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この記事では、4Gスマホから5G対応スマホに変更する際の注意点について解説します。
日本国内の主要4キャリアでは、スマホを買い換えるときに、4Gから5Gの契約変更(切り替え)が必要なところと不要なところの2種類があります。
月額料金の違いや4Gから5Gの切り替え手続きの進め方、SIM交換の必要性もあわせてみていきましょう。
結論、4G契約を5G契約に切り替え・機種変更する場合、ソフトバンクと楽天モバイルはSIMの交換は必要なく、ドコモとauのみSIM交換や再発行が必要です。
9月22日(金)に最新の5G対応スマホiPhone15が発売されました。
価格や在庫状況も合わせてチェックしておきましょう。
- iPhone15シリーズの価格を表示する
-
iPhone15
iPhone 15の価格 128GB 256GB 512GB ドコモ 通常 149,490円 172,040円 212,300円 いつでもカエドキプログラム 75,570円 86,240円 106,700円 詳細 ドコモ公式ショップを見る
au 通常 145,640円 166,780円 206,930円 スマホトクするプログラム(※1) 49,760円 60,570円 80,925円 詳細 au公式ショップを見る
ソフトバンク 通常 145,440円 166,320円 206,640円 新トクするサポート(※2) 52,656円 63,936円 85,176円 詳細 ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル 通常 140,800円 161,800円 199,800円 楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)51,392円 61,880円 80,888円 詳細 楽天モバイル公式サイトを見る
Apple 通常 124,800円 139,800円 169,800円 詳細 Apple公式サイトを見る
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合iPhone15 Plus
iPhone 15 Plusの価格 128GB 256GB 512GB ドコモ 通常 168,740円 190,080円 230,890円 いつでもカエドキプログラム 85,580円 96,360円 116,050円 詳細 ドコモ公式ショップを見る
au 通常 163,490円 184,850円 225,360円 スマホトクするプログラム(※1) 58,730円 69,770円 90,355円 詳細 au公式ショップを見る
ソフトバンク 通常 163,440円 184,320円 224,640円 新トクするサポート(※2) 62,016円 73,536円 95,016円 詳細 ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル 通常 156,800円 178,800円 218,900円 楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)59,384円 70,400円 90,440円 詳細 楽天モバイル公式サイトを見る
Apple 通常 139,800円 154,800円 184,800円 詳細 Apple公式サイトを見る
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合iPhone15 Pro
iPhone 15 Proの価格 128GB 256GB 512GB 1TB ドコモ 通常 192,060円 218,790円 255,090円 291,830円 いつでもカエドキプログラム 97,020円 110,550円 128,370円 146,630円 詳細 ドコモ公式ショップを見る
au 通常 185,860円 211,930円 248,560円 285,420円 スマホトクするプログラム(※1) 72,645円 85,870円 104,500円 123,360円 詳細 au公式ショップを見る
ソフトバンク 通常 185,760円 211,680円 248,400円 285,120円 新トクするサポート(※2) 74,136円 87,216円 108,696円 128,376円 詳細 ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル 通常 179,800円 205,800円 240,900円 276,800円 楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)70,880円 83,888円 101,432円 119,384円 詳細 楽天モバイル公式サイトを見る
Apple 通常 159,800円 174,800円 204,800円 234,800円 詳細 Apple公式サイトを見る
