
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
今回は、学割がある格安SIMのなかで、学生におすすめの2社の学割について比較しながら解説していきます。
学割を利用すれば、格安SIMがさらに安くなってお得です。
しかも、今回ご紹介するワイモバイルとUQモバイルの学割は、家族も対象となっているため、家族みんなでお得にのりかえができますよ。
ただし、格安SIMによって適用条件や割引内容に違いがあるため、自分に合ったプランを選ぶことが重要です。
どちらの格安SIMが自分に合っているのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 対象者は18歳以下
- 割引期間は1年間
- 割引額は同額
- ワイモバイルは家族割引と併用可能
- UQモバイルは自宅セット割と併用可能
学割がある格安SIMを比較!
2022年2月現在、学割を提供している格安SIMは3社です。
- ワイモバイル
- UQモバイル
- J:COM MOBILE
今回は、そのなかでも学生におすすめの2社をピックアップしました。
- ワイモバイル
- UQモバイル
どちらも学割が適用になれば、月額料金をかなり安く抑えられます。
しかし、それぞれの学割では、割引内容・適用条件が異なります。
学割を適用した場合の両社のプラン内容について、比較しながら見ていきましょう。
格安SIM | ワイモバイル | UQモバイル |
---|---|---|
割引額 | 1,100円 | 1,100円 |
割引合計額 | 最大13,200円 | 最大13,200円 |
その他 | 家族も対象 | 家族も対象 |
ワイモバイルの学割
画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)
ワイモバイルの学割「ワイモバ親子割」は、18歳以下の方とその家族が対象です。
- 受付期間:~2022年5月31日
- 対象者:5歳~18歳のユーザーとその家族
- 適用条件:新規契約(乗り換え含む)・プラン変更・ソフトバンクからの番号移行のいずれかを行う
- 対象プラン:シンプルM/L(シンプルSは対象外)
- 特典内容:月額料金から1,100円割引(翌月から1年間)
家族の場合は上記の条件に加え、ワイモバ学割が適用されている回線と同一グループの家族割引サービスに加入すると適用になります。
ワイモバ学割適用後の月額料金は以下の通りです。
プラン名 | シンプルM (データ容量:15GB) | シンプルL (データ容量:25GB) |
---|---|---|
1回線目 | 2,178円 (翌月から1年間) | 3,058円 (翌月から1年間) |
2回線目以降 | 990円 (翌月から1年間) | 1,870円 (翌月から1年間) |
シンプルMは、家族割の2回線目以降なら1年間990円で利用できます。
18歳未満のユーザーだけでなく、その家族も期間中にワイモバイルを契約すれば同額の割引が適用されますよ。
さらにワイモバイルでは、データ増量オプション(月額550円)が1年間無料で利用できるキャンペーンも実施中です。
シンプルM・シンプルLの場合、データ増量オプションに加入すると5GBまで増量できます。
したがって、シンプルMは最大20GB、シンプルLは最大30GBまで利用可能に。
ぜひ、ワイモバ親子割と一緒に、データ増量オプションも申し込みしましょう。
UQモバイルの学割
画像引用元:【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
UQモバイルの学割「UQ応援割」も、18歳以下の方とその家族が対象です。
- 受付期間:終了日未定
- 対象者:5歳~18歳のユーザーとその家族
- 適用条件:新たに対象プランに加入または加入済の場合は機種変更を行うこと
- 対象プラン:くりこしプランM/L(くりこしプランSは対象外)
- 特典内容:月額料金から最大1,100円割引(翌月から最大1年間)
家族の場合は上記の条件に加え、UQ応援割対象者と同じ自宅セット割グループに加入する必要があります。
UQ応援割適用後の各料金プランは以下の通りです。
くりこしプラン | M | L |
---|---|---|
使えるデータ量 | 15~20GB | 25~30GB |
月額料金 | 2,728円 | 3,828円 |
UQ応援割 | -1,100円 (最大12ヶ月間) | -1,100円 (最大12ヶ月間) |
自宅セット割 | -638円 | -858円 |
合計 | 990円 (最大12ヶ月間) | 1,870円 (最大12ヶ月間) |
15GB使えるくりこしプランMは、UQ応援割と自宅セット割を適用することで月額990円に。
