ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば頭金不要で通常のショップよりお得に購入できます。
諸々の理由で2台持ちや3台持ちをしている方はたくさんいます。特にタブレットとガラケーの2台持ちやスマホとガラケーの2台持ちをしている方は多いでしょう。
通話がそれほど多くない場合はかけ放題を利用しなくても、ガラケーを契約して最低限の無料通話分を設定しておけば特に問題がないからです。
毎月の通話料が1000円以下の場合は特に、ガラケーの維持費が安くなるので2台持ちの意味があります。
またいろいろなスマホを使いたい方も、2台持ちや3台持ちにしている方は多いでしょう。もしMNPを行う場合どのようにすればお得なのでしょうか。
お得な方法や使い勝手の良い会社・プランを紹介します。
2台持ち以上でMNPをする時の注意点
2台持ちにしたのが同時期であればそれほど問題ありませんが、キャリアで2台持ちをしていると2年縛りがついていることがほとんどです。
ガラケーの場合だと3年縛りのキャンペーンも多いため、いつが更新時期なのか確認しておかなければなりません。
契約時期がバラバラだった場合、まとめて解約するとどれかは違約金がかかってくることになります。
更新時期以外では、9500円の違約金が発生します。できれば違約金がかからない時期にMNPを行うことがポイントです。
2台持ちのメリット
とりあえずいろいろなスマホを使いたいと言うことでなければ、2台持ちのメリットは通信料が安くなることです。
例えば現在スマホとガラケーを両方キャリアで使っているのであれば、スマホを格安SIMに変えることで大幅な通信量削減になります。
またキャリアからキャリアへのMNPを行うことで、ガラケーの通信費も抑えられる場合があります。
2台持ち、3台持ちの場合でガラケー&スマホ(タブレット)を所持している場合は特にキャリアを1つにまとめなくても格安で運用ができることが特徴です。
ガラケーのMNPの場合
ガラケーとスマホを持っていてMNPを考えているのであれば、ガラケーは3キャリアで運用しスマホを格安SIMで運用するのがお得です。
電話番号が必要なのはガラケーのみなので、まずはガラケーをMNPする場合お得なキャリアを確認してみましょう。
第1位 ソフトバンク
ガラケーのMNPを考えているなら、ソフトバンクがお得です。
ソフトバンクでは「ガラケー通話し放題割」が提供されているからです。
他のキャリアからガラケーをソフトバンクにMNPすれば、通話し放題で月額1500円になります。
通話し放題は不要と言う方であればそれほど意味はありませんが、ガラケーでかけ放題を設定しているならMNPを考えて見ましょう。
またタブレットやスマホを運用するのであれば、格安SIMへ移行するのがおすすめです。
ガラケーを持っておけばスマホやタブレットはデータ通信のみで利用することができるため、月々数百円から運用が可能になります。
またキャッシュバックを行ってくれる代理店が多いことも魅力です。
第2位 ドコモ au
ドコモとauはガラケー料金にそれほど差がありません。
メールが使い放題で通話料が別途かかるプランが月額743円無料通話付きのプランが932円~となっています。
特にかけ放題にこだわらない場合には、ドコモやauにMNPをしても良いでしょう。
この場合もスマホやタブレットは格安SIMを活用することをおすすめします。
ガラケーとスマホの2台持ちで各社を利用するメリット・デメリット
ソフトバンクへガラケーのMNPをするメリット
・かけ放題付きのガラケープランが格安で利用できる
・通常のプランでも他キャリアと料金の差はない
ソフトバンクへガラケーのMNPをするデメリット
・かけ放題付きプランの割引は3年間だが、2年更新のため4年目は料金が上がる
・かけ放題を使わないならそれほどお得感はない
ドコモ・auへガラケーのMNPをするメリット
・メールがメインなら安いプランがある
ドコモ・auへガラケーのMNOをするデメリット
・かけ放題プランは割高
2台持ち、3台持ちでスマホをMNPする場合
スマホを複数台所持したい場合、全てを格安SIMで運用するとかなりお得に利用できます。
MVNOは複数枚SIMが1契約で利用できるので、2台持ち、3台持ちにも有利です。キャリアでスマホを持つよりも遥かに月額料金の節約ができます。
複数台を利用したい時に使い勝手が良いMVNOを紹介します。
第1位 DMMモバイル
DMMモバイルは最大で3枚のSIMを契約できます。データ通信のみや音声通話付きなど、好きなように組み合わせることができるので複数端末所持者にも優しい使用です。
1台のスマホは音声通話SIMにして、その他のSIMはデータ通信のみにするなど使い勝手が良いことが特徴です。
金額的にもSIM3枚までで収まれば業界でも最安値の料金で利用することが可能です。
シェアプランはSIMの差し替えも必要なく、データ通信量が共有できるのでお得です。
またキャリアのガラケーと2台持ちしたい場合も、格安でデータ通信のみの端末を持つことができます。
第2位 iijmio
プランの幅が広く、1契約で10枚までSIMが持てるなど2台持ちや3台持ちにも優しいプランがそろっています。
個人での利用も考えられているため、全てのプランでデータシェアが可能です。
ほとんどのプランでSIM3枚まで追加手数料もかからないので、3台持ちまでなら問題なく利用できます。
DプランとAプランがあり、端末を問わないところも魅力です。
第3位 mineo
mineoは複数端末を契約することで、1端末あたり50円の割引を受けることができます。
それほど大きい額ではありませんが、基本的な料金が安いMVNOでは画期的な試みです。
DプランとAプランがあるためさまざまな端末を所持したい方にも向いています。
