
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?
今回は人気の格安SIM各社の学割を比較し、どこが安いのかを料金比較します。
学割を活用すればただでさえ安い格安SIMがもっとお得になりますが、自分に合った業者選びは普段と変わらず大事です。
あなたの使い方にあわせて、どの格安SIMを選ぶべきかしっかり見定めてくださいね!
- 格安SIMで学割があるのはワイモバイルとUQモバイルの2つ
- 学割の割引効果はワイモバイルの方が高い
- UQモバイルの学割は機種変更も対象
学割がある格安SIMを比較!
2021年1月現在、学割を行っている格安SIMはワイモバイルとUQモバイルのみです。
毎年常連だった楽天モバイルはMNOに移行したほか、去年まで開催していたTONEモバイルも現在はまだ発表がありません。
項目 | ワイモバイル | UQモバイル |
---|---|---|
学生割引額 | 1~7ヶ月目:最大1,700円 8~13ヶ月目:最大1,000円 | 8ヶ月間 最大1,000円割引 |
家族割引額 | 対象者と同様 | |
割引額合計 | 最大17,900円 | 最大8,000円 |
今年は家族の割引額も学割対象者と同じになります。
つまり、学生を含む家族みんなで乗り換えれば、それだけ割引の恩恵も大きくなるということですね。
では、それぞれの学割の詳細を見ていきましょう。
学割を適用した場合の両社のプラン内容を比較してみましょう。
プラン | ワイモバイル | UQモバイル |
---|---|---|
3GB | 1~7ヶ月目:1,400円 8~13ヶ月目:2,100円 | 1~8ヶ月目:1,400円 |
10GB | 1~7ヶ月目:1,980円 8~13ヶ月目:2,680円 | 1~8ヶ月目:1,980円 |
14GB | 1~7ヶ月目:2,980円 8~13ヶ月目:3,680円 | - |
ワイモバイルとUQモバイルは、1~7ヶ月目まではどの容量帯でも同じ料金です。
しかし、UQモバイルの学割が8ヶ月目で終わるのに対し、ワイモバイルは約1年間続くため、総合的にはワイモバイルの方が優れていると言えます。
また、ワイモバイルのプランには「1回10分以内の国内通話無料」オプションが含まれているので、通話を多くする方にとっても、ワイモバイルの学割はおすすめです。
ワイモバイルの学割
画像引用元:ワイモバ学割|キャンペーン・おすすめ情報|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ワイモバイルの学割はすでに開催中です。
- 開催期間:2021年5月31日まで
- 対象者:5~18歳のユーザー
- 条件:新規契約・他社からののりかえ(MNP)・ソフトバンクからの番号移行・契約変更・プラン変更のいずれかを行うこと
- 対象プラン:スマホベーシックプランS/M/R
なお、2021年2月の新料金プラン「シンプルS/M/L」のスタートに合わせ、スマホベーシックプランの新規受付は終了します。
シンプルS/M/Lはいずれも学割対象になりますが、割引額などの詳細はまだ発表されていません。
現在のスマホベーシックプランS/M/Rの割引内容は下記のとおりです。
- スマホベーシックプランS:1~7ヶ月目は月額1,280円、8~13ヶ月目は月額580円割引
- スマホベーシックプランM/R:1~7ヶ月目は月額1,700円、8~13ヶ月目は月額1,000円割引
どのプランも月額1,000円以上の割引が7ヶ月続くため、非常にお得な割引と言えますね。
上記の割引が適用された場合のワイモバイルの各プラン料金は下表のとおりになります。
項目 | プランS | プランM | プランR | |
---|---|---|---|---|
1~7ヶ月目 | 家族割なし | 1,400円 | 1,980円 | 2,980円 |
家族割あり (2回線目以降) | 900円 | 1,480円 | 2,480円 | |
8~13ヶ月目 | 家族割なし | 2,100円 | 2,680円 | 3,680円 |
家族割あり (2回線目以降) | 1,600円 | 2,180円 | 3,180円 |
月に10GB使えるスマホベーシックプランMは、月額1,980円から利用可能に。
割引額が最も安いスマホベーシックプランSも、1,400円とかなりの安さで利用できます。
対象者は5~18歳の人。新規契約・他社からののりかえ(MNP)・ソフトバンクからの番号移行・契約変更・プラン変更を行う事が条件です。
また、対象者の家族も年齡以外の条件を満たせば、対象者と同じ割引を受けることができます。
ワイモバイルでは同家族の2回線目から家族割が適用されるため、スマホベーシックプランMは1,480円、プランSは1,000円以下の900円で利用可能です。
UQモバイルの学割
画像引用元:【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
UQモバイルの学割もすでに開催中です。
- 開催期間:終了日未定
