
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
現在はたくさんの会社から格安SIMが出ていますね。
「格安SIMに変えたいけれど、どこの会社がいいんだろう?」「自分に合ったプランは?」と迷ってしまうぐらいの数の格安SIMがあります。
今回は、格安SIMの中で「7GB~8GBのプランがある格安SIM」に注目して紹介していきましょう。
- nuroモバイル
- イオンモバイル
- NifMo
- exciteモバイル
- IIJmio
- BIC SIM
格安SIMの利用を検討している方、格安SIMの選択で迷っている方などはぜひ参考にしてください。
格安SIMの7GB~8GBプランを選ぶ理由
7GBと聞いてもピンとこない人も多いでしょう。
どんな使い方をする人が7GBの容量が必要なのでしょうか。
ここからは7GBのプランを選ぶ理由について説明していきます。
- 動画の視聴なら30時間程度
- 音楽のダウンロードなら1500曲程度
- LINEのビデオ通話は22時間程度
動画は1か月で30時間見れる
7GBの容量があれば1日1時間程度の動画視聴が可能です。つまりひと月30時間ですね。
動画の画質などにもよりますが、「仕事終わりや寝る前にちょっと見る」だけであれば1日1時間程度見れれば十分ではないでしょうか。
音楽のダウンロードなら1500曲程度
音楽を毎日聞く方でも、1日に10曲以上ダウンロードすることはほとんどないでしょう。
1日10曲ダウンロードしても300曲なのでまだまだ余裕があります。
ホームページの閲覧など他のことも十分できますね。
LINEのビデオ通話も22時間できる
容量をたくさん使いそうなビデオ通話も、LINEの場合22時間はできます。
「1日1時間はビデオ通話したい」となると難しいですが、たまにビデオ通話をする程度なら十分でしょう。
使い方の組み合わせを考えよう
今まで紹介した使い方は、あくまでも「動画だけ」「音楽ダウンロードだけ」といった使い方をした場合です。
しかし、実際にスマホを使うにあたって限定された使い方をすることは無いでしょう。
自分が1日に見る動画の長さ、音楽のダウンロード数、LINEを使う頻度などを調べておきましょう。
「1日でスマホをしっかり使うのは仕事の休憩時間と寝る前程度」という方なら7GBあれば十分でしょう。
7GB~8GBプランがあるおすすめ格安SIMを比較
ここからは実際に、7GB~8GBのプランがある格安SIMをいくつか紹介していきましょう。
- nuroモバイル
- イオンモバイル
- NifMo
- exciteモバイル
- IIJmio
- BIC SIM
それではこれらの格安SIMについて、金額やそれぞれの特徴を見ていきましょう。
nuroモバイル
画像引用元:nuroモバイル
nuroモバイルはSONYの子会社が運営している格安SIMです。
使える回線はドコモ・au・ソフトバンクの3社ですが、SIMカードのタイプによっては一部のキャリアが使えないので注意してください。
SIM/料金 | 月額料金 |
---|---|
音声通話SIM | 1,485円 |
SMSつきデータSIM | 1,485円 ※ドコモ・auのみ |
データ専用SIM | 1,320円 |
音声通話SIMとSMSつきデータSIMの料金は変わらないので、音声通話を使う可能性があるのであれば最初から音声通話SIMを選んでいた方がお得です。
また、8GBプランであれば3ヶ月ごとに継続利用の特典として6GBプレゼントされます。
このプレゼントされたデータ容量は翌々月末まで繰り越すことが可能なので、一度に使う必要はありません。
長く使えば使うほど、よりたくさんのデータ容量が使えるのは嬉しいですね。
- ドコモ・au・ソフトバンクの回線が使える
- 音声通話SIMとSMSつきデータSIMの料金が同じ
- 8GBプランだと3ヶ月ごとに6GBプレゼントされる
- プレゼントされた容量は翌々月まで繰り越し可能
イオンモバイル
画像引用元:業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】
イオンモバイルは、イオンモールなどでお馴染みのイオンリテール株式会社が運営している格安SIMです。
ドコモとauの2つの回線に対応しており、どちらを選んでもプラン料金は変わりません。
SIM/料金 | 7GB | 8GB | 8GB (やさしいプランL) |
---|---|---|---|
音声通話SIM | 1,738円 | 1,848円 | 1,628円 |
SMSつきデータSIM | 1,552円 | 1,562円 | 1,342円 |
データ専用SIM | 1,298円 | 1,408円 | 1,188円 |
選べるデータ容量が多いと定評があるイオンモバイルでは7GB・8GB両方のプランを選ぶことができます。
音声通話とデータSIM、SMSつきデータSIMの3種類を選ぶことができ、それぞれ価格が異なります。
また、イオンが運営している格安SIMということで、イオンモールなど全国のイオン系列店で契約することが可能です。
そのため、格安SIMの中でも取り扱い実店舗の数が多く、買い物がてら気軽に相談に行けるのも嬉しいポイントです。
やさしいプランとは?
