4Gから5Gへの機種変更(切り替え)まとめ|SIMカードはどうなる?

この記事では、4Gスマホから5Gスマホに機種変更する際SIMカードの交換は必要なのかや、その他切り替え(開通)の注意点について解説しています。5Gに興味がなくても変更しなくてはいけないパターンについても整理します。また、料金プランはどうなるのかなど気になる質問についてもまとめました。5Gに変更しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
  • 更新日:2023年11月21日
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4Gから5Gに機種変更する際の注意点総まとめ

この記事では、4Gスマホから5G対応スマホに変更する際の注意点について解説します。

日本国内の主要4キャリアでは、スマホを買い換えるときに、4Gから5Gの契約変更(切り替え)が必要なところと不要なところの2種類があります。

月額料金の違いや4Gから5Gの切り替え手続きの進め方、SIM交換の必要性もあわせてみていきましょう。

結論、4G契約を5G契約に切り替え・機種変更する場合、ソフトバンクと楽天モバイルはSIMの交換は必要なく、ドコモとauのみSIM交換や再発行が必要です。

9月22日(金)に最新の5G対応スマホiPhone15が発売されました。

価格や在庫状況も合わせてチェックしておきましょう。

iPhone15シリーズの価格を表示する

iPhone15

iPhone 15の価格128GB256GB512GB
ドコモ通常149,490円172,040円212,300円
いつでもカエドキプログラム75,570円86,240円106,700円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常145,640円166,780円206,930円
スマホトクするプログラム(※1)49,760円60,570円80,925円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常145,440円166,320円206,640円
新トクするサポート(※2)52,656円63,936円85,176円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル通常140,800円161,800円199,800円
楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)
51,392円61,880円80,888円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
Apple通常124,800円139,800円169,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※1 au Online Shop お得割を利用した場合
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合

iPhone15 Plus

iPhone 15 Plusの価格128GB256GB512GB
ドコモ通常168,740円190,080円230,890円
いつでもカエドキプログラム85,580円96,360円116,050円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常163,490円184,850円 225,360円
スマホトクするプログラム(※1)58,730円69,770円90,355円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常163,440円184,320円224,640円
新トクするサポート(※2)62,016円73,536円95,016円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル通常156,800円178,800円218,900円
楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)
59,384円70,400円90,440円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
Apple通常139,800円154,800円184,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※1 au Online Shop お得割を利用した場合
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合

iPhone15 Pro

iPhone 15 Proの価格128GB256GB512GB1TB
ドコモ通常192,060円218,790円255,090円291,830円
いつでもカエドキプログラム97,020円110,550円128,370円146,630円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常185,860円211,930円248,560円285,420円
スマホトクするプログラム(※1)72,645円85,870円104,500円123,360円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常185,760円211,680円248,400円285,120円
新トクするサポート(※2)74,136円87,216円108,696円128,376円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル通常179,800円205,800円240,900円276,800円
楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)
70,880円83,888円101,432円119,384円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
Apple通常159,800円174,800円204,800円234,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※1 au Online Shop お得割を利用した場合
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合

iPhone15 Pro Max

iPhone 15 Pro Maxの価格256GB512GB1TB
ドコモ通常236,940円273,680円305,910円
いつでもカエドキプログラム119,460円137,720円154,110円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常230,360円267,100円303,850円
スマホトクするプログラム(※1)95,300円114,045円132,790円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常229,680円266,400円293,040円
新トクするサポート(※2)98,856円118,416円133,056円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル通常224,800円260,800円288,800円
楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)
93,392円111,392円125,384円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
Apple通常189,800円219,800円249,800円
詳細Apple公式サイトを見る
※1 au Online Shop お得割を利用した場合
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合
\4G→5Gでsimカードどうなる?/
5G契約に変更するときの注意点

トップ画像引用元:NTTドコモ 5G

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この記事を書いた人
ライター歴3年。クラウドワークスでは「TOPプロクラウドワーカー」に認定される。 常に最新のAndroidとiOSを使うのがモットーで、5GやWi-Fi 6にもすぐ飛びついた新しいもの好き。iPadやApple Watchも愛用中。ただしパソコンはWindowsがメイン。 暇さえあればYouTubeを見ている。