- 対象者:5~18歳のユーザー
- 条件:新規契約、機種変更(SIMカードの変更を伴う機種持込みを含む)、スマホプランへのプラン変更のいずれかを行うこと
- 対象プラン:スマホベーシックプランS/R
終了時期は未発表ですが、例年と同じなら5月末日頃に終了するでしょう。
肝心の割引内容は下記のとおりになります。
- スマホプランS:月額580円を8ヶ月間割引
- スマホプランR:月額1,000円を8ヶ月間割引
両プランで割引額が異なります。プランSは月額580円、プランRは月額1,000円割引です。
期間はどちらのプランも同じ8ヶ月間。
学割を適用した場合のプラン料金は以下のとおりです。
家族割の有無 | スマホプランS | スマホプランR |
---|---|---|
家族割なし | 1,400円 | 1,980円 |
家族割あり (2回線目以降) | 900円 | 1,480円 |
月間データ量3GBのスマホプランSは、家族割ありで月額900円から利用可能です。
UQモバイルでも家族は対象内!ただし注意点も
UQモバイルの学割も、対象者の家族に割引を適用できますが、その条件には注意が必要です。
- 対象のスマホプランへ加入、または加入していること
- 受付期間内に初めて「UQ家族割」を申し込みすること
- UQ学割の条件を満たす学生回線を含むUQ家族割グループに所属している家族であること
気をつけたいのは2つ目の条件。UQ家族割を初めて利用することが条件になっています。
つまり、これまでUQ家族割を利用したことがある場合は、学割の割引が家族に適用されません。
このように、家族への割引には制限があるため、学割を申し込む際は注意してください。
学割を適用した際の料金シミュレーション
これまでワイモバイル・UQモバイルの学割込み料金を紹介してきましたが、ここからは家族4人で契約した場合の具体的な月額料金について見ていきましょう。
もし現在ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアと契約している場合は、その安さに驚くはずです。
ワイモバイルの料金シミュレーション
本項では、以下の設定を元に家族の月額料金を計算していきます。
- 家族は4人で、両親2人はプランS、子供2人はプランM
- 追加オプションはなし
- 家族全員に学割適用
では、ワイモバイルの学割を適用した料金を計算していきましょう。
項目 | 料金 |
---|---|
親2人のプラン料金 | 1~7ヶ月目:3,200円 8~13ヶ月目:4,200円 14ヶ月目以降:5,360円 |
子供2人のプラン料金 | 1~7ヶ月目:3,960円 8~13ヶ月目:5,360円 14ヶ月目以降:7,360円 |
家族割 | -1,500円 (3人分) |
月額料金 | 1~7ヶ月目:5,660円 8~13ヶ月目:8,060円 14ヶ月目以降:11,220円 |
1年目総額 | 79,920円 |
2年目総額 | 131,480円 |
ワイモバイルの学割はUQモバイルと比べてもかなりお得なのですが、この割引が終了する2年目の料金には要注意ですね。
ワイモバイルのプランには「1回10分以内の通話無料」オプションが付いているため、もともとのプラン料金はUQモバイルよりもだいぶ高額です。
通話無料オプションが必要な方なら問題ありませんが、普段通話しない方が学割の安さ目当てにワイモバイルを契約するのはおすすめしません。
後述するUQモバイルの年額料金を見ながら、しっかり自分に合った格安SIMを選びましょう。
UQモバイルの料金シミュレーション
次は、UQモバイルの料金シミュレーションです。
計算の設定は、先程のワイモバイルとほぼ同じになります。
- 家族は4人で、両親2人はプランS、子供2人はプランR
- 追加オプションはなし
- 家族全員に学割適用
では、UQモバイルの学割を適用した料金を計算していきましょう。
項目 | 料金 |
---|---|
親2人のプラン料金 | 1~8ヶ月目:1,400円 8ヶ月目以降:1,980円 |
子供2人のプラン料金 | 1~8ヶ月目:1,980円 8ヶ月目以降:2,980円 |
家族割 | -1,500円 (3人分) |
月額料金 | 1~8ヶ月目:6,760円 8ヶ月目以降:9,920円 |
1年目総額 | 93,760円 |
2年目総額 | 119,040円 |
UQモバイルの学割の割引額はワイモバイルより少ないため、1年目の総額はワイモバイルより高くなります。
しかし、通常料金に戻る2年目は、UQモバイルの方が安くなりますね。
よって、「1回10分以内の通話無料オプションが不要で、2年以上利用するつもりがある」という方は、UQモバイルの方がお得です。
なお、ワイモバイル・UQモバイルのどちらも、大手キャリアの年額よりはかなり安くなります。
学割がある格安SIMを選ぶメリット・デメリット
ここからは、学割ありの格安SIMを選ぶメリット・デメリットを見ていきます。
メリット・デメリットはそのまま学割の特徴にもつながるため、しっかり確認しておきましょう。
学割は安い!