最安プランのくりこしプランSよりも安い価格設定です。
また、くりこしプランLも月額1,870円になります。25GB使えるプランとしては破格と言えるでしょう。
UQ応援割を利用するのであれば、あまりデータ通信を行わない人でもくりこしプランMの契約がおすすめです。
学割を適用した際の料金シミュレーション
2社の学割について解説してきました。
ここからは、家族4人で契約した場合、月々どのくらいの料金になるのかを具体的にシミュレーションしていきましょう。
格安SIMの学割は、学割対象者の家族も割引適用になることが多く、家族全体の通信費を抑えられます。
通信費の見直しを検討しているなら、ぜひ学割を活用しましょう。
ワイモバイルの料金シミュレーション
画像引用元:学生にも!家族にもイチオシ!ワイモバ親子割|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ワイモバ学割が適用になった場合の、家族全体の月額料金を計算してみました。
料金シミュレーションの設定は以下の通りです。
- 家族は両親と子ども2人の4人
- 両親2人:シンプルL・子ども2人:シンプルM
- 追加オプションはなし
- 家族全員に学割適用
実際に計算した結果がこちらです。
家族構成 | 親1 | 親2 | 子ども1 | 子ども2 |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 4,158円 | 4,158円 | 3,278円 | 3,278円 |
学割適用 (翌月から1年間) | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
家族割 (2回線目以降適用) | - | -1,188円 | -1,188円 | -1,188円 |
合計 (翌月から1年間) | 3,058円 | 1,870円 | 990円 | 990円 |
ワイモバ親子割期間中 総額(年額) | 82,896円 | |||
学割終了後 総額(年額) | 135,696円 |
ワイモバ親子割は、申し込みの翌月から1年間適用されます。
学割に加えて家族割も適用できることから、2回線目以降は月1,188円が割引に。
その結果、ワイモバ親子割適用中の月額料金は、親1は3,058円、親2が1,870円、子どもはそれぞれ990円です。
1年間の総額は82,896円となりました。
2年目以降はワイモバ親子割が終了するため、家族割のみの適用となります。
4人の総額は135,696円です。
ワイモバ親子割が適用になることで、1年目は52,800円も安く使えたことになります。
- ワイモバ親子割は月々1,100円の割引
- 家族割の併用ができる
- 家族4人なら年間で52,800円もお得
UQモバイルの料金シミュレーション
画像引用元:UQ応援割(U18&家族)│格安スマホ/格安SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
続いて、UQ応援割を契約した場合の、家族全体の月額料金を計算しました。
料金シミュレーションの設定は以下の通りです。
- 家族は両親と子ども2人の4人
- 両親2人:くりこしプランL・子ども2人:くりこしプランM
- 追加オプションはなし
- 家族全員に学割適用
実際に計算した結果がこちらです。
家族構成 | 親1 | 親2 | 子ども1 | 子ども2 |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,828円 | 3,828円 | 2,728円 | 2,728円 |
学割適用 (翌月から1年間) | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
自宅セット割 | -858円 | -858円 | -638円 | -638円 |
合計 (翌月から1年間) | 1,870円 | 1,870円 | 990円 | 990円 |
UQ学割期間中 総額(年額) | 68,640円 | |||
学割終了後 総額(年額) | 121,440円 |
UQ応援割は申し込んだ翌月から1年間適用され、くりこしプランM・Lがいずれも1,100円割引されます。
この割引を家族にも適用すると自宅セット割も有効になり、親2人の月額料金は1,870円、子供2人の月額料金は990円に。
すると、1年間の総額は68,640円になります。
UQ応援割が終了する2年目以降の総額は121,440円です。
つまり、UQ応援割が適用されることで、1年間は52,800円も安く利用できるということですね。
- UQ学割は月々1,100円の割引
- 家族4人なら年間で52,800円もお得
ワイモバイルとUQモバイルはどっちがお得か?