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合iPhone15 Pro Max
iPhone 15 Pro Maxの価格 256GB 512GB 1TB ドコモ 通常 236,940円 273,680円 305,910円 いつでもカエドキプログラム 119,460円 137,720円 154,110円 詳細 ドコモ公式ショップを見る
au 通常 230,360円 267,100円 303,850円 スマホトクするプログラム(※1) 95,300円 114,045円 132,790円 詳細 au公式ショップを見る
ソフトバンク 通常 229,680円 266,400円 293,040円 新トクするサポート(※2) 98,856円 118,416円 133,056円 詳細 ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル 通常 224,800円 260,800円 288,800円 楽天モバイル買い替え
超トクプログラム(※3)93,392円 111,392円 125,384円 詳細 楽天モバイル公式サイトを見る
Apple 通常 189,800円 219,800円 249,800円 詳細 Apple公式サイトを見る
※2 オンライン限定 web割を利用した場合
※3 最大1万9000円相当のポイント還元を利用した場合
- ドコモとauは4Gと5Gで契約が分かれているため、変更が必要
- ソフトバンクと楽天モバイルは5G契約しかないため手続き不要
- ドコモのみ契約変更するとSIM交換が必要になる
- 5Gはサービスエリアが狭い点に注意が必要
- ドコモのみ月額料金がわずかに高くなる
- 5Gスマホや5G契約を避ける大きなデメリットがない
トップ画像引用元:NTTドコモ 5G
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4Gから5Gに契約変更(切り替え)が必要なパターン3つ
以下に記載した条件に該当する場合、料金プラン変更が必要になる可能性があります。
- 5G回線を利用したい
- 5G対応スマホに機種変更する
- 5G専用コンテンツを利用する
それぞれの状況について詳しくみていきましょう。
なお、実際にプラン変更が発生するかは契約しているキャリアによって異なります。
5G回線を利用したい
「高速・大容量通信を利用したい」「よく使うエリアが5Gエリアに入った」など、何らかの理由で5G回線を利用したくなったときに契約変更するのが一般的です。
場所や時間帯にもよりますが、5Gでは4Gに比べて10倍以上の通信速度が出ることもあります。
以下が具体例です。
上が4G、下が5Gで、どちらも神奈川県横浜市内で同日12時に計測したものです。
10倍まではいっていませんが、それに近いほどの差が出ていることがわかります。
より速さを求めるのであれば、5G契約であるに越したことはありません。
例えばドコモでは、4Gのみの料金プランと5Gに対応した料金プランを明確に分けています。
- eximo
- irumo
- 5Gギガホ プレミア(新規受付終了)
- 5Gギガライト(新規受付終了)
- ギガホ(新規受付終了)
- ギガライト(新規受付終了)
ギガホやギガライトのままでは5G回線が使えませんので、5G回線を利用したいなら、eximoやirumo変更をする必要があります。
※ドコモのギガホ・5Gギガホプレミアは2023年6月30日(金)をもって新規受付を終了しました。新料金プランの「irumo」「eximo」についてはこちらの記事で解説しています。
auでも同様に分けられています。
- 使い放題MAX 5G
- ピタットプラン 5G
- 使い放題MAX 4G
- ピタットプラン 4G LTE
また格安SIM(MVNO)の中には、有料オプションで5Gに対応するところもあります。
5G対応スマホに機種変更する
キャリアで5G対応スマホを購入すると、原則として5Gプランへの契約変更が必要になります。
そのため、5G回線の使用が目的ではなく、スマホの買い替えに伴って自動的に5G契約に変更した人も多いのではないでしょうか。
例えば、ドコモのギガホでiPhone 11を使っている人がiPhone 15に機種変更する場合、料金プランもeximoに変更する必要があります。
現在4Gスマホを使用していて、今後スマホの買い替えを検討している人は注意してください。
機種のみ(白ロム)購入の場合はプラン変更不要ですが、4G契約のまま5G端末を利用するのは自己責任となります。
5G専用コンテンツを利用する
2023年時点では発生してないパターンですが、この先5G専用のコンテンツが出てくることも考えられます。
高速・大容量・低遅延という5G通信の特性を生かしたライブ配信やゲームなどが登場する可能性も考えられるでしょう。
そうなると、5Gスマホへの買い替えおよび5G契約への変更が求められます。
【各キャリア】4Gから5Gの切り替え方法|SIMカードの交換は必要?
