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最近では種類もデザインも豊富になってきているノートパソコン市場。
国内外のメーカーが入り乱れての競争をし、
- 5万円以下で購入可能なエントリーモデル
- 最近人気の持ち運びにも便利な軽量化モデル
- ゲームや動画編集もこなすハイエンドモデル
などと市場は多種多様なラインナップで溢れています。
このように選択肢が多い中、特に初心者は自分の使用目的にあったノートパソコンを選ぶというのは、購入をする上で一つの大きなハードルともなっています。
今回はノートパソコンのおすすめのメーカーから、最近人気のモデルを紹介していきます。
1 ノートパソコンの選び方
数あるノートパソコンの中から購入するモデルを選ぶ際に後悔しないように、抑えておきたいポイントはいくつかあります。
その中でここでは製品の顔でもあるスペック面から自分に最適な1台を選ぶ為に、最低限覚えておきたいスペック表によく出てくる用語の意味や、その見方を解説します。
1-1 ノートパソコンの頭脳「CPU」
CPUは、「Central Processing Unit (セントラル・プロセッシング・ユニット)」の略です。
CPUはパソコンの頭脳であり、その性能は全ての処理速度などに関わるとても大切な役割を担っています。
大切な頭脳であるCPUを製造しているメーカーは意外と少なく、
- インテル(Interl)
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
の2社が主要メーカーとなっています。
また、現行のノートパソコンでは、インテルのCPUがシェアナンバーワンを誇ります。
CPUの表記の見方は「メーカー・モデル・型番」の並びで表記され、下記の例の様に読み取っていきます。
【Intel Core i7 7500U】
- メーカー名:Intel(インテル)
- モデル:Core i7
- 型番:7500U
また、「Core」とはモデル名で、末尾の数字がその性能を表しています。数字の数が多くなるほど高性能という具合です。
「i5」と「i7」を比べた場合、後者のモデルが高性能となりますが、その分価格も高価なものとなりますので、購入検討の際には注意が必要となります。
ネットゲームや動画編集などのデータ量の多い処理を行うことが多い場合には、「Core i5」以上のCPUを選ぶことをおすすめします。
文章の編集やメール確認、ウェブの閲覧などの使用なら「Corei3」などを選んでも問題はありません。
1-2 作業効率の要である「メモリ」
メモリは容量が大きければ大きいほど同時にできる作業が増えるなど、ストレスフリーでの使用が可能になります。
比較的、データ容量の多い3Dゲームや動画編集などには高スペックの「メモリ」をおすすめします。
現行のノートパソコンのメモリ容量は2GB〜64GBなどのラインナップとなっていますが、8GBを標準性能と考えて下さい。
動画編集・デザイン作成・3Dゲームでの使用では16GB以上のモデルを選べば良いでしょう。
余談ですが、メモリ容量2GB〜4GB搭載モデルは使用していて決して快適とはいえませんし、メモリに負担のかかる様な作業中には若干でもストレスとなります。
ウェブの閲覧や文章の編集くらいしか利用しないというのであれば、問題はありません。
メモリ容量は使いやすさや作業スピードに関わる大事なところですので予算似合わせてよく検討すべきポイントになります。
また、メモリの規格にはSDRAMという規格があり、「DDR」で表記されています。
「DDR」直後の数字の大きさにより、処理速度や省エネ性能などが表され、「DDR3-3000」と「DDR4-2000」を比べた場合では、「DDR4」の方が高スペックとなります。
さらに同じ「DDR」の場合には(-)ハイフン以降の数字が多いほど高スペックということを表します。
1-3 保存容量を示す「ストレージ」
ストレージは写真や画像など、全てのデータを保存しておく場所を示しています。
その種類は「HDD」と「SSD」の2つの種類に分かれます。
「HDD」は昔からパソコンに搭載されているもので、振動や衝撃に弱いというデメリットがあり、また動作音が大きいストレージとなります。
その一方で単価が安いため、大きな容量を搭載したとしても、比較的安価になるというメリットもあります。
対して「SSD」では単価は「HDD」に比べ高価となりますが、振動・衝撃にも強く動作音も静かで、データの保存スピード・読み込みスピード共に早いといったメリットがあります。
廉価版ノートパソコンに搭載されるストレージには「eMMC」が搭載される事が多く、「SSDの廉価版」とも呼べるものとなっています。
データの読み込みスピードなどは「HDD」よりも早いのですが、通常の「SSD」にはかないません。
「SSD」よりも価格は安く抑えられますが、容量が少ないのが目立ちます。
サイズ的には「SSD」よりも小型であるため、廉価版の軽量ノートパソコン・タブレット端末専用に特化したストレージです。
なかには、いいどこ取りをして、データの保存・読み込みが早く得意な「SSD」と大容量の保存を可能にする「HDD」のどちらも搭載したノートパソコンもあります。