4Gから5Gに契約変更(切り替え)が必要なパターン3つ

4Gから5Gに契約変更が必要なパターン
以下に記載した条件に該当する場合、料金プラン変更が必要になる可能性があります。

料金プラン変更が必要なパターン
  • 5G回線を利用したい
  • 5G対応スマホに機種変更する
  • 5G専用コンテンツを利用する

それぞれの状況について詳しくみていきましょう。

なお、実際にプラン変更が発生するかは契約しているキャリアによって異なります。

▶︎各キャリアの契約変更(切り替え)方法にスキップ

5G回線を利用したい

「高速・大容量通信を利用したい」「よく使うエリアが5Gエリアに入った」など、何らかの理由で5G回線を利用したくなったときに契約変更するのが一般的です。

場所や時間帯にもよりますが、5Gでは4Gに比べて10倍以上の通信速度が出ることもあります。

以下が具体例です。

4Gと5Gの速度比較

上が4G、下が5Gで、どちらも神奈川県横浜市内で同日12時に計測したものです。

10倍まではいっていませんが、それに近いほどの差が出ていることがわかります。

より速さを求めるのであれば、5G契約であるに越したことはありません。

例えばドコモでは、4Gのみの料金プランと5Gに対応した料金プランを明確に分けています。

ドコモの5G対応プラン
  • eximo
  • irumo
  • 5Gギガホ プレミア(新規受付終了)
  • 5Gギガライト(新規受付終了)
ドコモの4Gまでプラン
  • ギガホ(新規受付終了)
  • ギガライト(新規受付終了)

ギガホやギガライトのままでは5G回線が使えませんので、5G回線を利用したいなら、eximoやirumo変更をする必要があります。

※ドコモのギガホ・5Gギガホプレミアは2023年6月30日(金)をもって新規受付を終了しました。新料金プランの「irumo」「eximo」についてはこちらの記事で解説しています。

auでも同様に分けられています。

auの5G対応プラン
  • 使い放題MAX 5G
  • ピタットプラン 5G
auの4Gまでプラン
  • 使い放題MAX 4G
  • ピタットプラン 4G LTE

また格安SIM(MVNO)の中には、有料オプションで5Gに対応するところもあります。

5G対応スマホに機種変更する

キャリアで5G対応スマホを購入すると、原則として5Gプランへの契約変更が必要になります。

そのため、5G回線の使用が目的ではなく、スマホの買い替えに伴って自動的に5G契約に変更した人も多いのではないでしょうか。

例えば、ドコモのギガホでiPhone 11を使っている人がiPhone 15に機種変更する場合、料金プランもeximoに変更する必要があります。

現在4Gスマホを使用していて、今後スマホの買い替えを検討している人は注意してください。

吹き出しアイコン

機種のみ(白ロム)購入の場合はプラン変更不要ですが、4G契約のまま5G端末を利用するのは自己責任となります。

5G専用コンテンツを利用する

2023年時点では発生してないパターンですが、この先5G専用のコンテンツが出てくることも考えられます。

高速・大容量・低遅延という5G通信の特性を生かしたライブ配信やゲームなどが登場する可能性も考えられるでしょう。

そうなると、5Gスマホへの買い替えおよび5G契約への変更が求められます。

【各キャリア】4Gから5Gの切り替え方法|SIMカードの交換は必要?

【各キャリア】4Gから5Gに契約変更したらSIMカードの交換は必要?

4G契約を5G契約に契約変更・機種変更する場合、ソフトバンクと楽天モバイルはSIMの交換は必要ありません。

ドコモとauは契約状況によってはSIM交換・再発行が必要になります。

各キャリアごとに、SIMカード交換の必要性や具体的な手続き、手数料などをまとめて紹介します。

5Gスマホの購入を検討している人は、ぜひチェックしてみてください。

ドコモで契約変更する場合

ドコモで4Gプランから5Gプランに契約変更する場合、現在利用しているSIMカードによっては交換・eSIMの再発行が必要です。

ただ、交換が不要な契約状態でも交換・再発行できるので、SIMカード交換の要否が分からなければ以下の手続きの流れでプラン変更しましょう。

なお、契約変更に伴ってSIMを発行する場合、契約事務手数料は発生しません。

ドコモでSIMを交換する方法

SIM交換手続きの方法
  1. 手続きページにアクセスする
  2. SIMの種類を選ぶ
  3. 「契約変更」を選ぶ
  4. dアカウントでログインする
  5. 「申込み手続きに進む」をタップする
  6. 表示にしたがって手続きを進める