4G契約を5G契約に契約変更・機種変更する場合、ソフトバンクと楽天モバイルはSIMの交換は必要ありません。
ドコモとauは契約状況によってはSIM交換・再発行が必要になります。
各キャリアごとに、SIMカード交換の必要性や具体的な手続き、手数料などをまとめて紹介します。
5Gスマホの購入を検討している人は、ぜひチェックしてみてください。
ドコモで契約変更する場合
ドコモで4Gプランから5Gプランに契約変更する場合、現在利用しているSIMカードによっては交換・eSIMの再発行が必要です。
ただ、交換が不要な契約状態でも交換・再発行できるので、SIMカード交換の要否が分からなければ以下の手続きの流れでプラン変更しましょう。
なお、契約変更に伴ってSIMを発行する場合、契約事務手数料は発生しません。
ドコモでSIMを交換する方法
- 手続きページにアクセスする
- SIMの種類を選ぶ
- 「契約変更」を選ぶ
- dアカウントでログインする
- 「申込み手続きに進む」をタップする
- 表示にしたがって手続きを進める
手続きページでSIMの種類を選ぶときに間違えないように注意してください。
物理SIMを使う場合は手持ちのスマホで使えるSIMの形状を、eSIMの場合は購入したスマホがeSIMに対応しているかをチェックします。
物理SIMを利用して契約変更した場合は、届いたSIMを新しいスマホに挿入してアクティベーションすると使えるようになります。
eSIMの場合は準備が整ったら発行手続きして新しいスマホにインストールしてください。
なお、ahamoとirumoは上記の手順ではプラン変更できません。それぞれ専用サイトでの申し込みとなります。
5Gで使える料金プラン
eximo
プラン | ~1GB | 1GB超~3GB | 3GB超~無制限 |
---|---|---|---|
契約種別 | 5G/4G | ||
月額料金 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
みんなドコモ割 <3回線以上> | -1,100円/月 | ||
dカードお支払割 または ビジネスメンバーズ割 | -187円/月 | ||
ドコモ光セット割 または home 5Gセット割 | -1,100円/月 | ||
月額料金 割引適用後価格 | 2,178円 | 3,278円 | 4,928円 |
国内通話料 | 22円/30秒 家族間国内通話:無料 |
||
SMS通信料(国内) | 3.3円/回(受信料 無料) |
irumo
プラン | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
---|---|---|---|---|
契約種別 | 5G/4G | |||
月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
みんなドコモ割 | - | - カウントは対象 |
||
dカードお支払割 または ビジネスメンバーズ割 | - | -187円/月 | ||
ドコモ光セット割 または home 5Gセット割 | - | -1,100円/月 | ||
月額料金 割引適用後価格 | 550円 | 880円 | 1,540円 | 2,090円 |
国内通話料 | 22円/30秒 | |||
SMS通信料(国内) | 3.3円/回(受信料 無料) |
ahamo
ahamo | |
---|---|
月額料金 | 2,970円 4,950円 |
データ容量 | 20GB 100GB |
通話料金 | 5分まで無料 (+1,100円で24時間かけ放題) |
テザリング | 対応 |
国際ローミング | 対応 ※20GBまで無料 |
通信制限時の速度 | 最大1Mbps |
5G | 対応 |
eSIM | 対応 |
キャリアメール | 非対応 |
詳細 | ahamo公式サイト |
2023年10月時点で加入できるドコモの5G対応プランは上記のとおりです。
それぞれのプランの特徴を理解したうえで、自分にあったものを選びましょう。
auで契約変更する場合
auで契約変更する場合、eSIMの場合は再発行が必要で、物理SIMの場合は交換不要です。
それぞれの方法および手数料を以下にまとめました。
eSIMで契約変更する方法
eSIMの再発行と同時に5G契約に変更する場合、上記の方法で手続きを進めます。
この際、手数料として3,850円がかかります。
物理SIMで契約変更する方法
- auお客さまセンター(157もしくは0077-7-111)に電話をかける
- オペレータに契約変更を依頼する
auのVoLTE対応4G SIMを利用している場合、電話で手続きすればSIMの交換は必要ありません。
そのまま新しいスマホにSIMを差し替え、利用してください。手数料は3,850円です。
ただし、iPhone 7・SE(第1世代)以前の古いSIMカードは交換必須で、店頭での手続きのみとなります。
5Gで使える料金プラン
使い放題MAX 5G
使い放題MAX 5G | 月額料金 | テザリング |
---|---|---|
使い放題MAX 5G | 7,238円 | 30GBまで |
使い放題MAX 5G with Amazonプライム | 8,008円 | 60GBまで |