1-4 使用感を左右する「OS」
OS(オペレーティングシステム)は、パソコンの基本的動作を制御するソフトを指します。
現行のノートパソコンではほとんどの場合、Microsoft社の「Windows」、Apple社の「macOS」のどちらかが搭載されています。
Microsoft社の「Windows」は言わずと知れた世界で一番使われているOSです。
同社のOffice製品が初めからインストールされているモデルが多く、ビジネスライクでサラリーマンなどを中心に人気が広まっています。
また、対応ソフトの種類も多彩で比較的低価格のソフトが多いのも特徴となっていて、世界で使われているため、ソフトの汎用性も兼ね備えています。
それによって、日本国内・国外問わず様々なメーカーが多種多様なモデルを販売しているのもメリットです。
選択肢がとても多いので、利用目的などを明確に押さえておく事で、低価格帯のモデルからハイグレードモデルまで、ユーザーにぴったりなモデルを探すことも難しくありません。
一方、「macOS」はとてもシンプルな作りとなっており、Apple社お得意の説明書の要らない、直感的な操作性を実現しています。
また、iPhoneやiPadでもデータ等がノートパソコンと簡単な同期システムによりストレスフリーで使用が可能です。
Apple社特有の直感的な操作性で、瞬発的なアイディアなどが必要とされるクリエイティブな作業をされるユーザーには特におすすめのOSとなっています。
1-5 ビジネスライクな「Office」製品
「Office」は全世界で使われているMicrosoft社のソフトです。
- 表計算ソフトの「Excel」
- 文書作成の「Word」
- プレゼンテーション資料作成の「PowerPoint」
が主なソフトとなっています。
安いのに高性能なノートパソコン紹介!4万円以下の人気格安モデル
次の章では、おすすめのノートパソコンメーカーを紹介します。
2 おすすめのノートパソコンメーカー
ノートパソコンの購入検討の際に気になるのはスペックだけではありません。
どのメーカーが販売しているのかというのも操作性を含む使用感を左右する大きなポイントとなります。
ここでは、初心者からベテランユーザーまで幅広くおすすめ出来るメーカーを紹介していきます。
- FUJITSU(富士通)
- Apple(アップル)
- ASUS(エイスース)
- Acer(エイサー)
FUJITSU(富士通)
国内では「FMV LIFEBOOK」シリーズなどを展開している「FUJITSU」です。
見やすいように工夫されたマニュアル・購入後のサポートも充実し、若い方からお年寄りまで幅広い年代からの人気を集めるメーカーです。
2017年11月から「FUJITSU」のパソコン事業は中国の「Lenovo(レノボ)」の傘下に入り、これからの新製品はもちろん、更なる技術革新が期待されるメーカーとなっています。
Apple(アップル)
macOSを搭載した「Macbook」シリーズで注目を集める「Apple」です。
その操作性からクリエイティブ関連の業種で広く利用され、世界中に熱狂的ともいえるユーザーが多くいるのも特徴的です。
同社のiPhone・iPadとのリンク機能もとても便利となっています。
先日発売された最新モデルでは「Touch ID」を新たに搭載し、タッチ一つで決済・ロック解除など、ノートパソコンを越えスマートフォンのように利便性が向上しています。
ASUS(エイスース)
台湾のPC機器メーカーである「ASUS」は高性能と手に入りやすい価格を兼ね備えたモデルが豊富で特徴となっているメーカーです。
スマートフォン・タブレット端末にも力を入れているので、流行りの2in1タブレット・携帯性に特化した小型端末のラインナップが好評となっています。
Acer(エイサー)
台湾のパソコンメーカー「エイサー」は、リーズナブルな価格帯のモデルで世界市場でのシェアを急激に広めているメーカーです。
最近ではパソコン分野だけではなく、ホームサーバー・プロジェクターなどの様々な周辺機器の生産にも注力している新進気鋭のメーカとなっています。
3 初心者におすすめの5万円以下のノートパソコン2選
ここでは、5万円以下で購入可能なノートパソコンをご紹介します。
購入コストを抑えたコスパの高いモデルですので、初心者や簡単な検索などに利用したい主婦層の方も要チェックです。
3-1 Acer Aspire3 A315-32-N14Q/K
画像引用元:A315-32-N14Q/K | Acer
コスパが高い商品を豊富に揃え人気を集めているメーカーである「Acer」が販売する2018年最新モデルです。
価格が5万円を切りながらもSSD搭載となっており、値段以上のハイスペックに仕上がっているノートパソコンです。
文章作成や動画視聴などでは問題なく使用が可能ですので、専門的で高度なテクニックのいるソフトなどの利用でなければストレスフリーで使用が可能です。
また、目に優しいブルーライトカットの設定が出来るのも嬉しい点です。
長時間の使用による目の疲れが気になるユーザーにも最適で、初心者など最初の1台目にも適し、比較的予算を気にする方にも満足のいくモデルとなっています。