DMMモバイルに比べればやや月額料金が高くなりますが、パケットギフトなど誰とでもパケットが分け合えるサービスがあるため無駄なく余ったパケットを使えます。
またそれでも使い切れない場合はフリータンクがあるので、一時的にフリータンクを活用することもできます。
スマホの2台持ち、3台持ちで各社を利用するメリット・デメリット
DMMモバイルでスマホを複数台持ちするメリット
・シェアプランの自由度が高く、音声通話もデータSIMも組み合わせられる
・データ通信量のプランが多く、小容量から大容量まで選択可能
DMMモバイルでスマホを複数台持ちするデメリット
・1~7GBのプランの場合、SIM追加手数料がかかる
・通信速度はキャリアに劣る
iijmioでスマホを複数台持ちするメリット
・SIMが10枚まで1契約で持てる(プランによる)
・基本3枚までSIM追加手数料は不要
・DプランとAプランがある
・ミニマムスタートプランやライトスタートプランも2枚までSIM発行が可能
・タイプA、タイプD別々でもお互いにデータ通信量を分け合える
iijmioでスマホを複数台持ちするデメリット
・プランによりSIM発行最大枚数が異なる
・通信速度はキャリアに劣る
mineoでスマホを複数台持ちするメリット
・複数回線割で2台目からの料金が50円引き
・eo光を使っている場合にも割引あり
・DプランとAプランがある
・eo光とのセット割引がある
mineoでスマホを複数台持ちするデメリット
・月額料金がMVNOの中ではやや高め
・小容量プランは特に割高
・時間帯により通信速度が遅い
複数台持ちでお得にMNPを行う例
まずはMNPにかかる料金を知っておきましょう。
MNPにかかる手数料
MNP転出手数料
キャリアは3000円、格安SIMでは2000~3000円に設定されていることが大半です。
契約解除料
更新時期以外のMNPの場合、別途必要になります。ほとんどの会社が9500円に設定しています。
新規事務手数料
キャリアでは3000円です。格安SIMの場合キャンペーンで免除されていることや、エントリーパッケージの利用で安く抑えることができます。
契約解除料があるけれどどうしてもMNPをしたいと考える場合は、キャッシュバックをしてくれる代理店を通して契約しましょう。
スマホや話題のスマホの方がキャッシュバック額が高くなることもありますが、ガラケーを取り扱っている代理店もあります。
特にソフトバンクはキャッシュバック有の代理店が多いため、直接店舗に行かなくても郵送でやり取りができます。
また現在利用している会社で割引などを受けている場合、解約月は割引などが対象外になることもあります。
その場合は最終月に請求される金額が倍増することもあるのであらかじめ確認しておきましょう。
ソフトバンクへガラケーをMNPし、格安SIMでスマホを運用する場合の月額料金例
ガラケー通話し放題割
月額1500円
(かけ放題とウェブ使用料のみの場合。パケットは使わなければ0円)
MNPキャッシュバックで大儲けは過去の話!今できる最高の割引額を教えます
DMMモバイルでデータ通信のみのスマホを契約する
電話番号が必要ないため、MNPではなく新規契約で問題はありません。現在も2台持ちをしているなら、使っているスマホを解約しましょう。
ドコモのスマホなら、DMMモバイルでそのまま使えます。
ただしSIMロック解除が必要な機種の場合は、手続きが必要です。ドコモに契約中であればMy docomoから無料で手続きが可能です。
電話と店舗受付は3000円の手数料がかかります。また契約者以外はドコモショップでの受付となるため3000円が必要です。
DMMモバイルのプラン
データ通信 3GB 850円
SMSオプション 150円
キャリアのかけ放題を利用したい方で3GB程度の通信量を確保したい場合の料金例です。
2台持ちにこだわる場合、月額使用料は2500円~となります。
もちろん通信量が少なくても良い場合や、無料通話が1000円程度で良い場合はもう少し安くなります。
MVNOで2台持ちをする場合、10分かけ放題のオプションなどを付けるとすぐに2000円を超えてしまうため、かけ放題をセットしたい方に向いている方法です。
スマホ2台持ちでMNPする場合の料金例
DMMモバイルで音声通話SIMを契約する(MNP)
シェアプランを選択し、音声通話付きSIMとデータ通信のみの2枚を選択
8GBプラン(通話SIM1枚 データ通信最大2枚)
月額2680円
3GBプラン
月額1500円
(SIM追加手数料が月額300円追加されます)
SMSオプションをデータ通信SIMに追加
月額1800円~2680円でスマホの2台持ちが可能です。
iijmioでスマホ2台持ちをする場合
ミニマムスタートプラン(3GB)
音声通話付き&データ通信SIM
月額2000円
mineo
mineoの場合は誰でもパケットシェアをすることができるので、複数回線割引を使った通常の申し込みになります。
Dプラン
音声通話SIM 500MB 1400円
データ通信SIM 3GB 900円
SMSオプション 120円
複数回線割引 50円
月額2370円でスマホが2台持ちできます。AプランはSMSが自動付帯で音声通話SIMもやや安いため、もう少し安くなります。
2台持ち、3台持ちで安くMNPをしたい方向けのプラン・方法
基本は格安SIMを活用することを考えましょう。
2台持ちでも月額2000円前後で運用することができるので、3キャリアでスマホを1台所有するよりも割安です。
端末に合わせて利用法を変えたり、タブレットやモバイルルーターを契約することもできるので使い勝手は良いでしょう。
キャリアのMNPの場合はキャッシュバックがある代理店利用も検討すれば、契約解除料が戻ってくることもあるのでお得です。