使い放題MAX 5G Netflixパック | 8,338円 | 60GBまで |
使い放題MAX 5G テレビパック | 9,108円 | 70GBまで |
使い放題MAX 5G ALL STARパック | 9,988円 | 80GBまで |
マネ活プラン 5G
マネ活動プラン | 月額料金 | テザリング |
---|---|---|
マネ活動プラン 5G | 7,238円 | 30GBまで |
マネ活動プラン 5G with Amazonプライム | 8,107円 | 60GBまで |
マネ活動プラン 5G Netflixパック | 8,437円 | 60GBまで |
マネ活動プラン 5G DAZNパック | 9,768円 | 60GBまで |
マネ活動プラン 5G ALL STARパック2 | 10,747円 | 80GBまで |
スマホミニプラン 5G
スマホミニプラン | 月額料金 |
---|---|
~1GB | 3,465円 |
1GB~2GB | 4,565円 |
2GB〜3GB | 5,665円 |
3GB〜4GB | 6,215円 |
povo2.0
データ追加容量 | 期間 | 金額 |
---|---|---|
無制限 | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
auの場合、使い放題MAXやマネ活プランなどさまざまなサービスがセットになったプランが用意されています。
動画配信サービスとのセットプランが多いため、頻繁に利用するサービスがあればセットプランの加入を検討してもいいでしょう。
また、マネ活プランは条件を満たすことで800円相当のau PAY残高還元が受けられます。
au PAYカードやauじぶん銀行を利用しているなら、マネ活プランを選ぶことで従来よりお得に運用できるようになるでしょう。

auはiPhone 12が登場してから、ほぼ全てが5G対応スマホになりました。 そのため、オンラインでも店舗でも機種変更と同時に4...
ソフトバンクで契約変更する場合
ソフトバンクは5Gに対応していないプランがないため、SIMの再発行は必要ありません。
今まで使っていたSIMを新しい5Gスマホに差し替え、そのまま利用してください。
5Gで使える料金プラン
ペイトクプラン
項目 | ペイトク30 | ペイトク50 | ペイトク無制限 |
---|---|---|---|
データ容量 | 30GB | 50GB | 無制限※ |
月額料金 | 7,425円 | 8,525円 | 9,625円 |
新みんな家族割 (3回線以上) | -1,210円 | ||
おうち割 光セット | -1,100円 | ||
PayPayカード割 | -187円 | ||
割引後料金 | 4,928円 | 6,028円 | 7,128円 |
ペイトク特典 (最短2024年2月20日まで) | +1%還元 (+3%還元) | +3%還元 (+9%還元) | +5%還元 (+15%還元) |
ペイトク特典上限 | 1,000円相当/月 | 2,500円相当/月 | 4,000円相当/月 |
ポイント月額充当後 | 3,928円 | 3,528円 | 3,128円 |
詳細 |
※データシェアは上限50GB/月
メリハリ無制限+
項目 | メリハリ無制限+ | |
---|---|---|
データ容量 | 無制限 | 〜2GB |
月額料金 | 7,425円 | |
新みんな家族割 (3回線以上) | -1,210円 | |
おうち割 光セット | -1,100円 | |
PayPayカード割 | -187円 | |
小容量の割引 | 0円 | -1,650円 |
割引後料金 | 4,928円 | 3,278円 |
ミニフィットプラン+
ミニフィットプラン+ | |||
---|---|---|---|
データ利用量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB |
月額料金 | 3,278円 | 4,378円 | 5,478円 |
国内通話料 | 30秒22円 同一家族割引グループ内の通話無料 |
LINEMO
LINEMO | ミニプラン | スマホプラン |
---|---|---|
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
データ量 | 3GB(LINEギガフリー) | 20GB(LINEギガフリー) |
国内通話料 | 30秒22円 |
ソフトバンクは5Gプランのみのラインナップで、具体的なプランと料金は上記のとおりです。
ほかのキャリアと同様に、使用する通信量に応じて適したプランを選ぶといいでしょう。
最新のペイトクプランは通常料金が高く感じますが、PayPayをよく利用するとお得度が上がり総合的に1番安くなる可能性があります。
楽天モバイルで契約変更する場合
楽天モバイルもソフトバンクと同様に、5G対応プランのみのラインナップです。
SIMの交換も必要ないため、新しいスマホにSIMを差し替えてそのまま使用しましょう。
5Gで使える料金プラン
Rakuten最強プラン
Rakuten最強プラン | ||
---|---|---|
