
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
イオンモバイルでは2種類の通話かけ放題オプションを提供しています。
片方は専用アプリによるもの、もう片方はIP電話を利用するものです。
しかし、IP電話はあまり馴染みのない方も多いはず。ちょっと不安に感じている方も少なくないと思います。
そこで本記事では、上記2つのかけ放題オプションの料金や特徴、注意点について詳しく解説していきます。
この記事では、イオンモバイルの口コミ・評判やメリット・デメリットを解説します。 イオンモバイルは、全国のイオンで契約から店頭サポートまで受けられる格安SIMで、主にシニア層の方に支持されています。 とはいえ、契約する際は料金や通[…]
トップ画像引用元:イオンでんわ10分かけ放題|業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】
イオンでんわ10分かけ放題
画像引用元:イオンでんわ10分かけ放題|業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】
イオンモバイルでは、通話に関する下表のアプリやオプションを提供しています。
名称 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
イオンでんわ | 無料 | 国内通話料金が11円/30秒になる。 |
イオンでんわ 10分かけ放題 | 935円 | 1回10分以内の国内通話が無料になる。 |
やさしい10分 かけ放題 | 935円 | イオンでんわ10分かけ放題と イオンスマホ電話サポートのセット。 利用できるのは60歳以上の方限定。 |
050かけ放題 | 1,078円 | 050IP電話サービスを利用することで、電話がかけ放題。 |
イオンモバイルでは、「イオンでんわ」という通話アプリを利用できます。
通常の通話料は30秒につき22円ですが、このアプリで電話をかければ、相手が誰でも30秒あたり11円になります。
つまり、本アプリを使うだけで通話料が半額になるのです。
「イオンでんわ10分かけ放題」オプション
「イオンでんわ10分かけ放題」は、1回10分以内の国内通話が無料になります。
大手キャリアにも「1回5分の通話無料」という通話オプションがありますが、本オプションの無料通話時間はさらに倍の10分です。だいぶ余裕がありますよね。
10分という時間さえ意識して通話すれば、通話料を無料することもできます。
「やさしい10分かけ放題」オプション
「やさしい10分かけ放題」は、上述した>イオンでんわ10分かけ放題とイオンスマホ電話サポートがセットになったものです。
イオンスマホ電話サポートでは、月額料金330円で操作サポートや遠隔サポート、出張サポートを受けることができます。
本オプションは60歳以上の方限定のものですが、手厚いサポートと無料通話オプションがセットになって月額935円は非常にお得です。ぜひ利用したいオプションですね。
「050かけ放題」オプション
「050かけ放題」は、050IP電話サービスを利用した国内通話かけ放題のオプションです。
詳細は後述します。
イオンでんわ10分かけ放題のメリット・デメリット
画像引用元:イオン柏店|業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】
まずは、イオンでんわ10分かけ放題のメリットから見ていきましょう。
- 使い方次第で通話料金が格段に安くなる
- 1回10分以内の通話であれば何回でもOK
- 相手が誰でも通話無料
- 自分の電話番号が使える
使い方次第で通話料金が格段に安くなる
総務省が発表した「令和元年版情報通信白書」によれば、日本人の1回の平均通話時間は約3分46秒です。
仮に、毎日4分通話したとしましょう。11円/30秒のイオンでんわアプリを利用した場合、月に2,640円の通話料が発生します。毎日10分通話した場合は月額6,600円です。
ところが、イオンでんわ10分かけ放題に加入すれば、これらの通話料がすべて無料になります。
月額935円で2,000円以上の通話料が無料になるのですから、普段からよく通話する方にとってはかなりお得と言えますね。
1回10分以内の通話であれば何回でもOK
イオンでんわ10分かけ放題は、1回10分以内の通話であれば無料になります。回数は関係ありません。
電話を10回かけたとしても、通話時間がすべて10分以内に収まっていれば、通話料は無料です。
もちろん同じ相手に何回かけても問題ありません。使い方次第では長電話も可能ですよ。
相手が誰でも通話無料