手続きページでSIMの種類を選ぶときに間違えないように注意してください。

物理SIMを使う場合は手持ちのスマホで使えるSIMの形状を、eSIMの場合は購入したスマホがeSIMに対応しているかをチェックします。

物理SIMを利用して契約変更した場合は、届いたSIMを新しいスマホに挿入してアクティベーションすると使えるようになります。

eSIMの場合は準備が整ったら発行手続きして新しいスマホにインストールしてください。

吹き出しアイコン

なお、ahamoとirumoは上記の手順ではプラン変更できません。それぞれ専用サイトでの申し込みとなります。

5Gで使える料金プラン

eximo

プラン~1GB1GB超~3GB3GB超~無制限
契約種別5G/4G
月額料金4,565円5,665円7,315円
みんなドコモ割
<3回線以上>
-1,100円/月
dカードお支払割
または
ビジネスメンバーズ割
-187円/月
ドコモ光セット割
または
home 5Gセット割
-1,100円/月
月額料金
割引適用後価格
2,178円3,278円4,928円
国内通話料22円/30秒
家族間国内通話:無料
SMS通信料(国内)3.3円/回(受信料 無料)

irumo

プラン0.5GB3GB6GB9GB
契約種別5G/4G
月額料金550円2,167円2,827円3,377円
みんなドコモ割--
カウントは対象
dカードお支払割
または
ビジネスメンバーズ割
--187円/月
ドコモ光セット割
または
home 5Gセット割
--1,100円/月
月額料金
割引適用後価格
550円880円1,540円2,090円
国内通話料22円/30秒
SMS通信料(国内)3.3円/回(受信料 無料)

ahamo

ahamo
月額料金2,970円
4,950円
データ容量20GB
100GB
通話料金5分まで無料
(+1,100円で24時間かけ放題)
テザリング対応
国際ローミング対応
※20GBまで無料
通信制限時の速度最大1Mbps
5G対応
eSIM対応
キャリアメール非対応
詳細ahamo公式サイト

2023年10月時点で加入できるドコモの5G対応プランは上記のとおりです。

それぞれのプランの特徴を理解したうえで、自分にあったものを選びましょう。

auで契約変更する場合

auで契約変更する場合、eSIMの場合は再発行が必要で、物理SIMの場合は交換不要です。

それぞれの方法および手数料を以下にまとめました。

eSIMで契約変更する方法

auでeSIMを発行する方法
  1. My auにログインする
  2. eSIMを発行する回線を選択する
  3. 契約回線種別で「5G」を選択する
  4. 契約する料金プランを選択する
  5. 「eSIM再発行を申し込む」をタップする
  6. 申込書番号を控えてページを閉じる
  7. 回線切り替えページにアクセスする
  8. 申込書番号を入力して回線を切り替える
  9. eSIMプロファイルをダウンロードして新しいスマホにインストールする
  10. スマホを再起動する

eSIMの再発行と同時に5G契約に変更する場合、上記の方法で手続きを進めます。

この際、手数料として3,850円がかかります。

物理SIMで契約変更する方法

物理SIMで5G契約に変更する方法
  1. auお客さまセンター(157もしくは0077-7-111)に電話をかける
  2. オペレータに契約変更を依頼する

auのVoLTE対応4G SIMを利用している場合、電話で手続きすればSIMの交換は必要ありません。

そのまま新しいスマホにSIMを差し替え、利用してください。手数料は3,850円です。

吹き出しアイコン

ただし、iPhone 7・SE(第1世代)以前の古いSIMカードは交換必須で、店頭での手続きのみとなります。

5Gで使える料金プラン

使い放題MAX 5G

使い放題MAX 5G月額料金テザリング
使い放題MAX 5G7,238円30GBまで
使い放題MAX 5G
with Amazonプライム
8,008円60GBまで
使い放題MAX 5G
Netflixパック
8,338円60GBまで
使い放題MAX 5G
テレビパック
9,108円70GBまで
使い放題MAX 5G
ALL STARパック
9,988円80GBまで

