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Google Glassは、Googleが開発したヘッドマウントディスプレイタイプのウェアラブルデバイスです。
日本では2021年8月10日に発売されましたが、一般ユーザー向けには販売しておらず、ドコモが法人向けとして販売しています。
そんなGoogle Glassがどのようなデバイスなのか、どう活用できるのか気になっている人もいるのではないでしょうか?
そこで、この記事ではGoogle Glassについて詳しくチェックしていきましょう。
- ヘッドマウント型のウェアラブルデバイス
- ARで視界に多種多様な情報が表示できる
- 日本国内ではドコモと電算システムが法人向けに販売
- 希望小売価格は178,000円
- 一般向け販売は行っていないが、ECサイトなどで並行輸入品が販売されている
- 業務効率化に役立つ

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トップ画像引用元: Tech Specs – Glass
Google Glass(グーグルグラス)とは?
画像引用元: Tech Specs – Glass
Google Glassはヘッドマウントディスプレイ型のウェアラブルデバイスです。
AR技術を活用して視界内にさまざまな情報を表示できるため、ハンズフリーでさまざまな情報にアクセスできるのがメリットといえるでしょう。
業務を進めるために他のデバイスを用意する必要がなくなり、生産性向上に役立ちます。
ここではGoogle Glassのスペックや販売価格等の気になる情報をチェックしていきましょう。
Google Glassのスペック
Glass Enterprise Edition 2 | |
---|---|
ディスプレイ | 640x 360ピクセル (Optical Display Module) |
本体サイズ | 高さ:212mm 幅:57mm 厚さ:29mm |
重さ (フレームなし) | 46g |
カメラ | 800万画素 |
バッテリー | 800mAh ※USB-PD対応 |
OS | Android 8.1(Oreo) |
CPU | Snapdragon XR1 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB ※eMMC |
防水/防塵 | IP53 |
OSにはスマホと同じAndroidを採用していますが、バージョンが8.1と古いのが気になるポイントです。
SoCはAR機能に特化したSnapdragon XR1が搭載されており、ARを活用してさまざまな情報を表示するヘッドマウントディスプレイには最適といえるでしょう。
他にも8MPのカメラやジェスチャー操作に対応したタッチパッドなどの必要機能が搭載されていますが、重さが46gと軽量なのが特徴です。
普通のメガネと比べても若干重い程度なので、長時間装着していても問題ないでしょう。
Google Glassは日本で使える?
画像引用元:Google 「Glass Enterprise Edition 2」 | 製品 | 法人のお客さま | ドコモビジネス | NTTドコモ
日本国内では2021年8月10日にGoogle Glassの販売が開始され、2022年6月時点では以下の2社が販売しています。
Googleによる直販は行われていません。
- ドコモ
- 株式会社 電算システム
2022年6月時点では法人向けのみの販売
Google Glassの販売は法人向けのみとなっており、個人向けには販売していません。
業務生産性向上を目的としてGoogle Glassの導入を検討している企業は、上記の販売代理店に問い合わせてみるといいでしょう。
Google Glassはいつ個人向けに販売される?
Google Glassが個人向けに販売されていないと聞くと、いつ個人向け販売が始まるのだろうかと気になるのではないでしょうか?
しかし、2022年6月時点ではGoogleや販売代理店(ドコモ・電算システム)からの発表はなく、不透明といえるでしょう。
機能もビジネスに特化しているため、このまま一般販売される可能性は低いと考えられます。
今後、個人ユーザー向けの機能に特化したデバイスが開発されれば、一般販売される可能性も出てきます。
Google Glassのアプリ開発者なら購入できる可能性あり
Google Glassの一般販売はありませんが、開発者向けの販売は行われています。
これは、Google GlassがAndroidスマホと同様に、便利に利用するには対応するアプリ・システムが必要なためです。
ただし、開発者向け販売代理店は国内にはなく、各代理店が日本へ販売してくれるのかは個別に問い合わせないとわかりません。
Google Glassの対応アプリ開発に興味がある方は、公式サイトに掲載されている代理店に日本充てに発送可能か問い合わせてみましょう。
Amazonマーケットプレイス等で販売されていることも
正規販売ではないものの、Amazonマーケットプレイス等のECサイトで販売されていることがあります。
Google Glassを購入したい人は、各ECサイトをチェックしてみてもいいでしょう。
Google Glassの価格
画像引用元: Tech Specs – Glass
2022年6月27日時点で、Google Glassの日本国内における希望小売価格は178,000円です。
実際の販売価格はドコモ・電算システムともに公式サイト上で案内しておらず、「要問い合わせ」としています。
そのため、導入を検討している企業の担当者は、上記2社のうちのいずれかに問い合わせてみてください。
過去にはドコモが限定キャンペーンを実施
Google Glassが販売開始されたときには、ドコモが先着200社限定で98,000円で販売するというキャンペーンを実施していました。
希望小売価格が178,000円であることを考えると、この時期に導入した企業は、通常よりもリーズナブルな価格で導入できたといえるでしょう。
ECサイトで販売されている製品は高め
AmazonなどのECサイトでも並行輸入品を含めてGoogle Glassが販売されていますが、こちらはメーカー希望小売価格より高めです。
アプリ開発などの用途でGoogle Glassを必要とする場合、お得に購入したいならECサイトを利用する前に販売代理店に問い合わせることをおすすめします。
Google Glassで出来ること4つ
画像引用元: Tech Specs – Glass
そもそも「Google Glassを導入すると何ができるのだろうか?」と考えている人もいるのではないでしょうか?