イオンでんわ10分かけ放題オプションの適用条件は、イオンでんわアプリを使うことと、国内通話限定であることだけです。これら以外にはありません。
通話相手がイオンモバイルユーザーである必要もなく、固定電話にかけても有効です。
自分の電話番号が使える
通話料が安くなる通話アプリでは、自分の電話番号を使えないケースも少なくありません。
一方、イオンでんわアプリは電話回線を利用するため、自分の電話番号を使って電話をかけられます。
なお、050かけ放題で利用するIP電話では、自分の電話番号が使えません。電話をかけた相手には、050から始まる電話番号が表示されます。
相手によってはこの番号を不審に思い、電話に出てくれないかもしれません。
そのため、イオンでんわアプリで自分の電話番号が使えるのは嬉しいメリットと言えます。
イオンでんわ10分かけ放題のデメリット
イオンでんわ10分かけ放題のデメリットは下記の2つです。
- 通話をあまりしない人にとっては月額料金が高い
- 緊急通話やフリーダイヤルへの通話不可
普段、あまり通話機能を使わない方にとって、本オプションはデメリットになり得ます。
そもそもイオンモバイルには、通話料が半額になる「イオンでんわ」アプリがありますよね。月に40分通話したとしても、通話料金は880円です。
イオンでんわ10分かけ放題の月額料金は935円ですから、これでは損してしまいます。
また、イオンでんわ10分かけ放題では、110番・119番の緊急電話や、0120や0570から始まるフリーダイヤルへの発信はできません。この点も注意したいですね。
イオンモバイルのかけ放題の注意点
ここからは、イオンでんわ10分かけ放題と050かけ放題の注意点について詳しく見ていきます。
- 国際電話は対象外
- 解約月の日割りはなし
イオンでんわ10分かけ放題の対象になるのは国内通話のみです。国際通話は対象外になります。
国際通話が多い方は、別のサービスを検討しなければなりません。
また、本オプションは自由に解約でき、解約金なども発生しませんが、月の途中で解約しても月額料金は満額請求されます。
日割り計算などは行われません。解約は月末付近に行うと良いでしょう。
050かけ放題
次は、もう1つのかけ放題オプションである「050かけ放題」についてです。
ここで再度、通話オプションの一覧表を見てみましょう。
名称 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
イオンでんわ | 無料 | 国内通話料金が11円/30秒になる。 |
イオンでんわ 10分かけ放題 | 935円 | 1回10分以内の国内通話が無料になる。 |
やさしい10分 かけ放題 | 935円 | イオンでんわ10分かけ放題と イオンスマホ電話サポートのセット。 利用できるのは60歳以上の方限定。 |
050かけ放題 | 1,078円 | 050IP電話サービスを利用することで、電話がかけ放題。 |
050かけ放題の月額料金は1,078円です。他のかけ放題オプションより少々高いですよね。
しかし、本オプションでは国内通話が24時間無料になります。頻繁に通話する方にとっては、お得なオプションと言えるでしょう。
IP電話の050かけ放題では、通話時に通常の電話回線ではなくデータ通信回線を利用します。そのため、本オプションに音声通話SIMは必要ありません。
端的に言えば、データSIMだけ契約してもIP電話は使えますし、050かけ放題にも加入できます。
ただし、通話のたびに契約プランの月間データ量を消費していくため、注意してください。
1分間の通話で消費する量はおよそ250KB、1時間で約15MBです。微々たるものではありますが、一応覚えておきましょう。
また、050かけ放題の利用開始時には、1,100円の登録事務手数料がかかります。
050かけ放題のメリット・デメリット
050かけ放題のメリットは以下のとおりです。
- 通話が多い方にはお得
- 家族でシェア可能
- 050の電話番号を持てる
- 音声SIMがなくても通話可能
- 海外でもWi-Fiを利用すれば通話は無料
通話が多い方にはお得
050かけ放題は24時間国内通話無料です。通話時に通話料を心配する必要はありません。
イオンでんわを利用した場合、050かけ放題の月額料金である1,078円に到達する通話時間は49分です。
そのため、月に49分以上通話する方は、050かけ放題を選んだ方がお得になります。
ちなみに、現代人は昔よりも長電話をしなくなったと言われていますが、総務省が発表した「令和元年版情報通信白書」によると、真夜中の通話平均時間は約7分でした。意外と長いですよね。