また、イオンモバイルにはやさしいプランと呼ばれるプランがあり、8GBプランの取り扱いもあります。
このプランは、60歳以上を対象としたよりリーズナブルなプランとなっており、低速・低価格・低用量で利用することが可能です。
※通信速度が500Kbpsまで制限されるので、従来の高速通信は利用できないプランです。
初めてスマホを使うという高齢者の方におすすめです。
- ドコモとauの回線が使える
- 全国のイオン系列店舗で契約ができる
- 60歳以上を対象としたより安価な「やさしいプラン」
- やさしいプランは通信速度が500Kbpsに制限されるので注意
NifMo
画像引用元:@niftyの格安SIM NifMo(ニフモ) がおすすめな理由
NifMoはプロバイダなどでお馴染みの@niftyが運営している格安SIMです。
ドコモの回線を使うことができ、ドコモ回線を取り扱う格安SIMの中でも回線速度が速く、快適に使えると定評があります。
SIM/料金 | 月額料金 |
---|---|
音声通話SIM | 2,530円 |
SMSつきデータSIM | 1,925円 |
データ専用SIM | 1,760円 |
他社と比べるとやや料金が高く設定されています。
2021年4月より、キャリアのサブブランドの格安料金プランが登場したことで、格安SIMでは大幅に値下げが行われました。
そのため、NifMoを除く他の格安SIMの料金が似たような相場になっているのですが、どうやらNifMoは以前の価格相場に近い額となっているので、他社と比べてそこまでお得とはいえません。
しかし、回線速度が速いと定評があるので、回線速度を重視したい人にはNifMoがおすすめです。
- ドコモ回線が使える
- 他社と比べるとやや高い料金設定
- 通信速度は速いと定評がある
- 通信速度を重視したい人にはおすすめ
exciteモバイル
画像引用元:格安SIM・格安スマホのエキサイトモバイル
exciteモバイルは、エキサイト株式会社が運営している格安SIMです。
ドコモ回線を使うことができます。
SIM/料金 | 月額料金※従量制 |
---|---|
音声通話SIM | 1,430円 |
SMSつきデータSIM | 1,397円 |
データ専用SIM | 1,320円 |
exciteモバイルには従量制プランの「Fitプラン」と、定額制プランの「Flatプラン」の2種類があります。
使う通信量が固定されている人は定額制、バラつきがある人や小容量で問題ない人は従量制プランがおすすめです。
7GB使えるのは従量制プランであり、7GB時点での音声通話の利用料金は1,430円となります。今回紹介した格安SIMの中では1番安い料金で利用できます。
しかし、あくまで従量制プランなので、使ったら使った分だけ料金が上がってしまいます。
7GBで留めたいのであれば、一定のデータ利用時に警告が表示されたり、ネット通信が遮断される機能を利用するべきでしょう。
- ドコモ回線が使える
- 従量制プランと定額制プランの2種類がある
- 7GB使えるのは従量制プラン
- 今回紹介した格安SIMの中では1番安く使える
IIJmio
画像引用元:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio
IIJmioは株式会社インターネットイニシアティブが運営している格安SIMです。
株式会社インターネットイニシアティブは、以前からネット通信関係の開発などに携わっている会社でもあり、IIJmioも通信品質が安定していると定評があります。
ドコモとauの回線を利用することができます。
SIM/料金 | 月額料金 |
---|---|
音声通話SIM | 1,518円 |
SMSつきデータSIM | 1,485円 |
データ専用SIM | 1,408円 |