マネ活プラン 5G

マネ活動プラン月額料金テザリング
マネ活動プラン 5G7,238円30GBまで
マネ活動プラン 5G
with Amazonプライム
8,107円60GBまで
マネ活動プラン 5G
Netflixパック
8,437円60GBまで
マネ活動プラン 5G
DAZNパック
9,768円60GBまで
マネ活動プラン 5G
ALL STARパック2
10,747円80GBまで

スマホミニプラン 5G

スマホミニプラン月額料金
~1GB3,465円
1GB~2GB4,565円
2GB〜3GB5,665円
3GB〜4GB6,215円

povo2.0

データ追加容量期間金額
無制限24時間330円
1GB7日間390円
3GB30日間990円
20GB30日間2,700円
60GB90日間6,490円
150GB180日間12,980円

auの場合、使い放題MAXやマネ活プランなどさまざまなサービスがセットになったプランが用意されています。

動画配信サービスとのセットプランが多いため、頻繁に利用するサービスがあればセットプランの加入を検討してもいいでしょう。

また、マネ活プランは条件を満たすことで800円相当のau PAY残高還元が受けられます。

au PAYカードやauじぶん銀行を利用しているなら、マネ活プランを選ぶことで従来よりお得に運用できるようになるでしょう。

ソフトバンクで契約変更する場合

ソフトバンクは5Gに対応していないプランがないため、SIMの再発行は必要ありません。

今まで使っていたSIMを新しい5Gスマホに差し替え、そのまま利用してください。

5Gで使える料金プラン

ペイトクプラン

項目ペイトク30ペイトク50ペイトク無制限
データ容量30GB50GB無制限※
月額料金7,425円8,525円9,625円
新みんな家族割
(3回線以上)
-1,210円
おうち割 光セット-1,100円
PayPayカード割-187円
割引後料金4,928円6,028円7,128円
ペイトク特典
(最短2024年2月20日まで)
+1%還元
(+3%還元)
+3%還元
(+9%還元)
+5%還元
(+15%還元)
ペイトク特典上限1,000円相当/月2,500円相当/月4,000円相当/月
ポイント月額充当後3,928円3,528円3,128円
詳細ソフトバンク公式サイトを見る

※データシェアは上限50GB/月

メリハリ無制限+

項目メリハリ無制限+
データ容量無制限〜2GB
月額料金7,425円
新みんな家族割
(3回線以上)
-1,210円
おうち割 光セット-1,100円
PayPayカード割-187円
小容量の割引0円-1,650円
割引後料金4,928円3,278円

ミニフィットプラン+

ミニフィットプラン+
データ利用量~1GB~2GB~3GB
月額料金3,278円4,378円5,478円
国内通話料30秒22円
同一家族割引グループ内の通話無料

LINEMO

LINEMOミニプランスマホプラン
月額料金990円2,728円
データ量3GB(LINEギガフリー)20GB(LINEギガフリー)
国内通話料30秒22円

ソフトバンクは5Gプランのみのラインナップで、具体的なプランと料金は上記のとおりです。

ほかのキャリアと同様に、使用する通信量に応じて適したプランを選ぶといいでしょう。

吹き出しアイコン

最新のペイトクプランは通常料金が高く感じますが、PayPayをよく利用するとお得度が上がり総合的に1番安くなる可能性があります。

楽天モバイルで契約変更する場合

楽天モバイルもソフトバンクと同様に、5G対応プランのみのラインナップです。

SIMの交換も必要ないため、新しいスマホにSIMを差し替えてそのまま使用しましょう。

5Gで使える料金プラン

Rakuten最強プラン

Rakuten最強プラン
プラン月額料金0〜3GB1,078円
3〜20GB2,178円
20GB〜無制限3,278円
最低契約期間なし
違約金なし
通信容量楽天回線(4G/5G)使い放題
auローミング使い放題
通話Rakuten Link0円
通常の電話22円/30秒