学割の最大のメリットは月額料金が安くなることです。非常にわかりやすく、シンプルですね。
しかも、学割の割引額は他のキャンペーンより高く設定されていることが多いため、非常にお得です。
ワイモバイル・UQモバイル共に、対象者の家族にも割引が適用されるので、家族で同じブランドを契約するのもおすすめですよ。
機種変更でも利用できる!
携帯電話会社が行う割引キャンペーンは、新規契約や乗り換えの人を対象にしているものが多く、既存ユーザーが機種変更時に使えるものは、極端に少ない傾向があります。
また、機種変更のユーザーがキャンペーンの対象に含まれていたとしても、割引額が新規契約・乗り換えの人より少ないというケースも珍しくありません。
これはワイモバイル・UQモバイルに限らず、すべての携帯電話会社に共通することです。
そんな中、今回のUQモバイルの学割は、機種変更の既存ユーザーも対象に含まれています。割引額も同じです。
そろそろ機種変更を、と考えていたユーザーにとっては、安く機種変更する大チャンスと言えますね。
既存ユーザーにはそれほど旨味がない場合も
基本的に学割には、デメリットはありません。強いて言えば、機種変更のユーザーが対象から外れる事が多い点でしょう。
今回、ワイモバイルの学割は、機種変更のユーザーが対象外になっています。しかし、これはよくあることです。
もちろん、学割が行われることによって、既存ユーザーが損をすることはありません。つまり、得はしないけれど損もしない、ということですね。
ですから、デメリットとは言い難い項目ではあります。
格安SIMで学割を活用する注意点
学割はお得ですが、意外なところに落とし穴があります。契約前に、しっかり確認しておいてください。
対象者が少々ややこしい
学割はどこも似たようなサービスを提供していますが、対象者の条件は複雑であることが多いです。
- UQモバイルは機種変更も対象。ワイモバイルでは対象外。
- UQモバイルで家族も割引を受けるには、UQ家族割をこれまで利用していない事が条件。
このように、各社で条件が微妙に違うのです。
学割に申し込む際は、「前に契約していたところではこうだったから、今回も同じようなものだろう」と思い込まず、条件にしっかり目を通してくださいね。
学割後の料金アップには注意
もう1つ注意したいのは、割引適用期間が終了した後の月額料金です。
学割は割引額が大きいので、期間終了後は月額料金が一気に上がります。
これは本来の月額料金に戻るだけではあるのですが、大きな割引額だけを見て学割の契約を決めてしまうと、数ヶ月経ってから後悔することになるので気を付けましょう。
もっとも、割引期間の終了に合わせてプランを変更すれば、月額料金アップの問題は解決できます。
しかし、プランのランクを1つ下げただけでも、スマホの使い勝手は大きく変わってしまうものです。
学割を申し込む前には、必ず割引前の料金とサービス内容も確認してください。
学割終了後でも納得して利用できる、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
学割はお得に乗り換えするチャンス!
本記事では、ワイモバイルとUQモバイルの学割について解説しました。
- 格安SIMで学割があるのはワイモバイルとUQモバイルの2つ
- 学割の割引効果はワイモバイルの方が高い
- UQモバイルの学割は機種変更も対象
格安SIMでは多くの割引やキャンペーンを開催していますが、学割はその中でも1、2位を争う強力な割引サービスです。
基本的には新規契約や乗り換えの人が対象になりますが、UQモバイルなら機種変更のユーザーでも利用できます。
対象者の家族も等しく割引を受けれるため、UQモバイルやワイモバイルに興味がある方はぜひこのチャンスを生かしてくださいね。
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