プラン月額料金 | 0〜3GB | 1,078円 |
3〜20GB | 2,178円 | |
20GB〜無制限 | 3,278円 | |
最低契約期間 | なし | |
違約金 | なし | |
通信容量 | 楽天回線(4G/5G) | 使い放題 |
auローミング | 使い放題 | |
通話 | Rakuten Link | 0円 |
通常の電話 | 22円/30秒 |
楽天モバイルのプランは1種類のみで、わかりやすいのが最大のメリットです。
毎月の使用量に応じて自動で変動する料金プランなので、意識しなくてもコストを最適化できます。
4Gから5Gに機種変更する際の注意点総まとめ
各キャリアで5Gスマホに機種変更する場合、一部のキャリアは料金プランも5G対応のものに変更しなくてはなりません。
しかし、実際に変更するときには料金やサービスエリアなど、いくつか注意しておかなければいけないポイントがあります。
ここでは、5Gスマホに機種変更する際の注意点をまとめました。
料金が高くなる可能性
ドコモに限り、4Gプランより5Gプランのほうが高くなる点に注意しましょう。
例として、現在ギガホ プレミアの人がeximoにプラン変更すると、月額110円上がります。
- ギガホ プレミア:月額7,205円で60GB
- eximo:月額7,315円で無制限
ただし、5Gプランはデータ通信量が無制限になるため、コスパを考えると優れているといえるでしょう。
auでは、4Gまでの料金プランでも5G対応の料金プランでも月額料金は変わりません。
ソフトバンクと楽天モバイルは、受付中の料金プランはすべて5G対応です。また、ahamo・povo・LINEMOもすべて5G対応プランです。
個別に案内が来る可能性がある
4Gまでの料金プランから5G対応の料金プランに変更するに当たって、契約状況等によっては個別に案内が来るかもしれません。
例えばSIMカードの交換が必要だったり、改めて4Gから5Gへの切り替え(開通)作業が必要だったりです。
各社から送られてくるハガキやメールは、契約変更直後は普段以上に注意深く確認しておきましょう。
5Gから4Gに戻せない or 戻せる場合も手数料がかかる
ドコモの場合、4Gプランは新規受付を終了しているため、5G契約に変更すると4G契約には戻せません。
一方で、auは4Gプランの新規受付は継続していますが、5Gプランに変更した後に何らかの理由で4G契約に戻す場合には事務手数料が発生します。
- 事務手数料:3,850円
- 対応キャリア:au
この手続きが必要になるシーンは考えにくいものの、万が一に備えて覚えておくといいでしょう。
なお、4G契約と5G契約を分けていないソフトバンクと楽天モバイルは4Gに戻すという概念そのものがありません。
キャリアによって適用タイミングが異なる
4G契約から5G契約に変更した場合、適用されるタイミングがキャリアによって異なります。
2023年10月時点における料金プランの変更タイミングは以下のとおりです。
- ドコモ:切り替え(開通)手続き日
- au:切り替え(開通)手続き日
- ソフトバンク:変更不要
- 楽天モバイル:変更不要
なお、ドコモの料金計算ルールには日割りがなく、契約変更をした月は5Gプランの月額料金が満額発生します。
auは新旧両プランの料金がそれぞれ日割り計算されます。ただし、4Gプランと5Gプランが同額のため、月額料金に変化はありません。
5Gはエリアが限られている
5Gのサービスエリアは4Gに比べて狭いのがデメリットです。
また、5Gのエリアであっても4Gの周波数帯の一部を転用して提供されている5Gが存在します。
4G周波数帯を転用しているエリアの通信速度は通常の5Gより遅いため、高速通信の恩恵を受けられない点にも注意が必要です。
よく使うエリアが5Gエリアに含まれているのか、5Gの中でもどの周波数帯を利用できるのかを忘れずにチェックしましょう。
一例として、ドコモでは以下のように色分けされています。
画像引用元:サービスエリアマップ | 通信・エリア | NTTドコモ
上記の場合28GHz帯がミリ波、4.5GHz帯/3.7GHz帯がsub6、3.5GHz帯/3.4GHz帯/2GHz帯/700MHz帯が転用エリアです。
薄い黄色のエリアは4Gのみのエリアで、5G通信は使用できません。
上記から各キャリアの5Gエリアが確認できるので、変更前にチェックしておきましょう。
ドコモでシェアパック・2台目プラス契約中の場合は事前手続きが必要
ドコモで、シェアパック・2台目プラスを利用している場合、5Gに機種変更することができません。
ドコモオンラインでの解約手続きが必要になるので注意してください。
なおグループ代表回線者のみが5Gにする場合は、代表者を変更すれば残りのグループでシェア回線を引き続き利用できます。
4Gから5Gに契約変更でよくある質問
画像引用元:ドコモの5Gがさらなる進化!「5G SA」とは? | NTTドコモ 5G
4G契約でスマホを使用している人が、5G契約に変更するときによくある質問とその答えをまとめました。
今回はとくに注意が必要な点として、以下の2つを紹介します。
契約変更してから慌てないようにするためにも、一通りチェックしておくことをおすすめします。
4G契約のSIMカードを5G端末で使える?
