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Adblock(アドブロック)は、ネットの広告をブロックできる無料のソフトです。
YouTubeを見ている時に表示される広告ページなどの中には、子どもには見せられないような広告もあり、邪魔に感じることが多いですよね。
Adblockを使えば、そんな邪魔な広告を気軽にブロックできます。
この記事では、Adblockの機能や、メリット・注意点、そして現在主流のAdblock Plusなどについて説明します。
ぜひAdblockについて理解して、有効的に活用しましょう。
- Adblockは無料で利用できる
- 100%安全とは言い切れない点には注意が必要
- 各ブラウザごとにインストールが必要
- データ通信節約、ウェブ閲覧の高速化も期待ができる
- ネットのショッピングカートなどサイトが正常に作動できない場合がある

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トップ画像引用元:Adblock Plus (Beta) を入手 – Microsoft Store ja-JP
Adblockとは?
画像引用元:App Store AdBlock
Adblockとは、広告をブロックできるウェブブラウザの拡張機能があるアプリです。
2000年代初頭に開発されたもので、現在はより拡張性が増した「Adblock Plus」が主流となっています。
Adblockアプリは、下記のようなブラウザごとにアプリが配布されています。
- Mozilla Firefox
- Google Chrome
- Safari
- Opera
- Internet Explorer
- Vivaldi
また、YouTube用は別で開発しており、他にもスマホ用のブラウザアプリとしてAdblock Browserが提供されています。
Adblock Plusが主流となっている
画像引用元:Adblock Plus Chrome
「Adblock Plus」は、広告をブロックできるAdblockの派生版です。
広告ブロッカーの中でも最も高い知名度を誇っており、Google ChromeとFirefoxの双方でユーザー数は1,000万人を超えています。
対応ブラウザは下記の通りです。
- Firefox
- Google Chrome
- Internet Explorer
- Safari
- Opera
これに加えて、YouTube専用やiOS・Androidの各スマホOS専用アプリがリリースされています。
Adblockの危険性・安全性
「Adblockが広告をブロックしてくれるアプリケーションというのはわかったけど、実際に危険性や安全性はどうなの?」と、このような疑問を持っている方のために、次はAdblockの危険性と安全性について述べていきます。
いきなり結論を述べてしまいますが、Adblockは安全なツールと100%言い切ることはできません。
理由は以下の通りです。
- 過去に脆弱性が発見されている
- webサイト上の全データへのアクセス許可が求められる
それぞれについて詳しく解説していきます。
過去に脆弱性が発見されている
Adblockが安全と言い切れない1つ目の理由は、過去に脆弱性が発見されている点です。
2019年にAdblock Plus内のフィルターオプションに脆弱性が発見されています。
フィルターオプションに脆弱性があるといことは、プログラム内に悪意のあるコードが書き込められる可能性があるということ。
つまりは、Adblockユーザーが攻撃されるリスクが高まるということです。
この不具合は発見後に、すぐさま修正されましたが、Adblockは過去にミスを犯していたことは覚えておきましょう。
webサイト上の全データへのアクセス許可が求められる
2つ目の理由は、webサイト上の全データへのアクセス許可が求められる点です。
Adblockを利用するためには、web上にある自分の全データの読み取りと変更の許可が必要です。
全データと聞いてもあまりぱっとこない方がいるかもしれませんが、ここでのデータの中には以下のようなものが含まれています。
- メールアドレス
- ログイン用のパスワード
- クレジットカード情報
web上の検索履歴だけでなく、メールアドレスやクレジットカード情報といった個人情報を見られる許可を他者に与えていると思うと少し恐さを感じませんか?
もちろんAdblockに限った話ではありませんので、権限の許可を行う場面では、内容に怪しい部分はないか、信頼できる会社であるかしっかり確認してから許可するようにしましょう。
Adblockのインストール方法
上記の通り、Adblockはブラウザごとにインストールする必要があります。
そのため1台のパソコンでも、例えばchoromeとFirefoxの2つのブラウザを使用している場合は、それぞれにAdblockを入れる必要があります。
ここでは、
- chrome
- Firefox
- YouTube
の3ブラウザでのインストール方法をそれぞれ見ていきましょう。
現在は主にAdblock Plusを使う方が多いため、実際にAdblock Plusのインストール画面で説明します。
chromeでのAdblockインストール方法
画像引用元:Google Play
では、まずchoromeでのAdblock/Adblock Plusを入れ方を、順を追って説明していきましょう。
この章の画像引用元:chrome Adblock Plus
- chromeを開き、検索窓で「Adblock」を入力し、「Adblock/Adblock Plus」のサイトを選んでクリック
- 画面右上にある【chromeに追加】をクリック
- 【「Adblock Plus-free ad blocker」を追加しますか?】と表示されるので【拡張機能を追加】をクリック
- 【インストールが完了しました】と表示されたら、インストール完了
Adblock Plusを削除(アンインストール)したい場合
Adblock Plusのアンインストールは、chrome Adblock Plusトップ画面の右上にある【chromeから削除します】をクリックするだけです。
なお【chromeから削除します】と表示されていたら、問題なくAdblock Plusがインストールされていることになります。
FirefoxでのAdblockのインストール方法
画像引用元:Google Play
続いて、FirefoxブラウザでのAdblock/Adblock Plusのインストール方法です。
Adblock/Adblock Plusインストールは、基本どのブラウザでも同じなので、上記のchromeでのAdblock/Adblock Plusインストールの流れと同様になります。
