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この記事では、格安SIMのahamoを解約する方法について解説します。
解約するための操作方法はもちろん、解約時に発生する料金やSIMカードの返却など、気になることを網羅的にまとめました。
現在はドコモで解約金・解約金留保が廃止されたことにより、若干仕様が変わっています。
是非チェックしてください。
- ahamoに違約金・手数料はない
- ドコモの解約金・解約金留保も廃止
- MNP転出手数料も無料
- 解約月の日割り計算はされない
※本記事の価格は全て総額表示
ahamoの解約で違約金・手数料はかかる?
画像引用元:報道発表資料 : 新プラン「ahamo(アハモ)」を発表 | お知らせ | NTTドコモ
結論、ahamoを解約する際に解約金などの手数料は一切発生しません。
一方で、これまでahamoではドコモで2年契約が終わっていない人がahamoに乗り換えると、ドコモの契約期間が終わるまで解約金が発生するという制度がありました。
この「解約金留保」がahamoの大きなネックであり、他社のpovoやLINEMOにはない制度だったのでかなり批判的な意見が目立っています。
しかし、2021年10月1日よりドコモで解約金や解約金留保が廃止となったため、ドコモで解約金が発生しなくなっただけでなく、ahamo切り替え時の解約金留保もなくなりました。
そのため、今では誰でもahamoを解約する際に解約金が発生しない仕様となっています。
ahamo解約月の月額料金は日割り?
画像引用元:ahamo
ahamoを月の途中で解約しても、日割り計算はされません。
ahamoは月額2,970円ですが、例えば6月10日に解約したとしても、6月分として2,970円フルで請求されます。
そのため解約するなら、月末が一番無駄がないのでおすすめです。
もしうっかりして月が変わってしまったなら、月末まで使い続けたほうがいいですね。
乗り換えをする場合も月末がおすすめ!
今回はahamoの解約について主に触れていますが、他社に乗り換える場合も月末がおすすめです。
他社へ乗り換える場合、乗り換え先の月額料金は基本的に日割りになります。
しかし、乗り換えはahamoにとっては解約と同じなので、ahamoでは乗り換える場合も料金の日割り計算はありません。
そのため、月初に乗り換えてしまうとahamoの1ヶ月分の料金+乗り換え先の日割り料金が発生します。
つまり月初の1日に乗り換えで、2社分の料金がほぼ満額発生してしまう計算となります。
なるべく初期費用を抑えたいのであれば、月末に乗り換えるようにしましょう。
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ahamoの解約手順
画像引用元:ahamoをApp Storeで|App Store
ahamoの解約は、ahamo公式サイトかahamoのアプリから行えます。
以下は、アプリでログインした後の手順です。
- 「アカウント」をタップ
- 「その他の手続き」をタップ
- 「解約」をタップ
- dアカウントでログイン
- 内容を確認し「同意した上で解約のお手続きへ進む」をタップ
以後、画面の案内に従って手続きを進めていってください。
ahamoでMNP予約番号を取得する方法
画像引用元:ahamoをApp Storeで|App Store
MNP予約番号は、ahamo公式サイトかahamoのアプリから行えます。
以下は、アプリでログインした後の手順です。
- 「アカウント」をタップ
- 「その他の手続き」をタップ
- 「MNP予約番号の発行/解除」をタップ
- dアカウントでログイン
- 内容を確認し「確認のうえ次を進む」をタップ
以後、画面の案内に従って手続きを進めていってください。
ahamo解約後にSIMカードの返却は必要?
画像引用元:ahamo
解約後のSIMカードの返却は必要ありません。
解約後は破棄しても大丈夫です。
ahamo解約時のよくある質問と注意点
画像引用元:ahamo
次に、ahamoを解約する際に多くの人が気になるポイントをまとめました。
まだサービスが始まったばかりでahamoを解約した人は少ないと思うので、解約を検討中の人は不安なことも多いと思います。
下記にて是非チェックしてください。
短期解約は危険?
以前まで、ドコモをはじめとする大手キャリアには「短期解約をするとブラックリストに載ってしまう」といわれていました。
筆者もショップでスタッフをしていたことがありますが、短期解約によるブラックリスト入りは実際にあり、あと少しで利用期間が1年になるという人ですら短期解約のブラックリストに入ってしまったこともあります。
ブラックリストに入ってしまうと、当分の間そのキャリアで契約することができなくなってしまいます。目安として5年間は契約できないのではといわれています。
このような短期解約によるペナルティが大きく騒がれていたのは、もう5年以上も前のことになります。(その背景については後述にて解説します)
現在も完全にこのようなペナルティがなくなったとは言い難いですが、最低でも半年程度使えば、ブラックリスト入りは避けられるのではないかと思われます。
短期解約のペナルティが完全になくなった保証はないので、もし短期で解約を考えている人は自己責任で手続きするようにしてください。
短期解約のブラックリストって何?