楽天モバイルのプランは1種類のみで、わかりやすいのが最大のメリットです。

毎月の使用量に応じて自動で変動する料金プランなので、意識しなくてもコストを最適化できます。

4Gから5Gに機種変更する際の注意点総まとめ

4Gから5Gに機種変更する際の注意点総まとめ
各キャリアで5Gスマホに機種変更する場合、一部のキャリアは料金プランも5G対応のものに変更しなくてはなりません。

しかし、実際に変更するときには料金やサービスエリアなど、いくつか注意しておかなければいけないポイントがあります。

ここでは、5Gスマホに機種変更する際の注意点をまとめました。

料金が高くなる可能性

ドコモに限り、4Gプランより5Gプランのほうが高くなる点に注意しましょう。

例として、現在ギガホ プレミアの人がeximoにプラン変更すると、月額110円上がります

ギガホ プレミアと5Gギガホ プレミアの料金
  • ギガホ プレミア:月額7,205円で60GB
  • eximo:月額7,315円で無制限

ただし、5Gプランはデータ通信量が無制限になるため、コスパを考えると優れているといえるでしょう。

auでは、4Gまでの料金プランでも5G対応の料金プランでも月額料金は変わりません

ソフトバンクと楽天モバイルは、受付中の料金プランはすべて5G対応です。また、ahamo・povo・LINEMOもすべて5G対応プランです。

圧倒的安さ!20GBで月額2,970円

個別に案内が来る可能性がある

4Gまでの料金プランから5G対応の料金プランに変更するに当たって、契約状況等によっては個別に案内が来るかもしれません。

例えばSIMカードの交換が必要だったり、改めて4Gから5Gへの切り替え(開通)作業が必要だったりです。

各社から送られてくるハガキやメールは、契約変更直後は普段以上に注意深く確認しておきましょう。

5Gから4Gに戻せない or 戻せる場合も手数料がかかる

ドコモの場合、4Gプランは新規受付を終了しているため、5G契約に変更すると4G契約には戻せません。

一方で、auは4Gプランの新規受付は継続していますが、5Gプランに変更した後に何らかの理由で4G契約に戻す場合には事務手数料が発生します。

5Gから4Gに戻す手数料
  • 事務手数料:3,850円
  • 対応キャリア:au

この手続きが必要になるシーンは考えにくいものの、万が一に備えて覚えておくといいでしょう。

なお、4G契約と5G契約を分けていないソフトバンクと楽天モバイルは4Gに戻すという概念そのものがありません。

キャリアによって適用タイミングが異なる

4G契約から5G契約に変更した場合、適用されるタイミングがキャリアによって異なります。

2023年10月時点における料金プランの変更タイミングは以下のとおりです。

5G契約への変更タイミング
  • ドコモ:切り替え(開通)手続き日
  • au:切り替え(開通)手続き日
  • ソフトバンク:変更不要
  • 楽天モバイル:変更不要