どちらも学割の効果により、家族4人の年額が52,800円お得になりました。
金額が同じなので引き分けではあるのですが、それぞれ家族への学割適用条件が違うので気を付けてください。
- ワイモバイル:対象者と同じ家族割引グループに加入すること
- UQモバイル:対象者と同じ自宅セット割グループに加入すること
ワイモバイルは、同じ家族割引グループに入る必要があります。とはいえ、これは家族でワイモバイルを契約すれば満たせるので、難易度は高くありません。
一方、UQモバイルの条件はちょっと厄介です。
家族でUQモバイルを契約した上で、自宅セット割の対象となる電気サービスや固定回線サービスにも加入する必要があります。
こうして比較すると、ワイモバイルの方が圧倒的に条件を満たしやすいのではないでしょうか。
自宅セット割を適用できるならUQモバイルがおすすめ
自宅セット割の適用条件をクリアできるのであれば、UQモバイルの方がおすすめです。
UQモバイルの自宅セット割は家族全員に適用できますが、ワイモバイルの家族割引は、1人目の契約者には適用できません。
そのため、学割期間終了後はUQモバイルの方が安くなります。
自宅セット割を適用できるならUQモバイル、それ以外の場合はワイモバイルを選びましょう。
学割がある格安SIMを選ぶメリット・デメリット
ここでは、学割ありの格安SIMを選ぶメリット・デメリットについて解説します。
メリット・デメリットはそのまま学割の特徴にもつながるため、しっかり確認しておきましょう。
【メリット】月額料金が安くなる
学割がある格安SIMを選ぶ最大のメリットは、月額料金が安くなること。
しかも、他の割引サービスと併用できる場合もあり、学割の割引額以上に安く利用できます。
さらに、ワイモバイル・UQモバイルの学割は家族も対象となるため、家族みんなで同じ格安SIMを契約するのがおすすめですよ。
【デメリット】既存ユーザーに対する条件は厳しいことが多い
現在、ワイモバイルのシンプルMまたはLを契約しているユーザーは、ワイモバ親子割の対象外です。
ただし、学割対象外のシンプルSからシンプルM・Lにプラン変更すれば対象になります。
つまり、既存ユーザーで学割を利用できる可能性があるのは、シンプルSを契約中の人だけということです。ちょっと厳しいですよね。
UQモバイルも同様です。すでに対象プランを契約しているユーザーは、機種変更しなければUQ応援割の対象になりません。
このように、学割は既存ユーザーへの条件設定が厳しい傾向にあります。注意してください。
これを機に乗り換えを検討するのも1つの選択肢ですよ。
格安SIMで学割を活用する注意点
最後に、学割を活用する注意点をご紹介します。
学割は月額料金が安くなって非常にお得ですが、意外なところに落とし穴があります。
契約する前に、確認しておいてくださいね。
- 対象者が少々ややこしい
- 学割終了後の料金アップには注意
対象者が少々ややこしい
学割のサービス内容は、格安SIMによって大きく異なります。
特に、対象者の条件が複雑になっているところも多いので注意した方がよいでしょう。
- 対象年齢
- 対象手続き
- 家族も適用になる条件
今回ご紹介したUQモバイルとワイモバイルは、18歳以下が学割の対象になります。しかし、J:COMモバイルは26歳以下であることが条件です。
このように、各社で学割の対象年齢は異なります。
対象手続きも、機種変更が対象になるところと対象外のところがあるため、しっかり条件を確認するようにしてください。
学割終了後の料金アップには注意
もう1つ注意したいのは、割引適用期間が終了した後の月額料金です。
学割は割引額が大きいので、期間終了後は月額料金が一気に上がります。
これは本来の月額料金に戻るだけですが、大きな割引額だけを見て学割の契約を決めてしまうと、数ヶ月経ってから後悔することになるので気をつけましょう。
もっとも、割引期間の終了に合わせてプランを変更すれば、月額料金アップの問題は解決できます。
しかし、プランのランクを1つ下げただけでも、スマホの使い勝手は大きく変わってしまうものです。
学割を申し込む前には、必ず割引前の料金とサービス内容も確認してください。
学割終了後でも納得して利用できる、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
学割はお得に乗り換えするチャンス!
今回は、ワイモバイルとUQモバイルの学割について、比較しながら解説してきました。
- 対象者は18歳以下
- 割引期間は1年間
- 割引額は同額
- ワイモバイルは家族割引と併用可能
- UQモバイルは自宅セット割と併用可能
格安SIMでは多くの割引やキャンペーンを開催していますが、そのなかでも、学割はかなり割引額が大きいことで知られています。
基本的には新規契約・他社からののりかえの方が対象ですが、既存ユーザーも一部の方は対象です。
また、対象者の家族にも学割を適用できるため、家族みんなでお得に格安SIMを利用できますよ。
ぜひ学割を活用して、家族の通信費を節約してみてはいかがでしょうか。
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