短期解約のブラックリストについて解説していきます。
短期解約に対してこれほど厳しかった背景には、スマホの一括0円契約などによる転売や不正利用がありました。
つまり、0円で購入したスマホを転売し、他社の同様の0円キャンペーンに乗り換えてまた転売を繰り返すという手法です。
(当時は解約や乗り換えにも1万円近い解約金が発生しましたが、それでもスマホを転売することにより利益を得られるケースが大半でした)
この大量転売により、自社で販売したスマホが犯罪者の手に渡って不正利用されることを懸念し、短期解約をしたユーザーは当分そのキャリアで契約できなくなるというシステムが作られたと考えられます。
しかし、現在では一括0円のキャンペーンは国によって指導を受けたこともあり、ほとんど見ることはありません。
あったとしても、ポイントによる還元など完全に0円ではない仕様となっています。
スマホ業界の方針も変わったため、今では利用期間が半年を超えている状態で短期解約と見なされるケースはかなり少なくなったのではないかと予想されます。
そもそも、ahamoでは解約金0円・契約の縛りなしのサービスを提供している以上、いつでも自由に解約や乗り換えができる仕様となっていますから、それで短期解約をしてブラックリストに入ってしまうというのも何だか変な話ですよね。
ただ、ドコモ系列のサービスである以上、完全に短期解約によるペナルティがなくなったとは言い切れません。
前述したように、最低でも半年程度は使うように心掛けましょう。
端末の分割払いはどうなる?
ahamoで端末を分割で購入し解約すると、残りの機種代金が一括で請求されてしまうのでは?と考えている人も多いでしょう。
しかし、ahamoでは解約後も引き続き分割で支払うことができます。
そのため、ahamoを解約したからといって機種代金が一括で請求されることはありません。
一方で、解約と同時に機種代金を一括で清算したいという場合も手続きは可能です。
その場合は、ドコモショップで手続きするようにしましょう。電話やWEBによる手続きはできません。
dポイントは継続される?
ahamoで使っていたdアカウントと同一のものを使い続けるのであれば、dポイントは継続されます。
ドコモから他社へ乗り換える時と同様、ahamoを解約したからといってdアカウントが削除されることはありません。
dポイントはdアカウントに紐付けされているので、そのdアカウントを消さない限り継続して利用が可能です。
解約すると電話番号はどうなる?
ahamoで解約をすると、今まで使っていた電話番号は消えてしまいます。
これは他のキャリアも同じで、解約した時点でその電話番号を使うことはできません。
もし今使っている電話番号を引き続き使いたいのであれば、ahamoでの契約を継続するか他社へ乗り換えるかの二択となります。
他社へ乗り換える場合は必ず「MNP予約番号」を発行する
ahamoで解約する場合、オンラインで簡単に手続きできます。
しかし、気をつけるべき点は「乗り換えをしたい時に「解約」を選択しないこと」です。
スタッフとしてキャリアショップで働いていた時、「解約したい」と言った人が実は他社へ乗り換えるつもりだったケースがかなりありました。
このように、「他社に乗り換え=解約」と考えている人はかなり多いです。
解約してしまうと、前述の通り電話番号が消えてしまい、二度と使えなくなってしまいます。
他社へ乗り換えたい場合は、解約ではなく「MNP予約番号」を発行するようにしましょう。
ahamoを解約しても解約金は一切かからない!
画像引用元:ahamo
最後に、ahamoの解約についてまとめます。
- ahamoに違約金・手数料はない
- ドコモの解約金・解約金留保も廃止
- MNP転出手数料も無料
- 解約月の日割り計算はされない
ドコモの解約金・解約金留保の廃止により、どんな契約内容であってもahamoで解約金が発生することはなくなりました。
そのため、いつどんな状況でも手数料0円で解約することができます。
解約時の料金は日割り計算されないので、月末解約がおすすめです。
短期解約によるペナルティが完全になくなったとは言い難いですが、最低でも半年は継続して利用すれば回避できるのではと思われます。
解約の手続きはオンラインで行うことができるので、ショップに行く必要もありません。