給で親孝行されましたか?
お子さんが一人暮らしを始めたことで、仕送りを開始することになった親御さん、大変ですね~。

昔は個人間送金といえば銀行などの金融機関を介して行うことが常識だったわけですが、2010年に施行された資金決済法により、送金や為替取引は資金移動業者の登録さえあれば、金融機関でなくとも行えるようになりました。

以前、本bitWaveでも紹介したオンライン決済サービス「paymo」も、金融機関ではない業者が資金移動を行えるようになったことで生まれたアプリだったりするわけです。
<bitWave関連記事『「割り勘」を思い出に!?|AnyPayの画期的アプリ』>

ただ、この「paymo」には利用範囲も限られていて、レシート共有者にのみにしか送金できなかったり、AnyPay対応店舗のみでしか利用できなかったりと、現段階では細かな制限があったりもするのです。

そんな中、新たなオンライン決済サービスが生まれたことをただの酒好きさんが共有してくれました。
<参照:Kyash『かんたん送金、そのまま使える』>

後発だから便利なのか!? オンライン決済サービスの謎

この『Kyash』のランディングページを見る限り、最大のウリは “本人確認がいらない” ということのようです。
しかし、前記の「paymo」も本人確認不要です。
では二番目に挙げている特色、“送金はLINEやFacebookに登録された友人に送金可能” という点ですが、「paymo」サイドでも先月にアプリなしでも支払いが可能な新機能を実装したことを発表したばかりです。
<参照:TechCrunch『割り勘アプリ「paymo」、アプリのダウンロードをしなくても支払い可能な新機能が登場』>
では、実際のところ『Kyash』の強みとは何なのでしょうか。

一番の違いは送金手数料が無料であるということです。『Kyash』はバーチャルVISAカード利用時の手数料で利益を得るというビジネスモデルとなっているため、送金時にいちいち利用料が発生することはないのです。
また、前記のような「paymo」固有の制限もなく、レシートの共有なくとも誰にでも送金でき、そしてVisa加盟店であれば国内外の店舗で利用することが可能。
現段階では実店舗利用やApplePayでの支払いができないものの鋭意準備中とのこと。実装された暁には利用シーンは「paymo」よりも増えそうなサービスであると言えます。

後発の『Kyash』がただただ有利に聞こえますが、その利権は後発だからこそ得たものなのでしょうか?

個人間送金アプリには三種類の業者が存在し、『Kyash』と「paymo」では事業内容が異なるのです。
ここではその三種類の事業体系をご説明します。

<前払式手段発行業者>

仮想的なVISAカードを発行し、送金された金額は仮想カードにチャージされる。仮想カードから直接的な引き落としはできないものの、チャージされた金額はそのまま国内外のVISA加盟店で利用することが可能。
該当サービス:『Kyash』

<収納代行業者>

代金回収と代行支払いを業務とする。送金はクレジットカードやアカウント残高から支払い、出金は金融機関から行う。なお、出金時に手数料が発生し、レシート画像をアップロードする必要がある。
該当サービス:『paymo』

<資金移動業者>

銀行口座振替や各種身分証明を使用した本人認証が必須。送金に手数料はかからないが、出金時に手数料が発生する。
該当サービス:『Yahoo!ウォレット、 LINE Pay』

ご覧の通り業務体系が異なることで、メリット・デメリットが存在することがお分かりいただけたでしょうか。
今回ご紹介したオンライン決済サービスは国内発信のものですが、アメリカでは「Venmo」が若年層を中心に人気を博していますし、Appleも独自規格で「Venmo」のような送金サービスを計画していると噂されています。

いずれにしてもキャッシュレス化に拍車をかけるサービスと言えるのではないでしょうか。

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