4G契約のSIMカードをそのまま使用できるかは、キャリアによって異なります。
2023年10月時点における各キャリアの対応状況は以下のとおりです。
- ドコモ: 動作保証なし
- au: 使用不可
- ソフトバンク: 使用可
- 楽天モバイル: 使用可
ドコモは動作保証していないため、実際に使ってみないと使えるかどうかわかりません。
使えなくても自己責任になること、使えたとしても契約は4Gなので5G回線が使えないことを理解した上で試してみましょう。
auは使用不可であることを明言しています。5G契約に変更した上で、auお客さまセンターに電話してSIMをそのまま使えるように手続きしてもらってください。
ソフトバンクと楽天モバイルはそのまま使用できます。
契約が分かれていないため、5GスマホにSIMを挿入してサービスエリアに入れば自動的に5G回線を利用できるのもメリットです。
SIMカードを入れ替えたらデータはどうなる?
SIMカードとデバイス内のデータは紐ついていないため、SIMカードの入れ替えでデータに悪影響はまずありません。
新しいスマホにデータを移したい場合は、別途バックアップを作成して移行してください。

この記事では、ドコモオンラインショップで機種変更した時のデータ移行方法を紹介します。 ただ、ドコモオンラインショップで機種を購入し...
4Gと5Gで料金プランは違う?
ソフトバンクは4Gと5Gで同じプランが利用できますが、ドコモとauはプラン変更が必要です。
各キャリアごとに5G向けの料金プランがありますので確認してみてくださいね。
※ドコモのギガホ・5Gギガホプレミアは2023年6月30日(金)をもって新規受付を終了しました。新料金プランの「irumo」「eximo」についてはこちらの記事で解説しています。
5Gスマホを購入したら5G契約で運用しよう!
画像引用元:5Gのエリアやスピードについて、カンタン解説! | NTTドコモ 5G
ドコモとauは4Gと5Gで契約が分かれているため、5Gスマホを購入したら契約変更が必要です。
特に大きなデメリットはないため、5G契約への移行を不安に感じる必要はないでしょう。
本記事で紹介した内容を簡単に振り返ると以下のとおりです。
- ドコモとauは4Gと5Gで契約が分かれているため、変更が必要
- ソフトバンクと楽天モバイルは5G契約しかないため手続き不要
- ドコモのみ契約変更するとSIM交換が必要になる
- 5Gはサービスエリアが狭い点に注意が必要
- ドコモのみ月額料金がわずかに高くなる
- 5Gスマホや5G契約を避ける大きなデメリットがない
5G通信のサービスが始まって以降、基本的に新しく販売されるスマホはすべて5G対応です。
そのため、これからスマホを買い換える場合は5Gスマホになるでしょう。
ドコモとauで使用する場合は契約変更が必要になるものの、致命的なデメリットはとくにありません。
5Gサービスエリアで高速通信を利用できるなどのメリットも多いため、ぜひ積極的に活用してください。