そこで、ここからはGoogle Glassでできることをいくつかピックアップして紹介します。
主に業務効率化に役立つため、これらの機能を活用したいと考えているなら導入を検討してみてもいいでしょう。
- 業務に必要な情報を表示する
- バーコードをスキャンして情報を表示
- リアルタイムで作業状況をチェックする
- 顔認証を利用して特定の人物を識別する
今回紹介するのはほんの一例で、他にも様々な活用法が考えられます。
なお、こうした機能は標準搭載されている機能に加え、必要に応じたシステムの導入が必要です。
標準アプリで対応できない機能が必要な場合は開発コストもかかるので、導入時はGoogle Glassの本体代金だけでなく、必要なシステムの構築と維持管理のコストも確認しましょう。
業務に必要な情報を表示する
Google Glassの最大の特徴が、AR機能を活用した視界内への情報表示です。
これを活用することで、業務に必要な情報を視界内に表示し、いちいちチェックするという工程を省けます。
具体的には、以下のように活用できるでしょう。
- 工場でマニュアルやチェックリストを表示する
- 医療機関で診療している患者の情報を表示する
- プレゼン用の資料や発表会の原稿を表示する
- 原料やパーツの種類・仕様を表示する
情報を表示することで、現場にマニュアルを配備したりその都度チェックしたりする必要がなくなるため、業務を大幅に効率化できます。
バーコードをスキャンして情報を表示
Google Glassにはカメラを搭載しており、これを利用してバーコードや2次元コードをスキャンすることが可能です。
この機能を利用することで、以下のようなことができるようになります。
- 倉庫で2次元コードを活用して物品の保管場所を決める
- ピッキング作業で保管場所を記した資料を見なくて済むようにする
- 運送会社で送り先別に荷物を仕分ける
他にも、箱に2次元コードを印刷することでフリーアドレス管理を実現したり、店舗で商品情報をスキャンして接客に活かすこともできるでしょう。
遠隔で作業する人の目線で見て指示が出せる
Google Glassのカメラ機能とWeb会議システム(Google Meetなど)を活用して、作業者の状況を遠隔でチェックして必要な支持を与えたり、設備の検査を行ったりすることが可能です。
具体的な活用方法には、以下のようなものがあります。
- 新入社員に作業環境をチェックしながら必要な指示を出す
- 本社から支社の状況をチェックする
スタッフ目線で撮影した映像をそのまま送信できるため、現場目線で状況をチェックして必要な指示を与えたり、改善施策に活かしたりできるのがメリットです。
顔認証で登録した人物を識別する
Google Glassのカメラ機能と画像認識機能を併用して、事前に登録した顔写真に合致する人物を特定して氏名を表示するといった使い方ができます。
この機能を以下のように活用すると、業務効率化に役立つでしょう。
- アミューズメント施設で迷子を捜す
- 受付で来社した人を識別する
事前に識別したい人の写真と氏名・所属などの情報を登録し、画像認識機能を活用すれば多くの人の中から探し出したい人を特定できます。
大勢の中から特定の人を識別しなければならないシーンで活用できるでしょう。
Google Glassの歴代機種
画像引用元: Glass – Glass
Google Glassは、一部の開発者が入手できた試作機と販売中止モデルを除いて2モデル発売されています。
モデル | 発売日 |
---|---|
Glass Enterprise Edition | 日本未発売 |
Glass Enterprise Edition 2 | 2021年8月10日 |
2021年8月10日から日本国内で販売されているのは、2019年にリリースされたGlass Enterprise Edition 2です。
2022年6月時点では3年前に発売されたデバイスで、スマホの感覚で考えると少し古いと感じるかもしれません。
搭載しているOSがAndroid 8.1なのもそのように感じさせる要因のひとつです。
しかし、スマホのように短期間にモデルチェンジする端末ではないので、現役モデルが国内販売されると捉えていいでしょう。
高いスペックを必要とする機能を搭載しているわけでもないため、多少古いからといって使い勝手に劣ることもないでしょう。
ウェアラブルデバイスを活用した業務効率化を検討しているなら、Google Glassが有力な選択肢になるでしょう。
Google Glassは業務用としては便利なツール!
Google Glassはヘッドマウント型のウェアラブルデバイスで、視界内にさまざまな情報を表示することで業務効率化を実現してくれます。
マニュアルの表示やカメラの活用、画像認識機能の利用などを活用すればさまざまな用途に利用できるのがメリットです。
ICT化を進めて業務効率化を実現したいと考えているなら、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
Google Glassの特徴をまとめると以下の通りです。
- ヘッドマウント型のウェアラブルデバイス
- ARで視界に多種多様な情報が表示できる
- 日本国内ではドコモと電算システムが法人向けに販売
- 希望小売価格は178,000円
- 一般向け販売は行っていないが、ECサイトなどで並行輸入品が販売されている
- 業務効率化に役立つ
Google Glassは視界内に多くの情報が表示できるため、スマホやタブレットとは異なる利便性があります。
いちいち業務用のデバイスを持ち歩く必要をなくせるため、無駄な時間を削減して業務効率化につなげられるでしょう。
Google Glassでできることの一例をまとめると、以下の通りです。
- 業務に必要な情報を表示する
- バーコードをスキャンして情報を表示
- リアルタイムで作業状況をチェックする
- 顔認証を利用して特定の人物を識別する
業種によって活用方法はさまざまです。
自社のビジネススタイルにマッチした使い方を探すことで、業務環境を劇的に改善できる可能性があります。
これから導入を検討している企業は、日本国内の販売代理店であるドコモか電算システムに問い合わせてみるといいでしょう。
独自システムの開発が必要になるとその分コストがかかりますが、うまく活用すれば負担したコストを上回るリターンに期待できます。