データSIMやSMSつきデータSIMを選べるのは他の格安SIMと同じですが、IIJmioにはeSIMのサービスがあることが特徴です。
eSIMはドコモ回線のみ・データ通信専用となりますが、ネットを格安のeSIMで使い、音声通話を別の物理SIMで使うというデュアル運用もできます。
eSIMに興味がある人は是非使ってみてはいかがでしょうか。
光回線とセットで660円割引
また、IIJmioではスマホとIIJmioひかりをセットで使うと、月額料金から660円割引されます。
ただでさえ安い料金からさらに660円割引されるので、より安く格安SIMを運用したい人は光回線とセットで使うことをおすすめします。
- ドコモとauの回線が使える
- 通信品質が安定していると定評
- データ通信専用だがeSIMのサービスもある
- IIJmioひかりとセットで月額料金から660円割引
BIC SIM
画像引用元:【公式】BIC SIM|ビックカメラの格安SIM
BIC SIMは、株式会社ラネットが運営している格安SIMです。
全国のビックカメラで契約することができるので、イオンモバイルと同様に取り扱い実店舗がとても多い格安SIMだといえます。
ドコモとauの回線を使うことができます。
SIM/料金 | 月額料金 |
---|---|
音声通話SIM | 1,518円 |
SMSつきデータSIM | 1,485円 |
データ専用SIM | 1,408円 |
イオンモバイルのやさしいプランを除いて、8GBプランの中ではIIJmioと並んで1番安い料金で利用することが可能です。
データ量が余ったとしても翌月に繰り越すことができるので、8GBが余った時にも無駄になることはありません。
2021年6月以降はデータ容量をシェアできるプランが登場するといわれているので、家族など複数回線を利用するのもよりお得になるでしょう。
無料のWi-Fi回線を利用することもできるので、外出先でデータ容量を節約することも可能です。
- ドコモとauの回線が使える
- 全国のビックカメラでも契約が可能
- 8GBプランではIIJmioと並んで1番安い
- 余ったデータは翌月に繰り越し可能
7GB~8GBプランをおすすめできる人・できない人
実際7GB~8GBのプランはどのような人におすすめなのか、どのような人にはおすすめできないのか説明していきましょう。
おすすめできる人・できない人別に解説していくので、是非チェックしてください。
7GB~8GBプランをおすすめできる人
まずは、今回の記事で紹介している7GB~8GBプランをおすすめできる人です。
- Wi-Fi環境が無い
- 1日中スマホを使わない
- 動画をたくさんは見ない
- 毎日LINE通話はしない
スマホの使用方法、目的によって7GBで足りる人、むしろ多すぎる人もいます。
ここからは7GB程度のプランが適しているかどうか見ていきましょう。
Wi-Fiが使える環境が無い
まず、職場にも自宅にもWi-Fiがあって、通勤時間中はあまり携帯を見ない…という場合は7GBでは多すぎます。
職場でWi-Fiが使い放題のケースは少ないかもしれませんが、自宅でWi-Fiを利用している人も少なくはないはずです。
自宅での動画視聴などはWi-Fiで、通勤時間に少しサイト閲覧をする程度となると、7GBプランの必要はないでしょう。
逆に、Wi-Fi環境がない場合には7GBのプランが適している可能性があります。
1日中スマホを使わない
家にWi-Fiが無く、1日中動画を見たり音楽をたくさんダウンロードする…となると7GBでは足りない可能性があります。
実際月に7GB使用する場合の1日をイメージしてみました。
- 朝起きてニュースなどのウエブサイトチェック
- 通勤時にゲームアプリなどを起動
- 昼休みにLINEチェック・ウエブサイトチェック
- 退勤時にゲームアプリなど
- 自宅にて動画視聴1時間弱