家族でシェア可能
家族でイオンモバイルを利用している場合、050かけ放題を個人単位でそれぞれ契約する必要はありません。本オプションは家族間でシェア可能です。
家族の誰か1人が本オプションを契約していれば、家族全員に国内通話24時間無料が適用されます。イオンモバイルを利用している家族が多いほどお得ですよ。
050の電話番号が持てる
仕事でスマホを利用している方のなかには、仕事用とプライベート用の電話番号を分けたい方もいると思います。
そのためにスマホの2台持ちを検討したり、通話専用のガラケーを持っている方も少なくないでしょう。
一方、イオンモバイルなら050かけ放題を契約することで、自動的に050から始まるもう1つの電話番号(IP電話)が使えるようになります。
つまり、スマホの2台持ちをしなくても、電話番号をもう1つ持てるということです。
050かけ放題は、電話番号の使い分けをしたい方にもおすすめできます。
音声SIMがなくても通話可能
IP電話ではデータ回線を利用して通話します。そのため、音声通話SIMで利用される通話回線は使いません。
つまり、本オプションを契約すれば、データSIMのみでも通話ができるということです。
海外でもWi-Fiを利用すれば通話は無料
データ回線を利用するIP電話は、Wi-Fi環境下なら無料で通話できます。
これは国内でも国外でも同じです。
海外出張で家族に電話する際、ホテルなどの現地Wi-Fiを利用してIP電話で通話すれば、どれだけ電話しても通話料がかかりません。
このように、海外へよく行く方にとっては、使い方次第でかなりお得なオプションになります。
050かけ放題のデメリット
050かけ放題では下記のデメリットがあります。
- 通話音声が途切れる場合がある
- データ通信の通信制限時にも影響を受ける
1つ目はIP電話特有のデメリットです。
通常の通話で利用する音声通話回線は、通話データしかやり取りしません。そのため、回線が比較的空いています。
災害などの非常時を除けば、データの混雑による通話音声の障害はほとんど発生しません。
一方、IP電話はデータ回線を利用するため、時間帯によっては回線が非常に混雑します。音声が途切れ途切れに聞こえる可能性も。
また、イオンモバイルでは契約プランの月間データ量を超過すると通信制限がかかり、通信速度が最大200kbpsに制限されてしまいます。
もちろんIP電話も通信制限の影響を受けることになるため、スムーズな会話が難しくなってしまうでしょう。
月間データ量の超過には注意したいですね。
050かけ放題の注意点
050かけ放題で気を付けるべき点は以下のとおりです。
- 050かけ放題ではアプリを起動していないと待受できない
- 050かけ放題では通話音声品質が通常の通話に劣る場合がある
- データ容量を消費する
- 5時間連続で通話すると通話が自動で切断される
050かけ放題では、「050かけ放題アプリ」を利用して通話することになります。IP電話を待ち受け状態にするためには、このアプリを常時起動させておかなければなりません。
しかし、バックグラウンドで起動させている場合、メモリの関係でアプリが勝手に落ちてしまうことがあります。
確実に待受状態にしておきたい場合は、画面上にアプリを常に表示させておかなければならないため、ちょっと厄介です。
なお、発信時には、このような制限はありません。そのため、IP電話は発信専用での利用がおすすめです。
また、IP電話はデータ回線を利用するため、回線が混雑しているときは、音声品質が悪くなることがあります。
ちなみに、050かけ放題は不正利用防止のため、連続で5時間通話すると、強制的に通話が遮断されてしまうので気を付けてください。もちろん、かけ直せば問題はありません。
使い方次第でお得なイオンモバイルのかけ放題!
本記事では、イオンモバイルのかけ放題オプションについて解説しました。
- 「イオンでんわ10分かけ放題」と「050かけ放題」の2種類がある
- イオンでんわ10分かけ放題:1回10分の国内通話が何度でも無料になる
- 050かけ放題:国内通話が24時間無料になる
- 050かけ放題は、通話がかなり多い方におすすめのオプション。家族でのシェアも可能
- 050かけ放題ならデータSIMでも通話できる
イオンモバイルのかけ放題オプションは、ユーザーの使い方次第でかなりお得になります。
ちょっと通話が多めの方にはイオンでんわ10分かけ放題、通話がかなり多い方には050かけ放題がおすすめです。
また、海外出張が多い方は、050かけ放題を検討してみてください。現地Wi-Fiを利用すれば、通話料が無料になります。
本記事を参考に、自分にあったオプションを選んでくださいね。