なお、ドコモの料金計算ルールには日割りがなく、契約変更をした月は5Gプランの月額料金が満額発生します。

auは新旧両プランの料金がそれぞれ日割り計算されます。ただし、4Gプランと5Gプランが同額のため、月額料金に変化はありません。

5Gはエリアが限られている

5Gのサービスエリアは4Gに比べて狭いのがデメリットです。

また、5Gのエリアであっても4Gの周波数帯の一部を転用して提供されている5Gが存在します。

4G周波数帯を転用しているエリアの通信速度は通常の5Gより遅いため、高速通信の恩恵を受けられない点にも注意が必要です。

よく使うエリアが5Gエリアに含まれているのか、5Gの中でもどの周波数帯を利用できるのかを忘れずにチェックしましょう。

一例として、ドコモでは以下のように色分けされています。

ドコモの5Gエリア 泉岳寺周辺

画像引用元:サービスエリアマップ | 通信・エリア | NTTドコモ

上記の場合28GHz帯がミリ波、4.5GHz帯/3.7GHz帯がsub6、3.5GHz帯/3.4GHz帯/2GHz帯/700MHz帯が転用エリアです。

薄い黄色のエリアは4Gのみのエリアで、5G通信は使用できません。

上記から各キャリアの5Gエリアが確認できるので、変更前にチェックしておきましょう。

ドコモでシェアパック・2台目プラス契約中の場合は事前手続きが必要

ドコモで、シェアパック・2台目プラスを利用している場合、5Gに機種変更することができません。

ドコモオンラインでの解約手続きが必要になるので注意してください。

なおグループ代表回線者のみが5Gにする場合は、代表者を変更すれば残りのグループでシェア回線を引き続き利用できます。

4Gから5Gに契約変更でよくある質問

ドコモの5Gの通信速度計測結果

画像引用元:ドコモの5Gがさらなる進化!「5G SA」とは? | NTTドコモ 5G

4G契約でスマホを使用している人が、5G契約に変更するときによくある質問とその答えをまとめました。

今回はとくに注意が必要な点として、以下の2つを紹介します。

契約変更してから慌てないようにするためにも、一通りチェックしておくことをおすすめします。

4G契約のSIMカードを5G端末で使える?

4G契約のSIMカードをそのまま使用できるかは、キャリアによって異なります。

2023年10月時点における各キャリアの対応状況は以下のとおりです。

4GのSIMカードを5Gスマホで使用できるか
  • ドコモ: 動作保証なし
  • au: 使用不可
  • ソフトバンク: 使用可
  • 楽天モバイル: 使用可

ドコモは動作保証していないため、実際に使ってみないと使えるかどうかわかりません。

使えなくても自己責任になること、使えたとしても契約は4Gなので5G回線が使えないことを理解した上で試してみましょう。

▶︎ドコモで5GのSIMカードへの契約変更方法へスキップ

auは使用不可であることを明言しています。5G契約に変更した上で、auお客さまセンターに電話してSIMをそのまま使えるように手続きしてもらってください。

ソフトバンクと楽天モバイルはそのまま使用できます。

契約が分かれていないため、5GスマホにSIMを挿入してサービスエリアに入れば自動的に5G回線を利用できるのもメリットです。

SIMカードを入れ替えたらデータはどうなる?

SIMカードとデバイス内のデータは紐ついていないため、SIMカードの入れ替えでデータに悪影響はまずありません。

新しいスマホにデータを移したい場合は、別途バックアップを作成して移行してください。

4Gと5Gで料金プランは違う?

ソフトバンクは4Gと5Gで同じプランが利用できますが、ドコモとauはプラン変更が必要です。

各キャリアごとに5G向けの料金プランがありますので確認してみてくださいね。

※ドコモのギガホ・5Gギガホプレミアは2023年6月30日(金)をもって新規受付を終了しました。新料金プランの「irumo」「eximo」についてはこちらの記事で解説しています。

5Gスマホを購入したら5G契約で運用しよう!

5Gアイコン

画像引用元:5Gのエリアやスピードについて、カンタン解説! | NTTドコモ 5G

ドコモとauは4Gと5Gで契約が分かれているため、5Gスマホを購入したら契約変更が必要です。

特に大きなデメリットはないため、5G契約への移行を不安に感じる必要はないでしょう。

本記事で紹介した内容を簡単に振り返ると以下のとおりです。

5G契約への変更まとめ
  • ドコモとauは4Gと5Gで契約が分かれているため、変更が必要
  • ソフトバンクと楽天モバイルは5G契約しかないため手続き不要
  • ドコモのみ契約変更するとSIM交換が必要になる
  • 5Gはサービスエリアが狭い点に注意が必要
  • ドコモのみ月額料金がわずかに高くなる
  • 5Gスマホや5G契約を避ける大きなデメリットがない

5G通信のサービスが始まって以降、基本的に新しく販売されるスマホはすべて5G対応です。

そのため、これからスマホを買い換える場合は5Gスマホになるでしょう。

ドコモとauで使用する場合は契約変更が必要になるものの、致命的なデメリットはとくにありません

5Gサービスエリアで高速通信を利用できるなどのメリットも多いため、ぜひ積極的に活用してください。