これはあくまでもイメージですが、月に7GB使用して、自宅にWi-Fiが無いとなるとこのぐらいの使用量になるでしょう。
もちろん休日など日によって使い方も変わるでしょうし、たまにLINEで長電話してしまうこともあるかもしれません。
大体の格安SIMが追加でデータ量を購入できるので、オーバーしてしまった月は追加購入で対応しましょう。
しかし、通勤・退勤時も動画視聴をしたいなどとなると、もう少し容量の多いプランを検討した方が良いかもしれません。
動画はたくさん見ない
先にも少し説明しましたが、動画の視聴がどれくらいか、というのはプランを決めるときに大切です。
YouTubeは常に家で流していたり、ネットフリックスなどで映画をたくさん見るとなると、7GBでは足りないでしょう。
動画の画質を落としてデータの消費を抑える方法もありますが、動画好きな方は大きい容量のプランを選んだ方が賢明です。
たくさん動画を視聴しない方であれば、7GBで十分な可能性があります。
LINEなどの通話はあまりしない
現在は通話をする際にLINEを使用するという方も多いのではないでしょうか。
無料のLINEでも、もちろんデータ通信を使うのでデータ容量は必要です。
ビデオ通話となるとさらにデータを消費しますが、そこまで使わない方であれば、7GBで十分でしょう。
7GB~8GBプランがおすすめできない人
以上のことを踏まえて7GB~8GBプランがおすすめできない人は次のようになります。
- 家や会社にWi-Fi環境が整っている
- 毎日動画を見る
- 1日中スマホを見ている
- 毎日LINEなどで長電話する
Wi-Fi環境が整っている
家や職場でWi-Fiが使える環境という場合は、7GB無くても足りる場合が多いです。
Wi-Fi環境以外で使う機会があまり無ければ、少ない容量でも大丈夫でしょう。
毎日動画を見る
家にWi-Fiが使える環境もなく、毎日たくさんの動画を見るという場合は7GBでは足りない可能性があります。
先にも説明しましたが、ネットフリックスなどの動画配信サービスを利用している場合は大きい容量のプランを検討しましょう。
1日中スマホを見る
1日中スマホ漬けといった使い方をしている場合、7GBはあっという間に足りなくなってしまうでしょう。
スマホを使う時間が長いと自覚しているのであれば、月にどれぐらいの容量を使っているのか調べてみるといいかもしれません。
毎日LINEなどで長電話をする
毎日ビデオ通話をしていると、すぐに7GBを消費してしまうでしょう。
今はビデオ通話も主流になりつつあり、仕事で使う方もいるでしょう。
使用頻度が高いのであれば、プランの見直しをしてもいいかもしれません。
自分に合った格安SIMのプランを選ぼう
今回の記事では普段使いに程よい容量である7GB~8GBのプランがある格安SIMを紹介してきました。
現在は大容量プランを用意している格安SIMもあります。
しかし、自分に合ったプランを選ぶことにより月々の使用料金を抑えることができます。
この機会に自分の使用量を見直してみるのも良いでしょう。
今回紹介したおススメの格安SIMは下記の通りです。
- nuroモバイル
- イオンモバイル
- NifMo
- exciteモバイル
- IIJmio
- BIC SIM
7GB~8GB使うとなると、格安SIMでは1,400円~1,800円程度で使えるということがわかりました。大手キャリアの従量制プランと比べると遥かにリーズナブルな価格です。
また、格安SIMによって料金の他に取り扱い回線やオプションサービス、割引特典など、特徴が大きく異なります。
それぞれの格安SIMの特徴を把握した上で、自分のニーズに合った格安SIMを見つけましょう。
「できるだけ安くスマホを使いたい」という場合は使い方を見直し、今回の記事を参考にして7GB~8GBプランも検討してみてください。