この章の画像引用元:Firefox Adblock Plus
- Firefoxを開き、検索窓で「Adblock」を入力し「Adblock/Adblock Plus」のサイトを選んでクリック
- 画面右上にある【Firefoxへ追加】をクリック
- 【「Adblock Plus-free ad blocker」を追加しますか?あなたの許可が必要です】と表示されるので【追加】をクリック
- 【インストールが完了しました】と表示されたら、インストール完了
Adblock Plusを削除(アンインストール)したい場合
Adblock Plusのアンインストールは、Firefox Adblock Plusトップ画面の右下にある【削除】をクリックするだけです。
なお【削除】と表示されていたら、問題なくAdblock Plusがインストールされていることになります。
Adblock for YouTubeのインストール方法
画像引用元:Google Play
YouTube用のAdblockは、上記の各ブラウザ用とは別に、「Adblock for YouTube」という専用のアプリが開発されています。
「Adblock for YouTube」アプリのダウンロードは、chromeブラウザで行う形になります。
では、YouTube用のAdblock「Adblock for YouTube」のインストール方法を見てみましょう。
この章の画像引用元:chrome Adblock for YouTube
- chromeを開き、検索エンジンで「Adblock for YouTube」を探して、そのサイトをクリック
- Adblock for YouTubeのページに飛ぶと【chromeに追加】が右上にあるので、それをクリックしてダウンロード開始
(※なお、「YouTube™のための自分好み」でも同じページに飛びます)
- 下部にある【結構です。Adblock for YouTubeのダウンロードを続行しますか】をクリックし、ダウンロードを継続
- 【「YouTubeのAdblock」を追加しますか?】と表示されたら【拡張機能を追加】をクリック
- 【インストールが完了しました】と表示されたら、インストール完了
Avast Free Antivirusのダウンロードには注意
途中で上のような「Avast Free Antivirus」のダウンロードボタンが出てくることもあります。
これはAdblockとは関係ないセキュリティソフトです。
無料ではありますが、1台のパソコンに2つ以上セキュリティソフトを入れると上手く動かなくなることもあるので注意してください。
Adblockのメリット
Adblockなどのソフトは、使用前にメリットや注意点を把握しておくことも大事です。
そこで、ここからはAdblockのメリットと注意点を解説します。
まず、メリットは主に4つあります。
- 広告を削除することができる
- 無料で使用ができる
- 通信データ容量の節約ができる
- webページの読み込みが速くなることがある
各メリットについて簡単に解説していきます。
広告を削除することができる
Adblockを導入することで得られる1つ目のメリットは、広告を削除できることです。
自分の端末にAdblockをインストールすることで、自分が興味のないバナー広告が表示されなくなります。
間違えてクリックしてしまい他のページに飛ばされることがなくなるため、快適なブラウジングが可能です。
無料で使用ができる
Adblockの2つ目のメリットは、無料で利用できる点です。
広告ブロッカーの中には利用料金を支払わなければならないものもありますが、Adblockは無料で利用可能です。
イニシャルコストもランニングコストもどちらも必要ないため、気軽にインストールすることができます。
通信データ容量の節約ができる
通信データの容量の節約ができることも、Adblockの強みです。
広告をブラウザ上から排除することで、広告分のデータ容量を削減できます。
少しでもデータ容量を抑えたいという方にとっては、インストールを検討してみる価値があるでしょう。
webページの読み込みが速くなることがある
Adblockを導入することで、webページの読み込みが速くなることがあります。
広告分のデータをダウンロードする必要がなくなるためです。
特に広告がたくさんの載っているようなページでは、目に見えて効果を実感できるでしょう。
Adblockの注意点
それでは、Adblockの注意点も見てみましょう。
Adblockを使用して広告をブロックする上では、以下のことに注意しなければなりません。
- 問題のない画像やコンテンツが表示されなくなる場合がある
- サイトが正常に作動しなくなるときがある
- 特定の広告を指定できるわけではない
各注意点について解説していきます。
問題のない画像も表示されなくなる場合がある
Adblockをインストールすることで、広告だけでなく問題のない画像やコンテンツが表示されなくなることがあります。
画像をメインコンテンツとしているwebページで誤作動が起きてしまうと、コンテンツがほとんど見れないということにもなりかねません。
あまりに不具合が目立つ時は、Adblockをアンインストールすることも手です。
サイトが正常に作動しなくなるときがある
Adblockを導入することで、サイトが正常に作動しなくなる可能性があることにも注意しなければなりません。
インターネットショッピングサイト内にあるショッピンカート機能や、フライトの予約エンジンなどシステムの核となる部分が動作しなくなってしまうことも。
よくオンラインショッピングサイトを利用する方は気をつけてください。
特定の広告を指定できるわけではない
Adblockを利用することで広告を削除できますが、特定の広告を指定できるというわけではありません。
つまり、自分の興味があるジャンルの広告だけを残して、それ以外を削除するということができないわけです。
一部のジャンルにおいて、広告からよくショッピングを始めたりする方は覚えておきましょう。
Adblockはダウンロードして損はなし!まずは試してみよう
今回は、Adblockのダウンロード方法やメリット・注意点などについてご紹介しました。
最後に、Adblockのポイントについて振り返ってみます。
- Adblockは無料で利用できる
- ただし100%安全とは言い切れない点には注意が必要
- 各ブラウザごとにインストールが必要
- データ通信節約、ウェブ閲覧の高速化も期待ができる
- ネットのショッピングカートなどサイトが正常に作動できない場合がある
Adblockはインストールも数分でできますが、アンインストールもすぐにできます。
まずは試しにAdblockを入れてみて、自分にとって有益かどうかチェックすると良いでしょう。