モデル | Acer Aspire3 A315-32-N14Q/K |
---|---|
CPU | Intel Celeron |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB(SSD) |
対応OS | Windows10 |
Office | なし |
バッテリー稼働 | 6.5時間 |
サイズ | 38.16 x 2.095 x 25.90 cm (液晶:15.6インチ) |
重量 | 2.1kg |
メーカー | Acer |
参考価格 | 46,000円前後 |
3-1 ASUS VivoBook E203-MA
画像引用元:ASUS Store | E203MA-4000W
コスパの高い機種が多く、初心者からヘビーユーザーまで人気の「ASUS」の2018年モデル。
ノートパソコンの中でもとりわけお安く手に入るモデルのため、ハイスペックモデルと比較してしまうとどうしても見劣りしてしまいます。
しかし、日常的なネットワーフィンや動画閲覧などではストレスもなく使用が可能ですので、初心者の方の初めの1台としてもおすすめです。
また、SDカードスロットも搭載されており、ストレージの容量を増やすことが出来るだけでなく、写真などの大量のデータを管理したいといった方にも最適な1台となります。
モデル | ASUS VivoBook E203-MA |
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CPU | Intel Celeron |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB(eMMC) |
対応OS | Windows10 |
Office | なし |
バッテリー稼働 | 14.6時間 |
サイズ | 28.6 × 16.9 × 19.3cm (液晶:11.6インチ) |
重量 | 約1kg |
メーカー | ASUS |
参考価格 | 36,800円 |
4 大学生など学生にぴったりな10万円程度で購入できるパソコン2選
ここでは大学生や専門学校生にもおすすめ出来る、予算10万円程度で購入可能なノートパソコンを紹介していきます。
この予算であれば、
- 「Office」標準搭載モデル
- ハイスペックモデル
などが購入可能で、資料作成やレポート作成をする際にも大きなアドバンテージとなります。
4-1 ASUS Zenbook UX430UA
画像引用元:Asus Store | ASUS ZenBook 14 UX430UA
こちらは「ASUS」の「Zenbook UX430UA」です。ディスプレイは14インチで13インチのノートパソコンとサイズがほぼ変わりません。
目にも優しい高解像度の映像美を実現しました。
とても軽いつくりとなっており、女性でも持ち運びが簡単で、外出先での使用を想定しているユーザーにもおすすめです。
電源を入れてから起動までに20秒程度なので、思い立ったら即座に作業が出来るのも特徴です。
休日にカフェなどでゆっくりと課題や作業をしたいという方にもぴったりの1台となることは間違いありません。
また、Windows Hellに対応した指紋認証センサを搭載しているので指をかざすだけで安全で素早くログインができます。
ASUS Zenbook UX330レビュー|ZenFoneと相性抜群のロングバッテリーPCモデル | ASUS Zenbook UX430UA |
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CPU | Intel Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
対応OS | Windows10 |
Office | 無し |
バッテリー稼働 | 9.4時間 |
サイズ | 32.3 × 1.59 × 22.3 cm (液晶:14.0インチ) |
重量 | 約1.27kg |
メーカー | ASUS |
参考価格 | 99,800円 |
4-2 FUJITSU FMV LIFEBOOK AH45/B2
画像引用元:富士通 WEB MART LIFEBOOK WAA/C2
FUJITSUが発売する15.6インチと大きめな画面が印象的なノートパソコンです。
本体重量2.3kgと他と比べてもそれほど重さはないものの、大型のディスプレイの搭載により、カバン等にコンパクトにしまって持ち歩くには不向きといえます。
自宅に据え置き用のパソコンとして利用すれば、デスクトップより場所も取らず大画面で楽しめるのでおすすめです。
ストレージ容量も500GB利用可能で、10万円前後で人気のモデルとなっています。
カスタムメイドモデルなので予算に応じてCPUやメモリ、HDD容量の変更も可能で、Office製品も追加ができます。
WEB直販では期間限定でクーポンが出ている場合もあってその場合は2万円程度安くなることが多いです。
モデル | FUJITSU FMV LIFEBOOK WAA/C2 |
