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この記事では、4Gスマホから5G対応スマホに変更する際の注意点について解説します。
キャリア(MNO)で5G対応スマホに機種変更するには、料金プランも5G対応のものに変更しなくてはいけません。
そうしたら月額の料金は上がるのか、SIMカードの交換は必要なのかなど、気にしている人の多い疑問をまとめました!
- 携帯料金が高くなる可能性がある
- 個別に案内が来る可能性がある
- 5G対応スマホに機種変更するならプラン変更も必要
- ドコモの5Gギガホ プレミアはギガホより高い
- auではSIMカード交換が必要な場合がある
画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)
4Gから5Gに契約変更が必要なパターン3つ
画像引用元:NTTドコモ 5G
まずは、料金プランを4Gから5G対応に変更しなくてはいけないパターンを整理します。
「別に5Gなんて興味ないんだけど……」という場合でも、変更せざるを得ないことがあります。
- 5G回線を利用したい
- 5G対応スマホに機種変更する
- 5G専用コンテンツを利用する
5G回線を利用したい
これはもっとも前向きなパターンです。
場所や時間帯にもよりますが、5Gでは4Gに比べて10倍以上の通信速度を計測することもあります。
こちらが具体例です。
上が4G、下が5Gで、どちらも神奈川県横浜市の同日12時に計測したものです。
10倍まではいっていませんが、それに近いほどの差が出ていることがわかります。
より速さを求めるのであれば、5G契約であるに越したことはありません。
例えばドコモでは、4Gまで使える料金プランと5Gにも対応した料金プランを明確に分けています。
- 5Gギガホ プレミア
- 5Gギガライト
- ギガホ
- ギガライト
ギガホやギガライトのままでは5G回線が使えませんので、5G回線を利用したいなら、5Gギガホ プレミアや5Gギガライトに変更をする必要があります。
auでも同様に分けられています。
- 使い放題MAX 5G
- ピタットプラン 5G
- 使い放題MAX 4G
- ピタットプラン 4G LTE
また格安SIM(MVNO)の中には、有料オプションで5Gに対応するところもあります。
具体的にはmineoで、5G回線を利用するためには月額220円の「5G通信オプション」への加入が求められています。
5G対応スマホに機種変更する
現状では、このために「仕方なく」5G対応の料金プランに契約変更している人が大半でしょう。
例えばドコモのギガホでiPhone 11を使っている人が、iPhone 12に機種変更しようとしたら、料金プランも5Gギガホ プレミアか5Gギガライトに変更する必要があります。
5G対応スマホに機種変更したい場合は気を付けましょう。
5G専用コンテンツを利用する
これはまだないパターンですが、この先5G専用のコンテンツが出てくるかもしれません。
5Gでしか視聴できないライブ配信や5Gでしか遊べないゲームなどは、来年に出てきても驚きはないでしょう。
そうなると、5Gスマホへの変更を余儀なくされます。
4Gから5Gに機種変更する際の注意点総まとめ
画像引用元:iPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Max | iPhone | NTTドコモ
ドコモ・au・ソフトバンクで5G対応スマホに機種変更する場合、料金プランも5G対応のものに変更しなくてはなりません。
しかし、そんな気軽に変更して良いものなのか気になるところだと思います。
そこで5G対応スマホに機種変更する際の注意点をまとめました。
- 料金が高くなる可能性
- 個別に案内が来る可能性
料金が高くなる可能性
4Gまでの料金プランより、5G対応プランのほうが高くなることがあります。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの中では、ドコモがギガホから5Gギガホ プレミアに変更する場合に月額110円上がります。
- ギガホ:月額7,205円で60GB
- 5Gギガホ プレミア:月額7,315円で無制限
ただデータ容量が全然違うので、5Gギガホ プレミアのほうがお得感はありますね。
au・ソフトバンク・楽天モバイルでは、4Gまでの料金プランでも5G対応の料金プランでも月額は変わりません。
ソフトバンクと楽天モバイルに至っては、受付中の料金プランはすべて5G対応です。
個別に案内が来る可能性
4Gまでの料金プランから5G対応の料金プランに変更するに当たって、契約状況等によっては個別に案内が来るかもしれません。
例えばSIMカードの交換が必要だったり、改めて開通作業が必要だったりです。
各社から送られてくるハガキやメールは、契約変更直後は普段以上に注意深く確認しておきましょう。
SIMカードの交換の必要性については、次の章で解説します。
4Gから5Gに契約変更したらSIMカードの交換は必要?
auでは、4Gから5Gへの契約変更の際、SIMカードの交換を要するパターンが案内されています。
ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルでは、4Gからの契約変更では交換は必要ありません。
auでSIMカードが必要な場合
4Gまで対応の料金プラン契約中の人が、5G対応のSIMフリースマホを購入してauで使おうとする場合、5G対応の料金プランへの変更を後から依頼する必要があります。
この時、auお客さまサポートへの電話ではなく店頭に持ち込んで契約変更すると、SIMカードが交換されます。
また、iPhone 7およびiPhone SE(第1世代)以前のスマホや、au VoLTE非対応のAndroidスマホを使用中の人は、auショップ/au StyleでのSIMカード交換手続きが必要です。
実は意外と少ない注意点
以上、5G対応スマホに変更する際の注意点についてでした。
- ドコモとauは料金プランが分かれている
- 5G対応スマホに機種変更するならプラン変更も必要
- ドコモの5Gギガホ プレミアはギガホより高い
- auではSIMカード交換が必要な場合がある
ドコモとauでは、4Gまで対応の料金プランと5G対応の料金プランを明確に分けています。
5G回線を利用したいなら「5Gギガホ プレミア」や「使い放題MAX 5G」のような5G対応の料金プランに変更する必要があります。
また、ドコモとauで4G対応スマホ(5G非対応)から5G対応スマホに機種変更するためには、5G対応の料金プランにも変更しなくてはなりません。
特にドコモの5Gギガホ プレミアは、ドコモ内で1番高い料金プランとなっています。
auでは、5G対応のSIMフリースマホを購入して、4G対応(5G非対応)の料金プランから5G対応の料金プランに変更する場合、店頭での変更だとSIMカードが交換されます。
ソフトバンクと楽天モバイルでは、受付中の料金プランはすべて5G対応です。
と、このように注意点をまとめてきましたが、総合的には実は大したことないと言えるでしょう。
確かに5Gサービスが開始された直後は、各社が5G対応の料金プランを割高に設定するなど、ユーザーが注意すべき点が今より多かったです。
しかしそれだと、5G契約したところでまだこれといったメリットがないこともあり、ユーザーは5Gにほとんど関心を示しませんでした。
そのため今では、4Gでも5Gでも契約内容がほとんど変わらなくなっています。
おかげでユーザーからすれば、気軽に5G対応スマホに機種変更しやすくなりました。