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CPU | AMD E2-9000 2コア |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 500GB(HDD) |
対応OS | Windows10 |
Office | 無し |
バッテリー稼働 | 約3.9~4.4時間 |
サイズ | 37.8 × 2.55 × 25.4~3cm (液晶:15.6インチ) |
重量 | 2.3kg |
メーカー | 富士通 |
参考価格 | 100,000円前後 |
5 ビジネスマンにおすすめする機動性に優れたノートパソコン2選
次はビジネスマンにおすすめする、持ち運びなども容易な軽量化されたノートパソコンを紹介していきます。
ノートパソコン常に持っていれば、いつでもどこでも仕事ができ作業効率のUPが図れます。
最近は至る所にWi-Fiスポットがあるので「外出するから作業が出来ない」というのは、今や仕事が出来ない人の常套文句ともなっているようです。
5-1 Microsoft Surface Laptop D9P-00039
画像引用元:Surface Laptop | Microsoft Surface
2017年7月に発売されたMicrosoftの薄型ノートパソコンです。
本体全体を極限まで薄く設計することにより、13.5インチの大画面を搭載しながらスマートな印象を実現しています。
また、専用のイタリア製のキーボードを採用し、スタイリッシュなだけではなく汚れにつよいポリウレタンコーティングを施し耐久性も確保しています。
動作音もほとんどせず静かで、新幹線や飛行機の機内など周りが気になる場所でも気兼ねなく作業が可能となっています。
高い操作性、軽くさとハイスペックを両立したノートパソコンを求めるユーザーにおすすめの1台です。
コスパが良いということで販売から1年以上経ち、新世代のSurfaceが発売されましたが、いまだに注目され続けています。
モデル | Microsoft Surface Laptop D9P-00039 |
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CPU | Intel Core i5 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB(SSD) |
対応OS | Windows10 |
Office | 有り (Microsoft Office Home & Business 2016) |
バッテリー稼働 | 14.5時間 |
サイズ | 30.81 × 1.448 × 22.327cm (液晶:13.5インチ) |
重量 | 1.25kg |
メーカー | Microsoft |
参考価格 | 108,000円前後 |
5-2 MacBook Air MQD32J/A 13インチ
画像引用元:Macbook Air – Apple(日本)
iPhone・iPadで世界中のファンを虜にしてきた、Apple社のノートパソコン「MacBook Air」。
とても高性能でノートパソコンとは思えないようなコンパクトな本体にスマートなカラーリングで、誰もが所有欲をくすぐられるような1台となっています。
Core i5の2コアを搭載し、作業もスムーズに行うことが可能となっており、書類・資料作成、ネットを利用した作業などをする社会人の強い味方となってくれます。
同梱の電源アダプタでは急速充電も可能となり、iPhoneとの連携も良く連絡先・スケジュール管理も容易に出来ます。
モデル | MacBook Air MQD32J/A 13インチ |
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CPU | Intel Core i5 2コア |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB(SSD) |
対応OS | Mac OS |
Office | なし |
バッテリー稼働 | 12時間 |
サイズ | 32.5 × 1.7 × 22.7 cm (液晶:13.5インチ) |
重量 | 1.35kg |
メーカー | Apple |
参考価格 | 97,000円前後 |
6 価格・性能・メーカーよりも使い方や目的が大切
2015年に「Windows 10」が登場してからはや数年が経ち、買い替えを考えている方も多いのではないでしょうか。
その中でも最近人気が広がっている「ノートパソコン」は、以前はデスクトップパソコンがありきのセカンド機としての位置付けでした。
現在では「ノートパソコン」だけを持つユーザーも増え、その機能もデスクトップに負けず劣らずのハイスペック機種が続々と登場しています。
購入の際にはスペック・新旧モデルによる性能の違い以外にも、ユーザーの利用状況などによって検討をすることも大切です。
まずは自分がどのように利用するかを想定し、検討することで膨大な数の選択肢の中からでも自分に合った1台を手に入れる事が可能となります。
- 初心者は手頃な価格の廉価モデル
- 学生はコスパの重視の高性能モデル
- ビジネスマンには軽量タイプの高スペックモデル